平成30年 新指定 国宝・重要文化財 @東京国立博物館

ってことで、新指定の国宝・重要文化財の展示を見てきました。この展示だけでなくて本館は一通り見てますけど。

東京国立博物館
東京国立博物館
目玉は国宝になった金剛寺の紙本著色日月四季山水図ですかね。見れてよかったです。

常設展では宮川香山のカニを久々に見ました。これなんて常設展示すればいいのに。

ってことで、更に1時間20分ほど、合計3時間近くいました。東博広すぎですな。

特別展 名作誕生-つながる日本美術 @東京国立博物館

次は東博へ。平成館の写真録り損ねましたんで写真はなし。

毎年この時期に東京で展覧会を見る理由としては東博で新指定の国宝重文が展示されるからなのですが、特別展もついでに見ています。

今回は東博の所蔵品を中心とした展覧会です。所蔵品中心の展覧会だと入場料が安い場合が多いですけど、東博の所蔵品ばっかりかというとそうでもないので1600円で特に変わらず。

所蔵品と言っても東博は常時展示しているものがあまり無いので(日本画などは国からのお達しで常時展示できない)東博所蔵の国宝重文をこれだけまとめて見れる機会はほとんどありません。

ってことで、平成館は展示室がかなり広いので、1時間半ほどかかりました。岩佐又兵衛の洛中洛外図屛風など、じっくり見てたらしゃれならんほど時間が掛かるのもあったしね。

ってことで次。

第48回 日本彫刻会展覧会(日彫展) @東京都美術館

プーシキン美術館展を出たところで日彫展ってのをやっていたので覗いてきました。プーシキン美術館展の半券提示で無料と言うことで。

日彫展
日彫展
展示数はめっちゃ多かったのでじっくり見てませんけど、わりと楽しめました。このエントリを書いてる時点では終わっちゃってます。この時に知ったんだけど、東京都美術館って展示室がいっぱいあって展覧会を同時にいっぱいやってるんですけど、特別展のチケット提示で無料になる展覧会って結構あるのね。

プーシキン美術館展 -旅するフランス風景画 @東京都美術館

ホテルはいつもの稲荷町の安ホテルでして(会社の福利厚生で補助があるので1泊1900円)、上野まで徒歩圏なので重宝してます。ボロくて部屋も狭いですけど寝るだけだしね。大浴場があるのでこれも気に入ってます。

ってことで9時頃にチェックアウトしてマクドで朝飯食って上野公園へ。今日は毎年恒例の美術館巡りです。

開場に合わせて行くと行列ができてることが多いので7月までの会期がある一番待ち時間が短そうなプーシキン美術館展をやってる東京都美術館へ。この展覧会は大阪にも巡回しますが、昨日の夜に金券屋でチケット買えたので見ることにしました。

この写真は出てきてからの写真ですけど、ちょっと並んでまして、フライング開場してくれてたようですが入場まで5分ほどかかりました。

東京都美術館
東京都美術館
プーシキン美術館はモスクワにあるかなり大きな美術館で、膨大なコレクションを誇っているので国外ので展覧会もちょこちょこ行われています。ってことで、今回もかなり良い作品が来日しています。風景画がメインテーマですけど、人物が描かれてない純粋な風景画は少ないです。

目玉は上の写真にもあるモネの草上の昼食ですかね。草上の昼食と言えばマネの方が圧倒的に有名で、この作品もマネの作品に影響を受けたものだそうですが、マネの草上の昼食と言うタイトルはこのモネの作品の後に改題されたそうな。

点数は65点と少なめで、情報量の多い絵もそんなにないので50分ほどで退散。

ってことでわりとお奨めです。私は入場の行列があるときに入ったんで混んでましたけど、出てきたら誰も並んでなかったのでハシゴとかでスケジュールがきつくなければ開場と同時入場は止めた方がいいですね。会期は3ヶ月以上と長いですが会期が進むにつれてどんどん混むと思うので今はチャンスだと思います。大阪も3ヶ月近く会期があるのでもっとゆっくり見れるんじゃないかな。

これからもモスクワ旅行に縁がない人が多いと思うので一応お奨めしておきます。

至上の印象派展 ビュールレ・コレクション @国立新美術館 

次は二重橋前から千代田線に乗って乃木坂の国立新美術館へ。

会期末と言うことで混んでました。20分待ちと言うことで次の予定が迫っていたので焦りましたけど、20分は待たないだろうと思って並んだら10分で入れました。

国立新美術館
国立新美術館
ビュールレ・コレクションは専用の美術館もあったのですが、セキュリティー的な問題もあり美術館の維持が難しいってことでチューリヒ美術館への移管が決まっていて移管前の最後の機会としてまとめて来日しています。

目玉は上の写真にあるイレーヌ嬢。これは8年前の国立国際美術館でのルノワール展で見てますけど、東京では展示されなかったそうな。

最初の展示がフランス・ハルス。わかってるねぇ。

ってことで、展示されてるのは超有名画家の作品がほとんどで、それも良い作品が多くてとてもよかったです。

最後のモネの睡蓮は撮影可になってました。

モネの睡蓮の展示室
モネの睡蓮の展示室
最近ちょっとだけ撮れるってのが増えてきましたなぁ。SNSで拡散して宣伝してもらうためのようですな。

点数が64点と少なかったのと情報量が多い作品が少なかったてこともありましたが、時間がなかったので30分ほどで退散。

で、無料の展示もあったので時間がないのに覗いてきました。こいのぼりなう!と言う展示です。パリやワシントンDCでも過去にやったことがあるそうな。

こいのぼりなう!
こいのぼりなう!
ってことでここは3分ほどで退散。

ルドン -秘密の花園- @三菱一号館美術館

今日は東京です。

上六からバスで伊丹に行ったんだけど、わりと混んでいて白人の客が二組もいました。ここからのバスで白人を見ること自体がほぼ初めてなのでインバウンド客の増加がここまで波及したのかって感じ。

で、羽田の着陸が久々の22(B滑走路)でした。今日は着陸してから大して待つこともなく(ちょっと止まってたけど)サクッとモノレールに乗りました。

で、今日はBONNIEのFCイベントなのですがその前に展覧会を見てきました。

まずは三菱一号館美術館でのルドンの展覧会。ここって1年以内のチケット提示で200円引きなので前回から1年以内なら前売りを買っておく必要がありません。

三菱一号館美術館
三菱一号館美術館
三菱一号館美術館にはルドンのグランブーケという作品が常時展示(展覧会をやってないとダメですけど)されていますが、同じ目的(部屋の内装を飾っていた)で作られた作品が来日していて全て展示されています。

国内外から集められてますが、日本にも結構あるのね。岐阜県美術館とかいいの持ってるやんって感じ。ちなみに有名なキュクロープスはクレラーミュラー美術館にあります。

混んでたのでじっくり見る根性はなく40分ほどで退散。

国宝 春日大社のすべて @奈良国立博物館

で、奈良博です。

春日大社の所蔵品をどっさり集めた展覧会です。国立博物館のパスポートの内容改悪で来るつもりはなかったんだけど、
アサヒメイトでタダ。これはありがたい。

奈良国立博物館
奈良国立博物館
ということで、国宝などどっさり展示していました。神仏習合関連で仏像とかも展示してました。なかなか良かったです。

没後50年 藤田嗣治 @山王美術館

今日は仕事がちょっと余裕あったんで有休もらいまして、平日にしか見れない山王美術館へ。土日以外はやってるので祝日の明後日とかでもよかったんだけども。

山王美術館所蔵の藤田嗣治の展覧会です。山王美術館は「所蔵作品しか展示しない&所蔵作品は外に貸さない」ので展示作品はここでしか見れません。

山王美術館
山王美術館
藤田嗣治の作品は28点展示されていて、大型の作品はありませんが、良い作品が多かったです。美術ファン必見と言うほどではありませんが藤田のファンなら必見ですね。

客の少ない美術館ですが、今日は数組いました。

芳年 躍動の瞬間と永遠の美 @神戸ファッション美術館

今日は六甲アイランドへ月岡芳年の展覧会に行ってきました。

神戸ファッション美術館は神戸ゆかりの美術館と同じ建物の同じフロアにあって、入口が向かい合っています。

月岡芳年の展覧会が開かれてます。1/13からやってまして、そろそろ会期末(11日まで)ってことで行ってきました。

神戸ファッション美術館
神戸ファッション美術館
入場料は500円ですが、アサヒメイトやWebの割引券(オフィシャルサイトの該当ページを開いてみせるだけでOK)で100円引きなので情報知ってるだけで400円です。

西井正気と言う有名なコレクターのコレクション展です。ってことで400円の安い展覧会ですが侮るなかれ、月岡芳年としては最高レベルの展覧会でした。

点数も200点ほどと多いし、錦絵だけでなく素描や下絵などの直筆モノもあってとても良かったです。客はかなり少なかったですが、もっと良い場所でやったらもっと客入っただろうに。

生誕120年 東郷青児展 夢と現の女たち @あべのハルカス美術館

阿部野橋に移動しまして、ハルカス美術館で16日から始まった東郷青児展に行ってきました。

あべのハルカス美術館
あべのハルカス美術館
もっとガラガラかなと思っていましたが結構客がいました。

東郷青児は大好きではありませんが、かなり良かったです。個人的に気に入った絵は結構ありました。モデルの人の顔だけの素描が凄く印象的でした。絵の情報量が少ない絵がほとんどなのでさらっと見ちゃいましたけど。