特別展「始皇帝と大兵馬俑」@東京国立博物館

ってことで次は東博での兵馬俑展を見てきました。兵馬俑は1983年の大阪城博(この時が初来日だったはず)で見ていますので32年ぶりか。見たいって感じもありませんでしたが、奈良博のパスポートが使い切れるかどうか微妙な感じなのでとりあえず見てきました。

東京国立博物館
東京国立博物館
入場待ちはありませんでしたが大盛況。

展示の最後にはレプリカの記念撮影スポットが用意されていました。

兵馬俑(複製)
兵馬俑(複製)
ってことでいつものように総合展示(入れ替えしまくりの常設展)も見てきました。伊能忠敬の日本沿海輿地図が展示されていました。
日本沿海輿地図
日本沿海輿地図
柴田是真の屏風を見れたのが収穫。漆で絵を描くので有名な人ですが、こんな立派な屏風を残してたのね。
柴田是真 四季花鳥
柴田是真 四季花鳥
ってことで次。

プラド美術館展 @三菱一号館美術館

今回の遠征の最後は三菱一号館美術館のプラド美術館展。スペインのマドリードのプラド美術館からまとめて来日しています。

プラド美術館展
プラド美術館展
上の写真の右側の絵がヒエロニムス・ボスの絵で、ヒエロニムス・ボスの絵自体が来日することが今回が初だそうな。(追記 2016年にこの絵はボスの真筆では無いと判定されたらしい。ってことで初来日では無くなったってことか。プラドは真筆だと主張しているそうだけど。)

ってことで、さすがプラドという絵が多いです。ゴヤの絵がおもしろいのが多かったな。

関東に住んでいる人は是非行きましょう。

今回マイルでの東阪移動だったので、帰りは最終便を予約していましたが、見終わった後すぐに羽田に行き予約を変更してもらってサクッと帰阪。マイルだとこれができるので有効活用。

銀座「春画」展 @永井画廊

次は東銀座まで行きまして、永井画廊で開かれている銀座「春画」展を見てきました。

永井画廊
永井画廊
極小さいフロア3つ使っていましたが、3つめの最上階は物販がメインだったので実質2フロア。展示数はかなり少ないのでわざわざ見に来なくてもよかったかな。1000円は高いと思いましたですはい。でも1つめのフロアに展示されていた冊子になってる作品についてはiPadで全ページ見れるようになっていました。

2つめのフロアは複製品(画質を向上したリクリエイトと呼んでいる一連のあれ)でしたので撮影可でした。

ってことで次。

春画展 後期展示 @永青文庫

今日泊まりにしたのは美術展巡りです。

まずは春画展。京都でやるのわかってたんですが、最初に2回分買ってあったんで見ることに。オークションで捌けば良かったんでしょうがめんどくさくてほったらかしにしてたのよね。

10時半頃に着きまして、15分ほど並びました。待っている間係の人が永青文庫について説明してくれました。入口の毛筆の春画のもじは細川元総理が書いたものだそうな。

永青文庫
永青文庫
後期展示と言うことで前期とはがらっと変わっていましたが、前期の方がよかったかな。円山応挙も春画を描いてたのねぇ。図録買ったけどまだちゃんと見てなかった。

やはり大混雑で、照れ隠しか喋る人が普通の展覧会よりかなり多い感じでした。

近くに椿山荘があるのですが、敷地内の道の脇にも椿が植えられてます。で、椿って花がしおれる前にぼとっと落ちるって話は知っていましたが、歩いていると目の前でぼとっと落ちました。ああ、ほんまにこういう落ち方するんやと。

江戸川橋への帰り、鴨が道路にたたずんでいました。近くにカラスがいたので襲われてたのだろうか。

鴨
ってことで次。

国宝 一遍聖絵 @神奈川県立歴史博物館

次は馬車道駅まで行きまして、近くの神奈川県立歴史博物館へ。国宝の一遍聖絵が展示されている展覧会です。3箇所でやっていて3箇所回ると全巻見れたそうです。(このエントリが公開される頃には終わってます)

神奈川県立歴史博物館
神奈川県立歴史博物館
これはさっくり見ました。

ここは名前の通り歴史博物館なので常設展があります。で、宮川香山の作品も数点展示されています。そこだけ写真撮影不可でしたけど。

ってことで次。

眞葛ミュージアム

今日はBABYMETALのライブで関東遠征です。東阪往復はJALのマイル消費で。利用期間限定だけど、JALカード会員だと9500マイルで往復できるので、東阪で使ってももったいない感じはあまりありません。

ってことで、今日はいつもよりちょっと早く11時30分発ので羽田へ行き、京急でサクッと横浜へ。まずは一度行って来たかった眞葛ミュージアムへ。最寄りは神奈川駅っぽいけど横浜駅の北口からわりとすぐに来れました。

眞葛香山とも呼ばれている初代宮川香山の作品の内、山本博士って人のコレクションを展示しているごく小さな美術館です。土日だけ開いています。500円。

眞葛ミュージアム
眞葛ミュージアム
「没後100年 初代宮川香山 優品ベストセレクション展」と言うのをやっていました。

宮川香山は陶工で、彫刻のような超絶技巧と呼ばれる他に無い作品が多いので有名。ワタリガニのが一番有名で東博のが重要文化財です。

わりとびっしり展示されているので展示数は90点ほどありますが、小物も多いです。壁には写真撮影不可の絵が書かれていますが、撮影可に変えたそうで、撮り放題。

蛙細工戯画花瓶
蛙細工戯画花瓶
ってことでこれだけまとめて見たのは初めてなので良かったです。

ちなみに来年東京と大阪で没後100年記念の展覧会があります。今日見たのからも展示されるんじゃないかな。(田邊哲人って人のコレクションが中心だったので全く展示されませんでした。)

新発見の高麗青磁 -韓国水中考古学成果展 @東洋陶磁美術館

次は堺筋線に乗り北浜で降りて東洋陶磁美術館へ。

関西文化の日では特別展は無料にならない所が多いのですが、ここは無料です。わざわざ特別展のチケットの半券までくれます。そこまでせんでもええのに。

東洋陶磁美術館
東洋陶磁美術館
韓国で海から引き上げられた青磁を集めた展覧会をやっていました。

展示の最後の方は破片の横に立派な安宅コレクション(この美術館設立のきっかけになったコレクション)の完品が参考出品として置かれてるのが続くので、安宅コレクションが凄いって思わせる展示になってたのがちょっとおかしかったです。

レオナルド・ダ・ヴィンチと「アンギアーリの戦い」展 @京都文化博物館

次は地下鉄で烏丸御池まで行きまして、京都文化博物館のレオナルド・ダ・ヴィンチと「アンギアーリの戦い」展 へ。

京都文化博物館
京都文化博物館
アンギアーリの戦いを描いたダビンチの壁画を元にした「タヴォラ・ドーリア」を東京富士美術館がイタリア(ウフィッツィ美術館)へ寄贈したのを記念した展覧会です。

イタリアへ寄贈した見返りか、ウフィッツィ美術館からも色々借りてきているので無理矢理開いた感じは全く無く、タヴォラ・ドーリア(ダビンチの壁画は未完成のまま半世紀ほどは存在していたそうな)の模写も色々展示されていてルーベンスによる模写とかも展示されています。ま、素描とかは国内所蔵のコピーも多かったけど。

美術展に滅多に来ない感じの人も多く、いつもの展覧会とは雰囲気がちょっと違っていましたが、東京富士美術館が創価学会系の美術館だからだろうか。

並河七宝の古雅 @並河靖之七宝記念館

次は京都市美術館の近くというか、東山駅の近くの並河靖之七宝記念館を覗いてきました。2度目です。

並河靖之七宝記念館
並河靖之七宝記念館
並河靖之の自宅兼工房ですが、所蔵品がめちゃめちゃ多くは無いと思うので多分前回見たのとだいぶかぶっていると思われる。

フェルメールとレンブラント @京都市美術館

仕事が一段落付いたので今日は有休もらいまして京都に行って来ました。ここんところの高気温で紅葉が全然進んでいないので展覧会巡りにしました。

まずは京都市美術館で開かれている「フェルメールとレンブラント」を。

京都市美術館
京都市美術館
サブタイトルが「17世紀オランダ黄金時代の巨匠たち」で、フランドル(オランダ+ベルギー辺りのこと)絵画と言うよりもほんとにオランダだけって感じの展覧会です。

で、メトロポリタン美術館所蔵のフェルメールの「水差しを持つ女」が初来日となっております。

フェルメールは現存数が少ないので展覧会のタイトルに使うのはまあありですが、なんとレンブラントも1枚しかありません。これはいかがなものかと。

でもほんとに17世紀オランダの絵だけ集めた展覧会なので、フランドル絵画は好きなのでなかなかよかったです。