安祥寺 京都非公開文化財特別公開

連休最後の訪問先は安祥寺。ここは普段非公開とのことで初公開だそうな。

安祥寺
安祥寺
本尊が奈良時代の十一面観音で、頭部が後補ということで重要文化財止まりなんだそうな。

ここの五智如来像がこの度国宝に格上げになったのですが、安置されていた多宝塔は現存しないので京博に寄託されています。で、新指定国宝と言うことで東博で展示中。今日までですけど。

京都非公開文化財特別公開は今日までのところが多いですけど、ここは10日(金)まで公開中です。

ってことで連休終了。とりあえずここだけは行っとかないとと言うところだけは行けましたけど、だらだらしすぎで遠出ができずでうーむって感じ。連休中に片付けたいなと思ってたことも半分も進まなかったし。

隨心院 京都非公開文化財特別公開

次は山科へ。小野駅まで行きまして、隨心院へ。小野駅の小野は小野小町の小野だったのね。

隨心院
隨心院
小野小町ゆかりのお寺と言うことで、歌碑があります。
小野小町歌碑
小野小町歌碑
特別公開と言うことで、本尊の如意輪観音などが間近で拝めるようになっていました。快慶作と確定している金剛薩埵(さった)菩薩像があります。五鈷鈴と五鈷杵を手に持つかなり珍しい仏像です。しかも快慶作。これ見れただけで収穫ですな。

金氏徹平 @京都国際写真祭2019

今日は地下鉄の1日券を買ったので一駅だけですが地下鉄に乗り丸太町駅上の京都新聞社へ。今は使われてない地下の印刷工場跡を丸ごと使った現代アートの展示がされています。これも写真ではないからか無料でした。

京都新聞社
京都新聞社
金氏徹平と言う人が工場跡を丸ごとアート作品としています。ペットボトルが並べてあってその間を進むようになっています。
会場内部
会場内部
会場内部
会場内部
足下は工場の設備がそのまま残っています。
会場内部
会場内部
一番奥には進めなくて眺めるだけになっていて大きな作品となっています。
会場内部
会場内部
スマホで動画撮ったりしましたのでインスタに載せましたのでこっちでどうぞ
現代美術には大して興味ないのですけど、こういう丸ごとアートって空間は非日常感に浸れるので素晴らしいですな。有料でも全然よかったと思います。あと1週間、12日までやってます。

光照院 京都非公開文化財特別公開

連休の最終日ですが、今日は京都へ。恒例の非公開文化財の特別公開を巡ります。聖護院の時にも書きましたが、今回は改元と言うことで皇室ゆかりのお寺の公開が多いです。

まずは光照院。ここは宝鏡寺の近くなのでついでに見に来ました。

光照院
光照院
本尊は清凉寺式の釈迦如来ですが、清涼寺のよりだいぶ小さいです。ミニチュアみたいな感じでかわいいんですけど、暗くてよく見えません。

本堂とは別の建物で寺宝が公開されているのですが、説明が一切ないし説明員も説明してくれないしでいまいち。アサヒメイトで100円引きの700円なのですけど、たった700円がもったいないと感じてしまったのでした。

国宝東塔修理作業所最終公開 @薬師寺

平等院からバスで近鉄大久保駅に行きまして、そこから近鉄の急行で西ノ京駅へまで行って薬師寺に来ました。東塔の修理現場の公開がこれで最後ってことで。

薬師寺東塔
薬師寺東塔
ヘアキャップをかぶった上にヘルメットをかぶってから登ります。こんな感じで見学。
東塔修理現場内部
東塔修理現場内部
osmo pocketの3×3パノラマで撮ってトリミング。
薬師寺東塔
薬師寺東塔
お坊さんが説明をされていたのですけど、次にこういう機会があるとしたら300~500年後くらいと言っていました。

西塔の内部も久々に入りましたが、前回入った時とは内部が全く変わっていました。釈迦八相像ってのが4年ほど前に完成したそうで。法隆寺の五重塔の内部みたいな構成ですが、法隆寺は塑像ですので質感は全然違いますけど。

で、今日は5月5日ってことで毎年玄奘三蔵会大祭のをやっているそうで、それの一部だけ見ることができました。

夜は灯りがともされるそうな。

玄奘三蔵院
玄奘三蔵院
こんな感じでパレード(?)が続きます。
玄奘三蔵会大祭
玄奘三蔵会大祭
玄奘三蔵会大祭
玄奘三蔵会大祭
玄奘三蔵会大祭
玄奘三蔵会大祭
玄奘三蔵会大祭
玄奘三蔵会大祭
玄奘三蔵会大祭
玄奘三蔵会大祭
面をしてる人が多いので進むスピードを調整するための伝令役の人がいるのですが、その人も仮装していておもしろかったです。

ってことで、今日はこれで帰宅。

平等院

今日は平等院の藤棚の回復が進んで見栄えが良くなっているとのことで見に行ってきました。

鳳凰堂の中に入るには人数制限があるので着いた時点で2時間後とのことだったので今回も諦めました。時間に余裕のあるときに来ないとダメだな。

平等院鳳凰堂
平等院鳳凰堂
平等院は藤原氏ゆかりのお寺なので、ここにも藤があります。藤棚の藤はかなりの樹齢なので衰えていたのですが、治療が功を奏してだいぶ回復してきたそうです。

多少見頃は過ぎてたらしい。

藤棚
藤棚
藤棚
藤棚
今日は周辺どこにも寄らず奈良に向かいます。

万部おねり 2019 @大念仏寺

今年も墓参りついでに大念佛寺の万部おねりを見てきました。毎年5/1~5の5日間やってます。

大念仏寺
大念仏寺
万部おねり
万部おねり
万部おねり
万部おねり
万部おねり
万部おねり
通常は25菩薩のおねりですが、特別なときだけ最後に地蔵菩薩が登場するらしく、今年は改元記念で1日に登場したらしい。

わかやま歴史館

和歌山城の敷地内にあるわかやま歴史館にも寄りました。単独だと100円ですが、和歌山城天守の入場料に含まれます。

わかやま歴史館
わかやま歴史館
ここは和歌山の比較的近代の歴史の資料館です。2階の小さなスペースで展示されています。1階が土産物屋。

美術ファン向けとしての情報ですが、川端龍子の絵が何点か展示されていました。

ってことで、帰りにラーメン(とチャーシュー丼)食って南海のサザンで帰宅。

仏像と神像へのまなざし @和歌山県立博物館

で、次は同じ敷地内の和歌山県立博物館。こっちは特別展やってますがこっちも天皇即位記念で今日だけ無料。

ここは和歌山の歴史博物館って感じの所です。

和歌山県立博物館 
和歌山県立博物館 
で、フロアの一角で和歌山の仏像や神像を集めたミニ特別展をやってます。

こういう展覧会では珍しく一部を除き写真撮影可でした。ブログやSNSなど非営利限定で公開可となってました。

ってことでメインの展示室がこんな感じ。

和歌山県立博物館 内部
和歌山県立博物館 内部
珍しい四臂(手が四本)の十一面観音
十一面観音立像
十一面観音立像
点数は多くなかったですけど、こういう機会でもないと見に来なかったと思うので良かったです。