ファンゴッホ美術館

今日も夜中1時台に目覚めてしまいました。断続的に低周波のノイズが耳に入ってきて気になって二度寝はできず。出かけるまでずっと鳴っていました。昨日は気づかなかったんだけども。

日本じゃ朝9時台なので大して生活のリズムが変わっていません。このブログ書く時間ができてるのでこのままでいいかな。ブログ以外にもスケジュール考えたり調べ物したりしてると時間がどんどん過ぎていきます。

ってことで今日は午後1時にヒエロニムス・ボス展の予約をしてあったので、その前にゴッホ美術館に行くことにしました。ゴッホ美術館とアムステルダム国立美術館だけ朝9時からやってるので有効に使わないといけません。開館時間が10時~17時ってところが多いのでだらだらしてると行きたいところに全然行けないことに。

ゴッホ美術館はミュージアムカード対象ですが、混んでるのでミュージアムカードを持っていてもネットで時間予約できます。ミュージアムカードは予約時には不要ですので予約を旅行出発前にしておくこともできます。ネット購入時にミュージアムカードを指定すると請求が0ユーロになります。pdfのオンラインチケットがメールで届くので入場時にバーコード部分をスマホで提示します。ミュージアムカードもスキャンされるので一緒に提示しましょう。ってことで私は5ユーロのオーディオガイドを一緒に予約しました。日本語も当然あります。ミュージアムカードは現地に着いたらここに来る前に入手しておく必要があります。せっかく予約したのにここでミュージアムカードを買うのに並んでいたら意味がないんで。

ホテルから近いので徒歩で開館10分ほど前に着きました。

これが本館で、

ファン・ゴッホ美術館
ファンゴッホ美術館
入場口はこっちになります。こっちの建物も企画展とかのスペースがあります。
ファンゴッホ美術館入場口
ファンゴッホ美術館入場口
て、雨だったので出足は悪く、チケット持っていたので全く並ばずに3番目に入場。オンラインチケットを見せたのですが、引き留められ、ミュージアムカード持ってる?と聞かれたので提示。そりゃスキャンしないとタダで入場できてしまうわな。

ここはその名の通りゴッホの作品を集めた美術館で、多くがゴッホの作品です。ゴッホの有名作品も数多く展示。ゴッホ以外にもゴーギャンの有名な絵などもあります。素晴らしい。ゴッホ好きなら必見です。

内部は撮影禁止で、記念撮影用のスポットはありますが、作品は撮れません。

オーディオガイドは急いでいる人用とゆっくり鑑賞用の二通り用意されていて最初に選べます。私はとりあえずゆっくり鑑賞用にしました。全部きっちり聴いて鑑賞して2時間くらいは必要かと。

で、企画展もやっていまして、詳細は不明ですが、これまた有名画家の作品がそれなりに展示されていました。ロートレックがかなり良かったな。この美術館所蔵のゴッホの絵も1枚展示されていました。個人所有のマネの絵とかもあったりしたのがよかったです。

ファンゴッホ美術館企画展入口
ファンゴッホ美術館企画展入口
こっちはオーディオガイドはありません。別料金は不要なのでこっちも見ときましょう。企画展とは無関係の素描の展示室含めて3フロアあります。大きい企画展ではないので30分くらい必要かなと。私はかなり駆け足になっちゃいました。

ってことで、ほぼ2時間滞在して11時過ぎに美術館を出ました。

アムステルダム市立美術館

次はアムステルダム市立美術館(Stedelijk Museum Amsterdam)。

トラムに乗るまでの途中、花市場を通過。チューリップに限らず花の球根や種、花そのものも売っている店が通りにずらっと並んでいます。こんなに集まって誰が買っていくんだろう。

花市場
花市場
ってことで途中からトラムに乗り、美術館到着。
アムステルダム市立美術館
アムステルダム市立美術館
こののっぺりした建物は本体ではありませんで、裏側にクラシックな本体がくっついています。

ここは近現代の美術館で、20世紀から以降の絵が集まっています。有名画家の絵もとても多くなかなか充実しています。

ここも当然ミュージアムカード対象で、チケット売り場に並ぶ必要は無くて入場口でバーコードを読んでもらうだけです。

ではめぼしいところを。作品タイトル書くのめんどくさいので割愛。

ピカソは一部屋使って展示。

ピカソの作品
ピカソの作品
モンドリアンは数点ありました。
モンドリアンの作品
モンドリアンの作品
ルドンは3点ありましたがどれもいい感じ。
ルドンの作品
ルドンの作品
シャガールの作品
シャガールの作品
セガンティーニの作品
セガンティーニの作品
ゴッホの作品
ゴッホの作品
現代美術の作品もありますが、知ってるのは3人くらいです。
ステラの作品
ステラの作品
リキテンシュタインの作品
リキテンシュタインの作品
ウォーホルの作品
ウォーホルの作品
あと、企画展でIZA GENZKENって人の作品がどっさり展示されていました。よくわかりませんでしたけど。
IZA GENZKENの作品
IZA GENZKENの作品
ってことで、かなり良かったです。個人的にはルドンとセガンティーニの作品を見れたのが嬉しかったな。

滞在時間は1時間20分くらいでしたが、絵を見るだけだと1時間くらいか。現代美術や企画展はちゃんと見てませんが。のっぺりした建物の方にも展示室はあるので丁寧に見るとめっちゃ時間かかると思います。

ってことで本日はこれにて終了。

レンブラントハウス

次はレンブラントハウス(Rembrandthuis)。レンブラントの工房があったところです。

入口は左の建物ですが、レンブラントハウス自体は右側の建物になります。

レンブラントハウス
レンブラントハウス
ここもミュージアムカード対象。チケット売り場でカードを提示しました。ここではオーディオガイドが無料で借りれまして、日本語もあります。借りました。

ルーベンスハウスにはルーベンスの絵が結構ありましたがここにはレンブラントの絵はほとんどなく、この1枚だけかな。

レンブラント作 エリエゼル・スワルミアス
レンブラント作 エリエゼル・スワルミアス
ほぼ全部の絵に番号が付いていてオーディオガイドで説明が聞けますが、全部聞いても疲れるだけなので気になるところだけでいいかもしれません。
レンブラントのアトリエ
レンブラントのアトリエ
入口になっている隣の建物が企画展示用に使われていて、企画展示は撮影禁止になっています。

オーディオガイドはちょこっとしか聞かなかったこともあり(部屋の説明はちゃんと聞きましたが)、40分も滞在してなかったも。

ってことで次。

タイラース美術館

次は来る予定ではなかったタイラース美術館へ。ミュージアムカード対象(追記:この記事を書いた当時は回数無制限)だしってことで。

入口がこんな感じでちょっとわかりにくいです。

タイラース美術館の入口
タイラース美術館の入口
外にはあまり人はいませんでしたが、中はかなりの盛況。ミュージアムカードのリーダーを持ったおじさんがいたのでその人にバーコードを読んでもらったので入場券売り場には並ばずに済みました。

オランダ最古の博物館だそうで、鉱物や化石、昔の電気実験のようなモノなど多種な展示内容。絵画もありますが油絵は有名画家の絵はありません。デッサン(リトグラフ?)でレンブラントの絵がありましたが、あると言われてたミケランジェロのは見当たらず。

タイラース美術館の内部
タイラース美術館の内部
ってことで、15分ほどでざっくり見て退散。

フランスハルス美術館

今回、日程的に余裕があるのかないのかがわからない状況です。行きたい場所はほぼピックアップ済みですが美術館一つでどれくらい時間が掛かるのかがわからないので。

今日は日曜と言うことで有名所は混んでるかなと思ってまずはお隣のハーレムにあるフランス・ハルス美術館へ。フランス・ハルス大好きなので見とかねばと。

まずはアムステルダム中央駅からInterCityに乗って二駅のハーレム(Haarlem)へ。

ハーレム駅
ハーレム駅
強風でチャリが倒れまくり。

ってことで歩ける距離なので美術館までは徒歩で。途中、大きな教会があったんですが、日曜お休みでした。有料なので(ミュージアムカードが使えないっぽくて2.5ユーロくらい)まぁええか。

ということで、到着。チケット売り場に並んでミュージアムカードを提示。

フランスハルス美術館
フランスハルス美術館
フランスハルスの絵はそんなには多くないですが、肖像画や集団肖像画がそれなりの数展示されています。写真撮影可。
The Innkeeper
The Innkeeper
フランス・ハルスの集団肖像画
フランス・ハルスの集団肖像画
他にも色々展示されています。良い時代のオランダ風俗画も多いです。フランスハルスが好きなら来て損はないと思います。滞在時間は40分ちょっとでした。わりとゆっくり見ても1時間もあれば回れるかと。

ミュージアムカード&新教会

無事SIMも使えるようになったんで次はミュージアムカードの入手(こちらでまとめました)。10時過ぎてたので新教会に向かいました。教会と言っても今は教会としては使われておらず、イベントなどで使われているそうな。

新教会
新教会
ここでミュージアムカードが欲しいと言うとあっさり買えましたが、買うときに滞在はどのくらいかと聞かれ、1週間だというとテンポラリカードというのを渡されました(tijdelijkがtemporaryの意味)。1ヶ月(31日間)だけ有効で、オランダの住所を持てば1年間有効に変えられるとか何とか言ってた気がします。今回の目的には何ら支障ないのでそのまま購入。59.9ユーロでした。今回の両替レート(129円くらいでした)からすると7800円くらいですが、オランダの美術館はみんな高いし、有名所はほとんど対象なので余裕で元取れます。買わなきゃ損です(追記:この記事を書いた当時は回数無制限でしたので)。
Museum Kaart
Museum Kaart
買うときに「ここも見てく?」と聞かれたので同意すると、チケットとポストカードをくれました(追加料金は不要。0ユーロのレシートをくれるところが多い)。ミュージアムカードを持っていても入場券売り場で並んでお金の代わりにカードを提示するって美術館が多いですが、混んでる美術館だと入場のところでバーコードリーダを持ってる人がいてカードを見せてリーダーで読んでもらうるだけで入れる場合もそれなりにあります。

ここでやっていたのはシャガール関連の展示だったようですが、ビデオの上映をやっていたくらいでめぼしい展示は無し。ってことでさっくりと退散しました。

養源院

次は養源院。目の前の京博には数えきれんほど来ていますが、ここには来たことがなかったんで一度は見ておこうと言うことで。

京博の前にある三十三間堂の東側にあります。

養源院
養源院
ここは徳川家臣の多くが自害したまま放置されていた伏見城の床板を天井板に使った血天井で有名ですが、俵屋宗達の杉戸絵と襖絵があるのでも有名で、獅子の杉戸絵はこないだの琳派展でも展示されていました。

拝観料500円ですが、かなり丁寧に一つ一つ説明してくれます。当然ある程度まとまった人数相手になりますが。

ということで、更に東には長谷川等伯久蔵親子の国宝の襖絵で有名な智積院がありますが、どちらも見たことがない人は京博に来たらどっちも見ておきましょう。三十三間堂は当然行くとして。

京都国立博物館

次は京博に行きまして、常設展を見てきました。常設展と言ってもごっそり展示替えはされています。

京都国立博物館
京都国立博物館
奈良博のパスポートを持っているのでタダでしたんでざくっと一通り見てきました。作者とかは忘れたけど(賀茂行幸図屏風 塩川文麟筆?)、描かれている一全部がおもしろい表情をしている絵があってなかなか面白かったです。

ってことで次。

宝蔵寺 寺宝特別公開

今日は京都へ行って来ました。まずは宝蔵寺。2/5~8の4日間だけ寺宝公開されているので行ってきました。伊藤若冲の誕生日が旧暦の2月8日なのでそれに近い土日を挟む期間で公開しているようだ。

河原町通りの一本西の三条と四条の間と言う繁華街の中心地域にあります。近くの錦市場辺りで生まれ育った伊藤若冲ゆかりの寺として有名です。伊藤若冲の絵は2点所蔵していまして、伊藤若冲が家族のために建てたお墓とかがあったりします。

宝蔵寺
宝蔵寺
あまり人いないかなと思っていましたが結構盛況で、公開場所が狭いので整理券を渡されて本堂で10分ほど順番待ちをしました。

所蔵している伊藤若冲の絵の一つが髑髏図でこれがわりと有名。他には弟の絵や弟子の絵などが展示されていました。

ってことで次。

金銀の系譜 宗達・光琳・抱一をめぐる美の世界 @静嘉堂文庫美術館

次は世田谷にある静嘉堂文庫美術館へ。三菱財閥の岩﨑家所蔵品を展示する美術館です。国宝の曜変天目茶碗3つの内一つを持っているので有名。二子玉川から歩いて行きましたが、20分ほど掛かるのでバスで行く人が多いです。

リニューアルオープンと言うことと俵屋宗達の源氏物語関屋・澪標図屏風(国宝)と尾形光琳の住之江蒔絵硯箱(重文)の修復完了を記念した琳派の展覧会です。

静嘉堂文庫美術館
静嘉堂文庫美術館
展示室が小さいので30数点しか展示されていませんが、素晴らしい作品が多く見応えは十分。来て良かったです。

曜変天目茶碗も展示されていました。

23日までですが、行ける人は是非。

ってことで、二子玉川から羽田に行きましたが、東急を2回乗り換えて蒲田まで行き、蒲田からバスで羽田へ。不便ね。蒲田からのバスは30分以上掛かったし。でも目黒線とか初めて乗れたので良かったです。

で、今回も羽田で早めの便に変えてもらって17時半発の伊丹行きで帰阪。