TRIO パリ・東京・大阪 モダンアート・コレクション @大阪中之島美術館

電車賃ケチってと言うか、環状線一駅乗っても大して歩く距離が短くなるわけでもないのでグラングリーン大阪から徒歩で大阪中之島美術館に向かいました。18日の記事で書いた気になっているグラングリーン大阪の南にあるなにわ筋線関連の工事している場所を通って行きました。

車道は完全に通行止めですが、歩行者は高架下を通れるようになっていたので遠回りせずに済みました。

高架下は歩行者は通れます。
高架下は歩行者は通れます。
この高架下をまっすぐ行くと大阪中之島美術館と関電ビルの間に辿り着きますが、1ブロック分寄り道して出入橋のきんつば屋に寄りました。
出入橋 きんつば屋
出入橋 きんつば屋
ずっと気になっていたのですが初めて食います。きんつば1個を100円で買って食いつつ美術館に向かいました。ちなみに私の好きなタイプのきんつばでしたので大阪中之島美術館に来たついでにまた買うことになる可能性が高いかな。

ってことで美術館辺りにやってきました。関電ビルは万博仕様で最上部がペイントされています(青色がないなと思ってたらこれはまだ途中らしい)。

関電ビル
関電ビル
大阪市立科学館の工事のついでに大阪中之島美術館との間のデッキ橋の接続工事も完了して開通していました。
大阪中之島美術館と南側との連絡橋
大阪中之島美術館と南側との連絡橋
スロープは思ったより大がかり。
スロープ
スロープ
後ろに映ってるのが大阪市立科学館です。

ってことで本題。展覧会です。

大阪中之島美術館
大阪中之島美術館
フルタイトルは「開館3周年記念特別展 TRIO パリ・東京・大阪 モダンアート・コレクション」です。

東京国立近代美術館と大阪中之島美術館とパリ市立近代美術館(ポンピドゥー・センターとは違います)の所蔵品を集めた展覧会です。

オフィシャル情報によると「3館のコレクションから共通点のある作品でトリオ(3点1組)をつくり、構成するという、これまでにないユニークな展示により、コレクションの新たな魅力を浮かび上がらせます。思いがけない作品の組み合わせによる新鮮な化学反応をお楽しみいただき、お気に入りの作品を見つけていただければ幸いです。」だそうな。

美術館単独の展覧会を開くのはかなり難しくなってますのでこういう企画になっているんだと思います。

ほとんどの作品は撮影OKでした。ダメだったのは2点くらいかな。

平日でしたが思ったより客は多かったです。

TRIO展
TRIO展
国内の作品は有名なのだと見たことのあるのが多かったってこともあり見といてよかったと思うほどではありませんでしたが、まぁまぁ良かったです。

最後の部屋に映像作品がありまして一つ丸ごと見ちゃいましたが見なくてもよかったかな。滞在時間はトータルで70分ほどでした。

連続する共鳴 真鍋大度新作個展 @VS.

今日は展覧会のハシゴです。まずはうめきたの北地区に新しくできたVS. と言う安藤忠雄が設計監修した文化施設に行ってみました。基本的には展覧会とかに使える空間が4つあるだけなので、美術館じゃなくて文化施設ってことになっています。ま、国立新美術館とかも展示空間だけなんだけども。大きな展覧会の会場になることが多い東京都美術館もほんのちょっとしか所蔵品がありませんが、東京都自体はいろいろ持ってます。

うめきた公園の一部と言うことを意識して、地下に展示室があります。

VS.
VS.
天井高15mの大空間になってる展示室の建物は地上に出ていますが(写真左)、ツタで覆われることになるっぽくて既に結構ツタが伸びています。入口のガラス張りの建物の1階はカフェとなっていますが、1杯1万円超えのコーヒーを売ってたりします。

で、今回は開館記念展覧会で、「VS. OPENING EXHIBITION 連続する共鳴 真鍋大度新作個展」と言うタイトル。

連続する共鳴 真鍋大度新作個展
連続する共鳴 真鍋大度新作個展
無料ですけど時間予約制となっています。予約してなくても空いてればその場で予約すればOKって感じでした。

作品は4つの部屋ごとにありまして、鑑賞者の動きをキャプチャーして作品に反映させる作品になっていたりします。説明はこのリンク先見た方がわかりやすいかな。

一つ目の部屋はこんな感じ。私が映ってます。

連続する共鳴 真鍋大度新作個展
連続する共鳴 真鍋大度新作個展
二つ目はこの赤い縦線になってるのが私の位置を反映したもので、動くと追随します。
連続する共鳴 真鍋大度新作個展
連続する共鳴 真鍋大度新作個展
部屋の中央付近に立つと壁の位置より更に奥行きがあるように計算されて投影されています。天井を見るとどこが壁になっているのかがわかると思いますが、床の方を見るともっと奥に床があるように見えてると思います。

ということで、猛暑の平日ってことで客が少なかったですが、客が多い方が作品に反映されておもしろいかも知れません。

3つめは割愛しまして、最後の部屋は大空間を利用した映像となっています。どれくらいのパターンがあるのかがわかってませんが、ずっと見てると時間が経っちゃうので適当なところで切り上げて出ました。トータル30分くらいいたかな。ずっと居れると思いますけど、特に二つ目の部屋は大音量なのであまり長居しない方がいいかも。耳栓持ち歩いている私はずっと使ってました。

最近のテクノロジーの発展は凄いなと思うばかりですが(私はこういうのに使うプロジェクターを開発してたこともあるんで作ってた方の人なのですが、私の頃とは明るさの性能が全然違いますな)、こういう感じの芸術にめちゃめちゃ興味があるわけでもないので有料だったら見てないと思います。

とにかく無料なのでお奨めです。10月14日まで。もう1回くらい見に行こうかな。

デ・キリコ展 @神戸市立博物館

次は阪急で神戸に向かいまして、神戸市立博物館でのデ・キリコ展。

神戸市立博物館
神戸市立博物館
円安で大規模な展覧会を開きにくい今日この頃ですが、結構頑張って集めてきてます。画家の名前だけを冠した展覧会に恥じない内容となっております。

撮影可の作品がちょっこちょこあったので不可のが入らない写真を1枚。

デ・キリコ展
デ・キリコ展
平日で16時頃に入館したので(閉館は17時30分)超ガラガラでした。

金土は20時まで開いてるので特に金曜はチャンスだと思います。

デ・キリコは上の写真に描かれてるマヌカンのイメージが強かったですが、色々なのが見れて良かったです。

滞在時間は1時間弱でした。

虫展 @市立伊丹ミュージアム

今日は展覧会でお出かけです。まずは伊丹ミュージアムでの虫展。

私立伊丹ミュージアム
私立伊丹ミュージアム
展示してるのは伊丹市立美術館だった場所ですが、伊丹市立博物館の機能を取り込んで(1室だけ博物展示してるらしいが今回は入らず)2022年から名前が変わってます。

今回は虫展と言うことで、虫をテーマにした国内作品の展覧会です。昆虫だけじゃなくてムカデやクモや昔の人の想像の産物や虫は登場してないけどテーマが虫になっている作品とかも。

料金は1000円で最近では安め。マイナーな美術館で平日ってこともありガラガラでしたが、ちょっとは客いました。

こういうテーマ展でないと見れない作品が多く、なかなかおもしろかったです。写真の絵は450年ほど前の「針聞書」で、検索してみてください。
左は蟯虫(ぎょうちゅう)で、「庚申の夜に体より出て閻魔大王にその人の悪事を告げる虫」だそうな。

解説付きキャプションが多く、展示数も結構あったので100分くらい掛かりました。会期は29日までですのでそろそろ終わりです。

特別展 レスコヴィッチコレクションの摺物 後期展示 @大和文華館

今日は奈良へ。経費節減で展覧会とまとめて。

大和文華館のレスコヴィッチコレクションの摺物の後期展示を見てきました。丸ごと入れ替わるってことで。

書きたいことは前回書いたので詳細は割愛。

この写真だと全然人がいませんが、盆休み中なので前回よりは多かったです。

大和文華館
大和文華館
今日も集中力が無かったので1時間ほどで退散。17時閉館ですが、次の予定のなら燈花会と東大寺大仏殿夜間拝観が19時からなので閉館10分前くらいまで中のベンチで休憩してましたが。

広重 ―摺の極― 後期展示 @あべのハルカス美術館

四天王寺の聖霊院からハルカス美術館へ。

広重展の後期展示です。

あべのハルカス美術館
あべのハルカス美術館
最初に展示されている広重の肖像版画以外全部入れ替わっているので今回も見に来ました。アサヒメイトで半額の950円なのがとてもありがたい。前売りでペアチケット(バラで使える)を買ってても3200円なので1300円もお得。アサヒメイト(朝日友の会)の年会費は1680円ですが、2月の円空展も半額だったし、高島屋の展覧会をいくつかタダで見れてるので今年1年はだいぶお得に過ごせています。

ってことで後期展示ですが、書きたいことは前期の時に書いたので割愛。

今回も同じエリアが撮影可だったので撮りました。

広重展 展示室
広重展 展示室
今日も平日で時間帯も似たようなもんですが、前よりはだいぶ混んでました。会期が進んでるのもあるでしょうが金曜だからかな。

今日は前回より集中力がちょっと切れてたのと、最後の映像は見なかったので、1時間45分くらいでした。

特別展 レスコヴィッチコレクションの摺物 @大和文華館

広重展の時に書きましたが、今日は大和文華館に行ってきました。

大和文華館
大和文華館
美術館本体までは駅から歩いて10分ほど掛かるので暑いのは嫌だなぁと思いつつ行きましたが、そんなに酷暑ではありませんでした。

展覧会のタイトルは「特別展 レスコヴィッチコレクションの摺物 ―パリから来た北斎・広重・北渓・岳亭―」で、広重展でどっさり貸してくれたレスコヴィッチさんの摺物コレクション展です。

摺物(すりもの)というのは主にプライベートに近い限定製作の版画です。小さいサイズのが多いですが、空刷りとかお金を掛けて凝った作りのも多いですし、製作数が少ないので現存数が少ないので初めて見るものばかり。ってことで見ることにしましたが、感想を先に書きますと、浮世絵大好きで見逃したくないって思う人以外はわざわざ来なくてもいいかなって感じ。これは憶えてるだろうなってのは広重の犬の絵くらいかな。

こっちは完全撮影可でした。いつも客が少ない美術館の上に真夏の平日でしたが10人以上はいたかな。

大和文華館 展示室
大和文華館 展示室
ここは建物は立派なんだけど、展示できる場所が少ないのが痛い。今回は小さい作品が多く点数はかなり多いので物足りなさはありませんが、移動式の展示ケースを増やして一度に見れる点数を増やせればもっと客を集められる展覧会を開けるのにと思います。

ちなみに展示数は前後期合わせて269点で、広重展同様丸ごと入れ替わるっぽいので今回展示されてるのは大体130点強って感じ。

全作品のキャプションに説明があるので読んでるとかなり時間掛かると思いますが、私は流し読みしたので1時間ちょっとの滞在時間でした。

ちょっと悩みますが、とりあえず全部見ときたいので後期も行くかな。

広重 ―摺の極― @あべのハルカス美術館

今日はあべのハルカス美術館へ歌川広重の展覧会を見てきました。行こうかどうしようか迷ってたんですけど、アサヒメイトで半額(通常料金の半額)だってことで見ることにしました。

あべのハルカス美術館
あべのハルカス美術館
展覧会のフルタイトルは「あべのハルカス美術館開館10周年記念 広重 ―摺の極―」です。ということで、ハルカス限定ってことで巡回はしません。

北斎の展覧会はわりと多いけど広重の展覧会が少ないのはまとまった良質のコレクションが少ないからだそうで、今回、ジョルジュ・レスコヴィッチと言うコレクターのコレクションをどっさり借りてこれたので実現したそうな。

基本的に撮影不可でしたが、一部の区画だけ撮影可だったので撮影不可のが入らないアングルで1枚撮影。

広重展 展示室
広重展 展示室
平日の夕方ってこともありわりと空いてました。

状態の良いものが多く貴重な初摺などもありかなり貴重な機会となってます。有名な作品も展示されていますが、初めて見る作品も多く、見にきといて良かったです。

最後の映像が10分ほどあるのですが、それ入れて2時間超えました。

ちなみに前期後期の展示替えでほぼ丸ごと入れ替わります。私は後期も多分見ることになると思います。

ってことで、浮世絵好きなら必見ですかね。

ちなみにジョルジュ・レスコヴィッチのコレクションが大和文華館(ハルカス美術館と同じ近鉄系です)でも展示されていて、摺物(すりもの)をメインにしたというこれもかなり貴重な機会のようです。大和文華館は狭いですけど、今回の展示数はかなり多いのでこれも見に行くつもりです。

ちなみにアサヒメイトですが、前後期見るとすると1900円で見れることになるわけですが、前売りのペア券(バラでも使える)だと3200円なので、少なくとも1300円はお得ってことになります。アプリ会員だと年会費1680円なのでわりと簡単に元は取れそうですな。

和泉市久保惣記念美術館所蔵品展 @中之島香雪美術館

今日は展覧会を見てきました。中之島香雪美術館です。最寄りは肥後橋ですが交通費節減で大阪駅から徒歩で。

展覧会のフルタイトルは「珠玉の西洋絵画:モネ・ルノワール・ピカソ 和泉市久保惣記念美術館所蔵品展」です。

中之島香雪美術館
中之島香雪美術館
和泉市久保惣記念美術館の西洋画を集めた展覧会ですが、展示数25点しかありません。それにしてはチケット代高いなと思ったりしますが、和泉市久保惣記念美術館まで行くと交通費だけで1700円くらい掛かるしねぇ。

で、なかなかいい絵が多いので見応えはあります。ちなみに展覧会とは別に香雪美術館所蔵の雪舟の山水図が7/15まで展示されてます。

説明文が丁寧なので30分くらい掛かりました。

帰りはDTタワーのダイソーに寄って買い物したり、1ビル地下のミラと言う激安でお奨めのインド料理屋でセット食ったりしてから帰宅。

山王美術館 開館15周年記念 コレクションでつづる 印象派展

今日も展覧会を見てきました。山王美術館です。

山王美術館
山王美術館
3フロアの内、印象派展になっているのは1フロアだけでした。でも有名画家の絵ばっかりなので悪くはないのですが、見といて良かったなと言うのは特になかったですかね。