関西文化の日

昨日今日(11/16,17)が「関西文化の日」のメインの日程だったので今日は3つほど見てきました。

関西文化の日は関西の文化施設の多くが無料で楽しめます。施設によってはこの日じゃ無いところもありますが、ほとんどはこの2日間に無料開放日が集中しています。

まずは弁天町駅に隣接している交通科学博物館。来年春の閉館が決まっています。京都の梅小路が拡大するのでそっちに移管って感じですかね。

交通科学博物館
交通科学博物館
JR西日本の運営ですが、名前の通り鉄道以外の展示もあります。

無料ってことで、子供連れで大盛況でした。

ここに来たのは40年ぶりくらいと思う。基本構造は当時と変わってないと思います。

おかんに連れられてきたのははっきり憶えてて、食堂車のレストランで(当時と全く同じっぽいのがまだあった)イチゴジャムを薄く塗っただけのサンドイッチを食ったのだけははっきり憶えてます。でも子供の頃あまり食べてこと無かったんでおいしかったんだよね。

時間もあったんで次は中之島の国立国際美術館へ。特別展は有料ですが常設展(と言っても展示はころころ変わります)が無料。ここはあまり盛況ではありませんでした。現代アートはわかりにくいかな。

国立国際美術館
国立国際美術館
馴染みの無い作家の作品がほとんどですが、リキテンシュタイン、ウォーホル、草間彌生の作品などが展示されてましたが、あっさり見終わってしまいました。

ってことで、向かいの大阪市立科学館へ。

大阪市立科学館
大阪市立科学館
ここは完全に子供向けの施設なので、無料でないと見に来ないですな。プラネタリウムは別だけど、有料だしね。

霧箱を見れたのが良かったです。

ってことで、見ておきたかった施設2箇所も見れたので満足です。

プーシキン美術館展 フランス絵画300年@神戸市立博物館

今日は神戸へプーシキン美術館展を見に行ってきました。

アサヒメイトで半額の750円でした。今後アサヒメイトで無料や大幅割引のある大型の展覧会は減りそうだという噂だけど、どうなるんだろうか。

神戸市立博物館
神戸市立博物館
2年前の予定が震災で今年まで延期されました。ってことで本家のモスクワのプーシキン美術館は開館中なので点数は66点と少なめです。

しかし、来ている絵はどれもレベルが高くいい絵ばっかりです。有名作品はほとんどありませんが、有名画家の絵は多いです。

絵が好きでロシアに当分行く予定のない人は見ておきましょう。

第65回正倉院展@奈良国立博物館

今年も正倉院展に行ってきました。開幕したばっかりの今日(26(土))にしたのは友の会の期限が明日までで、明後日は関京戦を見に行かんといかんので今日しか行けなかったので。

第65回正倉院展
第65回正倉院展
今年の目玉は上の写真の漆金薄絵盤(うるしきんぱくえのばん)。23年ぶりだとか。当時の彩色がほぼそのまま残ってるのが非常に興味深かったです。寺などの建物や仏像も似たような顔料が使われてたんだろうってことで当時の状態をイメージしやすくなります。

今年の古文書でなかなかおもしろかったのは給料の前借りとか借金の記録とか。月の利子が13%で、ある月から15%に上がったと書かれていました。ま、文書読んだわけじゃなくて注釈読んだだけだけど。

でも休暇届とかほどのインパクトはなかったな。

ということで、今回もどこにも寄らずここだけでサクッと帰還。あ、でも、仏像館(奈良博の本館)はちゃんと見てます。

ターナー展 @東京都美術館

展覧会巡りの最後はターナー展。イギリスで一番有名な画家です。神戸でもやる予定ですが、時間が余ったので見に来ることにしました。

ターナー展
ターナー展
ターナーと言えば、荒れた海の中を行く帆船のイメージですが、やはり風景画が多く、人物を描く場合も引いた絵がほとんどです。1枚だけ風俗画がありましたが。

好きなら見に来るべしって感じです。

東京での展覧会にしては比較的見やすかったです。これからどんどん混むんだろうな。

京都 -洛中洛外図と障壁画の美- @東京国立博物館

次は東博です。友の会の無料分が余ってたので。

京都の展覧会です。

東京国立博物館
東京国立博物館
メインは大きく分けて2点。洛中洛外図屏風と二条城の障壁画一挙公開。洛中洛外図屏風は複数展示されていまして、当然というかなんというか国宝の狩野永徳の作品もありました。

洛中洛外図屏風はじっくり見てるとしゃれならん時間が掛かるのと以前にも見たことがあるので、今回はじっくり見るのはパス。

わりと地味目な印象の展覧会ですが、人はかなり多かったです。

で、本館は一通り見ました。明治期の工芸や美術をもっと多く展示できるようにならんもんかね。

ル・コルビュジエと20世紀美術 @国立西洋美術館

次は同じく国立西洋美術館でやっていたコルビュジェの展覧会です。建築家として有名ですが、絵画作品も多い人です。

国立西洋美術館
国立西洋美術館
ピカソみたいな抽象画がほとんどで、そんなに好きではありませんがなかなかおもしろかったです。常設展示としての展覧会だったので追加料金は無し。

本館の常設展示エリアがほぼ丸ごと展覧会場になっていたので今回は常設展示は非常に少なかったです。これはあまりやって欲しくない。常設展示ってのは海外からの旅行客を呼ぶ重要なアイテムだと思うので。

ミケランジェロ展 @国立西洋美術館

今週もライブで東京に遠征です。伊丹からサクッと羽田へ。

ライブ前の展覧会巡りですが、今回は上野。まずはミケランジェロ展です。

ミケランジェロ展
ミケランジェロ展
ミケランジェロは基本的には彫刻家で、絵画の大作は壁画だったりして日本に持って来れそうにないものばっかりなので素描が中心です。まぁでも素描はあまり見れない物が多いので貴重っちゃ貴重です。ま、頑張って見に来るほどのもんでは無いですかね。

では次行きます。

印象派を超えて 点描の画家たち ゴッホ、スーラからモンドリアンまで @国立新美術館

次は点描を中心にした展覧会です。

国立新美術館
国立新美術館
クレラー=ミュラー美術館所蔵作品を中心にして、他は日本の美術館の所蔵品から関連する絵をかき集めましたって感じの展覧会です。

ということで、基本的には1個の美術館の所蔵品だけなのですが、これだけ良く点描画を集めたなという感じ。なかなか良かったです。ゴッホも点描の手法になっている絵を揃えてあります。

点描というと、スーラとシニャックくらいしか知りませんでしたが、他にも結構いたんですねぇ。

最後のモンドリアンだけはせっかく借りれたのだからって感じ。

アメリカン・ポップ・アート展 @国立新美術館

今日は東京です。羽田からモノレールで浜松町へ行き、近くの大門駅から大江戸線で六本木へ。

国立新美術館での2つの展覧会を見てきました。

国立新美術館
国立新美術館
まずはアメリカンポップアート展。パワーズ夫妻のコレクション展なのですが、このタイトルに負けない展示でした。

ウォーホルが多く展示されたので話題ですが、リキテンシュタインは大好きなのでこれだけまとめて見たのは初めてなのでとても良かったです。前半はピンと来ないのが多かったですが後半がとても気に入りました。

会期終盤だからか大混雑でした。と言うことで次行きます。

「髙島屋と美術家たち」展@髙島屋史料館

今日は堺筋沿いの日本橋の電気街の北にある高島屋東別館の中にある高島屋資料館に行ってきました。スタンプラリーで何かもらえるってことで。スタンプは4つ押すところがあるんだけど、3つは木曜に難波の高島屋で押してあって残りの1個がここだったんで。ちなみに資料館はタダで入れます。

まず、ガフーリオという日本橋の交差点からちょっとの所にあるイタ飯屋でランチをいただきました。パスタがおいしいです。

で、高島屋資料館。

髙島屋史料館
髙島屋史料館
タダってこともあり、なかなかの盛況でした。

展覧会は歴史的なものは本館の方の展覧会で展示されているのでこちらは展示しきれなかった美術作品を中心に展示していました。横山大観など有名画家の作品が結構展示されていました。コルビュジェがデザインしたタペストリーとかかなり珍しいものまで。

玉虫厨子のレプリカってここにもあったんやね。法隆寺の方のレプリカは金ぴかですが、こっちはわりといい感じになっていました。

東別館はいつか来たいなと思っていたのでいい機会でした。

スタンプラリーの景品は抽選でしたが、高島屋のマスコットのローズちゃんの本をもらいました。あんまり嬉しくなかったりして。