細見美術館 琳派のきらめき @大阪高島屋

今日は会社帰りに高島屋で展覧会を見てきました。800円ですがアサヒメイトでタダ。主催毎日新聞なのに。

細見美術館-琳派のきらめき
細見美術館-琳派のきらめき
京都の岡崎公園に隣接している細見美術館所蔵の琳派の作品を集めた展覧会です。細見美術館所蔵の琳派作品をどさっと展示すること自体初なんだそうな。自分ところでやればいいのにと思いますが、こっちの方が客集まるんでしょうな。

俵屋宗達、尾形光琳、酒井抱一、鈴木其一、神坂雪佳など琳派の有名絵師の全てを網羅し、それらの作品が展示の多くを占めています。重要文化財クラスのものはありませんがかなり充実しています。

12(日)までで、その後横浜高島屋と東京日本橋高島屋に巡回します。

開創1200年記念 高野山 祈りの美 @大阪高島屋

今日は会社帰りに高島屋に寄りまして、展覧会見てきました。入場料800円ですが、アサヒメイトなのでタダ。

大阪高島屋 グランドホール
大阪高島屋 グランドホール
近現代に金剛峯寺に奉納された襖絵などの絵画を集めた展覧会です。

力作揃いですが、特にお奨めってほどでもないかな。大きな絵が多いので点数はそんなに多くなかったのでサクッと見ちゃいました。

ちなみにハルカス美術館では有名仏像の方の展覧会やってますが、4月からの金剛峯寺本尊初公開の時に一緒に見れるそうなので今回は保留。

佐伯祐三とパリ ―ポスターのある街角― @山梨県立美術館

今日は1日使って山梨は甲府に行ってきました。山梨県立美術館のミレーを見ときたいなと言うことで。

新宿から高速バスで2時間10分ほどで甲府に着き、更にバスで美術館へ。

特別展が開催されてまして、佐伯祐三の展覧会でした。大阪市所蔵全作品を展示だそうな。

山梨県立美術館
山梨県立美術館
大阪市のは佐伯祐三最大のコレクションなので代表作が見れます。有名な郵便配達夫は見たことありますが、全部見るのは初めてなのでよかったです。

で、主目的のミレーも見てきました。ミレーだけの部屋があります。代表作とも言える種をまく人の2枚のうち1枚があるので有名です。

ってことで、満足しまして、バスの時間を合わせるためにカフェでコーヒー飲みまして、甲府駅前の高速バスターミナルで15時発のチケット買いました。で、飲み物でも買うかってことで100円ショップ併設の金券ショップが目の前にあったんで入ったら1割引でバスのチケット売ってるやん。ま、しゃあない。

ってことで、バスに乗りました。山梨で高速に乗るまででかなり遅れ、結局新宿に着いたのが30分ほど遅れた17時40分頃。

で、そのままJRに乗りまして、品川に着いたら京急でトラブル。改札で大丈夫か聞いたら動いてるとのこと。で、快特に乗りました。そしたら動かない。乗るときに大幅に時間が掛かってるとアナウンスがあったそうなんだけど、イヤホンしていて聞いてなかった。

ってことで、予約していた19時20分発の伊丹行きには乗れそうにないのでJALに電話して関空行きの最終便に変更してもらいました。結局着いたのが19時10分頃だったんだけど、出発が多少遅れてたのでもしかしたら乗れてたかもしれないけどまぁ仕方ない。

ってことで、2時間近く余裕が出てしまったのでラウンジでマッサージチェア使いまくりで過ごしました。

ダメージは伊丹からのバスと南海の関空までの差額280円と電話代くらいでした。2時間半ほど時間をロスした方が大きかったな。

ってことで遠征終了。しばらく予定なし。

東京国立博物館 常設展 & 黒田記念館

今日はまたライブで東京遠征です。今日はいつもより1時間ほど早めの便で羽田へ。今回マイル使ってます。

で、特にめぼしい展覧会がなかったので東博に行ってきました。

毎年正月のこの時期には長谷川等伯の国宝 松林図屏風が展示されているのでとりあえず見とこうかなと。ま、展覧会でも見てるんだけど。

東京国立博物館 本館
東京国立博物館 本館
ってことで、本館だけ一通り見てきました。奈良国立博物館のパスポートを持ってるのでタダ。

で、新装になった黒田記念館に初めて行ってきました。東博の敷地の隣にある黒田清輝の記念館です。東博の一部なのですが、敷地外なので無料です。

黒田記念館
黒田記念館
今までは週2日程度の開館でしたが、耐震工事が済んだと言うことで今後は公開日数は増えるそうな。

期間限定で代表作の「読書」「舞妓」「智・感・情」「湖畔」を展示してました。ってことで満足満足。

ボストン美術館 ミレー展 @三菱一号館美術館

今日もライブの遠征で東京です。中3日で出費が厳しいですが行ってきました。

今日もライブはスタンディングなので体力温存で美術展は1箇所だけ。ま、他にめぼしいのがなかったんだけど。

ってことで、今日も火曜日と同じ12時30分発のJALで羽田へ。今日はラウンジでマッサージチェアで体をほぐせました。

多少遅れましたが、大きな揺れもなく羽田に着きまして、モノレール経由で東京駅へ。今日は三菱一号館美術館でのミレー展です。

ボストン美術館 ミレー展
ボストン美術館 ミレー展
展示品の大半(5点が三菱所蔵)はボストン美術館所蔵品で、ミレーは25点ほど。全部で64点で、ミレー以外にもバルビゾン派の絵を多く展示。

ミレー以外もいい絵が多くとてもよかったです。ライブ前に荷物増えるんで悩みましたが、図録買いました。

ってことで会場方向へ向かいます。

ジョルジョ・デ・キリコ展 @汐留パナソニックミュージアム

今日は会社を休みまして、ライブの遠征で東京です。

12:30発の羽田行きに乗りまして、多少揺れましたが特に問題無く到着。

雨の中、浜松町から汐留まで歩きまして、汐留パナソニックミュージアムへ。キリコ展です。

キリコ展
キリコ展
展示されているのは全てキリコの作品ですが、かなり長生きした人なので、晩年の作品も多く、一番馴染みのある初期の形而上絵画がほとんどなかったんが残念。展示されてる形而上絵画のほとんどは晩年に描き直したものです。

でも見たことないタイプの作品も多くあってなかなかおもしろかったです。これだけまとめて見る機会もあまりないだろうし。

ってことで、渋谷に向かいます。

豊島からの帰路

帰りにと言うか、港から遠ざかる方向なのですが、最後に「心臓音のアーカイブ」に寄ってきました。

心臓音のアーカイブ
心臓音のアーカイブ
ここでは自分の心臓音を登録できまして、検索して聞くことができます。510円。

で、アート的な部屋もあって、ランダムに心臓音が流されてます。これは510円に含まれます。当然か。

ま、でも登録したい人以外はわざわざ来なくていい感じ。登録料は別料金で1540円。結構高いです。

ってことで、ここからサクッと港に戻ります。実はレンタサイクルが2時間以内なら500円だったのですが(過ぎたらそれからはその日の上限の1000円)、めっちゃギリギリだったのでかなり頑張ってしまいました。500円ケチらず頑張らなければよかった。奇跡的にほんとにぴったりに着いたので頑張りが無駄にはなりませんでしたが。

豊島は紅葉がきれいでした。楓ではないと思いますが。

豊島の紅葉
豊島の紅葉
ってことで、15:10発の家浦港発の高速艇で高松へ。乗船券は購入不要で運賃1330円は船の中で払いました。
高速艇 (豊島~高松)
高速艇 (豊島~高松)
17:20発の高松行きもあるのでもっと色々回れたのですが、今回はこれで満足なので全然問題なし。余裕があれば高松辺りで1泊するのがよいと思いますな。

ってことで、高松駅前でうどん食って高速バス(窓口購入3900円だった)でOCATで降りて難波から地下鉄で帰宅。

豊島美術館

ってことで、豊島での主目的地の豊島美術館にやってきました。レンタサイクルは適当に置きました。

豊島美術館
豊島美術館
写真の右側が美術館で、左側はショップ&カフェとなっています。

建物そのものがアート作品なのですが、建物の設計は西沢立衛(SANAAのコンビでプリツカー賞受賞している)、内部のギミックなどのアートは内藤礼って人の作品となっております。つまり、作品としてはこれ1点だけですが、入館料1540円です。

建物は2箇所に大きな穴が開いた無柱のドーム空間となっており、床は撥水加工されたコンクリートで、ところどころに小さな穴が開いており(小さなピンポン球がある箇所も少しあります)、その穴(ピンポン球の場合は頭頂部に開いた穴)から少しずつ水が出てきてその水がある程度溜まったら流れ出すってのを眺めるだけになってます。大きな水たまりになってるところもありますが、小さな出水口と小さな排水口だけで成り立ってる部分とか、単に水が溜まってるだけの場所とか色々あって、ぼーっと眺めてるとなんぼでも過ごせる感じ。

内部は想像以上に広かったです。建てるのに苦労しただろうな。

中では係員が3~4人立ってて、客は10人くらい?やっぱり土曜としてはかなり少ない方だったんじゃないかと思います。船のアナウンスではここも酷い時は数時間待ちになっちゃうことがあると言ってました。さすがにここは外人は少なくて船で一緒だった白人さん一人だけでした。

ちなみに静寂も作品のうちってことで、できるだけ音を立てるなと言うことで内部は撮影禁止。

ずっと眺めてても構わなかったけど、果てしなく居続けそうだったので20分ほどで出ました。

入場料は高いですが、旅費含めれば大したことないってことで、これだけの非日常空間はなかなかないのでお奨めです。人少ない時をできるだけ狙いましょう。

ってことで、昼飯食ってなかったんでカフェでオリーブライスってのを食いました。もろみで味付けしたオリーブを混ぜたご飯です。

オリーブライス
オリーブライス
わりと食えましたがお奨めってほどではありません。
カフェ内部
カフェ内部
と言うことで、帰路につきます。

豊島

ってことで11:55発の高速艇(四国汽船)で豊島へ。所要時間は宇野~直島と大差ないですがこっちは高くて620円です。

高速艇 (直島~豊島)
高速艇 (直島~豊島)
で、8人ほどしか乗ってなかったですが、土曜にしては驚くほど少ないんだそうな。で、豊島経由犬島行きだったんですが、豊島で降りたのは私と外人さんの二人だけだったかな。

船内アナウンスでは誰が喋ってるのかわかりませんが、乗ってる間ずっとバスガイドのように喋ってました。

ってことで、豊島(てしま)着。ここでレンタサイクルを借りました。バスの本数がめちゃ少なくて使えないと言っていい状態なのでほぼ必須の状況です。電動アシスト自転車なのでそれなりに楽ですが、体重重いので坂道だとアシストが足りずにペダルが重いのでやっぱり疲れます。

この島でも目当ては1箇所だけですが、途中、アート作品などもあるので多少は見てきました。

豊島のアート作品その1
豊島のアート作品その1
清水観音堂
清水観音堂
このボロボロの観音堂ですが、ここはわき水で有名で、その施設も含め全体が文化財登録されてます。

次にアート作品が展示されてる小さな蔵のような建物も300円払って覗いてきましたが、3分ほどで退散。次行きます。

地中美術館

バスに数分乗りまして、終点の地中美術館チケットセンター前に着きました。

45分からチケット発売開始ってことで、係員のお姉さんが少し説明してくれました。

で、チケット買いまして(2060円。カード払い)、入口まで向かいます。ネットで事前に時間指定チケットってのが買えるそうですが、混んでてもその時間には入れるってことらしい。そんなに混むことがあるってのは後で知った。

入口までの坂にはジベルニーのモネの庭の睡蓮の池をイメージした柳が植えられた睡蓮のある池が作られています。

で、入口到着。

地中美術館
地中美術館
開門時には8人ほど待っていました。

で、10時に入場。チケットもぎりのお姉さん(掃除もしていた)とか係員の数はかなり多いんだけど、かわいい人がやたら多い。どうなってるんだ?

館内は全面撮影禁止です。

この美術館は安藤忠雄設計で、景観保護の観点から地下に作られており、外から見えるのはわずかしかありません。航空写真だと三角やら四角やら色々見えますが。

展示物は点数で言うとかなり少ないです。有名画家ではモネの晩年の作品5点を集めた部屋があります。

それ以外と言っても点数で言うと4点なんですが、現代アートです。全て部屋そのものが作品になっています。

8人で交代制で見る作品以外の作品では私が一人だけで見れる時間があったんで凄くラッキー。贅沢な時間が過ごせました。ま、でかい球体のある部屋は完全に一人じゃなくて係員はいるんだけど。

でかい球体のある部屋は球体の真上に四角い天窓があるんだけど、ガラスがあるようには見えない位にきれいに掃除されてます。かなりこまめに掃除してるんだろうな。

中にはカフェがあって、カフェの所から外に出れましてなかなか良い眺めでした。ここでの写真撮影は問題無いと思います。ま、中でも係員のいない場所では写真撮りまくってた人多かったけどねぇ。

たった9点しかないのに1時間ほどいました。バスが11時5分発だったのでそれに合わせて退散。

で、全体として、かなり良かったです。点数少ないし、チケット高いですが不満は無いです。美術ファンなら一度は来ることをお奨めします。

しかし、帰り際にはかなり客がいました。しかも外人客やたら多し。白人中国人とか色々。こんな田舎にまでって感じ。

どれくらい入ると入場制限になるのかは知りませんが、静かな状況で見れてラッキーです。途中の船のアナウンスで聞いたんだけど、数時間待ちの時もあるらしい。係員多いけど維持は問題なさそうですな。

ってことで、11:05発のシャトルバスに乗り、つつじ荘へ。草間彌生の黄色いカボチャの写真撮ったりしてバスを待ち、11:30発のバスに乗り宮浦港へ。地中美術館から直接歩けば20分ほどだったんでそっちの方がよかったかも。

直島には他にも色々アート施設や作品があるのですが、今回日帰り予定なのと無理に見なくても良いかなって感じたので完全にスルーします。港で時間あったんで(と言っても10分)アート銭湯でも見に行っとけばよかったかなぁ。ま、ええか。

てことで、11:55の宮浦港発の四国汽船に乗り(乗り場は海の駅じゃなくて隣の高速旅客船乗り場)、豊島に向かいます。