生誕300年記念 若冲展 @東京都美術館

で、メインイベント若冲展です。動植綵絵+釈迦三尊像33点一挙に展示と言うことで話題になっています。その他も有名作品ばかりです。

16時25分頃に現場に着きまして(入場締め切りが17時)、最後尾のプラカードは90分待ちとなっていました。余裕で3時間超えという情報を目にしていたのでそれよりはだいぶましな状況。

17時までに並べば絶対に入れますということなのですが、最後の人が入場した時点から30分しか見れないのでせめて1時間は欲しいなと言うことでこの時間に並ぶことにしました。

東京都美術館
東京都美術館
待っている時におばちゃん達が開催期間が短いよねと言う話をしていましたが、国のお達しで保護が必要な国宝重文クラスの美術品は年間30日までしか見せれないのですよと言う話をしてあげました。動植綵絵をまとめて展示するとなるとこうなっちゃいますな。

行列はわりとちゃきちゃきと進みまして、結局1時間ちょっとの待ち時間で入場。既に2箇所廻ってきていたので体力的にはだいぶ助かりました。

若冲展 入口
若冲展 入口
で、入場。中はえらい人で酷いところは6重くらいに人が重なっていました。今まで見た展覧会では最悪かも。でも身長の高いのが幸いし、ある程度はちゃんと見れました。こういうときとライブの時は背が高くてよかったと思います。背が高くなかったらよかったのにと思うのは飛行機の普通席に座る時くらいだけど。

動植綵絵は初めて見ました。これ見たかったので並ぶの覚悟で来たわけですけども。宮内庁所蔵と言うことで国宝指定されていませんが、確実に国宝クラスです。マジ凄いね。

淀川沿岸を描いた乗興舟も全部展示してました。長い巻物なので今まで一部しか見たこと無かったんでこれもよかったな。

プライスコレクションの鳥獣花木図屛風は見たことあるのでかぶりつきでは見ずにさらっと流したりして結局1時間ほどで退散。

ということで、晩飯食うのにぶらぶらホテルの方向に歩いたのですが、下谷神社の近くでインドカレー食いました。なかなかうまかったです。

東京国立博物館 常設展

次は東博へ。特別展もやっていましたが時間の都合とかテレビで見たので十分かなと言うことでパスしまして、常設展だけ。上野に来たら東博の常設展は短時間でも外せません。

法隆寺宝物館では国宝の聖徳太子絵伝が展示されていました。初めて見ました。なかなか見れないのでラッキー。

東京国立博物館 法隆寺宝物館
東京国立博物館 法隆寺宝物館
本館では並河靖之の作品が2点見れたのが収穫。他にも柴田是真、酒井抱一、俵屋宗達の作品もありました。

ってことで次。

日伊国交樹立150周年記念 カラヴァッジョ展 @国立西洋美術館

今日明日と美術展ハシゴで東京遠征です。

去年今年とマイル使っての上京なのですが、GW中を外すと必要マイルが少なくて済むのですが、GW前だとルノワール展が始まってなくて、先週アメフトを見たかったので結局今日明日になってしまいました。若冲展の会期末は避けたかったんだけどなぁ。混むのわかりきってる展覧会は早めに行くに限るので。もし来年似たような状況になったらマイル惜しまずGW中にしよう。

11時30分伊丹発のJALで羽田へ。サクッと着いて上野へ。若冲展は入場終了時間の30分前くらいを狙うつもりだったのでまずは国立西洋美術館へ。そういえば世界遺産確定ですな。外観を写真に撮ってる人が多かったです。

国立西洋美術館
国立西洋美術館
カラヴァッジョ展です。11点が来日しています。カラバッジオは400年ほど昔の人で、現存作品数は60点ほどしか残っていませんで、そのうち教会の祭壇画のように移動不可能なものも多いので11点来日というのはかなり凄いことで、こういう機会は当分ありません。代表作とも言えるバッカスがウフィッツィ美術館から来ていまして、よく貸してくれたなと言う感じ。

ってことで必見。遠征しろとまでは言いませんけども。6/12まで。

常設展も見ました。版画素描展示室の企画「描かれた夢解釈――醒めて見るゆめ/眠って見るうつつ」が大物揃いでよかったです。ドラクロワやルドンが結構多く展示されています。レンブラントとかも。これも12日までなので、ついでに是非。

南海会館ビル新築工事

連日の更新ですが情報が来たので。ま、建設そのものにだけ興味がある人にはどうでもいい話なんですけど。

1階床のコンクリート打設中。

南海会館ビル20160517
南海会館ビル20160517
打設完了。これで地上の鉄骨が組み上がる準備完了なのかな?
南海会館ビル20160518
南海会館ビル20160518
で、情報ですが、やはり新しい階段は工事予定地近くの階段の代わりとして作られたようで、一時閉鎖のお知らせが掲示されていました。閉される階段、エスカレータ、エレベータは上の写真では右下隅近くになります。ほんとの右下隅は新しい階段の入口ですけど。オーバーハングするように作るんだからしゃあないかな。
階段閉鎖のお知らせ
階段閉鎖のお知らせ
この掲示には載っていませんが、閉鎖期間は再来年(平成30年)の9月頃までとなっています。よく使う階段なのでめちゃ不便。ま、新しい階段じゃなくて換気塔の南側の階段使えば10秒くらいしか違わんのだけどね。
閉鎖予定の階段とエスカレーター
閉鎖予定の階段とエスカレーター
もしかしたらこの階段が復活する頃にはこの階段は使わないかもしれないしねぇ。つまりこの建設ウオッチ自体ができなくなるってことですが。

南海会館ビル新築工事

ちょっと間が開きましたが今月分。

北半分の地下階の鉄骨が組み上がり始めました。

南海会館ビル20160413
南海会館ビル20160413
南海会館ビル20160418
南海会館ビル20160418
南海会館ビル20160502
南海会館ビル20160502
南海会館ビル20160509
南海会館ビル20160509
南海会館ビル20160512
南海会館ビル20160512
他は特に書くこと無し。

なんばCITY東ビルが完成していました。

なんばCITY東ビル20160422
なんばCITY東ビル20160422
以前は1階にコンビニやチケット屋があって昔は上階によみうり文化センターなんかが入っていたはずですが、新しくなって店舗は携帯グッズショップがあるだけでメインはなんばCITYの地下への入口です。この動線はなかったよね?結構便利ですな。
なんばCITY東ビル20160427
なんばCITY東ビル20160427
上の階は駐輪場となっています。これを書き込んだ日にはもう運用されているはず。

京大ー立命大戦 2016春 @京都大学農学部グラウンド

今日はアメフト観戦で京都へ。今日も京大農学部グラウンドです。毎年5月15日は葵祭の日ですが、久々の休日開催ですが早く家を出る根性が無くて断念。祭の後半は試合と重なってたので見れませんでした。

立命戦と言うことで大盛況でチケット買うのに並びました。ま、数分だけど。スタンド席は当然売り切れててまたフィールドに座って観戦。

京大農学部グラウンド
京大農学部グラウンド
試合は完敗。前半は差はあまりつきませんでしたけど、立命がキック失敗しまくってただけだしねぇ。

立命はRB西村君が出てなかったこと以外はほぼベストメンバーだったのかな。ま、西村君がいないと言うことが戦力的に全然違うんですけども。西村君はリターナーでは出てて圧巻のリターンTDを見せていましたが。

DLの植村君と草野君はだいぶ頼もしくなってきましたが、それよりもディフェンスはやはり今日のように3-4の方がだいぶ安定してる印象。しかし秋に立命のRB西村君を試合通じて抑えられるのかというと疑問。それくらい西村君の能力が高い。

懸案のCBのパスディフェンスですが、#11は2年生の時から試合に出続けてるのにボールを見ない癖が治っとらんので今後も期待薄。アスリートの資質は高いんだろうけどねぇ。今日の最初の立命のTDは彼の所をぶち抜かれてましたが、これはボールを見る見ないの問題じゃなくて抜かれてただけだけど。#14は去年もちょっと出てて当時からボール見て守れてたと思いますが、既に4年と言うことでアスリートとしての能力で今までスタメンになれてないんだろうか。

オフェンスはシリーズ最初にランして次がパスでってのを延々と続けてるようじゃドライブのノウハウも蓄積されんでしょ。秋には本気出すってか。

QB田中君はかなりの乱調でボロボロと言っていい状態。毎日練習してるグラウンドなのにこれだと先が思いやられますな。2週前の山本君の方がよかったと思いますが、なんで1試合まるまる一人に任せてしまうんでしょうかね。今日も途中から変えるべきだと思いましたけど。

ってことで今日も特に光明は見えなかったのでした。ま、入れ替え戦まっしぐらってことはさすがにないと思うけども。

禅 —心をかたちに— @京都国立博物館

次はバスに乗りまして(バスだけは土日の方が急行便の便数が多いので便利なんだけど)、京博へ。最後尾の椅子に座ってたんだけど清水寺辺りでどどっと外国人客が乗ってきたので降りるときに苦労しました。

着いた時点で18時を回っていましたが、今日は金曜なので特別展は20時まで開館なので余裕。

禅をテーマにした展覧会です。

特別展ですが、本館が閉鎖中なので(耐震工事が行われるそうだけどまだ始まってません)新館のほぼ全部のエリアを特別展の方に使用していまして、新館は本館よりかなり広いので去年の琳派展に続いてかなりのボリュームです。

京都国立博物館
京都国立博物館
雪舟の慧可断臂図が3日からの展示と言うことで狙って今日にしました。慧可断臂図は京博に寄託されてるのでたまに見れるそうなんだけど情報見逃したりして見れてなかったので。

禅と言うことで達磨の絵がかなり多いですが、慧可断臂図のある辺りからの後半の絵画や仏像がかなりよかったです。 伊藤若冲の竹図とか長谷川等伯の竹林猿猴図屛風とか。長谷川等伯自身は日蓮宗の信者だったりしますが、相国寺の所蔵品なので展示されています。

ということでなかなかお奨めです。

京博東博奈良博はパスポート(京博か奈良博で買えば3100円で特別展が6回見れますが、有効期間は1年。)が使えるのがとてもありがたいですな。500円だもんね。常設展は見放題だし。

点数がかなり多いので1時間半以上いました。

ってことで5箇所まとめて見てしまいました。2日掛かるかなと思ってましたが1日で終了。

京博の近所って一人でふらっと晩飯を食える店ないのかな?結局大阪に帰って京橋で食いました。

光紡ぐ肌のルノワール展 @京都市美術館

次は京都駅に戻って地下鉄で東山駅へ行き、京都市美術館へ。ルノワールの展覧会です。会期末近いモネ展もやってましたが、東京で見たのでパス。

金曜は19時までの開館です。

京都市美術館
京都市美術館
国内外からかき集めたルノワールのだけの展覧会です。海外からのが比較的多かったですけど。

展示されてるのは全部人物画でした。タイトルが「光紡ぐ肌の」になってるのでタイトルに沿ってると言えば沿ってるんだけど。

なかなかいい絵が多かったので印象派好きならお奨めです。

現在東京では代表作のムーランドラギャレットが展示されているルノワール展をやってたり、名古屋でもルノワールがタイトルに入ってる(これはルノワールはかなり少ないですけど)の展覧会やってたり、大阪では山王美術館の全所蔵26点が展示されてる展覧会やってたりと、ルノワールだらけの状態ですな。

ルノワールは細かく鑑賞するって感じの画家でもないし、点数もそんなに多くなかったので30分も掛からずあっさり終了。

ってことで次。

水 神秘のかたち @龍谷ミュージアム

次は京都駅から徒歩で龍谷ミュージアムへ。堀川通りを挟んだ西本願寺の向かいにあります。

水をテーマにした展覧会が行われています。アサヒメイトでタダ。これもありがたい。

龍谷ミュージアム
龍谷ミュージアム
テーマが水なので、龍や弁天さん関連の展示が多かったです。アサヒメイトでタダというのは太っ腹。

木食白道(有名な木食の弟子で木食と同じスタイルの仏像を多く作られたそうな)の宇賀神像がなかなかよかったです。

ってことで次。

伏見稲荷大社 京都非公開文化財特別公開

次は六地蔵からJR奈良線に乗りまして、伏見稲荷へ。ここも普段非公開の荷田春満旧宅と重文のお茶屋が公開されていました。詳細はこれ。しばらくするとリンク切れになると思うけど。

伏見稲荷大社 お茶屋
伏見稲荷大社 お茶屋
お茶屋と同じ敷地内の松の下屋では棟方志功の襖絵が公開されていました。今回はこれを見るのが目的。

ってことでお稲荷さんはサクッとお参りしましてJRに乗り京都駅へ。