春日大社

次は春日大社へ。

新しくなった宝物館「国宝殿」を覗いてきました。展示室が広くなったのかなと思いましたがそうでもなく。かなりこぢんまりとしています。最初にの暗闇の展示が増えたくらいか。

国宝の刀剣類と甲冑をまとめて展示していました。

春日大社国宝殿
春日大社国宝殿
さすがにこのまま帰るのもナニなのでお参りしてきました。式年造替が済んで神様が本殿に戻ってきています。
春日大社
春日大社
ってことで、本殿を直接見ることは19年ほどできません。

雪舟・世阿弥・珠光・・・中世の美と伝統の広がり @奈良県立美術館

今日明日と関西文化の日の無料公開の集中日なので、ちょろっと奈良へ出かけました。

奈良県立美術館での禅関連の展覧会です。この記事書いてるのは27日の夜なのでもう終わっちゃってますが。

奈良県立美術館
奈良県立美術館
入場料400円ですけど無料。

有料でも400円で安い展覧会ですが、中世の山水画が結構多く展示されていてなかなか良かったです。

ってことで次。

壺中之展-美術館的小宇宙 @大阪市立美術館

今日は大阪市立美術館へ展覧会を見に行ってきました。8日から始まった壺中之展(こちゅうのてん)と言うタイトルの開館80周年記念の所蔵品展です。

大阪市立美術館
大阪市立美術館
80周年記念と言うことで、所蔵品の中でも名品と言われる物を優先して展示されています。

所蔵品展なので借りたりする経費が掛からないので800円とお安め。これを印刷していけば100円引きです。アサヒメイトでも100円引き。私は金券ショップでもっと安いの買って行きましたけど。

展示は1階の半分と2階全部を使っています。1階も全部使って欲しかったところですが、遅めに行ったんで全部使ってたら時間切れで見きれなかったかも。

市立美術館の2階は常設展に使われてますが、特別展の時は必ず見るようにはしてますが、展示されずに閉まってることも多いのと、所蔵点数が8000点以上あるので見たことがないものがかなり多かったです。

琳派が中心の部屋では藤袴図屏風ってのがなかなか凄かったです。いかにも琳派って感じ。これ見れただけでも来た甲斐ありました。

北斎の最初の重文作品の肉筆浮世絵の潮干狩図が修復後の初公開だったり有名作品もそれなりに展示されてます。

ってことで、おもしろい作品も多く、かなりお奨め。安いので近場の方は是非。12月4日(日)まで。

正法寺(八幡市) 京都非公開文化財特別公開

次は正法寺。京阪で八幡市まで行きまして、そこから25分ほど歩いて到着。かなり不便な場所にあります。

平日だし場所がかなり悪いので他に客いるんだろうかと思ってましたが、私だけってことはなくちょっとは人いました。

正法寺
正法寺
本堂や方丈が重要文化財に指定されています。寺の娘が徳川家康の側室になったりして徳川家との縁が強いお寺なんでかなり立派です。

障壁画などいろいろ残っておりかなり見応えあります。ボロボロでしたが猿の絵が書かれた壁があったり。布袋さんの緩い絵が掛けられてたり。

法雲殿と言う宝物館に快慶作かもと言われている丈六の阿弥陀如来坐像が安置されています。他にもおもしろい仏像がありました。

ここも普段非公開ってことではなくて春と秋に月に2日ずつ拝観可能日があるそうな。

この文化財特別公開では学生さんの説明員がいて説明を受けれますが、一人めっちゃ可愛い娘がいました。説明の時は私しかいなかったので私だけにしてくれたのでちょっと照れちゃいますな。

ってことでここはお奨めです。ま、この特別公開は7日までですけど。

西福寺(豊中市)寺宝特別公開

今日は豊中の西福寺へ行ってきました。若冲ゆかりのお寺です。

西福寺
西福寺
毎年この11/3だけ虫干しを兼ねて公開されており(なので雨天中止)、若冲の作品(重要文化財2件を含む4件)を見ることができます。ってことで見逃すとまた来年なので行ってきました。

ちなみに無料。浄土真宗だからでしょうか。

最寄り駅は阪急の服部天神ですが、梅田で阪急に乗り換えると乗り換えるのに結構歩くので御堂筋線の江坂からの方がトータルで歩く距離は短いだろうってことで江坂から歩きました。

で、2時半頃に現地に着いたらめっちゃ並んでました。「嘘っ」て感じ。後で地図で測ってみたら150mくらいでした。私の前に並んでたここ数年続けて来ている人によるとこんなの初めてだと言っていました。後で聞いた話では去年が500人くらいで今日が2000人くらいだとか。でも若冲ファンだらけって感じはあまりなくて近所のおじちゃんおばちゃんって感じの人がかなり多かったですけど。一瞬帰りたくなりましたが気持ちを切り替えて並びました。

本堂前の庭が一面「扇松」と言う松で覆われている状態です。なかなか凄かったです。

で、1時間20分ほど並びましてようやく見ることができました。

仙人掌群鶏図(重文)、蓮池図(重文)、野晒図、山水図の4件が見れます。どれも若冲らしくてとてもよかったです。

見れるのは5時までで4時半頃受け付け終了とのことでしたが、出る頃には行列もだいぶ短くなっていましたので最後の方だと30分とかその程度で見れたかなと。今年は若冲イヤーでしたが、来年はさすがにここまで混まないかな?

大妖怪展 土偶から妖怪ウォッチまで @あべのハルカス美術館

今日は展覧会を見てきました。大妖怪展です。11/6までなのでそろそろ会期末ですけど。

あべのハルカス美術館
あべのハルカス美術館
妖怪の絵も多いのですが、幽霊の絵や地獄図や埴輪など、妖怪とは言えないものも多かったです。
怖いものと言うことでひとくくりなのでしょうが、妖怪展というなら妖怪だけもっと頑張って集めて欲しかったと思います。妖怪ウォッチは妖怪だからOK。

集められたのはおもしろいのも多かったんで悪くはなかったです。

原安三郎コレクション 広重ビビッド 後期展示 @大阪高島屋

ってことで、後期も見てきました。詳細は前期展示のエントリで。

大阪高島屋グランドホール
大阪高島屋グランドホール
「大はしあたけの夕立」はチラシとかでミスったのを広めてしまったからか後期も展示されていました。

閉店1時間ちょっと前に行ったので(これだと全部きっちり見るには時間は全然足りないです)大混雑ではありませんでしたが、前回よりはだいぶ人多かったです。

これで名所江戸百景もコンプリート。ちょっと嬉しい。

山王美術館 秋・冬季コレクション展 2016 横山大観展

今日は祝日ってことで、月~金しかやってない山王美術館へ行ってきました。

山王美術館
山王美術館
横山大観がメインの展示となっていますが、18点なので小さい方の日本画の展示室に展示されてまして、大きい洋画の展示室は全部日本人の洋画の展示となっております。

横山大観のは特筆すべき作品は正直無かったですけど(竹林ってのがなかなか良かったかな)、藤田嗣治の絵が3点展示されていてこれがなかなか良かったです。

ホテルの内部に飾られている絵は前回来たときと変わった感じは無かったです。さすがにこれをしょっちゅう変えたりはしてないようで。

原安三郎コレクション 広重ビビッド 前期展示 @大阪高島屋

今日は会社帰りに展覧会を見てきました。歌川広重の展覧会です。今日から始まりました。

この展覧会は東京のサントリー美術館でも見たのですが、アサヒメイトでタダだったのでこりゃ見とかねばって感じで。

大阪高島屋グランドホール
大阪高島屋グランドホール
詳細は東京でのエントリを見ていただくとしまして、東京との違いを書いときます。

サントリーの時と比べると展示総数は同じだと思われます。デパートの展覧会と言うことで会場が狭いので展示数は10点ちょっと少なくて151点となっています。まあでも10数点程度なので大差なしと言えばなし。サントリーの時より通期展示が当然少なくなりまして前後期で151点中80点が入れ替わります。六十余州名所図会はサントリーと一緒で全70点が通期で展示ですが、残りの全てが前後期でごっそり入れ替わります。名所江戸百景は前後期見れば全120点がコンプリートできます。

名所江戸百景のゴッホが模写した2枚の絵は前期展示です。チラシやWebサイトには「大はしあたけの夕立」が後期展示となってましたが間違いですので注意しましょう。(追記:ミスったのを広めてしまったからか「大はしあたけの夕立」は後期も展示されてます)

仕事帰りだったので客は少なくてゆっくり見れましたが、閉館の8時まで1時間くらいしかなかったので説明とかはじっくり見てません。ほとんどに詳細な説明があるのでじっくり見てると2時間でも足りないかも。

リンク先のこれを見せれば100円引きなので前後期見ても1400円。浮世絵好きなら前後期とも行っときましょう。

ちなみに前期の今は北斎の神奈川沖浪裏や広重の東海道五十三次の日本橋など超有名作品も展示されています。

前期は10月7日(金)まで。後期は10月8日(土)~10月17日(月)です。期間短いから昼間は混むかな。前期は土日1回だけだしねぇ。

驚きの明治工藝 他 @東京芸術大学大学美術館

今日は展覧会巡りをしたかったんですが、昨日が月曜の祝日だったおかげで今日に休みが振り返られてしまった美術館博物館が多くて見たかったところがほとんど休館となってしまってて今日は1箇所しか見れませんでした。

って頃でその1箇所の東京芸大です。

東京芸大美術館
東京芸大美術館
ここでは台湾のコレクター所有の明治工芸の展覧会が行われています。日本では初披露のものばかりになります。

自在置物がわりと多かったです。宮川香山、並河靖之など有名な人の作品もちょこちょこあります。

ちなみに大半が写真撮影可です。SNSで広めて欲しいとかなんとか。混んでるときに来ると廻りでバシャバシャ撮る音がしてかなり鬱陶しいかもしれません。

三年坂美術館の凄いのを見てきているのでこっちはそこまで凄いのはあまりないですが、興味のある人は見ときましょう。これも細見美術館に巡回します。

同じ建物内で台東区コレクション展と向かいの陳列館で「宇宙と美術と人体と」ってのをやっていました。どっちも入場無料でした。

東京藝術大学大学美術館 陳列館
東京藝術大学大学美術館 陳列館
めんどくさいので説明は省略。