今日明日も有休をもらってまして9連休でして、今日は平日で人出も少ないだろうってことで奈良国立博物館で展覧会を見てきました。奈良は緊急事態宣言対象ではないので開催中。ちなみにネットでの予約が必要です。
電車も空いてて、奈良公園には観光客はちょろちょろいましたが大していませんで、一応期待通り。
17時閉館で最終の15時30分から入場の予約にしようかなと思ってましたが、展示内容が盛りだくさんで見切れなかったら嫌だなと言うことで14時30分からの予約にしました。きっちり14時30分だと行列できてるかなと言うことで7分ほど遅めに現地に着いたら誰も居ませんでした。ってことで中もわりと客は少なくて楽に見れました。密とは無縁で一安心。
特別展「聖徳太子と法隆寺」
で、展示内容ですけど、これが凄い。法隆寺の寺宝を惜しげもなく展示しています。
個人的にこの展覧会をどうしても見逃したくなかったのは上の写真の右側の国宝の聖徳太子像が展示されるからです。これは秘仏で普段は見れませんで、毎年開帳はされるんだけど開帳日に行ってもお供え物とかが邪魔で結局見れませんで、法要に頑張って参加してると法要が終わったら見せてもらえたりするそうですが、とにかく拝見するのが超困難な国宝仏像として有名なのです。と言うことでじっくり見れました。とても満足です。
上の写真の左側は金堂の国宝の薬師如来ですが、普段見れない光背の裏の銘文も見れる貴重な機会です。
聖徳太子の肖像と言えばこれという日本最古の肖像画とされている超有名な聖徳太子二王子像も展示されてまして、5月16日までしか公開されません。で以降はこの絵の模本(模写)が展示されます。東京会場も模本。古い仏画とかだと劣化で何描いてるかわからんのが多いですけど、8世紀の作とは思えないほどきれいでした。
玉虫厨子は何度も見てますが、玉虫の羽根が目立つ場所はあまりないのですけど、その辺は確認できてましたが、パピリオ(双眼鏡)でよく見ると正面の上の方とかかなりいっぱい残ってるのが今回初めてわかって嬉しかったです。
と言うことで他の展示もかなり凄くて書き切れません。とにかく必見。後期も見に行きたい。
めちゃめちゃじっくり見てたわけでもないのに結局1時間半ちょっと居ました。15時半予約にしてなくてよかった。
仏像館(本館)では吉野の金峯山寺の仁王門が工事中ってことで仁王像が出張展示中。この2体だけ撮影可でした。
金峯山寺仁王門 金剛力士立像
めちゃでかい。どうやって中に入れたんだ?寝かせると入るのかね?
全く金を使わないのもナニなので商店街のダイソーで買い物しまして、駅の土産物コーナーで「みむろ(最中)」を買って帰りました。