豊国神社&方広寺&京都国立博物館&伏見稲荷大社

今日は京都に行ってきました。京都国立博物館の常設展で見たい展示が今日までだったので。

まずは京博に隣接しているのに一度も行ったことなかった豊国神社と方広寺へ。

豊国神社です。奥に見えるのが国宝の唐門。全国に豊国神社はいくつかありますが、全て秀吉をまつっています。

豊国神社
豊国神社
次は方広寺。巨大な大仏があったとされ、元々京博や豊国神社も方広寺の境内でしたが、今や小さめの本堂と鐘があるだけです。
方広寺
方広寺
豊臣家滅亡のきっかけとなったと言われている梵鐘。重要文化財です。
方広寺の鐘
方広寺の鐘
ってことで、次は京都国立博物館。本館ではカルチェのプライベートイベントをやっていたようです。招待制なので何してたのか不明。
京都国立博物館 本館
京都国立博物館 本館
で、常設展では2階で蘇我蕭白の作品9点を見てきました。今日はこれが目的。見といてよかったというのはあまりなかったですが、見なかったら見なかったで気になっていたと思うのでまあよしと。

で、最後に伏見稲荷大社に寄ってきました。すっごい昔に1回だけ来たことがある気がしますが、ほとんど憶えてません。

伏見稲荷大社
伏見稲荷大社
トリップアドバイザーの最新ランキングでは日本で一番の人気スポットだそうで、外人だらけ。千本鳥居とかは他では見られないし、お参りするだけならタダってのも魅力なんでしょうな。

千本鳥居の途中まで行って帰ってきました。

昔も今も、こんぴらさん。─ 金刀比羅宮のたからもの ─ @あべのハルカス美術館 

今日はあべのハルカス美術館での展観会を見てきました。

しかし、ハルカスに来ると毎回思うが、エレベータの使い方おかしいんちゃうか。全部で6機あるのに一つの階から1機しか使えないとか、1階から行けなくてわざわざ地下に降りないといかんとか。

ってことで、美術展です。金比羅さんとして親しまれている金刀比羅宮所蔵美術品の展覧会です。

あべのハルカス美術館
あべのハルカス美術館
メインは円山応挙の襖絵で、現地と同じ配置で展示されています。他には高橋由一の油絵がいくつか。

普段非公開の若冲の襖絵も公開されています。現地では若冲の絵が部屋全体を飾っているのですが、壁とかは持って来れませんので襖だけになります。

仏像も1体だけ、重要文化財の十一面観音が展示されていまして、平安期の作なのに彩色がかなり残ってる貴重なものです。頭の化仏が全く残っていないのが残念ですが。

ということで、若冲なんかは普段非公開なので、若冲見とかな気が済まんって人にはお奨めです。

高野山開創1200年記念大法会

今日は高野山へ行ってきました。開創1200年で金堂本尊が初公開ということで。

実は昨日にしようかなと思ってたんですが、不発弾処理で南海電車が動かないって情報が入ってたので断念していました。電車が止まってる分人少ないかなとも思いましたが、やっぱ面倒なので今日行くことにしました。

10時過ぎに家を出まして、南海難波駅に着いたら窓口がやたら混んでたので「高野山・世界遺産きっぷ」を買えずに出発間際の急行に乗りました。やっぱもう1本早めの地下鉄に乗りゃよかった。

ってことで、高野山には12時9分に着きまして、バスはフリーパスのチケットを買いまして、とりあえず大門へ。

改修されて綺麗になった大門です。

大門
大門
で、サクッとバスに乗り壇上伽藍へ。

高野山はふもとの慈尊院から根本大塔を通って奥の院までの道に1丁(約109m)毎に町石という道しるべが置かれていまして、根本大塔が起点となっていてそこから1丁目の最初の石がこれ。

 1丁石
1丁石
で、壇上伽藍に着きました。

再建された中門。

壇上伽藍 中門
壇上伽藍 中門
で、金堂にとりあえず向かいましたが、法要をやってて本尊は見れない感じでした。譜面台がいくつかあったのでライブか何だったのか?よくわかりませんでしたが、時間に余裕はあまりなかったのでとりあえず金堂は後に回すとして霊宝館へ向かいました。(後で調べるとオーケストラが登場して法要をやっていたらしい)

しかし凄い人出。観光バスがばんばん走ってるし、自家用車で道は渋滞してるし。これだと昨日来たとしても混んでただろうな。

高野山霊宝館
高野山霊宝館
霊宝館では高野山三大秘宝(3点中2点が国宝)、運慶作の八大童子像(8点中6点が国宝)、快慶作の孔雀明王像等が特別展示されています。三大秘法、八大童子像は常時は展示されていません。

他のも重文クラスの仏像が多くありまして、見応え十分です。

次は金剛峯寺。壇上伽藍を含む高野山全体が金剛峯寺なのですが、現在では高野山で金剛峯寺というと本坊のことを指します。

金剛峯寺
金剛峯寺
ここでは本尊の弘法大師像が16年ぶりの公開。暗いし距離があるので肉眼ではよく見えませんが、双眼鏡持ってったので私は確認できました。

ってことで金剛峯寺を一通り見てバスで奥の院前へ。ここで饅頭を買って食いました。

で、御廟へ。この御廟橋から先は撮影禁止です。テレビでも観光案内的な番組だと同じ扱い。NHKの特番だと手前の燈籠堂までは撮ってますが、御廟は撮らせてもらえてませんね。

奥の院 御廟橋
奥の院 御廟橋
御廟では今でも弘法大師が生きているとされています。

次はバスで波切不動前に行きまして、徳川家霊台へ。東照宮です。2軒あって家康と秀忠をそれぞれまつっています。

徳川家霊台
徳川家霊台
普段は中は非公開ですが、今回(5/9~17)、特別に中を覗けます。

で、バスが来そうに無いので歩いて壇上伽藍へ。スマホで地図を見たら徳川家霊台の辺りからショートカットする道があったので行ってみたんですが、わりと簡単に行けました。

ってことで根本大塔にまず入りまして、

根本大塔
根本大塔
で、ようやく金堂へ。そしたら正面が閉まってるではありませんか。マジっすか。もう本尊見れないっすかと思ってよく見たら…
金堂正面
金堂正面
とあったので横を覗くとぞろぞろ人が中に入っていました。と言うことで無事本尊を拝めました。

本尊ですが、1200年間一度も開帳された記録がなく、今回がほんとの初公開なのですが、古いものではなく昭和の高村光雲作です。前の本尊は結局誰も見ることなく焼けてしまったそうな。彩色は全く無くて木地がそのままですが、一月前にテレビで見たときより既に汚れているような感じでした。ロウソクの煤なのかな。

昼間の法要の時のように本尊が拝めないときも多いので本尊の手と繋いだ長く引っ張った紐がいくつも用意されておりました。
下の写真の中央の二本の紐がそれです。本堂の中にもあります。

壇上伽藍 金堂
壇上伽藍 金堂
ってことで全部巡りました。移動はバスばっかだったのと、帰りはバスが着いたのがケーブルカーの出発時間ギリギリで、しかもそれに乗れないと次が30分後なのでサクッと乗っちゃったので新しくなった高野山駅はじっくり見れませんでした。当然土産物屋とかも全く見れず。

帰りは人が多くで橋本までは立ってたんで疲れました。それにしても人が多かったな。

ってことで、7時過ぎに帰宅。

フランス絵画の贈り物 @泉屋博古館

次は泉屋博古館という住友グループの美術館に行ってきました。近くはよく通っていたのですが、こんなところにあったのを初めて知りました。いつも哲学の道歩いてるからねぇ。

泉屋博古館
泉屋博古館
今回はコレクションの中のフランス絵画を集めた展覧会です。 730円ですがアサヒメイトで2割引で580円でした。

企画展としてはとても小規模で小さな展示室が一つあるだけなので正直大したことはありませんがモネの比較的初期の絵が2枚あったりなかなかのコレクションです。ま、でもお奨めってほどではありません。

で、ここには中国の青銅器のコレクションが常設展示されていまして、こっちが凄い。根津美術館や奈良博にも青銅器コレクションが展示されていますが、展示されてる数はここが圧倒的に多い。バラエティーに富んでてかなり良いです。中国の青銅器ではないですが、国宝の鏡(鏡の側に仏像が線刻されています)も展示されています。

帰りはバス203系統で四条河原町の方へ行ったのですが、東大路通りがめっちゃスムーズでした。やっぱ連休最終日は人少ないのね。

肉筆浮世絵 美の競艶 @大阪市立美術館

今日は大阪市立美術館へ行ってきました。動物園前だと地下鉄マイスタイルの範囲なので動物園前から現地へ。

シカゴのウェストンさん(存命)という人の肉筆浮世絵コレクション展です。

大阪市立美術館とあべのハルカス
大阪市立美術館とあべのハルカス
ウェストンさんはシカゴ美術館の日本展示室にこの人の名前が付いているくらいの日本美術コレクターだそうで、30年ほど前から集め出した印籠を中心とした漆器のコレクターとして有名だそうですが、25年ほど前から肉筆浮世絵も集め出したそうで、それをまとめた展覧会となっております。

ってことで、25年前という比較的新しい時期から集めたものとは思えない充実したコレクションでかなり良いです。お金持ち(金融業?のCEOらしい)だとここまでできるのね。

美の巨人たちで放送された北斎の美人愛猫図など美人画が多いのですが、風俗画がとても良かったです。菱川師宣の江戸風俗図巻とか。

鳥文斎栄之(ちょうぶんさいえいし)の七福神吉原遊興図絵巻がユーモラスでおもしろかったです。

閉館間際ギリギリまで1時間20分ほどかかりまして、常設展はさらっと見ました。じっくり見てたら2時間は掛かったかな。もうちょっと早く来とけばよかった。

必見とまでは言いませんが、超お奨め。浮世絵好きなら見ましょう。6月21日まで。その後長野と東京に巡回します。

あ、ついでに。

帰った後に森ノ宮のQ’s MALLに行ってきました。行ったら東京女子流のイベントをやっていました。ライブは終わっていましたが。

あっちこっちで撮影禁止の紙を持ったお姉さんが立っていましたが、こう言うのってもう完全に世界から見ると時代遅れじゃないかと思うんだけど。ライブの動画は著作権的に問題あるから難しいんだろうけど、それ以外はどんどん撮ってもらってネットで拡散してもらえばいいのにと思ったのでした。

キューズですが、ランニングのトラックが作られています。これ、わりといいんじゃないですかね。

業務スーパーの会社が経営している輸入食材屋があるのですが、わりとよさげ。

グエルチーノ展 @国立西洋美術館

怒濤の美術展ハシゴの最後は国立西洋美術館のグエルチーノ展です。

国立西洋美術館
国立西洋美術館
400年近く前のバロック期にイタリアで活躍した画家です。

大型の作品が多いので44点と作品数は少ないですが、見応えはあります。ま、宗教画が基本なので興味がない人は見てもしゃあいないかなって感じはしますが。

常設展ではフェルメール作ではないかと言われている作品が最近この美術館に寄託されたので展示されていました。常設展は基本的には写真撮影可ですが、この作品は寄託だからか撮影不可でした。

ってことで、2日で展覧会を12個も見てしまいました。

ってことで、今回はマイルを使ってたので羽田で早めの便にサクッと変更してもらって帰阪。

離着陸時の電子機器使用制限緩和で撮れるようになった大阪上空の写真を置いときます。

大阪上空
大阪上空

COI研究成果発表「ハイカラ –覚醒するジャポニズム- ボストン 美術館スポルディング・コレクション」展 @東京藝術大学大学美術館 陳列館

次は東京藝術大学大学美術館 陳列館ってとこで小さな展覧会をやってたので見てきました。無料です。

東京藝術大学大学美術館 陳列館
東京藝術大学大学美術館 陳列館
スポルディングコレクションは一般展示されない(浮世絵は光に当たると退色するから)ことを条件にして寄贈されたので有名でして、保存状態は最高レベルと言われています。それをデジタル化したデータを使ってプリントしたものや退色再現したものをプリントしたものを展示していました。空刷り(インク無しで凹凸だけを付ける刷り)まで再現して完成度高し。

サクッと見ましたが、再現した絵は全てきれいで良かったです。無料なので近くに来たら是非。

ボストン美術館×東京藝術大学 ダブル・インパクト 明治ニッポンの美 @東京藝術大学大学美術館

次は東博の近くにある術大学大学美術館。初めて来ましたが、ちゃんとした美術館なのね。

ボストン美術館と東京藝大の明治期の所蔵品を集めた展覧会です。

東京藝術大学大学美術館
東京藝術大学大学美術館
しかしボストンはほんまに凄いね。

柴田是真の絵があったのがよかったです。

ってことで次。

平成27年 新指定 国宝・重要文化財 @東京国立博物館

ホテルでは隣の部屋のいびきがうるさいという「カプセルかよ!」と言う状況でしたが何とか寝れまして、サクッとチェックアウトして、ドトールでサンドイッチ食って開館ちょうどの9時半に東博着。

東博ではインドの仏とかやってましたが(鳥獣戯画展は2日後から)、無視しまして、パスポート持ってるとタダで見れる常設展だけ見ました。

で、主目的は国宝・重要文化財に新たに指定されたものを集めた展示です。毎年この時期にやってます。

東京国立博物館
東京国立博物館
上の写真は「試みの大仏(と言いつつ作られたのは平安時代)」として知られている東大寺の弥勒菩薩ですが、これはもう何度も見ています。

今回は病草紙の断簡が4つ展示されていました。これは嬉しい。国宝の病草紙は見たことないので見たいもんだ。

本館一通りと、東洋館をさらっと見て終了。でも1時間半くらいかかりました。

今回は宮川香山の黄釉銹絵梅樹文大瓶(重要文化財)が初めて見れて嬉しかったです。明治期の工芸もっと展示して欲しいなぁ。

六本木アートナイトをチラ見

今日は六本木アートナイトってことで、新美術館ではマグリットか何かをモチーフにしたダンスやってたり(見始めたらすぐに終わった)、ミッドタウンでは色々やってたんでちょろっとだけ覗きました。さすがにちゃんと見る体力無し。

情報全く無いのでとりあえず写真置いときます。

六本木アートナイト
六本木アートナイト
六本木アートナイト
六本木アートナイト
六本木アートナイト
六本木アートナイト
六本木アートナイト
六本木アートナイト
とりあえずビデオに撮ったのも置いときます。

と言うことで、六本木から日比谷線に乗り銀座乗り換えで銀座線で稲荷町に行き、ここでようやく晩飯食って1月と同じホテルに泊まりました。