アルフォンス・ミュシャ生誕150年記念 知られざる制作の秘密 展

今日は堺へミュシャを見てきました。アールヌーボーの代表的な人で、繊細だけど空間との間の輪郭線だけはやたら太いと言う特徴的なスタイルのポスターで有名な人です。

今は無き「カメラのドイ」の社長だった人が世界的なミュシャのコレクターだったそうで、亡くなってからそのコレクション約500点が堺市に丸ごと寄贈されたそうで、堺市立文化館の中に専用の常設展示室(アルフォンス・ミュシャ館)まで堺にはあります。

で、そのコレクションを中心とした展覧会が現在全国巡回中で、今本家の堺の堺市博物館に来てまして、2駅隣のミュシャ館も当然展示中ってことで両方見てきました。(両方見るとポストカードがもらえます)

まずは、ミュシャ館のある堺市立文化館へ。阪和線の堺市駅のそばのタワーマンションの駅から見て右側の下層階にあります。

「アルフォンス・ミュシャ生誕150年記念 知られざる制作の秘密 展」
「アルフォンス・ミュシャ生誕150年記念 知られざる制作の秘密 展」
与謝野晶子文芸館ってのも併設されてまして、作品や資料などが展示されてます。♪柔肌の~熱き血潮に・・・ってCMに使われた和歌しか知らないんやけど。

で、以上2つの展示室は500円(別料金ではなく込み)ですが、無料の展示室もありまして、「日本のアールヌーボー」って言う企画展示もされていました。昔の高島屋のポスター等が展示されてました。

これら3つまとめると想像以上に充実していたのですが、次の堺市博物館に行きます。

奈良国立博物館 特集展示「国宝を味わう」

今日は奈良国立博物館へ行ってきました。「おん祭と春日信仰の美術」ってのをやってまして、特別展ではなく、より小規模の特別陳列なので友の会会員だとタダ。

で、こっちはが今日の目的ではなく、同時にやってた特集展示「国宝を味わう」ってのを見たかったのですわ。
去年国宝に昇格した与謝蕪村の夜色楼台図ってのが明日までしか展示されないので今日見に来たってわけですな。

奈良国立博物館
奈良国立博物館
ってことで、展示会場は特別展やってるときと変わらないので「珠玉の仏教美術」ってのも同時にやってまして、結構いろいろ見れました。

帰りは興福寺経由で。国宝館は大盛況ですなぁ。今年初めの改装は大成功ですな。特にグッズ売り場。改装前は買ってる人ほとんど見たこと無かったのに今や普通に誰かしら買ってるもんな。

南大門跡をふと見るとなんか作ってる。

興福寺南大門跡
興福寺南大門跡
基壇くらいは先に作ろうってことなのか。

猿沢の池のほとりにある衣掛茶屋ってところで親子丼をいただく。なかなかおいしかったです。こないだはぜんざい食ったけどあれもいかにも手作りって感じでおいしかったな。

円山応挙 空間の創造@三井記念美術館

今日はチェックアウトから飛行機の搭乗時間まで時間があるので日本橋(三越前駅)の三井記念美術館へ円山応挙の展覧会を見てきました。

「円山応挙 空間の創造」 三井記念美術館
「円山応挙 空間の創造」 三井記念美術館
国宝の雪松図屏風などが展示されていました。やっぱもうちょっと規模が欲しいな。

後は日本橋を歩きつつ都営浅草線の日本橋駅へ向かう。

日本橋を歩いて渡るのは初めてだったり。

日本国道路元標
日本国道路元標
帰りは羽田から飛行機で。

羽田ではJALの新しいラウンジに入りました。なんで不便になる3階にしたんだろうって思いますが、前のスペースをショップに変えたいターミナルビルの意向なのかな。

富士山が綺麗でした。

富士山
富士山

ゴッホ展&その名は蔦屋重三郎@六本木

今日はまず国立新美術館でのゴッホ展を見てきました。

ゴッホ展@国立新美術館
ゴッホ展@国立新美術館
入場待ちはなかったけどすっごい人出でした。絵の前に人が4重とか。

しかし、展示は充実していました。すばらしい。これだけまとめて見れる機会もそうそうないですな。

次は時間があったのでサントリー美術館での「歌麿・写楽の仕掛け人 その名は蔦屋重三郎」展を見てきました。

サントリー美術館「歌麿・写楽の仕掛け人 その名は蔦屋重三郎」展
サントリー美術館「歌麿・写楽の仕掛け人 その名は蔦屋重三郎」展
1点1点解説があって見応えはあったんだけど、集中力が無くなっていたのでさらっと見て終了。

午後は前の会社の同僚(彼も既に退職)と4年ぶりに渋谷で会いまして、夕方のライブの時間までつきあってもらいセガフレドでお話。

東大寺大仏@東京国立博物館

次は東京に戻り、上野の東京国立博物館へ。

京都国立博物館の友の会会員なのでタダで見れます。特別展は回数制限あるんだけど。

大仏さんは当然持って来れません。例え運ぶ手段があったとしても大仏殿を解体しないとダメ。一休さんのついたての虎を出す話みたいですな。

ちなみに大仏さんと同じ大きさの手の模型が1階に飾ってありました。

ってことで超目玉展示はありませんが、ふらっと奈良に来ても見れない年に1回しか見れない秘仏の多くが見れるので実は非常に貴重な機会なのです。ま、個人的にはそれも全部見てるんだけどね。

東京国立博物館
東京国立博物館
常設展もざっと見てから退散。刀を展示してるスペースには外人多いねぇ。

ドガ展@横浜美術館

昼間は暇なので今日は横浜美術館のドガ展へ。ドガは大好きです。

横浜美術館
横浜美術館
オルセー工事中ってことでドガも大量にオルセーから来ていまして、一番有名なエトワール(上の写真で使われてる絵)や当時唯一発表された彫刻も来ています。

ってことで、十分満足して展覧会を見終えまして、常設展へ。常設展もかなり充実していてすばらしい。こないだ美の巨人たちで下村観山の小倉山をやっていましたが、ここにあります。

帰りに昼飯ってことで、クリスピークリームドーナツで初めて食ってみました。めっちゃ甘いね。これ長続きさせるのちょっと厳しいのでは。

大原美術館

今日はBONNIEのライブがあるので広島へ行く予定で、途中倉敷に寄ることにしました。目的地は太原美術館。一度行ってみたかったので。

ってことで、岡山で新幹線を降り、山陽本線で倉敷へ行き、徒歩で美観地区内の太原美術館へ。

大原美術館
大原美術館
事前に調べてはいたんだけど、結構広いのね。増築したり分館がいろいろあったりで。

所蔵品の総合展示が行われていて今回見とけばOKって感じでラッキーでした。

想像以上に凄いところでしたわ。

ってことで、さくっとここだけ見て広島へ。

南明寺、不空院、十輪院、元興寺、正倉院展

写真貼るのめんどくさいのでとりあえずパスってことで。

24日に奈良へ行ってきました。秋の特別公開ラッシュでしばらく大忙しです。

まずは普段要予約で今が予約不要で特別公開中の南明寺へ。柳生の手前の大柳生の近くにあります。

めっちゃ本数の少ないバスで柳生方面へ。途中、円成寺とかあるんだけど、寄ってると他に寄れなくなるほどバスの本数が少ないので今回断念。

ってことで南明寺へ。想像以上に綺麗に整備されてました。仏像は個性的って感じでもないので無理してこなくていいのではって感じですが、4頭身くらいの四天王が可愛かったです。

で、またバスで奈良に戻りまして、今度は新藥師寺近くの不空院へ。これも普段は非公開。重文の不空羂索観音がいらっしゃいます。

で、次は奈良町の十輪院へ。これも普段は見れない不動明王像が公開ってことで。この不動明王は表情がよいですな。可愛い女の子の説明員さんがいらっしゃいまして、たどたどしい説明も良かったです。

次は元興寺へ。これまた普段非公開の禅室内部公開と。禅室の屋根裏探検は要予約だったので入れませんでした。

で、夕方狙って正倉院展へ行ってきました。5時頃に着きまして、予想通り行列もなくサクッと入場。

五絃琵琶という正倉院宝物を代表する有名なのが十数年ぶりに公開ってことで、これを近くで見るためだけに行列する場所が内部に作られていまして、ま、でも10分ほどで間近で見れました。凄いねぇ。1300年近く経ってるとは思えない新品のような状態の良さ。

古文書は相変わらずおもしろくて、今回は盗難届とかが公開されていました。公文書は後でごまかされないように字の書いてある場所全部に四角いハンコが押されまくってあるんだけど、書き間違いの所には45度回転させて重ねて押されてあった。訂正印みたいなのは奈良時代にも存在してたのね。

大津 国宝への旅

今日は大津市歴史博物館へ行ってきました。2年前の三井寺展で期間展示で見れなかった国宝の黄不動が展示されるってことで。絶対秘仏とされていますが、2年に1回くらいちょこちょこどこかでは見れている感じ。

大津 国宝への旅
大津 国宝への旅
三井寺(園城寺)の敷地の隣にあるので三井寺のものを展示しやすい環境にあるようで。三井寺は国宝めっちゃいっぱい所有している凄い寺ですが、仏像とかほとんど秘仏なんだよねぇ。

この博物館は説明文が丁寧なのがよいね。

紙は当時貴重だったので、公文書を寺に払い下げて裏紙として写経に使ったりしていたのが寺に残されて公文書部分が今ややたら貴重になってしまって国宝とか。裏紙だったのにねぇ。

遺言的に残された文書があって、この文書はすぐに処分することと書かれているのに今に残されて国宝とか。

あと、五部心観ってのがありまして、写本とオリジナルの両方展示されてたんだけど、どっちも国宝。めっちゃ貴重ってことですか。

ってことで、展示スペースは小さいのであっさり見終わってしまうんだけど良い展覧会でした。

後期に展示される六道絵も見たいけどまたいつか見れればって感じですかね。

ってことで、隣の三井寺にも寄らずどこにも寄らずあっさり帰宅。

天保山&「印象派とモダンアート」展

今日は天保山へ行ってきました。展覧会見に。まだまだ昼間は暑いので、夕方出発。

地下鉄で大阪港駅まで行き、6時頃に天保山に着きました。

天保山自体ほとんど来たことない上に、こないだは展覧会見ただけだったので、今回は天保山に登ってみることにしました。登るほどの高さじゃないんだけど。

ってことで、日本一低い山、天保山山頂。標高4.5mです。公園の中にあります。周囲にもっと高い場所がいっぱいあります。別に展望台とかあるし。

天保山頂
天保山頂
天保山は元々浚渫した土砂を積み上げて出来た山で、江戸時代はもっと高さがあったそうな。
ってことで、公園の入り口に広重の天保山の浮世絵をタイル絵にしたのが飾ってあります。他の人の絵も。
天保山by広重
天保山by広重
で、今回の主目的のサントリーミュージアムでの「印象派とモダンアート」展。
サントリーミュージアム天保山「印象派とモダンアート」展
サントリーミュージアム天保山「印象派とモダンアート」展
内容はサントリー所有美術品展て感じで、他にも国内の美術館や個人から借りたものをそれなりに展示。しかし、いっぱい持ってはるのねサントリーはん。

ここも、もうすぐサントリーミュージアムじゃなくなっちゃうのよね。ここが中之島に土地だけ確保してある大阪市立近代美術館になってしまうのかな?

帰りはバスで難波まで。バスの方が時間掛かるけど200円で30円安いのよね。行きが地下鉄だったんでなんだか帰りは乗り継ぎ割引適用で安かったっぽい。

晩飯は平日にいつも食ってる難波の店で食ってしまいましたとさ。