紅葉狩り 2024 東山周辺&寺巡り

今日は京都で紅葉狩りでした。寺の特別公開とかもあって今年は例年より多めで1日中あっちこっち巡ったのでまとめて書きます。なので写真枚数多いです。

まずは東福寺。たぶん2度目だと思うだけど、紅葉の時期に来たのは初めてかな。せっかく来たので特別公開中の山門に登っときました。

東福寺三門
東福寺三門
三門(山門)って階段上がった上にある仏堂に安置されているのは釈迦如来像+十六羅漢の組み合わせが多いんだけど、中にいた監視係っぽい女性が結構詳しくて、京都の山門ではここが一番古いんで他はここの真似したんじゃないかと言ってました。

ってことで通天橋を渡っときました。平日ってこともあり行列にはなってませんでしたがインバウンド客も多くて混雑は当然してました。通天橋からの写真とかはインスタの方に貼ってます。

紅葉ですが、見頃ではあるんだけど、ピークにはもうちょっとって感じ。こういういい感じの所もあれば

東福寺境内
東福寺境内
こんな感じでまだ色づきが遅い所も。
東福寺境内
東福寺境内
通天橋からの紅葉も初めてちゃんと見れたんで良かったです。

重森三玲が作庭したので有名な方丈庭園までお金払う人は比較的少ないようで、ゆったり見れます。

東福寺 本坊庭園
東福寺 本坊庭園
インスタに貼ってある庭園も本坊庭園です。龍吟庵の特別公開もやってたそうですが、見逃しちゃってて見てませんが、見てたら後のスケジュールに影響があったと思うのでまぁ良かったかな。

特別公開やらなんやらで2500円もかってしまいました。やっぱ毎年は来れないな。

ってことで歩いて泉涌寺へ。境内同士の距離はあまり遠くはないんだけど、最短距離では歩けないので20分ほど掛かります。

最初に楊貴妃観音堂と心照殿(宝物殿)に入っときました。宝物殿は追加料金不要。

心照殿
心照殿
特別公開中の舎利殿に入っときました。特別拝観料1000円ですが、アサヒメイト会員は100円引き。
泉涌寺 舎利殿
泉涌寺 舎利殿
天井画の龍図は狩野山雪です。

御座所の庭も見ときました。

泉涌寺 御座所
泉涌寺 御座所
次に目的地の即成院に向かう途中に戒光寺にも寄っときました。丈六の身代わり釈迦如来で有名なお寺です。
戒光寺
戒光寺
調べたらここには一度来てました。拝観料無料なので気楽に入れます。賽銭入れときましたけど。

即成院にやってきました。ここの本尊は阿弥陀如来像と二十五菩薩像の立体来迎図となっておりまして、ずっと前から来たかったんで嬉しい。

即成院
即成院
珍しく撮影可だと言うことで撮らせてもらいました。
阿弥陀如来と二十五菩薩像
阿弥陀如来と二十五菩薩像
中陣からの拝観は年中可能ってわけではないようで、この時期を逃すと次は3月だそうな。

東福寺駅から京阪と地下鉄乗り継いで蹴上で下りて南禅寺へ。

ここからの紅葉メインの写真もインスタに載せてますんでそれ以外の写真を使うことにします。

南禅寺は境内うろうろするだけでは無料なので大盛況。

南禅寺
南禅寺
ここではあまり時間使わず永観堂へ。

ここは紅葉の名所としてはトップクラスに有名なので大盛況ですが、入場の行列はできてませんでした。ライトアップの時は開門前にどんどん並んじゃうので長時間待つことになりやすいんですな。

紅葉のピーク時だと池の周りはもっと赤くなるはずなんだけど、やっぱまだちょっと早いかな。

永観堂
永観堂
人の手が映っちゃってますが、橋の上で人が詰まってる場所から撮ったのでしゃあない。

永観堂の塔頭の智福院で五劫思惟阿弥陀如来像が初公開ってことだったんで拝んどきました。

智福院
智福院
本尊じゃないのでちょっと小ぶりです。

で、北上して特別公開中の霊鑑寺へ。

霊鑑寺
霊鑑寺
ここの蔵で雪舟や応挙の絵が公開されてます。
霊鑑寺
霊鑑寺
雪舟の絵をガラス越しじゃない状態で見れるのは贅沢ですな。

応挙の絵は犬の絵なんだけど、その中の1匹が歯をむき出しにして笑ってて、応挙の犬の絵としては珍しいです。てことで見に来た甲斐ありました。

更に歩いて真如堂へ。ここもピークにはもうちょっとって感じでしたがまぁまぁ良い写真は撮れました。

真如堂
真如堂
去年と同じアングルの写真も載せときます。
真如堂
真如堂
次は栄摂院。16時半過ぎてましたが、開いてました。16時半きっちりくらいに着いたら人がぞろぞろ出てきたんで閉門かと思ってしまったけど、17時閉門だったので間に合って良かった。
栄摂院
栄摂院
ここの楓はかなりの大きさで、全体が真っ赤になるので最近知られてきて大人気ですが、来やすい場所ではないのでうんざりするほどではありません。奥にも立派な庭園があるんだけど、横からしか見れませんが、いつか公開され時があるんだろうか。

最後は金戒光明寺。毎年山門前の紅葉の写真を撮るだけでしたが、今年はちゃんと見ることにしました。昼間の特別公開には間に合わなかったので夜のライトアップを待ちました。17時半からですが、17時過ぎに受付が始まって本堂の中で待たせてもらえました。

着いてからは三重塔のあるところまで登ったりしました。ここからはかなり良い眺望。

金戒光明寺 三重塔前から
金戒光明寺 三重塔前から
ってことで特別拝観及びライトアップを楽しみました。

特別拝観では重文の山越し阿弥陀図や若冲の群鶏図押絵貼屏風が見れました。若冲の群鶏図押絵貼屏風は六曲の屏風絵で、他の鶏図よりもかなりユニークなので見れて良かったです。

ってことでライトアップ。

金戒光明寺 紫雲の庭
金戒光明寺 紫雲の庭
たぶん色づきはいまいちだったと思うんだけど、ライトアップで雰囲気は良かったです。場所柄人も大して多くなかったし。

帰りは晩飯どうしようかなと思ったんだけど、歩いている先に学生時代に友人宅に遊びに行った時に何度か行ってた末広食堂があるのに気づいたので寄ることにしました。35年以上ぶりだと思います。

末広食堂
末広食堂
京大生御用達って感じの店です。初見だと入りづらいでしょうが、私が学生時代から続いているので問題ないんでしょうな。昔からやってるってことで高齢化でいつまで続けられるのか気になります。

海老フライ定食700円と出汁豆腐(濃いめのうどん出汁っぽい出汁で豆腐だけを温めた料理)を注文。出汁豆腐は100円ですが、定食のみそ汁と入れ替えになります。この出汁豆腐ですが、量が多いの忘れてました。定食はちょうどいい感じでしたが出し豆腐で腹一杯です。

ってことで今日はかなり色々巡れて大満足な1日でした。

PARALLEL MODE:オディロン・ルドン @岐阜県美術館

岐阜県美術館は結構広くて、日比野克彦のライブペイント作品の展示や写真展や小さい企画展やとかもやってました。

休憩所にはミケランジェロの彫刻の模刻像が3体ほど置かれてます。

ミケランジェロ ピエタの模刻
ミケランジェロ ピエタの模刻
模刻とは言えピエタが間近で見れるのは結構貴重じゃないかと。バチカンにある本物は近くで見れなかったと思います。

で、今日来た目的のルドン展。

ルドン展
ルドン展
フルタイトルは「『清流の国ぎふ』」文化祭2024 PARALLEL MODE:オディロン・ルドン-光の夢、影の輝き-」です。

岐阜県美術館はルドンのコレクションが結構充実しているので有名で、版画が多いですがその版画も多数刷られていたわけでもないのでわりと貴重です。今回は岐阜県美術館所蔵品全部展示しているそうで、過去最大規模とのこと。前後期に別れてますが、ルドンに関して同じ版画の別の所蔵品と入れ替わるだけです。今日見れたのも280点以上はあったと思います。

で、所蔵品だけでもわりと充実してたと思いますが、国内所蔵品が結構集められてて、更にオルセーからも自画像など借りてきています。国内のルドンで有名なのは三菱一号館のグランブーケですが、借りれなかったようです。

点数は多いんだけど、わりとサクサク見れたので1時間ちょっとで見終えました。客はそれなりいましたが平日だと言うこともあり空いていました。

ってことでルドン好きなら超お奨めです。大都市に巡回すれば集客できたんじゃないかな(東京と広島には巡回するそうな)。最近まで断捨離ずっとしてた私ですが、図録買っちゃいました。

今日は往復切符を買ってあったのでサクッと大阪に向かい、大阪駅で降りる必要があったのでグラングリーン周辺の道路改修状況を確認したりしてから第3ビルに向かいまして、ネスパで晩飯食いました。

ハヤシライスと海老のコロペットと牛肉のコロペット
ハヤシライスと海老のコロペットと牛肉のコロペット
これ以外にもセットで頼んだのでこれ以外にサラダとスープ付きでした。

コロペットはこの店独自の料理ですが、初めて食えてちょっと嬉しかったです。

PARALLEL MODE:山本芳翠展 @岐阜県美術館

今日はちょっと遠出で岐阜へ。

安く行くには近鉄の株主優待乗車券を使って名古屋経由なんだけど、JR使うより1時間以上余計に時間が掛かるのと、JRと250円しか変わらんので素直にJRにしました。ちなみに鶴橋-西岐阜の料金は3080円なんだけど、一旦大阪駅で降りると2830円で250円も違う。

大阪駅では往復切符を買いました。100km越えてるので途中下車し放題。帰りに1回使っただけだけど。今日はJRは大して遅れてなかったですが、乗る手前の快速が大阪駅で客乗せるのに手間取ってましたんでちょっと遅れましたけど。ここんとこインバウンド客の乗り降りで遅延が常習化していることが鉄道会社問わずかなり増えている印象です。

ってことで正午頃現地着。

岐阜県美術館
岐阜県美術館
ここでは特別展を2つやってまして、岐阜県美術館に自慢のコレクションがある二人の画家の展覧会って感じですが、かなり力が入っています。

まずは山本芳翠展。

山本芳翠展
山本芳翠展
フルタイトルは「『清流の国ぎふ』文化祭2024皇居三の丸尚蔵館特別協力 PARALLEL MODE:山本芳翠 ー多彩なるヴィジュアル・イメージー」です。

展覧会両方見ると2000円でした。

今回はルドン展を見るために来たので山本芳翠は馴染みがなかったんでついでに見たわけですが、一応「浦島」は知ってました。重文指定されてる作品がある結構有名な画家なのは今日知りましたが、浦島以外にもおもしろい作品が結構あったので見といて良かったです。

平日ってこともあって空いてましたが全然人いねーって感じでも無かったです。集中力が無かったんで45分ほどで見終えましたが。

藤田嗣治・佐伯祐三・荻須高徳展 @山王美術館

このまま帰るのもナニってことで、大阪城公園を突っ切って山王美術館へ。

山王美術館
山王美術館
右の女性の絵は次回展覧会予告です。

展覧会のフルタイトルは「開館15周年記念 山王美術館コレクションでつづる藤田嗣治・佐伯祐三・荻須高徳展」です。

ここの所蔵品は他では見れない(貸し出さない)ので、佐伯祐三と藤田の絵は好きなので見とこうと。1年半前に藤田の展覧会をここで見たのですけど、初見の絵も結構あったと思います。

と言うことでなかなか良かったです。荻須高徳はあまり馴染みがなかったんですけど、これもなかなか良かったです。

で、実は再就職が決まったので多少は懐具合に余裕が出そうになったのでメガネを作りに行きました。7年も使ってるのでレンズのコートが剥げてボロボロで。まぁ普通に使ってる分は大きな問題は無かったんだけど。

特別展:川瀬巴水 旅と郷愁の風景 @大阪歴史博物館

で、次は大阪歴史博物館に行きました。で、チェックミスってたんですが、ここの常設展が関西文化の日で無料になるのは明日18日(月)だけとのこと。集中日じゃない日に実施するところがたまにあるんだよね…

ここでは川瀬巴水の展覧会をやってるんですが、見るかどうか迷ってたんだけど、せっかく来たんで見ることにしました。

大阪歴史博物館
大阪歴史博物館
版元だった渡邊木版美術画舗の所蔵品ばかりなので状態は文句ありません。

約150点展示されていて、全貌がわかる内容となっています。スティーブ・ジョブズが持っていたので知られていますので、何を持っていたかってのも説明されてました。マックの発表の時に使われた「髪梳ける女」も展示されていて、これだけは巴水の作じゃなくて橋口五葉作です。

映像コーナーでは晩年に撮影された巴水の動いている姿が見れました。

迷ってましたが一応見といて良かったな。

関西文化の日 @国立国際美術館 他

昨日今日と関西文化の日の無料公開の集中日でしたんでちょっとだけ見ることにしました。国立国際美術館コレクション展くらいは見とこうかなと。

関電ビルの万博仕様が完成してました。

関電ビルなど
関電ビルなど
まずは関西文化の日とは関係なくて期間中無料で見れる大阪中之島美術館のミニ展覧会を覗いときました。
大阪中之島美術館
大阪中之島美術館
(追記:写真の奥で何か撮影してるように見えますが、22日のNHK大阪の「ぐるっと関西おひるまえ」で放送されてました。ちょうど出くわしていたようです。)

タイトルは「Osaka Directory 7 Supported by RICHARD MILLE 小松千倫」です。

以下引用しときます。

今回、小松は1970年の大阪万博のパビリオン「せんい館」から着想を得て、音とともに集い離散する人々の在り方を「ソフトレイヴ」と呼び、捉えようと試みます。1970年の大阪万博は音響システムや野外ライブが普及するきっかけの一つと言われており、「せんい館」でも音と映像を用いた前衛的な展示が行われました。しかし当時の鑑賞者は、作り手の意図とは関係なく、勝手気ままにパビリオンを楽しんだようです。小松は、こうした人々の自由さも含めた大阪の文化史と、千里丘陵や淀川水系といった地形を重ね合わせつつ考察し、鑑賞者のための空間を生み出します。

今大阪中之島美術館では特別展を2つやってますが、どっちが目的かわかりませんがチケット売り場にも結構な行列ができてました。

ってことで国立国際美術館。関西文化の日では地下2階のコレクション展が無料です。

国立国際美術館
国立国際美術館
「コレクション1 彼女の肖像」と言うことで、女性が登場する作品を集めています。ウォーホルのモンローとかが展示されてます。
国立国際美術館
国立国際美術館
ほとんどが撮影可でした。

このコレクション展自体は1月26日までやってます。特別展は見ず。

ってことで次行きます。

圓満院門跡&大津絵美術館

続いて三井寺方面に歩きます。三井寺と大津市歴史博物館はエリア的にはほぼ隣接していますが、間に圓満院(円満院)門跡がありまして、中に大津絵美術館があります。圓満院と大津市歴史博物館はめちゃめちゃ近いんですが、坂を下ってぐるっと回らないと入れません。

圓満院門跡
圓満院門跡
門跡というのは門の跡という意味ではありませんで、「昔は皇室や公家が住職を務めた寺院」のことです。

ってことで、一度来ときたかった大津絵美術館。拝観料500円ですが、圓満院の宸殿(重文)や名勝の庭園、本殿も一緒に拝観できます。

大津絵美術館自体はこぢんまりとしたもんです。こういう所誰もいないのかと思ってたら団体さんが見に来てました。

大津絵美術館
大津絵美術館
大津市歴史博物館もそうですが、三井寺のついでに見に来てるんですかね。

大津絵は色々展示されててなかなかおもしろいです。ピカソも持っていたそうで。どれくらい影響したのかが気になりますな。

で、大津絵ではない説明も何もない謎の絵巻物が展示されていて、残虐な場面が描かれてましたが割愛。

ってことで30分ほどしか滞在しませんでしたがなかなかおもしろかったです。三井寺は神社仏閣巡りが趣味の人は一度は来ると思いますが、ついでならお奨めです。

では次。

アンドリュー・ワイエス展 @アサヒグループ大山崎山荘美術館

嵐山では美術館以外には全く寄らず阪急で大山崎へ。大山崎山荘美術館は大山崎やJR山崎から徒歩圏ですが、駅から無料シャトルのマイクロバスが出ていてタイミングが比較的良かったので乗せてもらって現地へ。下りてからもちょっとは歩く必要があるんですが。

アサヒグループ大山崎山荘美術館
アサヒグループ大山崎山荘美術館
フルタイトルは「丸沼芸術の森所蔵 アンドリュー・ワイエス展 追憶のオルソン・ハウス」で、ワイエスの展覧会です。アメリカの画家としてはトップクラスに有名。去年MoMAを見た日に書いた記事にも私が「クリスティーナの世界」を載せてるくらいです。ちなみにアサヒメイトで100円引き。今年はかなりお得でした。前売りと同額で金銭的には得にならない場合もありますが、前売りを買わなくても済むだけでもめんどくさくなくて嬉しかったりします。そればっかりじゃダメで少なくとも元は取らないとダメですけど。

展覧会のメインテーマがこの「クリスティーナの世界」にも描かれているオルソン・ハウスです。詳細は省略しますがクリスティーナの世界が描かれた背景がわかる内容になっています。レポートはこれが詳しいです。

丸沼芸術の森の所蔵品だけでしかも水彩画や素描がほとんどですけど、結構な数があってワイエスのコレクションとしてはかなり凄いらしいです。クリスティーナの世界の習作があったりして。

展示数はそう多くないし、情報量の多い絵も少ないのと、コレクション展示の陶芸作品もじっくりは見なかったので30分ほどの滞在時間でした。でもMoMAで見た「クリスティーナの世界」がどういう絵なのかがわかってかなりよかったです。前後期でかなり入れ替わりますが、作品の写真入りの展示リストがもらえますので図録代わりになるし後期は行かなくてもいいかな。

帰りもバスで駅まで乗せてもらって帰宅。今日は梅田での阪急の乗り換えが面倒なので堺筋線経由で行ったんだけど、堺筋線が行きも帰りも混んでました。

若冲激レア展 @福田美術館

今日は京都へ。時代祭だったのは帰ってきてから知りましたが、行列眺めるだけだからなぁ。

今日は2箇所ハシゴでまずは嵐山の福田美術館。ちなみにアサヒメイトで100円引き。

福田美術館
福田美術館
フルタイトルは「開館5周年記念 京都の嵐山に舞い降りた奇跡!! 伊藤若冲の激レアな巻物が世界初公開されるってマジ?!」という最近の長いタイトルのAVみたいでふざけたタイトルですが、若冲激レア展と言うのも公式な略称です。

ベルギーで所有されていたため存在が知られていなかった若冲の「果蔬図巻」が福田美術館の所有となって初披露で話題となっていますが、平日ってこともあってあまり混んでませんでした。

この美術館は基本的に撮影可で太っ腹。こんな感じでわりと少なかったです。

福田美術館
福田美術館
これが果蔬図巻。
伊藤若冲 果蔬図巻
伊藤若冲 果蔬図巻
野菜や果物が描かれてます。客少なかったのでじっくり見れました。

これ以外にもおもしろい絵が多いのでなかなかお奨めです。若冲の絵で見たことなかったのも結構あった気がする。

ここはそう広くないので40分ほどで見終えました。

DESIGN MANIA ~百貨店・SCのデザイン~ @高島屋資料館

今日は日本橋の高島屋資料館に行ってきました。ここはちょっと変わってて火曜と水曜がお休みです。

高島屋そのもののデザインをテーマにした展覧会です。山口晃の作品が展示されてる前期が28日までなのでそろそろ行っとこうってことで。

高島屋資料館へのエレベータ前
高島屋資料館へのエレベータ前
百貨店のデザインって言うちょっとぼんやりしたテーマだったので展示されてるのも資料的なものが多いですが、絵画作品もいくつか展示されてまして、山口晃の「日本橋南詰盛況乃圖」以外にも岡本太郎の作品が2点も展示されてます。資料室の方にも川端龍子(りゅうし)の作品とかがあって思ったより多かったのが良かったです。と言っても10点とかそんなもんだけど。

山口晃の作品は超絶に微細な絵なのですが、特に離れて見ろと言うこともないのでじっくり見ることができたのがよかったです。結局45分くらいいました。

行き帰りは黒門市場を通ったのですが、確かにちょっと人が減ってたかな。黒門市場はただの商店街なので低質な店が参入してくるのを排除できないわけですが、そういう店はすでに選ばれにくくはなっているっぽい。まぁある程度のところで落ち着くんじゃないですかね。ちなみに南の端っこ辺りにかなり安い八百屋があるんだけど、結構繁盛してるっぽかったです。インバウンド客が柿とか買ってましたが、どうやって皮剥くんだろうか。