宮川香山展 @増上寺宝物展示室

次は増上寺へ。初めて来ました。でかい寺ですな。

増上寺
増上寺
この本堂の地下が展示室になっていて、ここで宮川香山の展覧会が行われています。横浜の真葛ミュージアムの所蔵品を展示しています。
宮川香山展
宮川香山展
で、これが展示数がかなり少なくていまいちでした。狭い真葛ミュージアムより多めに展示しているのかと思ったらこれが全然でした。小物含めて40点ほどはありますけど。ってことで小物含めて倍くらいの数は展示されてる真葛ミュージアムの方に行くことをお奨めします。当然今展示中のは見れませんけども。ま、入場料は高くないので近くに寄ったら行ってもいいかも知れませんが。増上寺は浜松町から徒歩圏です。

鈴木其一 江戸琳派の旗手 @サントリー美術館

今日明日とBABYMETALのライブで東京遠征です。今日も11時30分伊丹発のJALで羽田へ。

いつものようにまずは展覧会巡り。サントリー美術館での鈴木其一の展覧会です。

わりと盛況でした。チケット買うのに多少人が並んでいました。

サントリー美術館
サントリー美術館
鈴木其一は酒井抱一の弟子で、江戸琳派の人です。上の写真にある朝顔図屏風が一番有名ですが、メトロポリタン美術館所蔵です。ってことで来日しています。この絵は見たかったので良かったです。メトロポリタン美術館には行ったことありますが、見た記憶はありません。

インパクトのある絵は朝顔図屏風くらいですが、個人蔵の作品も多いのでなかなか貴重な機会かと思うのでお奨めです。姫路市立美術館や京都の細見美術館にも巡回します。巡回展で朝顔図屏風が見れるのかどうかはわかりませんが。どっちも広告には使われてないので展示されないかも。

藤田嗣治展 @兵庫県立美術館

次は兵庫県立美術館での藤田嗣治展。藤田嗣治の全貌がわかる展覧会となっています。

行こうかどうか迷っているうちに会期末が近づいてきてたのですが、せっかくなので行っとこうかなと。

アサヒメイトで200円引きでした。前売りと同じ値段で行けるので気軽に行けますな。

土曜が8時までやってるので18時40分頃に行ったのですが、なんかの団体さんがぞろぞろっとやってきて結構混んでました。ま、でも見にくくはなかったですが。

藤田嗣治展
藤田嗣治展
藤田嗣治と言えば乳白色の肌で有名ですが、そういう絵を多く描いてた頃よりも晩年の絵がとても良かったです。見に来て良かったな。晩年の絵をもっと見てみたいと思いました。

ってことで22日までです。

松方コレクション展 @神戸市立博物館

今日は神戸に行ってきました。まずは神戸市立博物館で始まったばかりの松方コレクション展。土曜は19時まで開いてるので遅めに行きました。空いていて余裕で見れました。

松方コレクション展
松方コレクション展
川崎重工初代社長(創業者は川崎正蔵って人ですが)の松方幸次郎と言う人のコレクションです。ちなみに日本の4大バイクメーカー(川崎、ヤマハ、本田、スズキ)の社名は全部創業者の名前です。

松方コレクションはそのまま残ってれば世界有数の個人コレクションとなってたはずのものでしたが、世界恐慌やら戦争やらで焼失したり散逸したりしています。この辺の詳細は調べていただければと。

先日世界遺産になった国立西洋美術館はフランスが接収した松方コレクションのフランスから返還の際に返還の条件として建てられたという経緯がある建物で、松方コレクションの多くは国立西洋美術館所蔵となっておりますが、フランスが返してくれなかった作品も結構あって、オルセーにあるゴッホのアルルの寝室なんていう超有名作品も含まれています。そのうち5点が今回来日。上の写真のロートレックの絵もそのうちの1枚です。

で、コレクションは日本国内にもかなり分散してしまっていて、それをドバッとかき集めたのが今回のメイン展示となっています。国立西洋美術館以外にもこんなに国内にあったのねって感じ。ジールハウスと言う東京の画廊が集めた作品が十数点展示されていますが、ほとんどが戦後初公開なんだそうな。

松方が見たら買っていたであろうって絵を十数点フランスのいくつかの美術館から借りてきて展示していましたが、松方コレクションとは無関係の絵なのでわざわざ展示しない方がよかったのでは。これが無くても展示数は100点以上あったし。

ってことで、かなり良かったです。国立西洋美術館のクールベの「肌ぬぎの女」なんて何度も行ってるのに見たことなかったぞ。

これはお奨めです。行っときましょう。11月27日まで。

没後20年 特別展 星野道夫の旅 @大阪高島屋グランドホール

今日は会社帰りに展覧会を見てきました。広重ビビッドと言う展覧会が月末に同じ場所で開催されるので様子を伺いに行ったのですが、アサヒメイトで無料だったのでせっかくだからってことで。

大阪髙島屋7階グランドホール
大阪髙島屋7階グランドホール
アラスカを撮り続けた人だそうで、動物写真を中心とした展覧会となっています。

ふらっと入りましたがかなり良かったです。ホッキョクギツネがめちゃ可愛い。26日まで。その後京都高島屋、横浜高島屋と巡回します。

結構展示面積広かったです。広重ビビッドの時も同じくらい使うんでしょうな。ちなみに広重ビビッドもアサヒメイトでタダ。これはありがたい。前後期ともタダで行けるし。(高島屋の広重ビビッドに行ってきたので記事書きました

京都国立博物館 平常展 特集陳列 生誕300年 与謝蕪村

次は出町柳から京阪に乗って七条で降りて京博へ。

特別展ではないのでパスポートを使ってタダ。

京都国立博物館
京都国立博物館
与謝蕪村のプチ特集が組まれていました。展示は絵画展示室二部屋だけですが。

有名作品は展示されていませんでしたが、奥の細道の巻物がゆるくて良かったです。

生誕300年記念 伊藤若冲 展 @承天閣美術館

今日は昼から京都へ。相国寺の承天閣美術館の若冲展に行ってきました。出町柳から徒歩で行けます。1kmくらいですかね。

動植綵絵の複製がまとめて展示されています。同時に製作された釈迦三尊像の方は相国寺所有なので本物が展示されています。

承天閣美術館
承天閣美術館
早朝の番組でちょうど紹介されたりしていたからかわりと盛況でした。人が多くて見にくいなんてことは全くありませんでしたが。

承天閣美術館には来たことがあるので若冲の障壁画も見たことありますが、見たことない絵もちょっとはありましたので良かったです。

動植綵絵は本物とは見分けが付かないレベルなので、次のいつやるかわからない展示まで待てない人にはお奨めです。

忍性 ―救済に捧げた生涯― @奈良国立博物館

今日は奈良へ行ってきました。去年は春日大社にしか行けませんでしたが、今年はもうちょっと余裕を持って家を出まして、まずは奈良国立博物館へ。忍性と言う鎌倉時代のお坊さんにまつわる展覧会です。

奈良国立博物館
奈良国立博物館
これは見とくべしって感じの展示物は特にないですが、適当に集めた感は無くちゃんとしてました。こういうテーマの展覧会が今後あるかというと当分ないと思うので気になる人は行っときましょう。

STARWARS VISIONS スターウォーズ展 未来へつづく、創造のビジョン。@あべのハルカス美術館

今日はあべのハルカス美術館でのスターウォーズ展を見てきました。

あべのハルカス美術館
あべのハルカス美術館
スターウォーズの展覧会ということで、スターウォーズで実際に使われたものばかりが展示されていると思われているかもしれませんが多少違っています。

ダースベイダーやハン・ソロの衣装、C-3POやR2-D2、ブラスターやライトセイバーなどなど映画で使われた本物が展示されてたりするのですが、スターウォーズを題材にいろんなアーチストが創作した絵を展示する方がメインかなって感じの展覧会です。

絵の方はなかなかおもしろいのもあったりしますがいまいち興味が持てませんでした。ちょっと気になったのはシド・ミード(ブレードランナーのセットのデザインを手がけた人)やメビウスの絵があったくらいかな。

あと、各キャラとかの映像を2分~3分程度にまとめた映像展示が結構多くあるので、全部見てたら結構時間が掛かります。ま、映画の編集ものなのでわざわざ丁寧に見る必要も無かったりしますけど。

この展覧会、作者や品名が書かれているキャプションというかラベルですが、映画で使われた本物は黒地に白文字、映画で使われなかったレプリカなどは白地に黒文字になっていて区別を付けやすくなっています。絵の方は全部本物と言うことで黒地に白文字ですけど。

で、気づいたことが。エピソード2を14年前に映画館で見てるはずなんだけど(日記に残ってる)、全然憶えとらんのにちょっと愕然とした。

ということで、タイファイターとか模型関係の本物を見たかったな。すっごい昔(1988年らしい)に確か大阪城ホールでやった展覧会ではミレニアムファルコンとか見れたんだけども。ちなみに大阪城ホールにはこの時にしか行ったことありません。

サグラダ・ファミリア

ってことで8時40分頃に出発しサグラダ・ファミリア(聖家族贖罪教会)へ。塔に上るチケットは29ユーロです。高いねぇ。塔に上れないオーディオガイドもないチケットだと15ユーロです。

予約の9時半までには時間があったので、周辺で撮影して過ごしました。

逆さサグラダ・ファミリアもきれいに撮れました。撮りたい人は午後には逆光になるので午前中に来ましょう。超広角カメラが必要ですけど。中央には高い塔が建つので今後は見てくれがだいぶ違ってきますな。

逆さサグラダ・ファミリア
逆さサグラダ・ファミリア
9時半に入場。ここは入口が外なので検査機を設置する場所がないようで、人が鞄の中をチェックするだけでした。

チケットはオーディオガイド込みだったので日本語のガイドを借りました。項目7つだけですが、サブの項目のあるのもあるので合計10個は超えます。

ガイドの番号2番の場所には完成予想模型が置かれています。

サグラダ・ファミリア完成予想模型
サグラダ・ファミリア完成予想模型
ってことで、写真撮りまくり。
サグラダ・ファミリア 生誕の門
サグラダ・ファミリア 生誕の門
サグラダ・ファミリア
サグラダ・ファミリア
最近完成した生誕の門の門扉は日本人の外尾さんの作品ですが、人気あるようで良かったですな。
生誕の門の門扉
生誕の門の門扉
14年前には作りかけだった聖堂内部はこんな感じです。
サグラダ・ファミリア内部
サグラダ・ファミリア内部
サグラダ・ファミリア内部
サグラダ・ファミリア内部
サグラダ・ファミリア内部
サグラダ・ファミリア内部
聖堂部分が2010年に完成して11月にローマ法王がやってきてミサが行われ(落慶法要みたいな感じですね)教会としてこのは2010年のミサの時点で一応完成していることになります。

主祭壇の前は工事をしていました。何やってるんだろう。

仮祭壇
仮祭壇
主祭壇の背後の周辺は地下礼拝堂を覗けるようになっています。奥の赤いロウソクのあるところがガウディのお墓と思われます。地下の資料館にはお墓を真上から覗けるようになる場所も用意されてます。
サグラダ・ファミリア地下礼拝堂
サグラダ・ファミリア地下礼拝堂
ミサをやっていましたが、入れたのかもしれないんだけど、10時に生誕の門のエレベータの予約をしてあったので確認できず。地下礼拝堂は見たかったんだけど、上から覗くこともできたし、資料館でガウディの墓を拝めたしこれで十分かなと思ったのでした。

エレベータは予約の客がちょっといたので多少待ちました。狭いからか荷物はコインリターン式ロッカーに入れさせられます。

エレベータは生誕の門と受難の門両方にありますが、片方しか上れません。14年前に来たときはエレベータを使わずに歩いて上れたのですが、それもできません。
生誕の門側のエレベータの近くに有名な彫刻があります。悪魔に爆弾を手渡されてる男の彫刻。

悪魔に爆弾を手渡されてる男の彫刻
悪魔に爆弾を手渡されてる男の彫刻
で、塔に上りました。50mくらいの所まで上れます。高いところが得意ではないので周りの景色を楽しむ余裕はありません。
塔の通行ルート
塔の通行ルート
後ろから人が詰めてくると押し出される感じになるのでそんなにじっくりしてられませんで、さくさく下に降りてきてしまいました。20分くらいか。
塔の上からの景色
塔の上からの景色
降りてきたら地下礼拝堂のミサは終わってました。

後はあっちこっちに写真に撮りまくったりして過ごし、最後に地下の資料室を見学。

サグラダ・ファミリア地下資料室
サグラダ・ファミリア地下資料室
ガウディの墓も拝みました。
ガウディの墓
ガウディの墓
ショップ(入ると戻れません)で頼まれていた土産を買って外に出ました。ショップもJCB使えました。

結局3時間20分くらいいたでしょうか。次があったので出ましたけど、もっといれたかも。

写真は800枚以上撮りました・・・