よみがえる川崎美術館 -川崎正蔵が守り伝えた美への招待- @神戸市立博物館

今日は神戸市立博物館へ展覧会を見に行ってきました。今日から始まった展覧会です。

神戸市立博物館
神戸市立博物館
明治期に日本の美術品が廃仏毀釈などで流出しがちな状況を憂えた川崎重工創業者の川崎正蔵が新神戸駅辺りの自宅に作った美術館に期間限定の招待制で収集品を展示していたのですが、その後の世界恐慌の影響で収蔵品破は散逸し、美術館も戦争で焼けて存在しないのですが、今回その元所蔵品を集めて展示しています。

ちなみに川崎正蔵が神戸に作った川崎造船所(現川崎重工)の初代社長が国立西洋美術館の松方コレクションで有名な松方幸次郎です。

展示内容ですが、円山応挙の作品が結構多いです。有名作品がほとんどない分、見たことなかったものばっかりなのと、明治の初めに流出を防ぐ目的で集めてたと言うことで良品が多いのでなかなか良かったです。

今日が展覧会初日でしたが、遅めに行ったこともありかなり空いていました。大体予想通り。

ほとんどの作品にキャプションがあるのでいつもより時間が掛かって75分くらい掛かりました。

帰りは梅田経由だったので、またまたマルマンで晩飯食いました。