今日も大阪市の寺宝の特別公開です。寺以外での公開場所として恒例の辰野ひらのまちギャラリー。私は堺筋本町だと電車賃が掛からないので交通費が掛からないので大して興味なくても来ちゃいます。

貴重な繍仏も2枚展示。仏画以外にも小さな仏像なども展示されてました。
(弱りゆく記憶力の補助)
今日は天保山へ永井豪の展覧会を見てきました。期間が2週間ちょっとの17日間しかないので余裕ぶっこいてたら終わっちゃいますな。

と言うことで永井豪の展覧会。画業50年突破と言うことで。現役で活躍されていますので初期の頃から最新作まで原画など直筆のモノを多く展示しています。今回のための書き下ろしの絵や漫画もあります。
デビルマンやマジンガーZのフィギュアなどを展示しているところだけは直筆モノとかがないので撮影可。

わりと盛況でしたがそんなに混んでませんでした。30代くらいの白人の男性が流ちょうな日本語でグレンダイザーとかをマニアックに語ってたりしておもしろかったです。
永井豪の漫画はガキの頃からちょこちょこ読んでたんだけど最初から最後まできっちり読んだ作品がほとんどありません。凄ノ王とかデビルマンとかはちゃんと読んどかんといかんなぁ。
帰りは乗り継ぎ割引で110円になるのでバスで難波まで帰還。50分近く掛かりました。
今日は阿倍野のあべのandで開催されている(このエントリが公開される頃には終わってます。すみません。)漫画のマカロニほうれん荘の展覧会に行ってきました。連載されていたのは1977~1979なので40年前になります。
ちなみに無料で写真撮影も可でした。

会場はとても狭かったですけど、びっしり展示されてるので200点以上あったそうな。


とても懐かしかったです。
お盆と言うことで、奈良へ。まずは奈良博の綴織當麻曼荼羅と繡仏の展覧会。
国宝の綴織當麻曼荼羅の修復記念とのこと。

国宝の當麻曼荼羅は5年前の当麻寺展で見たのですが、あの時は何が描かれてるのかさっぱりわかりませんでしたけど、修復されてそれなりにわかるようになっていました。天平時代の織物と言うことで損傷が激しいのでパピリオ双眼鏡で見てもオリジナルの部分かどうかもよくわからないんですけども。ま、残ってること自体が奇跡的ですわな。
そう言えば、国宝重文の扱い方が変わったようで、国宝重文の全てが今回は30日以上となる展覧会の全期間展示されています。貯金か借金か知らんけど数年分をまとめることが可能になったのかな?綴織當麻曼荼羅は前回の展示が30年ぶりで今回が修復記念で5年ぶりとのことで次は当分ないと思われます。
中宮寺の国宝の天寿国繡帳も展示されています。鎌倉時代に修復されたりしたそうですが、色が綺麗な方が飛鳥時代のオリジナルというのを初めて知りました。
綴織當麻曼荼羅は日本中にある當麻曼荼羅のオリジナルなのですが、刺繍で作られた當麻曼荼羅も展示されています。
綴織當麻曼荼羅自体も10年以上掛けて作られたのではと言われていますが、刺繍のもめちゃめちゃ時間が掛かったんだろうなぁ。
ってことで、傷みやすい刺繍の仏画自体展示されることは珍しいですので、これだけまとめて展示されるのは超貴重なのでお奨めです。
今週は夏休みをとりまして、1週間だらだらするのもナニなのでとりあえず東京で展覧会を見ることにしました。7月末でマイルの期限が来てたのでとりあえず予約だけしていたのを先週に変更しました。
上本町からの伊丹行きのバスがOCAT経由になっていた。勘弁して欲しい。伊丹の改装でANA側で1回停車するのでこれも時間掛かるようになったし。
伊丹のJALのさくらラウンジが工事中で臨時のスペースになったんだけど、動く歩道の注意アナウンスが常時聞こえてきてうざいのなんの。ってことでいつもより1本早い目の10時半伊丹発のに乗りました。
今日はいっぱいハシゴする気はなかったんで3箇所だけ。今日は月曜ですがお盆週間と言うことで、見に行く予定の所はどこも開いていると言うことは確認済。
まずは東博。縄文展です。縄文期の国宝6点と言うか6件が全て展示(火焔形土器は14点がまとめて1件として指定されてるんだけど今回はそのうち1つだけ)ということですが、土偶の5点は4年前の日本国宝展まとめて展示されてたし、火焔形土器は京博の国宝展で見たしってことで見なくてもいいかなと思っていたのですが、ミケランジェロはとりあえず見ときたいなと言うことで東京に来ることにしたんでこっちもついでに見ることにしました。
縄文時代のをまとめてどっさり展示しています。最後の展示部分だけ撮影可(下の写真ともう1点だけですが)。

この後はいつものように本館を一通り見ましたが、今日は子供連れが多いなと思ったら「なりきり日本美術館」と言うNHKの「びじゅチューン!」と言う番組の企画展をやっていて、子供達が大喜びで参加してました。
さて出ようかなと思ったんですけど、雷鳴りまくりで強烈な夕立が降ってきたんで東洋館をちょろっと見ました。地下には去年シェムリアップで見たレリーフ彫刻などが展示されてて、東洋館の地下には来たことあるんだけど「ああ、やっぱり現地に行かないと頭に入らないもんなんだな」と思ったのでした。
ってことで東博の滞在時間は合計2時間20分ほど。
今日はいろいろ用事があったので有休もらいまして、昼は暇だったんで大阪市のいつもの特別公開へ。今日は寺社そのものの公開ではなくて所蔵品の展覧会です。場所はいつもの辰野ひらのまちギャラリー。

明治の廃仏毀釈(神仏分離)まで存在していた杭全神社の神宮寺の仏像などが杭全神社にはまだ少し残っていて、それらが展示されています。神仏分離で神宮寺が壊された時には仏像が廃棄されたり散逸したりするのが普通ですけど、神社そのものに残っている例はなかなかありません。他には談山神社の如意輪観音とかが有名かな。
ってことで、神仏習合のお寺の仏像は珍しいタイプのが多く、今回展示されている仏像もかなり珍しいタイプのものばかりです。数は多くなくてほとんどが江戸時代のものですけど、なかなか良かったです。
今日もどっかには出かけたいなと言うことで、なんばパークスの奇界遺産展を見てきました。クレイジージャーニーでお馴染みの佐藤健寿って人の写真展です。クレイジージャーニーで採り上げられてた場所の作品も展示されてます。
会場に着いたらちょっと並んでまして、すぐ入れるかなと思ったらなかなか入れず1分間で3人くらいしか入れない状況で15分ほど待たされました。



作品と映像全部見たら1時間半かかりました。立ちっぱなしなので疲れた。でも全部見れるくらいおもしろかったです。行ってみたいなと思うところが多かったな。500円で10日まで。6日はトークショーがあるので13時までだそうです。
で、奈良博です。
春日大社の所蔵品をどっさり集めた展覧会です。国立博物館のパスポートの内容改悪で来るつもりはなかったんだけど、
アサヒメイトでタダ。これはありがたい。

今日は会社帰りに高島屋に寄って羽生結弦展を見てきました。無料ってことで。
いつもはグッズ売り場になってる辺り一帯が行列用に確保されていました。私が来たのは19時前で遅かったので入場待ちとかは全く無かったですけど。しかしここでこんなのは初めて見たなぁ。

無料ってことで展示内容はパネル写真がほとんどですが、実際に使用された衣装や靴、グランプリファイナルで優勝したときのメダルなども展示されています。展覧会用のスペースなので浅田真央展より展示数はかなり多かったです。
衣装を見ましたけど、ほっそいなぁ。体重が軽くないとジャンプの時の足腰の負担とかが全然違うんだろうなぁ。
グッズ売り場は行列用のスペースに追いやられてスイスホテルになっていました。私は行ってませんけど。
ってことで、ささっと眺める程度だったんで10分ほどで退散。
次は川崎市市民ミュージアムへ。京急の運転が10時過ぎに再開するのがわかっていたので問題なく横浜まで行けまして、湘南新宿ラインに乗って武蔵小杉まで行き、タクにでも乗ろうかなと思っていたんだけど南部線がちょうど来たので隣の武蔵中原まで行きましてそこから徒歩で向かいました。
やってる展覧会はみうらじゅんの展覧会です。公立の施設での開催は初だそうな。かなりでかい施設です。



例えばこれ、後ろの棚というか、カラーボックス横にして重ねただけですが、ファイル全部閲覧可能です。見れるのはこの写真のこのテーブルだけですけど。

「カスハガ」などはこんな状態。

CD聴けるコーナーもありましたが、聴けるのは一人だけだったりします。ぶらぶら美術館っぽく山田五郎とみうらじゅんがこの展覧会を見るという映像も見ることができまして、これは最後まで見ました。
とにかく、展示数が膨大です。私はもうはなから諦めて、ざっくり見ただけなんですけど、それでも1時間半かかりました。いちいちちゃんと見てたら何日もかかるんじゃなかろうか。
ってことで、ファンなら必見ですけど、関西でもやって欲しいですな。