リニューアルオープン記念特別展「What’s New! 大阪市立美術館 名品珍品大公開!!」

次は1日にリニューアルオープンした大阪市立美術館へ。初日に行こうかなと思ったりもしましたがなんやらかんやらで今日になってしまいました。

大阪市立美術館
大阪市立美術館
オープニング特別展は所蔵品展で、名品と珍品を集めたとなっています。写真撮影は全面的に可。2つほど個人蔵で撮影不可のがあったかな。

思ったより空いてました。

大阪市立美術館
大阪市立美術館
これは最後の方なので更に空いてる感じですが。

所蔵品の名品をまとめて見る機会ってわりと少ないので見れてよかったかな。でもお奨めってほどではないかな。と言いつつ2時間近くいました。

リニューアルで開かれた美術館を目指すってことで1階の展示室以外が入場フリーになったんですが、このおかげで4つに分かれてる展示室の入口で毎回チケットを見せてハンコを押してもらう必要がありました。こんなことなら入場フリーにして欲しくなかったなと思ったりして。

気になったのはチケット売り場が小さかったけど大規模展覧会の時もこのままなのかね?ミュージアムショップもこぢんまりとしてましたが、特別展の時は特設にするんだろうな。

GUTAIは生きていた @ICHION CONTEMPORARY

寒すぎでしばらく出かけてませんでしたが、今日明日と色々お出かけです。実は風邪引いちゃってるけどそんなにしんどくないので出かけることにしました。

まずはICHION CONTEMPORARYと言うギャラリーのオープニングの展覧会。

ICHION CONTEMPORARY
ICHION CONTEMPORARY
ビルはできたばっかりで、安藤忠雄建築です。しかも建物の幅が4mほどだそうで、中の幅はうちの部屋より狭いかも。

展覧会は具体(具体美術協会)ってことで、有名な吉原治良や白髪一雄の作品も展示されてますが、無料です。一応予約制ですが客が少ないときは予約なしでも入れますんで、私は予約時間よりちょっと早めに行ったんだけど先客が一人だけだったんで待たずに入れてもらえました。

撮影可でした。

ICHION CONTEMPORARY
ICHION CONTEMPORARY
地下にも展示物があるんですけど、地下への階段がめちゃ狭い。
地下への階段
地下への階段
無料で見れたのがありがたかったです。20分ほどいました。

では次。

ART SHINSAIBASHI @心斎橋PARCO SPACE 14 他(2025年1月)

次は心斎橋に移動しまして、アートフェアを覗いてきました。展覧会ではなく展示即売会。リンク切れになる可能性が高いですが、まだ見れるのでオフィシャルサイトをリンクしときます。3年前に見たのと同じタイトルなのでこんなタイトルにしました。私にとっては3年ぶりですが、結構頻繁にやっているようです。

まずはパルコの14階へ。

心斎橋パルコ 14階
心斎橋パルコ 14階
著作権的にややこしい作品があって撮影できないものが混じってるのでちょっとだけ撮らせてもらいました。
三浦大地作品エリア
三浦大地作品エリア
草間彌生の小さい作品が5500万円とかで売ってたりしました。

大丸の画廊では棟方志功の作品が結構あったりしてなかなか良かったです。

3年前の私にとっての前回と同じ日曜の昼間だったですが、今回全然客がいなくてちょっと居づらかったです。私は買いに来た客じゃない冷やかしなのに店員が寄ってきて説明されちゃったりして。

ってことで、帰りは御堂筋を難波まで歩いたんだけど、やっぱ歩道が広くなったのはとても良いですな。

吉祥うつし @高島屋史料館

12月から働き始めましたが、入院とほぼ同時にコロナ禍の騒動が始まってテレワークになってさらに無職になったので通勤しなくなって5年近く経つので家事を週末にすることが増えちゃったりしてブログの更新が遅れ気味です。

今日は無料の美術館連のイベント巡りです。

まずは高島屋資料館。

高島屋資料館
高島屋資料館
富士山や松竹梅などめでたい題材を集めた展示になっています。

横山大観の蓬莱山。これだけ撮影可です。

横山大観 蓬莱山
横山大観 蓬莱山
この写真だとわかりにくいですがかなりでかいです。

他にも片岡球子、池田遙邨、前田青邨、奥村土牛、川端龍子、福田平八郎など今回は有名画家の作品が結構多いです。まぁでもわざわざ見に来いと言うほどではありませんが。

ってことで次。

歌川国芳展 ―奇才絵師の魔力 @大阪中之島美術館

で、ここでの主目的は歌川国芳展。

ここの展覧会はどちらも今日から始まったのですが、最初のエレベータに乗る手前で行列ができてたのでちょっとひるみまして明日にしようかなと思いましたがやっぱり見ることにしました。

大阪中之島美術館
大阪中之島美術館
で、やっぱりかなり混んでました。1枚の絵に2-3人って感じ。展示数が多くてびっしり展示されてるので結構疲れましたが東京とかで見るよりはましかな。

展示数は200点以上あって前後期でごっそり入れ替わりますんで総数400点超え。撮影可なのもちょっとだけありますがどれも有名作品です。

展示数が多いので見たこと無い作品もかなりあったと思うんで良かったかな。肉筆画もちょっとあったりして。国芳好きなら必見でしょう。点数多いし、情報量の多い絵も多いんだけど、客多くて集中力もなかったので滞在時間は70分くらいでした。

前後期で丸ごと入れ替わりますが、行くかどうかは決めてません。メンバーシップ会員で料金無しで見れるのは期間中1回だけですが、一応前売り料金で見れるんだけど。

で、最後に2階のスペースで無料で見れるミニ展覧会を覗いときました。一応写真だけ貼っときます。「Osaka Directory 8 Supported by RICHARD MILLE 谷中佑輔」

Osaka Directory 8 Supported by RICHARD MILLE 谷中佑輔
Osaka Directory 8 Supported by RICHARD MILLE 谷中佑輔
ってことで、本町からだとマイスタイルが使えるので(私の場合、マイスタイル対象にするには難波で1回改札を出ることになります)本町まで歩きました。今後はこのパターンで交通費ケチって大阪中之島美術館まで来ることが多くなるかな。ウォーキングにもなるし。

Space In-Between:吉川静子とヨゼフ・ミューラー=ブロックマン @大阪中之島美術館

阪神福島駅で降りまして、大阪中之島美術館へ。今日から2つの展覧会が始まってます。

まずは吉川静子と旦那のゼフ・ミューラー=ブロックマンの展覧会です。あまり興味はないですがメンバーシップ会員なので見ときました。

客めちゃめちゃ少ないかなと思いましたが、思ったよりはいたかな。

大阪中之島美術館
大阪中之島美術館
ちなみに展示は吉川静子の作品が大半で、旦那の作品は一室だけでした。

ちなみに全展示物が撮影可でした。

では次。

紅葉狩り 2024 東山周辺&寺巡り

今日は京都で紅葉狩りでした。寺の特別公開とかもあって今年は例年より多めで1日中あっちこっち巡ったのでまとめて書きます。なので写真枚数多いです。

まずは東福寺。たぶん2度目だと思うだけど、紅葉の時期に来たのは初めてかな。せっかく来たので特別公開中の山門に登っときました。

東福寺三門
東福寺三門
三門(山門)って階段上がった上にある仏堂に安置されているのは釈迦如来像+十六羅漢の組み合わせが多いんだけど、中にいた監視係っぽい女性が結構詳しくて、京都の山門ではここが一番古いんで他はここの真似したんじゃないかと言ってました。

ってことで通天橋を渡っときました。平日ってこともあり行列にはなってませんでしたがインバウンド客も多くて混雑は当然してました。通天橋からの写真とかはインスタの方に貼ってます。

紅葉ですが、見頃ではあるんだけど、ピークにはもうちょっとって感じ。こういういい感じの所もあれば

東福寺境内
東福寺境内
こんな感じでまだ色づきが遅い所も。
東福寺境内
東福寺境内
通天橋からの紅葉も初めてちゃんと見れたんで良かったです。

重森三玲が作庭したので有名な方丈庭園までお金払う人は比較的少ないようで、ゆったり見れます。

東福寺 本坊庭園
東福寺 本坊庭園
インスタに貼ってある庭園も本坊庭園です。龍吟庵の特別公開もやってたそうですが、見逃しちゃってて見てませんが、見てたら後のスケジュールに影響があったと思うのでまぁ良かったかな。

特別公開やらなんやらで2500円もかってしまいました。やっぱ毎年は来れないな。

ってことで歩いて泉涌寺へ。境内同士の距離はあまり遠くはないんだけど、最短距離では歩けないので20分ほど掛かります。

最初に楊貴妃観音堂と心照殿(宝物殿)に入っときました。宝物殿は追加料金不要。

心照殿
心照殿
特別公開中の舎利殿に入っときました。特別拝観料1000円ですが、アサヒメイト会員は100円引き。
泉涌寺 舎利殿
泉涌寺 舎利殿
天井画の龍図は狩野山雪です。

御座所の庭も見ときました。

泉涌寺 御座所
泉涌寺 御座所
次に目的地の即成院に向かう途中に戒光寺にも寄っときました。丈六の身代わり釈迦如来で有名なお寺です。
戒光寺
戒光寺
調べたらここには一度来てました。拝観料無料なので気楽に入れます。賽銭入れときましたけど。

即成院にやってきました。ここの本尊は阿弥陀如来像と二十五菩薩像の立体来迎図となっておりまして、ずっと前から来たかったんで嬉しい。

即成院
即成院
珍しく撮影可だと言うことで撮らせてもらいました。
阿弥陀如来と二十五菩薩像
阿弥陀如来と二十五菩薩像
中陣からの拝観は年中可能ってわけではないようで、この時期を逃すと次は3月だそうな。

東福寺駅から京阪と地下鉄乗り継いで蹴上で下りて南禅寺へ。

ここからの紅葉メインの写真もインスタに載せてますんでそれ以外の写真を使うことにします。

南禅寺は境内うろうろするだけでは無料なので大盛況。

南禅寺
南禅寺
ここではあまり時間使わず永観堂へ。

ここは紅葉の名所としてはトップクラスに有名なので大盛況ですが、入場の行列はできてませんでした。ライトアップの時は開門前にどんどん並んじゃうので長時間待つことになりやすいんですな。

紅葉のピーク時だと池の周りはもっと赤くなるはずなんだけど、やっぱまだちょっと早いかな。

永観堂
永観堂
人の手が映っちゃってますが、橋の上で人が詰まってる場所から撮ったのでしゃあない。

永観堂の塔頭の智福院で五劫思惟阿弥陀如来像が初公開ってことだったんで拝んどきました。

智福院
智福院
本尊じゃないのでちょっと小ぶりです。

で、北上して特別公開中の霊鑑寺へ。

霊鑑寺
霊鑑寺
ここの蔵で雪舟や応挙の絵が公開されてます。
霊鑑寺
霊鑑寺
雪舟の絵をガラス越しじゃない状態で見れるのは贅沢ですな。

応挙の絵は犬の絵なんだけど、その中の1匹が歯をむき出しにして笑ってて、応挙の犬の絵としては珍しいです。てことで見に来た甲斐ありました。

更に歩いて真如堂へ。ここもピークにはもうちょっとって感じでしたがまぁまぁ良い写真は撮れました。

真如堂
真如堂
去年と同じアングルの写真も載せときます。
真如堂
真如堂
次は栄摂院。16時半過ぎてましたが、開いてました。16時半きっちりくらいに着いたら人がぞろぞろ出てきたんで閉門かと思ってしまったけど、17時閉門だったので間に合って良かった。
栄摂院
栄摂院
ここの楓はかなりの大きさで、全体が真っ赤になるので最近知られてきて大人気ですが、来やすい場所ではないのでうんざりするほどではありません。奥にも立派な庭園があるんだけど、横からしか見れませんが、いつか公開され時があるんだろうか。

最後は金戒光明寺。毎年山門前の紅葉の写真を撮るだけでしたが、今年はちゃんと見ることにしました。昼間の特別公開には間に合わなかったので夜のライトアップを待ちました。17時半からですが、17時過ぎに受付が始まって本堂の中で待たせてもらえました。

着いてからは三重塔のあるところまで登ったりしました。ここからはかなり良い眺望。

金戒光明寺 三重塔前から
金戒光明寺 三重塔前から
ってことで特別拝観及びライトアップを楽しみました。

特別拝観では重文の山越し阿弥陀図や若冲の群鶏図押絵貼屏風が見れました。若冲の群鶏図押絵貼屏風は六曲の屏風絵で、他の鶏図よりもかなりユニークなので見れて良かったです。

ってことでライトアップ。

金戒光明寺 紫雲の庭
金戒光明寺 紫雲の庭
たぶん色づきはいまいちだったと思うんだけど、ライトアップで雰囲気は良かったです。場所柄人も大して多くなかったし。

帰りは晩飯どうしようかなと思ったんだけど、歩いている先に学生時代に友人宅に遊びに行った時に何度か行ってた末広食堂があるのに気づいたので寄ることにしました。35年以上ぶりだと思います。

末広食堂
末広食堂
京大生御用達って感じの店です。初見だと入りづらいでしょうが、私が学生時代から続いているので問題ないんでしょうな。昔からやってるってことで高齢化でいつまで続けられるのか気になります。

海老フライ定食700円と出汁豆腐(濃いめのうどん出汁っぽい出汁で豆腐だけを温めた料理)を注文。出汁豆腐は100円ですが、定食のみそ汁と入れ替えになります。この出汁豆腐ですが、量が多いの忘れてました。定食はちょうどいい感じでしたが出し豆腐で腹一杯です。

ってことで今日はかなり色々巡れて大満足な1日でした。

PARALLEL MODE:オディロン・ルドン @岐阜県美術館

岐阜県美術館は結構広くて、日比野克彦のライブペイント作品の展示や写真展や小さい企画展やとかもやってました。

休憩所にはミケランジェロの彫刻の模刻像が3体ほど置かれてます。

ミケランジェロ ピエタの模刻
ミケランジェロ ピエタの模刻
模刻とは言えピエタが間近で見れるのは結構貴重じゃないかと。バチカンにある本物は近くで見れなかったと思います。

で、今日来た目的のルドン展。

ルドン展
ルドン展
フルタイトルは「『清流の国ぎふ』」文化祭2024 PARALLEL MODE:オディロン・ルドン-光の夢、影の輝き-」です。

岐阜県美術館はルドンのコレクションが結構充実しているので有名で、版画が多いですがその版画も多数刷られていたわけでもないのでわりと貴重です。今回は岐阜県美術館所蔵品全部展示しているそうで、過去最大規模とのこと。前後期に別れてますが、ルドンに関して同じ版画の別の所蔵品と入れ替わるだけです。今日見れたのも280点以上はあったと思います。

で、所蔵品だけでもわりと充実してたと思いますが、国内所蔵品が結構集められてて、更にオルセーからも自画像など借りてきています。国内のルドンで有名なのは三菱一号館のグランブーケですが、借りれなかったようです。

点数は多いんだけど、わりとサクサク見れたので1時間ちょっとで見終えました。客はそれなりいましたが平日だと言うこともあり空いていました。

ってことでルドン好きなら超お奨めです。大都市に巡回すれば集客できたんじゃないかな(東京と広島には巡回するそうな)。最近まで断捨離ずっとしてた私ですが、図録買っちゃいました。

今日は往復切符を買ってあったのでサクッと大阪に向かい、大阪駅で降りる必要があったのでグラングリーン周辺の道路改修状況を確認したりしてから第3ビルに向かいまして、ネスパで晩飯食いました。

ハヤシライスと海老のコロペットと牛肉のコロペット
ハヤシライスと海老のコロペットと牛肉のコロペット
これ以外にもセットで頼んだのでこれ以外にサラダとスープ付きでした。

コロペットはこの店独自の料理ですが、初めて食えてちょっと嬉しかったです。

PARALLEL MODE:山本芳翠展 @岐阜県美術館

今日はちょっと遠出で岐阜へ。

安く行くには近鉄の株主優待乗車券を使って名古屋経由なんだけど、JR使うより1時間以上余計に時間が掛かるのと、JRと250円しか変わらんので素直にJRにしました。ちなみに鶴橋-西岐阜の料金は3080円なんだけど、一旦大阪駅で降りると2830円で250円も違う。

大阪駅では往復切符を買いました。100km越えてるので途中下車し放題。帰りに1回使っただけだけど。今日はJRは大して遅れてなかったですが、乗る手前の快速が大阪駅で客乗せるのに手間取ってましたんでちょっと遅れましたけど。ここんとこインバウンド客の乗り降りで遅延が常習化していることが鉄道会社問わずかなり増えている印象です。

ってことで正午頃現地着。

岐阜県美術館
岐阜県美術館
ここでは特別展を2つやってまして、岐阜県美術館に自慢のコレクションがある二人の画家の展覧会って感じですが、かなり力が入っています。

まずは山本芳翠展。

山本芳翠展
山本芳翠展
フルタイトルは「『清流の国ぎふ』文化祭2024皇居三の丸尚蔵館特別協力 PARALLEL MODE:山本芳翠 ー多彩なるヴィジュアル・イメージー」です。

展覧会両方見ると2000円でした。

今回はルドン展を見るために来たので山本芳翠は馴染みがなかったんでついでに見たわけですが、一応「浦島」は知ってました。重文指定されてる作品がある結構有名な画家なのは今日知りましたが、浦島以外にもおもしろい作品が結構あったので見といて良かったです。

平日ってこともあって空いてましたが全然人いねーって感じでも無かったです。集中力が無かったんで45分ほどで見終えましたが。

藤田嗣治・佐伯祐三・荻須高徳展 @山王美術館

このまま帰るのもナニってことで、大阪城公園を突っ切って山王美術館へ。

山王美術館
山王美術館
右の女性の絵は次回展覧会予告です。

展覧会のフルタイトルは「開館15周年記念 山王美術館コレクションでつづる藤田嗣治・佐伯祐三・荻須高徳展」です。

ここの所蔵品は他では見れない(貸し出さない)ので、佐伯祐三と藤田の絵は好きなので見とこうと。1年半前に藤田の展覧会をここで見たのですけど、初見の絵も結構あったと思います。

と言うことでなかなか良かったです。荻須高徳はあまり馴染みがなかったんですけど、これもなかなか良かったです。

で、実は再就職が決まったので多少は懐具合に余裕が出そうになったのでメガネを作りに行きました。7年も使ってるのでレンズのコートが剥げてボロボロで。まぁ普通に使ってる分は大きな問題は無かったんだけど。