クリムト展 ウィーンと日本 1900 @東京都美術館

今日は東京へ展覧会巡りの遠征です。ホントはGW中に行きたかったんやけど、今日にした方がマイルの消費が少なくて済むので。東博での新指定国宝/重要文化財の展示がGW中で終わってしまうのでちょっと悩みましたけどどうしても見たいってこともなかったので今日にしました。GW前だと展覧会が始まってないのよね。

今日は11時半の便をマイルで予約してあったんだけど、寝坊しなかったので早めに家を出まして1本早い10時半のに変えてもらいました。ギリギリ1席だけ空いててラッキー。埋まってても空席待ちすれば大丈夫だったと思うけど。

伊丹のラウンジが新しくなってましたけど、100%のジュースは飲めなくなってるわ飴ももらえないわで悲しい。酒の飲めない私にはウイスキーやら生ビールやら飲めても嬉しくないんだよね。

遅れもなく羽田に着きまして、上野へ。まずは東京都美術館でのクリムト展。没後100年記念展です。死んだのは101年前ですけど。

東京都美術館
東京都美術館
中は混んでましたけど、入場待ちは0でした。

ウィーンには行ってクリムトはいろいろ見てきてるのでこの写真のユディト1(写真に使われているのは作品の一部分)もベルベデーレ宮殿で見ておりますが、見てない作品も多かったです。

分離派会館にあるベートーヴェン・フリーズは壁の一部になっているので持ち出せませんが、オフィシャルのレプリカが再現展示されています。現地より目線が低いので見やすい。

クリムト好きなら必見。そりゃそうか。

関西には巡回しませんで、クリムトを1枚持っている豊田市美術館に巡回します。

金氏徹平 @京都国際写真祭2019

今日は地下鉄の1日券を買ったので一駅だけですが地下鉄に乗り丸太町駅上の京都新聞社へ。今は使われてない地下の印刷工場跡を丸ごと使った現代アートの展示がされています。これも写真ではないからか無料でした。

京都新聞社
京都新聞社
金氏徹平と言う人が工場跡を丸ごとアート作品としています。ペットボトルが並べてあってその間を進むようになっています。
会場内部
会場内部
会場内部
会場内部
足下は工場の設備がそのまま残っています。
会場内部
会場内部
一番奥には進めなくて眺めるだけになっていて大きな作品となっています。
会場内部
会場内部
スマホで動画撮ったりしましたのでインスタに載せましたのでこっちでどうぞ
現代美術には大して興味ないのですけど、こういう丸ごとアートって空間は非日常感に浸れるので素晴らしいですな。有料でも全然よかったと思います。あと1週間、12日までやってます。

和歌山県立近代美術館

歩いて和歌山城の南にある和歌山県立近代美術館にやってきました。和歌山県立博物館も同じ敷地内にあります。

写真の中央が和歌山県立近代美術館で左の奥に見えるのが和歌山県立博物館。今日が即位記念でどっちも無料。ま、コレクション展だけなので有料でも安いんですけどね。

和歌山県立近代美術館
和歌山県立近代美術館
無料でしたが、雨ってことと、無料だと言うことがあまり知られてなかったからかガラガラでした。
和歌山県立近代美術館
和歌山県立近代美術館
ここにはロスコの絵があります。これが多分ここで一番高い絵です。たぶんこれも売りに出すとしたら数十億で買われるはず。
マーク・ロスコ 赤の上の黄褐色と黒
マーク・ロスコ 赤の上の黄褐色と黒
馴染みのある名前の作家(画家)の作品も多く、コレクションとしては見応えありました。見に来て良かったです。

ルノワール展 @ギャルリーためなが大阪

(このエントリが公開される頃には展覧会は終了しています)

次は大阪城公園駅まで行きまして、ホテルニューオータニへ。中にあるギャラリーでルノワールのミニ展覧会が行われているという情報を目にしたので。

ホテルのロビーに入ってどこにあるのかとおもって館内マップを見ても載ってなかったのでちょっと焦りましたがありました。

ギャルリーためなが大阪
ギャルリーためなが大阪
点数は30点ほどで写真撮影は不可ですが、外側に向けた展示もされていたのでその作品だと撮っても気づかれなかったと思いますが。借りてる作品もあるとのこと。

展示されていたのは小品が多かったですけど、1点非常に若い頃に描かれた作品があったのが収穫。色もタッチもいわゆるルノワールでイメージするのとは全然違いました。

ピエール・セルネ & 春画 @誉田屋源兵衛 竹院の間

今日は京都へ。アメフトのためですけど、その前に展覧会を見てきました。春画と現代美術の無料の展覧会です。

場所は誉田屋源兵衛という帯を扱ってる会社です。

誉田屋源兵衛
誉田屋源兵衛
京都国際写真祭というイベントの一環なのですけど、写真ではありません。東京でシャネルのビルの中でも行われていたので、シャネルがお金を出していたのか、ここでも無料となっています。

展示されているのは北斎漫画コレクターとして有名な浦上さんが所有している春画がメインで、後はピエール・セルネと言う人の作品も同時に展示されています。裸の人のシルエットをさらに抽象化したような作品です。

展示は無料のわりにはかなりお金が掛かっていました。

春画は北斎の有名なタコのとかも展示されてました。これってこんな時代からあったのかなんてのも。

客に若い女性が多かったです。大混雑してるわけでもないので逆にちょっと居づらかったです。

ということで、無料なので超お奨め。有料でも見てたと思います。

手塚雄二展 光を聴き、風を視る @髙島屋大阪店グランドホール

今日は会社帰りに高島屋で展覧会を見てきました。手塚雄二と言う人の展覧会です。アサヒメイトでタダ。

大阪髙島屋グランドホール
大阪髙島屋グランドホール
原色が全く無い手の込んだ絵が多かったです。明治神宮に奉納される予定の屏風絵が展示されていました。

このエントリが公開される頃には終わっていますが、京都の高島屋でも引き続き巡回予定。

藤田美術館展 @奈良国立博物館

今日は奈良へ。奈良国立博物館の藤田美術館展です。曜変天目茶碗とか有名な所蔵品は藤田美術館で何度か見てますので見んとこうかなと思ってたんですが、アサヒメイトでタダなので見ることにしました。ありがたい。

藤田美術館はオークションで中国美術を手放して得たお金(落札価格の合計が300億円くらい)で美術館を建て替え中です。

奈良国立博物館
奈良国立博物館
何故か京博のトラりんがいました。
トラりん
トラりん
想像していたよりは客が多かったですが、混雑してはいませんでした。

展示数は思ったより多く、見たことなかったのもかなり多かったです。

曜変天目茶碗はそれ用の行列動線が設けられていましたが、数分並んで見ることができました。

新しい藤田美術館ができたとしても今回と同じ規模の展示スペースがあるとは思えないのでまとめて見れる機会は貴重だと思われますのでお奨めです。

帰りに昨日オープンしたバスターミナルを覗いてきました。

奈良公園バスターミナル
奈良公園バスターミナル
南大門の所のバスの駐車場を使えなくすることで渋滞の緩和を図るそうなんだけど、ここには駐車場が併設されてないので客を降ろした後はどっかに行かんといかんのだけ駐車場ってどこにあるんだ?

2階の自由なスペースでさっそく勉強してる人たちがいました。夏場は涼しくて良さそうね。

特別展 明恵の夢と高山寺 前期展示後半 @中之島香雪美術館

今日はまた中之島香雪美術館へ。鳥獣戯画の甲巻と乙巻の後半を見に。

中之島香雪美術館
中之島香雪美術館
まだ前期展示のままで展示替えが鳥獣戯画だけなので鳥獣戯画だけ見に来たようなもんでして、今日も大して客はおらずじっくり見れました。

特別展 明恵の夢と高山寺 @中之島香雪美術館

今日は展覧会を見てきました。中之島に2017年に完成したフェスティバルタワー・ウエストの4階にほぼ1年前にオープンした中之島香雪美術館です。神戸の御影にある香雪美術館は存続しています。

朝日新聞の創業者の村山さんという人のコレクションを展示するのがメインの美術館ですが、高山寺関連のコレクションが結構あるそうで、鳥獣戯画の修復にも朝日新聞がお金を出したりしていて鳥獣戯画の修復完了記念で開かれた展覧会となっております。

アサヒメイト会員だと前売りと同じ200円引きでした。アサヒメイトの窓口で前売りを買っておけばだいぶ安かったようですが、窓口が平日の昼間しか開いてないので買えませんでした。

中之島香雪美術館
中之島香雪美術館
4年前の大行列になった鳥獣戯画展と結構かぶっていると思いますが未確認。展示室は正直言ってかなり狭くて、大きな規模の展覧会をするのには向きませんな。

で、鳥獣戯画(鳥獣人物戯画)ですが、4年前の大行列の時が信じられないくらい客が少なくてじっくり見れました。ガラガラと言うほどではありませんでしたけど。

現在は甲乙丙丁の4巻の内、甲巻と乙巻のそれぞれ前半が展示されています。つまり、全部見ようとすると4回来ないといけません。で、有名な場面が多い甲巻の後半は4/2~4/14の間だけの展示となっていますので、1回行くならここにしときましょう。知られてくると混むかも知れませんけども。

写真にある明恵さんが木に載ってる国宝の肖像画ですが、これは後期(4/16~5/6)に展示されます。

と言うことで、鳥獣人物戯画を見たい人はどうぞって感じ。

画業と暮らしと交流 ─大観邸─ @髙島屋大阪店

今日は会社帰りに横山大観の展覧会を見てきました。アサヒメイト会員(年会費1680円なのでかなりお得)なので無料なので気軽に見れます。

今回もグランドホールでした。
高島屋大阪店グランドホール
タイトルが大観邸と言うことで、横山大観の自宅だった上野の不忍池近くの横山大観記念館が史跡・名勝に指定されたことを記念し開催だそうです。

ということで、記念館が所蔵している大観作品が多く展示されていて、横山大観の還暦記念で横山大観に送られた仲間の絵なども飾られています。

大観の作品も結構多く展示されてて、横山大観が使っていた硯や旅行カバンなどの資料も展示されていますし、奥さん用にデザインされた大観デザインの着物や、大観が絵付けした陶器なども展示されていて想像以上に充実していました。

4月1日まで。