アルチンボルド展 @国立西洋美術館

次は今回のメインであるアルチンボルド展。巡回しないので遠征です。

国立西洋美術館
国立西洋美術館
アルチンボルドの主要作品がほぼ揃っててこれ見ときゃOKって感じになっています。

アルチンボルド作品はルーブルにもありますが、一つも来てません。が、アルチンボルドは同じ題材で複数描くことも多かったそうで、とりあえずルーブルのが無くても大丈夫な内容になっています。

ってことでとても良かったです。お奨め。24日まで。

上野の森美術館所蔵 歌川広重《不二三十六景》と幕末・明治の浮世絵展

次は上野へ。広重の展覧会です。上野の森美術館ですが、小さいギャラリーで行われている展覧会なので200円。

上野の森美術館
上野の森美術館
歌川広重の不二三十六景が全作品展示されていました。小さいサイズの浮世絵で、いまいちぱっとしないシリーズですが、全点見れたのが良かったです。

レオナルド×ミケランジェロ展 @三菱一号館美術館

次は千代田線で二重橋前まで行きまして、三菱一号館美術館へ。

混んでて入場制限が掛かっていて10分ほど待たされました。中も大混雑。

三菱一号館美術館
三菱一号館美術館
ダビンチもミケランジェロも展覧会と言えば素描ばっかりですけど、ミケランジェロの彫刻作品が2点展示されています。日本ではかなり貴重な機会。一つはちっちゃくてもう一つは未完だったのを別の人が完成させたものですけど。

片方の未完だったものがこれで、撮影可でした。

十字架を持つキリスト
十字架を持つキリスト
ということで、なかなか見れない物なので見れて良かったです。

国立新美術館開館10周年 ジャコメッティ展

次は乃木坂へ。ジャコメッティ展です。ジャコメッティはそんなに好きでもないですが、とりあえず。

国立新美術館
国立新美術館
会期末が近づいてましたがわりと空いていました。

最後の部屋だけ撮影可でした。

歩く男Ⅰ
歩く男Ⅰ
では次。

吉田博 展 @東郷青児記念 損保ジャパン日本興亜美術館

今日は東京で展覧会巡りです。今日は日帰りで出来るだけ色々廻りたかったので早めに家を出まして9時半発の便で羽田へ。今回もマイルでの往復です。今年まだ金使って飛行機乗っとらんわ。1回は乗らないとボーナスマイルがもらえないので10月にまた東京遠征の予定ですけど。

まずは新宿へ行きまして、吉田博展です。会期末で混んでそうだったのでまずここに来ました。

損保ジャパン日本興亜美術館
損保ジャパン日本興亜美術館
前の会社では隣のビルで働いていましたが、この美術館に来たのは3回目くらいか。損保ジャパン日本興亜本社の超高層ビルの上の方に美術館がありますが、今敷地内に単独の美術館建ててます。

この展覧会の巡回展が始まった頃にテレビで見るまで存在を知りませんでしたが、海外で評価されていた人だそうな。木版画をダイアナ妃が執務室に飾ってたので有名。

案の定めちゃめちゃ混んでいましたが、入場制限はされていませんでした。

狭い美術館ですがかなりびっしり飾られてて(181点飾られてたらしい)初期の頃から晩年まで網羅されていました。ってことでかなり良かったです。

1000年忌特別展 源信 地獄・極楽への扉 後期展示 @奈良国立博物館

今日は奈良へ。先月見た展覧会の後期展示が始まったので東大寺のお盆の夜間拝観に合わせて見に来ました。

奈良国立博物館
奈良国立博物館
前期と後期では仏画などがごっそり入れ替わっています。国宝の病草紙の内2点が展示されています。後期展示が更に2分割されていて、病草紙はこの前半後半で2点とも入れ替わります。

病草紙は分割されて分けて保存されてて、九博や文化庁のも展示されています。こちらは重文です。持ってるのはどれも国関係なんだからまとめちゃえばいいのに。

と言うことで前期の六道絵15点全部展示ほどのインパクトはありませんが、国宝も結構あったりして見応えはあります。私は病草紙のために来たようなもんですけど。

ボストン美術館 パリジェンヌ展 @名古屋ボストン美術館

今日は夏休み第2弾。1日だけ休みで名古屋へ。メインはBABYMETALのライブです。

ついでに美術展でも見とこうかってことで、名古屋ボストン美術館に行ってきました。

名古屋ボストン美術館
名古屋ボストン美術館
名古屋ボストン美術館はボストン美術館との契約更新をしないことが決まりまして、あと1年半ほどで少なくとも名古屋ボストン美術館として継続終了です。その後どうするんですかね。

展覧会はパリジェンヌ展と言うことで、パリの女性がテーマとなっています。

規模の小さい美術館なのと、ライブがメインってこともあり短時間で見ちゃいましたが、なかなかおもしろかったです。

西大寺展 叡尊と一門の名宝 @あべのハルカス美術館

夏休みは7~9月の間に5日間好きに申告して取れるんだけど、今年は3つに分けて取得で金曜から今日まで夏休み第一段でした。

まずはあべのハルカス美術館での西大寺展。入口の写真は撮ってたんだけど、SDカードのデータが異常でデータが残ってなかったんで写真無し。

西大寺の寺宝がメインですが、関係の強い真言律宗のお寺の寺宝も多く展示されています。

なんと西大寺の本尊まで展示されています。西大寺のような大きな寺の本尊が本堂の工事でもないのに外で公開されるってのは非常に珍しい。

展示数はそう多くないですが、おもしろい仏像が結構あってかなり良かったです。でも40分ほどで出ちゃいましたけど。

「怖い絵」展 @兵庫県立美術館

今日は展覧会を見てきました。今日から始まった「怖い絵」展 です。

兵庫県立美術館
兵庫県立美術館
美術関連の著作としてはかなりヒットした「怖い絵」を書いた中野京子ってひとが特別監修となっています。中野京子って人はこれ関連でテレビで何度も出てたりするんでこの展覧会もわりと話題になっています。本で紹介されたのを全部集めるのは至難の業なのでちょっとだけみたいですけど。

ってことで、金土は夜8時までやってるんで空いてそうな遅めの時間にやってきました。ここっていつもそんなに混んでない印象ですが、わりと人がいました。でも絵の前で渋滞してて空くのを待つことはほとんどなくてわりと余裕ありましたけど。

怖い絵と言うことで、何が怖いのかわからんといかんので全作品に短い解説が付いています。いくつかは中野さんの解説がさらに追加されています。

国内の作品は版画などが多いですが、実はこういう版画って常設展示されてないのでなかなか見る機会がないのでわりと貴重な機会です。私の好きなムンクのマドンナとかも展示されています。

約80点となっていますが、シリーズものもまとめて1点とされていて、実数で言うと100点以上あったかと。

細かい絵が多く、しかもそういう絵の多くは足下にガードや線引きがなくて絵にかなり近づいても怒られなかったりするのでかぶりつきで見てる人が多かったです。ということで、今後混んでくるとかなり見るのが大変になるかと。

今回の目玉作品がポール・ドラローシュの「レディ・ジェーン・グレイの処刑」で、これが前評判通り素晴らしい。でも昔ロンドンで見てたのかもしれんけど全然憶えとらん。

セザンヌの「殺人」と言う絵が印象深かったです。セザンヌってこんな絵も描いとったんだと。

今回、前期後期に分かれていますが、入れ替わるのは1点だけです。どっちもムンクです。

ってことで、普段は展覧会でも1時間も掛からず見ちゃうんだけど、今回は全作品解説付きってこともあり出口出てからの映像含めると1時間45分くらいかかりました。

と言うことでなかなかおもしろかったです。混みそうですし、混んでるとかぶりつきで見るのが難しくなるので空いてる時を狙って早めに行きましょう。

今年度は友の会会員なので常設展と県美プレミアムの方もざっくりと見ました。青木千絵展「漆黒の身体」ってのをやっていました。

青木千絵展「漆黒の身体」
青木千絵展「漆黒の身体」
全部漆を使った作品で、なかなかおもしろかったです。これだけ漆を使うってのは金かかってるなぁ。