渡岸寺観音堂&観音の里歴史民俗資料館

長浜から少し北のJR高月駅で降りました。渡岸寺観音堂の国宝の十一面観音像を見に。
スケジュールの関係で元々ここに来る予定はしてなかったんやけど、タクシー使えば行けるかなと思ってここに来ることにした。で、高月駅にレンタサイクル発見。借りました。そこでついでにどうぞと歴史民俗資料館の割引券をもらいました。

ってことでまずは歴史民俗資料館へ。渡岸寺観音堂のすぐ隣にあります。

建物は小さい2階建て。撮り損ねました。

この2体の仏像が初公開だそうな。かなり珍しい釈迦苦行像なんかも展示されていました。

観音の里歴史民俗資料館
観音の里歴史民俗資料館
仏像だけでなく、地元の民俗文化の展示もあり。マネキンがおもしろかったので1枚撮影。
観音の里歴史民俗資料館内部
観音の里歴史民俗資料館内部
ってことでお隣の渡岸寺観音堂へ。

本堂には観音様はいませんで、お隣の慈雲閣にいらっしゃいます。本堂は無料。

渡岸寺観音堂 本堂
渡岸寺観音堂 本堂
こっちが慈雲閣。十一面観音像は後ろの顔が暴悪大笑面と言って笑った顔なんだけど、ここではそれがよく見えるよう360度から眺められるようになってます。
慈雲閣
慈雲閣
流石国宝。すばらしい。

竹生島

今日は会社を休んで湖北へ。

まずは竹生島(ちくぶしま)。実は先週ここに来損ねたのであった。
宝厳寺の千手観音が西国三十三所のご開帳キャンペーンでの開帳が30日までってことで。
本来の開帳は60年に1回だそうで、次は27年後だそうだ。

今日は先週より早めに家を出てJR長浜から長浜港へ。ここで船に乗り竹生島へ。

琵琶湖汽船
琵琶湖汽船
これが竹生島。って写真は帰りに撮ったんだけど。
竹生島
竹生島
これが国宝の唐門。後ろにくっついてるのが観音堂で、こっちは重要文化財。
宝厳寺唐門
国宝 宝厳寺唐門
前にカラフルな紐が出ていますが、これは今回開帳されている観音さんの手に繋がっています。

唐門の中には賓頭盧尊者像(びんづるさん)がいます。自分の体の悪いところと同じ場所を撫でると治ると言われる「なで仏」として結構どこのお寺にもいらっしゃいます。撫でられまくっているのでつるつるだったりしますが、びんづるさんを集めたサイトでも作りたいなと思ってしまう今日この頃ですが、写真に収めてないところも多いからなぁ。

今回特別開帳されていた観音様は厨子に入った状態で開帳されてるので全体は拝めずちょっと残念でした。
ま、でも貴重な機会なのでありがたくお参り。

重要文化財の船廊下(船底をひっくり返したような天井なんだそうで)と観音堂。上の写真の反対側から撮影。

宝厳寺 船廊下と観音堂
宝厳寺 船廊下と観音堂
これが国宝の都久夫須麻(つくぶすま)神社本殿。なんかもじったような名前ですが、竹生島神社とも言うそうな。国宝ですが、後ろに回ると大丈夫かって感じの状態。
国宝 都久夫須麻神社本殿
国宝 都久夫須麻神社本殿
ここも神仏習合度合いが強いところで、明治の神仏分離で無理矢理分離させられてますが、左に伸びる船廊下で観音堂とくっついてます。

こっちは本堂。弁天様をまつっています。こっちはほんとに60年に1回のご開帳だそうで、次は27年後。

宝厳寺本堂
宝厳寺本堂
ほとんど人が来ない放生会斎庭って所に来てみました。放生会ってのは生きた魚などを放流する宗教行事のことで、斎庭はそれを行う場所ってことだと思います(後日追記)。湖面が後ろに迫ってます。狛犬じゃなくて龍が守ってます。
放生会斎庭
放生会斎庭
石の鳥居に平成己巳年己巳月己巳日と彫られていますが、ちょっと調べたところ平成元年5月9日らしいです。

ってことで、滞在時間が80分で帰りの船が出てしまいます。見所が結構あるので売店で飯食ったりする時間がありませんでした。1本遅らせることも可能なようだけど、次に行くところがあるので出発。

長浜駅の観光案内所にはフェリーの割引券が置いてありました。ま、先に来るのは不可能だからしゃあないな。

談山神社

今日はここに来る予定ではなかった。まずは滋賀県某所へ向かうために大阪駅から新快速に乗ったのであるが、踏切で警報装置が押されたとかで20分以上遅れたので予定が完全に狂ってしまい、京都駅で降りた時点で滋賀に向かうのを諦めた。

ってことで、そのまま京都駅から近鉄で奈良へ向かった。東塔内部公開中の藥師寺に行こうかなと思ったんだけど、如意輪観音公開中の談山神社へ行くことにした。

大和八木で乗り換え、桜井で降りてバスを待つこと30分、15時5分発のバスに乗って約25分で到着。

山の中です。

談山神社バス停上から
談山神社バス停上から
しかし、最初からここに来るんだったら聖林寺や安倍文殊院や大神神社とかも行けたのに。
ま、大して遠くないのでまた来ればいいんだけどね。

ここは神仏習合の融合具合がかなり強い神社で、如意輪観音を納めたお堂があったり、十三重塔があったりします。雰囲気も神社とお寺が混ざった感じ。

談山神社 神廟拝所と十三重塔
談山神社 神廟拝所と十三重塔
これが日本唯一の十三重塔。
談山神社十三重塔
談山神社十三重塔
鳥居もちゃんとあります。
談山神社正面の鳥居
談山神社正面の鳥居
帰りはバス停前の売店でめはり寿司をいただきました。
めはり寿司
めはり寿司
帰りは近鉄で乗り換え無しで鶴橋に直行できるんだけど、その電車の中が一番凄かった。どこへ行ってたんだと思わせる手ぶらの外人4人が乗ってたり、詰めもんしてるんかと思うくらいすっごい胸で(太ってはいなかった)、お尻が見えそうなミニスカを履いた女性が乗ってきたり。

ってことで、楓が多そうだったので談山神社へは紅葉の時期にでも来たいな。
当然その時には聖林寺とかもね。

龍安寺

高雄では他にはどこも寄らずサクッとバスに乗り、龍安寺へ行ってきました。
大学卒業前に来て以来だったのでほぼ20年ぶりか。

日本の庭園では世界一有名な石庭(方丈庭園)。えらい人で。やっぱりやたら外国人客が多い。しかし土曜になんか来るもんじゃないですな。20年前に来たときはたまたまタイミングが良くて一人で独占できた時間が少しあって静かにぼーっと眺められたんだけど。出る直前に団体のおばちゃん達が入ってきてたので当時は人が少なかったってことではないんだけどね。

龍安寺 石庭
龍安寺 石庭
これも有名なつくばい。レプリカですが。真ん中の口が共通で吾唯足知と書いてます。

龍安寺 つくばい
龍安寺 つくばい
奥の方の庭には変わった形に育てられた木が。わかりにくいですが、中央に青いカキツバタが咲いてます。

龍安寺の奥の庭
龍安寺の奥の庭
ってことで、京都は退散。

神護寺五大虚空蔵菩薩像特別拝観

次は高雄の神護寺の国宝の五大虚空蔵菩薩像が特別拝観ってことで行ってきました。
今までは事前に往復ハガキで申し込みだったのが今回から事前申し込み無しってことだそうな。
春と秋の3日間ずつってことで、春が5/13~15で秋は10/13~15と今日だけ休日なので今日行くことにした。(今年の日程はオフィシャルサイトhttp://www.jingoji.or.jp/でどうぞ)
無ければ葵祭をもっとじっくり見るつもりだったんだけどね。

市バスで北野白梅町に行き、そこからJRバスに乗り換え高雄へ。ここからだと400円。

やたら短期間の特別拝観なんだけど、人はめっちゃ少ない。紅葉では日本で有数の名所なんだけどねぇ。

神護寺境内
神護寺境内
金堂。去年見に来たときは中には入れなかったが今年は入れた。本尊はやっぱりちょっと遠かったけど、双眼鏡持参なので大丈夫。

神護寺金堂
神護寺金堂
これが五大虚空蔵菩薩像が安置されてる多宝塔。

神護寺多宝塔
神護寺多宝塔
可愛い女の子が解説してくれました。

白毫寺

次はは白毫寺へ。ここは来たこと無かったんで。
新藥師寺のついでに来いって感じで新藥師寺から道案内の矢印がずっと導いてくれるんだけどそれでも1kmほどある。

本堂。

白毫寺本堂
白毫寺本堂
ちょっとおもしろかったので撮ってみた。
白毫寺
白毫寺
かなりの高台にありまして景色は抜群。ここまで歩いてきたかと思うと疲れが。
白毫寺から奈良市街を臨む
白毫寺から奈良市街を臨む
帰りはバスで。ちなみに白毫寺バス停はあまりバスの本数がありません。

ってことで、12時頃に家を出たんだけど、4時には帰ってきてました。

頭塔

写真の位置情報を地図にリンクするようにしたので今回から行き場所別に別エントリーで。
ってことで読む順番が下からになるので面倒ですがご勘弁を。

今日も奈良へ行ってきました。

今日のメインは明日まで一般公開中の頭塔(ずとう)って所。明日までと言っても秋にも見れますが。場所は東大寺南大門の真南1kmくらい。

歩いて行ったので途中興福寺を通過。国宝館は待ち時間0だったので友の会会員でタダなのでサクッと入場、サクッと退出。

興福寺国宝館
興福寺国宝館
ってことで徒歩で頭塔へ。

ちょっと前にNHKでやってた大仏開眼ってドラマで市川亀治郎が演じていた玄昉って言うお坊さんの首塚だと言う伝説があるそうな。

頭塔
頭塔
ピラミッド状の石垣は発掘で出てきた本物の石垣を覆うようにして復元してあるそうな。ってことで本物は下に埋もれてて一回り小さい。貴重な奈良時代の石仏が瓦の下に並んでいて、本物で重要文化財。瓦屋根は実物にも瓦は使われていたそうだけど実際の使われ方は不明で、今は石仏の保護のためだそうな。

春期非公開文化財特別公開

GWも最終日ってことで、京都に行ってきました。このGW時期だけの特別公開の寺院の拝観が目的。

まずは妙心寺塔頭の隣華院(りんかいん)へ。

妙心寺
妙心寺
隣華院では等伯の絵を公開。京都国立博物館に展示されている襖絵の残りが見れました。
隣華院
隣華院
次はバスでちんたらと南禅寺に向かい、天授庵へ。ここも同じく京都国立博物館に展示されている等伯の襖絵の残りが。
天授庵
天授庵
三門に登ってみました。見晴らしは知恩院の三門の方がよいですな。ちなみに三門にも仏像があります。
南禅寺三門
南禅寺三門
最後に建仁寺に向かい、塔頭の大統院へ。ここでは円山応挙の幽霊図がメイン。幽霊を脚がない姿で書いた最初の絵だそうで。
大統院
大統院
建仁寺にはいつも夕方に通過してばっかりだったので初めて内部へ。
建仁寺
建仁寺
聖護院にも行こうかなと思っていたんだが、時間切れ。

ってことで、サクッと帰還。

今日も奈良へ。平城遷都1300年祭会場へも。

今日も奈良へ行ってきました。

興福寺は通過しただけだけど、藤原氏ゆかりの寺ってことで当然ここにも藤棚がありまして、ほぼ見頃でした。

興福寺南円堂前の藤
興福寺南円堂前の藤
国宝館は20分待ち。リニューアル大成功のようですな。

興福寺国宝館の入場行列
興福寺国宝館の入場行列
今回のメインの大遣唐使展。国宝だらけですが、ちょっと地味なものが多いかな。よく見ると凄いってのも多いんだけど。
奈良国立博物館大遣唐使展
奈良国立博物館大遣唐使展
次は春日大社宝物殿。一括で国宝に指定されてる物があるためここも国宝だらけ。
春日大社宝物殿
春日大社宝物殿
 もう四十九日も済んだしまあええかってことで中まで。ここの藤はまだ見頃にはなってませんでした。
春日大社中門
春日大社中門
ちょうどバスが来ていたのでバスに乗り平城宮跡へ。着いたのは最寄りのバス停ではなくて1本南の通りだったんだけどね。
平城京朱雀門
平城京朱雀門
5時の終了時間間際だったので大極殿は空いていました。
平城宮大極殿
平城宮大極殿
 しかし、広すぎる。でも空が広くてとても気持ちいい。
平城宮大極殿から朱雀門を臨む
平城宮大極殿から朱雀門を臨む
5時10分からの朱雀門の閉門セレモニーを見学。で、整理券をもらっていたんで 歴史館に入ってみたが、マニアには受けませんな。
平城京歴史館
平城京歴史館
ってことで、無料シャトルバスの時間は終わってしまっていたので徒歩で西大寺駅へ。途中の中華屋で晩飯。いまいちだった。