国宝 一遍聖絵 @神奈川県立歴史博物館

次は馬車道駅まで行きまして、近くの神奈川県立歴史博物館へ。国宝の一遍聖絵が展示されている展覧会です。3箇所でやっていて3箇所回ると全巻見れたそうです。(このエントリが公開される頃には終わってます)

神奈川県立歴史博物館
神奈川県立歴史博物館
これはさっくり見ました。

ここは名前の通り歴史博物館なので常設展があります。で、宮川香山の作品も数点展示されています。そこだけ写真撮影不可でしたけど。

ってことで次。

眞葛ミュージアム

今日はBABYMETALのライブで関東遠征です。東阪往復はJALのマイル消費で。利用期間限定だけど、JALカード会員だと9500マイルで往復できるので、東阪で使ってももったいない感じはあまりありません。

ってことで、今日はいつもよりちょっと早く11時30分発ので羽田へ行き、京急でサクッと横浜へ。まずは一度行って来たかった眞葛ミュージアムへ。最寄りは神奈川駅っぽいけど横浜駅の北口からわりとすぐに来れました。

眞葛香山とも呼ばれている初代宮川香山の作品の内、山本博士って人のコレクションを展示しているごく小さな美術館です。土日だけ開いています。500円。

眞葛ミュージアム
眞葛ミュージアム
「没後100年 初代宮川香山 優品ベストセレクション展」と言うのをやっていました。

宮川香山は陶工で、彫刻のような超絶技巧と呼ばれる他に無い作品が多いので有名。ワタリガニのが一番有名で東博のが重要文化財です。

わりとびっしり展示されているので展示数は90点ほどありますが、小物も多いです。壁には写真撮影不可の絵が書かれていますが、撮影可に変えたそうで、撮り放題。

蛙細工戯画花瓶
蛙細工戯画花瓶
ってことでこれだけまとめて見たのは初めてなので良かったです。

ちなみに来年東京と大阪で没後100年記念の展覧会があります。今日見たのからも展示されるんじゃないかな。(田邊哲人って人のコレクションが中心だったので全く展示されませんでした。)

新発見の高麗青磁 -韓国水中考古学成果展 @東洋陶磁美術館

次は堺筋線に乗り北浜で降りて東洋陶磁美術館へ。

関西文化の日では特別展は無料にならない所が多いのですが、ここは無料です。わざわざ特別展のチケットの半券までくれます。そこまでせんでもええのに。

東洋陶磁美術館
東洋陶磁美術館
韓国で海から引き上げられた青磁を集めた展覧会をやっていました。

展示の最後の方は破片の横に立派な安宅コレクション(この美術館設立のきっかけになったコレクション)の完品が参考出品として置かれてるのが続くので、安宅コレクションが凄いって思わせる展示になってたのがちょっとおかしかったです。

レオナルド・ダ・ヴィンチと「アンギアーリの戦い」展 @京都文化博物館

次は地下鉄で烏丸御池まで行きまして、京都文化博物館のレオナルド・ダ・ヴィンチと「アンギアーリの戦い」展 へ。

京都文化博物館
京都文化博物館
アンギアーリの戦いを描いたダビンチの壁画を元にした「タヴォラ・ドーリア」を東京富士美術館がイタリア(ウフィッツィ美術館)へ寄贈したのを記念した展覧会です。

イタリアへ寄贈した見返りか、ウフィッツィ美術館からも色々借りてきているので無理矢理開いた感じは全く無く、タヴォラ・ドーリア(ダビンチの壁画は未完成のまま半世紀ほどは存在していたそうな)の模写も色々展示されていてルーベンスによる模写とかも展示されています。ま、素描とかは国内所蔵のコピーも多かったけど。

美術展に滅多に来ない感じの人も多く、いつもの展覧会とは雰囲気がちょっと違っていましたが、東京富士美術館が創価学会系の美術館だからだろうか。

並河七宝の古雅 @並河靖之七宝記念館

次は京都市美術館の近くというか、東山駅の近くの並河靖之七宝記念館を覗いてきました。2度目です。

並河靖之七宝記念館
並河靖之七宝記念館
並河靖之の自宅兼工房ですが、所蔵品がめちゃめちゃ多くは無いと思うので多分前回見たのとだいぶかぶっていると思われる。

フェルメールとレンブラント @京都市美術館

仕事が一段落付いたので今日は有休もらいまして京都に行って来ました。ここんところの高気温で紅葉が全然進んでいないので展覧会巡りにしました。

まずは京都市美術館で開かれている「フェルメールとレンブラント」を。

京都市美術館
京都市美術館
サブタイトルが「17世紀オランダ黄金時代の巨匠たち」で、フランドル(オランダ+ベルギー辺りのこと)絵画と言うよりもほんとにオランダだけって感じの展覧会です。

で、メトロポリタン美術館所蔵のフェルメールの「水差しを持つ女」が初来日となっております。

フェルメールは現存数が少ないので展覧会のタイトルに使うのはまあありですが、なんとレンブラントも1枚しかありません。これはいかがなものかと。

でもほんとに17世紀オランダの絵だけ集めた展覧会なので、フランドル絵画は好きなのでなかなかよかったです。

琳派誕生400年記念 琳派 -京(みやこ)を彩る @京都国立博物館

東山二条から202番のバスに乗り京博へ。琳派展です。

京都国立博物館
京都国立博物館
今まで特別展で使われていた本館は長期間の耐震工事に入ったそうで、今回から新館を使っています。なので常設展は無し。仏像の展示室だけそのまま仏像が展示されてますが。

昨日テレビ(美の巨人たち)でやっていた酒井抱一の夏秋草図屏風は見たことあったので今回風神雷神図屏風が3枚並ぶ機会を狙って今日にしましたが、こういう人がかなり多いようで長時間の入場待ちが発生しています。

3時半過ぎに着いたんだけど、90分待ちになっていました。今回twitterの混雑情報をチェックしてましたが、かなりいい加減な感じなので今日もそうかなと思ってたら当たりで40分も待たなかったと思う。

琳派の全貌(江戸時代だけですけど)がわかる感じの展覧会ですが、大型の作品はあまりありません。光琳の国宝の絵画2点は根津美術館で春に1ヶ月分展示されちゃったので今回は展示不能。

新館の展示室面積は3,587㎡あり、本館が2,070㎡なので仏像の展示室を除いてもかなり広くてこの手の展覧会としては最大級のボリュームだと思います。1時間40分くらい掛かりました。と言うことで見所はたくさんありますのでお奨めです。

遅めに行く方が行列に並ばなくて済みますが、時間が足りなくなる可能性があるので気をつけましょう。鳥獣戯画の時は鳥獣戯画を全員見終わるのを待ってくれてましたが、今回そういう状況にはならないので。

京都非公開文化財特別公開 信行寺

妙蓮寺から今出川駅までタクに乗りまして(1メーター)、そこから地下鉄で東山駅まで行きまして東山仁王門交差点の所にある信行寺へ。今回ここの若冲の天井画が初公開でかなり話題になっています

現地に着いたら結構な行列ができていました。

信行寺
信行寺
結局30分ほど待ちました。中で解説があるので約20分ごとの入れ替え制って感じになっていました。

曇っていたので暗くてごめんなさいねと住職がおっしゃっていました。

若冲ファンなら必見ですが、花の絵なのでこりゃ凄いって感じでも無いので見ないと気が済まない人はどうぞって感じ。ま、でも一度は公開しとこかって感じの公開らしいので今回最初で最後の可能性が高いです。普段あまり入口などを解放してなかったので絵の内の1枚が住職の目の前で亀裂が入ったらしい。

京都非公開文化財特別公開 妙蓮寺

東寺からタクに乗りまして堀川寺之内へ。2000円超えてちょっと痛い。ま、しゃあない。

妙蓮寺です。名前からも想像着くと思いますが日蓮宗の一派の本門法華宗のお寺です。

妙蓮寺
妙蓮寺
長谷川等伯(この人も日蓮宗の信者でした)一派の障壁画が公開されています。普段は収蔵庫にあるので予約しないと見れないそうな。重文です。上の写真にある絵以外にもあるので等伯好きなら見ときましょう。枯山水の庭も見れます。

では次。

春信一番! 写楽二番!フィラデルフィア美術館浮世絵名品展 @あべのハルカス美術館

次はハルカス美術館でのフィラデルフィア美術館所蔵の浮世絵の展覧会です。

ハルカス美術館
ハルカス美術館
タイトル通り鈴木春信の作品が比較的多いですが、現存するのがこれだけってのが2つほどあったり、写楽の大首絵が結構多かったり、広重の絵で初見のが結構あったりしてなかなか良かったです。この手の海外所蔵の浮世絵の
展覧会は状態のいい作品が結構多いのがよいですな。12/6まで。