セラルボ美術館

11時頃に寝たのですが、4時半頃に目覚めました。

で、だらだらこの日記を書いたりしてすごしまして、昨日スーパーで買ったパンをぱくついてから出発。

まずはセラルボ美術館。

セラルボ美術館
セラルボ美術館
日曜が無料日で(通常3ユーロ)、開館の10時に合わせて行ったんだけど、入口に結構な人だかりができていて、10分ごとに10人ずつしか入れないようにしているようで結局30分ほど待たされました。11時頃に出てきたときには誰もいませんでしたけど。人がどどっと来ちゃうともっと並ぶんだろうな。3ユーロをケチらずに通常営業の日に行った方が楽に入れる気がします。

で、まずはクロークに荷物を預けさせられて、無料チケットを手渡されてました。で、係員のお兄さんについて行けという感じだったので、説明を受けつつ鑑賞。と言いながらスペイン語なのでなんのこっちゃらわかりませんでしたが。

お金持ちのお家をそのまま美術館にしたような感じなので、壁一面に絵が飾ってあったりしてるので、有名画家の絵は係員のお兄さんが説明してくれるので着いていって良かったです。

セラルボ美術館の内部
セラルボ美術館の内部
カラバッジオの絵とかあるんだね。本物かね?エルグレコは2枚ありました。写真は撮り放題です。フラッシュは当然ダメ。
カラバッジオ
カラバッジオ
説明自体は25分ほどで終わって、もっといていいよと言われましたが一通り見れたので退散。

このステンドグラスを掲げた彫刻がおもしろかったです。

ステンドグラスを掲げた彫刻
ステンドグラスを掲げた彫刻
ってことで次行きます。

ソフィア王妃芸術センター

ってことでソフィア王妃芸術センター着。19時50分頃でした。

ソフィア王妃芸術センター
ソフィア王妃芸術センター
この時間は無料ですが、チケットカウンターでチケットを受け取る必要があります。

ってことで、無料時間は毎日あるので何度かに分けてくればいいかなってことでまずは様子見で軽く廻りましたがめちゃ広い。じっくり見ることはせずに完全に流して見るだけなのに1時間では全然廻りきれませんでした。

あ、そうそう、ここで一番の有名作品のゲルニカは見ました。やはり人だかりができていましたがじっくり見ることはできました。

この美術館、基本的には撮影可なのですがゲルニカはダメで、ゲルニカのある周囲の206と書いてあるエリアは全部撮影不可のようです。

ちなみに閉館15分前の20時45分頃に追い出されました。

ってことで、また来ます。

トレド大聖堂

トレドの街をちょっとだけ。道はこんなところが多くて雰囲気あります。

トレドの道
トレドの道
トレドの最後はトレド大聖堂。最近買ったSONY AS300で撮影。超広角カメラとして使うことが増えそうだ。
トレド大聖堂
トレド大聖堂
オーディオガイド付きで8ユーロでした。が、日本語がないのでパスしましたが、教会内部の絵とかは説明書きが何もないので英語版だけでも借りといた方がいいかも知れません。美術館部分の展示品には作者やタイトルくらいはわかるようになっていますが。

で、この教会めちゃでかくて凄いです。装飾が超豪華だし。説明が難しいんだけど、手の込んだ彫刻が施された椅子が大量に並んでるところとか。肘掛けの辺りに奇っ怪な彫刻があったりします。

聖堂内部の椅子
聖堂内部の椅子
で、美術館部分は横にくっついていまして、ここにもエルグレコの絵がそれなりにありますが、エルグレコ美術館のと同じ十二使徒の絵があります。どっちも本物?カラバッジオの絵が1枚あるのですが、やっぱり凄いね。

エルグレコ 聖衣剥奪
エルグレコ 聖衣剥奪
カラバッジオ 洗礼者ヨハネ
カラバッジオ 洗礼者ヨハネ

エル・グレコ美術館

次はエル・グレコ美術館へ。

エル・グレコ美術館
エル・グレコ美術館
エル・グレコ美術館展示室入り口
エル・グレコ美術館展示室入り口
なんと無料日でした。有料でも3ユーロくらいだったと思うけど。

ここも古い建物を利用した美術館です。

名前の通りエルグレコの作品を集めた美術館ですが、古いコレクションではないので20点ほどとなっております。「トレドの眺めと地図」がとても良かった。これだけでも見に来る価値があるかと。

トレドの眺めと地図
トレドの眺めと地図
ここの写真撮影可でした。

サント・トメ教会

トレド大聖堂に着きましたが、人が多そうだったので後回しにしまして、サント・トメ教会へ。

サント・トメ教会
サント・トメ教会
ここは世界三大絵画(4大絵画にしちゃえば全部入って丸く収まるのに)の一つに入ることがあるエルグレコの最高傑作と言われる「オルガス伯の埋葬」があるので有名。と言うかそれ以外は普通の教会です。2.5ユーロ。写真撮影は不可。

絵はじっくり見ましたが、20分ほどで出ました。

サンタ・クルス美術館

美術館巡りしか趣味がないのでまずはサンタ・クルス美術館へ。

サンタ・クルス美術館
サンタ・クルス美術館
窓口でチケットを買おうとしたらおばちゃんが自動券売機を操作してくれました。5ユーロ。

ここは古い病院を利用した美術館で、最初は教会の再利用かなと思ってそこを展示室に変えたのかなと思ったら外側にも建物がくっついていてそっちが病院なのかも。近現代の企画展とかもやってたりしてました。ここはエルグレコの絵がそれなりにあります。

エルグレコの「無原罪のお宿り」が貸し出されていて見れませんでした。でも日本でのエルグレコ展(この絵が目玉展示だった)で見てたんでよかったです。写真撮影は可能でした。

ちなみにこれも無原罪のお宿りですが、有名じゃない方です。

エル・グレコ 無原罪のお宿り
エル・グレコ 無原罪のお宿り
現代作家の企画展とかはサクッと流したので40分弱で退散。

デトロイト美術館展 @大阪市立美術館

今日は天王寺公園内の大阪市立美術館で今日から始まったデトロイト美術館展を見てきました。

デトロイト市破綻で所蔵の美術品を手放すのかどうかで話題になったデトロイト美術館の所蔵品の展覧会です。

今日も電車賃が実質掛からない動物園前駅から行ったので「てんしば」にはまだ足を踏み入れたことがありません。

大阪市立美術館
大阪市立美術館
展示されているのは印象派から20世紀前半までのヨーロッパ絵画となっています。4章中の3章はほぼお馴染みの有名画家の作品が並んでいます。

展示は1階の半分だけで、点数は52点で少ないですが、なかなかいい絵が多かったです。ピカソの6点はこれだけでも見に来る価値ありって感じ。デトロイトに行く機会はなかなかないと思うので美術好きなら行っときましょう。ここはブリューゲル(ピーテル・ブリューゲル(父))の作品を1点持っているのでそれ見たかったなぁ。

ショップの一角で流していた関テレ制作のビデオは、翌日曜の朝にテレビで全く同じのをやっていました。

常設展をやってなかったのが残念。

あ、そうそう、この展覧会、写真撮影が可能になったというのでちょっと話題になりましたが、毎日ではありませんで、今のところ祝日の8/11を除く8/31までの火水木曜日のみとなっております。会期は9/25までです。その後東京に巡回します。

ダリ展 @京都市美術館

今日も京都へ行ってきました。

まずは昨日から始まった京都市美術館でのダリ展。10年ぶりの大型展です。

京都市美術館
京都市美術館
10年前の東京での展覧会は見ましたが、こないだの若冲展があるまでは人が5重になっていたこの時が一番混んでた印象だったので今回は早めに見に来ることに限るってことで今日見に来ました。最初の週末ですが、関西の展覧会としては比較的人は多かったです。でも人が二重以上に重なって見るような状況は少なくて見やすい方でした。

入口のメイ・ウエストの部屋を再現した場所だけ写真撮影可になっていました(大きな鏡があって背面カメラで自撮りが可能)。ここはチケットもぎりの手前にあるのでタダで見れますが、わざわざここだけ見て帰る人はおるまいってことなのでしょう。

メイ・ウエストの部屋
メイ・ウエストの部屋
京都市美術館は1階の半分だけ使用することが多いですが、展示面積が中途半端なので点数が190点ほどあるのでかなり窮屈に展示されています。

展示内容ですが、海外の3つの大きな美術館の協力を得ていてわりと頑張っています。初期から晩年に渡ってまんべんなく展示されており、いわゆるダリらしいシュールレアリズムの展示は思ったより少ないですので事前の印象とはだいぶ違いますが、こういう絵も描いてたんだという感じでかなり新鮮でした。フィゲラスのダリ美術館は見に行っとるんだけども。

まあでも「ダリ展」を名乗るならもっと「濃い」作品をもっとあっちこっちから借りてきて欲しかったという感じもあります。

ちなみに一番の代表作の「記憶の固執」はMoMAにあるので今回展示されとりません(2001年のMoMA展で来日してたらしい)。「記憶の固執」に描かれてるので有名な「柔らかい時計」をモチーフにした作品が2点ほど展示されてたかな。「記憶の固執」はMoMAで見たことありますが、かなり小さいA4よりちょっと大きい程度の絵ですので、もし日本に来たとしてもじっくり見れない可能性大です。ニューヨークに行きましょう。

ダリの絵は情報量が多いので点数がかなり多いのもあって疲れました。

生誕300年記念 伊藤若冲 -京に生きた画家-@細見美術館

最後は細見美術館。岡崎公園の西隣にあります。

昨日から若冲の展覧会が始まっています。チケットは1200円ですが、これを提示すれば100円引きです。

細見美術館
細見美術館
動植綵絵が展示されてると勘違いしてくる客がいるんだろうか。

開催2日目ですが、かなり盛況でした。最初数分並びました。人が2重になったりはしてませんので見にくくはなかったですが。

展示は細見美術館所蔵の若冲作品がメインです。水墨画がほとんどです。小さい美術館なので点数は少なめ。

鼠婚礼図は初めて見ました。こういう可愛いのは大好きです。ってことでお奨めです。

明治の七宝 @清水三年坂美術館

次は清水寺は華麗にスルーして清水三年坂美術館へ。

わりと盛況でした。ようやく認知されだしてきたかな。

清水三年坂美術館
清水三年坂美術館
小さな美術館で1階が常設展示ですが展示替えは多いはず。正阿弥勝義の有名作品2点が展示されてました。

2階ではタイトルの企画展が行われています。作り方知ってる人が見れば呆然とするような凝ってる作品など見たことない七宝作品が結構多くてとてもよかったですが、並河靖之のが思ったより少なかったのがちょっと残念。上のポスターのも並河靖之の作品ですが、これは初めて見たのでよかったです。

あっちこっちの見学客から「凄い」という言葉が漏れるのは明治の超絶技巧ならではですな。

ってことで次。