四代 田辺竹雲斎 展 守破離 @大阪高島屋ギャラリーNEXT

今日は難波へ。経費節減とウォーキングを兼ねて往復徒歩で。高島屋で四代 田辺竹雲斎の展覧会を見てきました。竹を使った工芸やインスタレーション作品で有名な人です。

1階入口にも作品が飾られてますが写真は割愛。

会場はいつもの7階のグランドホールではなく、作品の展示販売を兼ねてるので6階のギャラリーで行われてます。ギャラリーなので入場無料。

四代 田辺竹雲斎 展
四代 田辺竹雲斎 展
写真の中央のは今回のために制作されたインスタレーション作品で、展覧会が終わったら解体されるんだと思います。触ってもよくて触らせてもらいましたが思ったよりしっかりしてました。

インスタレーション作品の方が有名なので工芸作品の方は全然知らなかったのですけど、かなりいろんなのがあっておもしろかったです。

この写真のは建築家の人が数学的にデザインしたコラボ作品で、設計図通りに作るってかなり難しいと思うんだけど、竹工芸とは思えない精緻さ。

花無心IV
花無心IV
写真じゃちょっとわかりにくいですけど右下に作品名のラベルがありますが、値段も書かれてまして税別340万! 赤い丸のシールが貼られていますが、売約済みの印です。かなりたくさん売約済になってました。

かなり大きい作品で値段が書かれてないのが数点あるんですけど、それも売れてましたがいくらだったのだろうか。

スタッフの人たちがわりと気軽に声を掛けてきてくれて説明してくれました。竹雲斎さん本人もいらっしゃって他の客に説明してはりました。

ってことで、思ったより良くて結構長居してしまいました。と言っても大きな会場じゃないので40分もいなかったですけど。

ちなみに会期は今週日曜28日までです。

帰りは難波をぶらつきました。中国との航空便の本数が回復し切れてないからか中国人の姿はまだまだ少ない感じですけど、もうコロナ前と大差ない感じ。コロナ禍の傷跡は所々に残ってますけどね。

会社帰りに晩飯を食っていた店のトップ5のうち4軒はコロナ禍で潰れちゃって悲しい限りですけど、残りの1軒の「仙豆」でいつものを食ったのですけど、先客にYouTuberがいて撮影してました。まだ公開されてないようですけど、これで店の人気が出ると良いですな。

デザインに恋したアート♡アートに嫉妬したデザイン @大阪中之島美術館

今日は梅田に行く用事があったので用事が済んだ後、雨の中ぼちぼち歩いて大阪中之島美術館へ。

前回見れなかった展覧会見てきました。メンバーシップ会員でなかったら見に来なかったと思うけど。

大阪中之島美術館
大阪中之島美術館
デザインとアートの境界線というか重なりとかを意識した展覧会です。
展覧会の様子
展覧会の様子
撮影可の作品がかなり多いのですけど、こういう引いた絵で写真を撮ろうとすると撮影不可の作品が入っちゃうことがほとんどで撮らせてもらえず、なんとか撮れたのがこれくらい。

上の写真の中央奥に投票機が見えますが、作品ごとにこれはデザインなのかアートなのかを投票できるようになっており、結構金かかってます。1作品ごとにスマホかタブレット1個使われてる。

平日だし、雨だしってことで客は少なかったですけど、インバウンド客が結構見に来てたりしてました。

まぁまぁおもしろかったですけど、こういうのをやるなら4階は常設展示室なんだからいつでも見れる名品たちを置いて欲しいと思います。

特別企画展「異界彷徨 ―怪異・祈り・生と死―」@大阪歴史博物館

ハローワークが谷町四丁目駅近くにあるので、帰りに大阪歴史博物館で展覧会を見てきました。

今回の展覧会は特別展ではなく特別企画展となっていて常設展の一環となっています。なので特別展の時は別料金の一番上の常設展の階まで上りました。

大阪歴史博物館は大きい施設なので上の方からはこういう写真が撮れます。

大阪城公園
大阪城公園
私は手作りの映り込み防止グッズを使ったのですが、スマホだと映り込みを防いで撮るのは難しいかな。

常設展のエリアではほぼ常設と言っていい展示ですが、ほんの一部に入れ替えがあったり今は新所蔵品の展示があります。もうすぐ終わっちゃいますが。柴田是真作の根付があったのがちょっと嬉しかったです。客は各フロア数人って感じでガラガラ。やっぱり外国人の方が多い。帰り際になるとちょっとずつ増えてきてまして、見終わって1階に降りたら小学生の集団が入場しようとしてましたけど。

ってことで展覧会です。

大阪歴史博物館 特別展示室
大阪歴史博物館 特別展示室
一応テーマはあるのですけど、所蔵品を中心とした雑多なものが展示されています。一部を除いて多くが撮影可。

個人的に一番興味を引かれたのがこれ。

戦前の恵方巻きのチラシ
戦前の恵方巻きのチラシ
この頃は幸運巻寿司と言う呼び方が一般的だったのかな。私が子供の頃は「丸かぶり」と親は呼んでました。

異界ってタイトルに入ってたので大阪歴史博物館所蔵の耳鳥斎の地獄図巻が展示されてるかなと思ってたんだけど無かったです。これってテーマに合ってるか?ってのも多かったんだけどねぇ。でもとにかくこういう機会じゃないと見れなさそうなものが多くてなかなかおもしろかったです。

ってことで、特別展じゃないので600円だししかも常設展エリアも全部見れますのでわりとお奨めです。まぁ見なくても全く問題ないですけど。

太閤下水

今日はハローワークに行ったのですが、すぐ近くに太閤下水見学施設があるのを知ったので見てきました。

太閤下水見学施設
太閤下水見学施設
太閤が付いた名前ですが、豊臣秀吉の時代に存在してたかどうかは不明だそうで、でも江戸初期にはあったと考えられているらしい。

現代の使用に耐えられるように補強はされていたり蓋をされたりはしてますが、江戸時代の下水道がそのまま利用されているのは日本では他に無いそうな。

覗けるようになっているのですけど、下水なのできれいな水が流れているわけじゃないので写真は割愛。

大阪大学中之島センター

次は大阪中之島美術館の隣の敷地にある大阪大学中之島センターへ。4月にリニューアルオープンしました。大阪中之島美術館ができるまではこっち側を通ったことなかったので以前はどういう位置づけだったのかはよくわかってません。

大阪中之島美術館や国立国際美術館、大阪市立科学館などこの辺り一帯は元々は大阪大学の医学部と歯学部のキャンパスでして、阪大の施設としてはこの中之島センターだけ残っています。ちなみに阪大病院は川向かいの朝日放送や堂島リバーフォーラムや大阪地方検察局などがあるワンブロック丸ごとが敷地でした。下の画像は阪大のサイトから拝借。

移転前の阪大中之島キャンパス
移転前の阪大中之島キャンパス

中には森村泰昌さんが今回のリニューアルのために阪大の学生さんにも参加してもらって作った作品が飾られてます。

森村泰昌「適塾の集い」
森村泰昌「適塾の集い」
一応展示室もありまして、今は「アートトリップ・ナカノシマ」と言うミニ展覧会やってます。こういう場所だと撮影OKなところが多いですけど、完全NGでした。
大阪大学中之島センターの展示室
大阪大学中之島センターの展示室
展示室はかなり狭かったです。もうちょっとまともなのを期待してたのでがっかりだな。

2階にはカフェテリアもあります。美術作品もいくつか展示されてます。

大阪大学中之島センターのカフェテリア
大阪大学中之島センターのカフェテリア
とにかく人がほとんどいなかったです。カフェテリアに一人いただけでした。

佐伯祐三 ー 自画像としての風景 @大阪中之島美術館

今日は中身不明大阪中之島美術館へ佐伯祐三展を見に出かけました。

大阪中之島美術館の5階に来るのが去年の11月以来なのですが、その時のトイレがどうなってるのか確認したところすっかり元通りになっていました。便器とか鏡とかはともかく内装はそのままでも良かったのに。

ってことで展覧会。

大阪中之島美術館
大阪中之島美術館
ここ大阪中之島美術館の佐伯祐三コレクションが最大ですが、国内の多くの作品が集められています。有名な郵便配達夫は何度も見てますが、これだけまとめて見るのは初めてです。

大半が撮影可でしたが、面倒なので載せません。

展示室内部
展示室内部
こんな感じで平日でしたがわりと客はいましたけど、大して多くなくて見やすかったです。

若くして亡くなってしまった人ですが、長生きしてたらどういう変わり方したのかなとちょっと思いました。

ってことで気になる人は見ときましょう。

情報量が凄く多い作品は無いので大して時間掛からないかなと思っていたのですが、大半が撮影可だったのと作品数が140点くらいあったので75分ほど掛かりました。

15時10分頃に着いたのですけど、メンバーシップ会員なので4階でやってる展覧会も見ようかと思ってたんですが全く時間が余りませんでした。また来ます。

クラス会

今日は高校3年時のクラス会でした。10人ほど集まりました。

退職後はリモート会議すらなくなったので人との会話する機会がさらに減った今日この頃ですが、久々に喋った感じ。

FROM OSAKA ~百貨店美術部モノガタリ~ @高島屋史料館

今日はミナミをうろついてきました。

まずは日本橋の高島屋東別館へ。シタディーンなんば大阪として使われていますが、高島屋資料館は健在です。

高島屋史料館
高島屋史料館
内容は大阪をテーマにした展覧会ですが、詳細はこのチラシで

島成園の絵が展示されていて、これの展示が8日月曜までだったのでタダだし見ておかないとって感じで見てきました(なのでこのエントリが公開されR頃には終わってます)。この絵も素晴らしいのでこないだの展覧会(今は東京で開催中)で展示すればよかったのにと思いました。

高島屋東別館ですが、1階のフードホールに人がわりと多かったのを初めて見ました。シタディーンなんば大阪の開業が2020年1月なんですけど、フードホールの開業がさらにその後で、その頃すでにコロナ禍だったので。

帰りはミナミをぶらついたのですけど、こどもの日だというのをすっかり忘れてました。祭レベルで人出が多かったです。

小林建樹ワンマンライブ ”ふるえて眠れ” @神戸Always

今日は小林建樹のライブに行ってきました。阪急六甲駅に隣接してるビルの地下にある小さな会場です。

神戸Always
神戸Always
小林建樹の地元の神戸でワンマンライブは初めてだそうな。

会場時の入場は整理番号順とかはなくて勝手に入れって感じでした。入場のシステムもチケットのシステムも配信のやり方も厳密性に欠けますが、この集客規模だと問題無いのかも知れない。

で、会場はやっぱり小さくて、目一杯入れても50人くらいか。一般客が30数人で残りは関係者とか家族とか友人だったようです。

ドリンクはホットコーヒーを頼んだのですが、頼む客が少ないのかコーヒーフレッシュ(たぶん業スーで売ってるのと同じ)がドロドロでした。私も一人もんなので消費が少ないので経験ありますが、密閉容器に保存すると長持ちすると思います。

ライブですが、最近のライブと同じ感じでギターで半分ピアノで半分って感じで時間も途中の休憩除くと1時間半くらいかな。

ってことで、ライブ後はサクッと会場を後にして駅の阪急オアシスでパック寿司を買って帰宅。

現状の私の状況とか、ライブに行っても知り合いに会えなくなっちゃったとか(元々関西のライブでは会えそうにないですけど)、色々考えまして、今後は小林さんのライブを見に行く機会は激減すると思います。配信がある場合はもう見に行かないかな。

幕末土佐の天才絵師 絵金 @あべのハルカス美術館

今日はハローワークに行ったり区役所に行ったりしたので、区役所からそのまま歩いてあべの橋へ。ウォーキングを兼ねるのと、交通費の節約できるしね。最近は歩くことが増えましたが、今まで歩いたことないような道を選んでたりします。なかなか新鮮。

ってことでハルカス美術館へ。絵金の展覧会です。

あべのハルカス美術館
あべのハルカス美術館
絵金は「絵師の金蔵」を略した通称で、本人は名乗っていなかったそうな。

絵金の作品は高知に行かないと見れないと言っていい状況なのであまり馴染みがないと思いますが、私は存在を知ってから一度は見てみたいと思っていたので待望の展覧会です。

芝居を題材にした切腹場面など激し目の情景を屏風絵にした作品が多く、高知では夏祭りの時に軒先に並べたりしているそうです。

会場内の第2章だけ撮影可でした。

展覧会会場内
展覧会会場内
平日の夕方でしたが、大体想像通りの客の入りでした。

情報量の多い絵が多い上にほぼ全作品にキャプションがあるので結構時間が掛かりまして、滞在時間は90分近かったです。

ってことで、高知にも行ってねと言うアピールもされてましたがなかなか行けないと思うのでなかなかお奨めです。

前期後期で結構作品が入れ替わりますが、今日のこれだけで満腹感があったので図録の購入も含め我慢することにします。

帰りにはまた阿倍野交差点の様子を見に行きましたが、変化無し。銀行跡地には何故かミニ花壇ができてましたが。