諸橋近代美術館&毘沙門沼

昨日は移動だけだったので今日から観光です。JRで猪苗代駅に行き、そこからバスという行程ですが、平日はバスが少ないので出発は郡山駅9時15分発だったのでホテルでだらだらしつつ出かけました。

猪苗代駅からのバスはわりと客が乗ってましたが、諸橋近代美術館前で降りた客は私だけ。ちなみに今日はインバウンド客は見かけず。中国系の人はいたかもしれないけど。この辺りはまだ興味持たれてないのかも。

ってことで諸橋近代美術館。

諸橋近代美術館
諸橋近代美術館
ビクトリアなどのスポーツ用品小売り会社などを持っているゼビオの創業者のコレクションの美術館ですが、ダリの作品を多数所有しているので有名です。そんなに広くないので絵画作品は出し惜しみ気味ですけど。

バス停を降りたときには周りの景色があまり見えないなと思っていたのですが、美術館の入口辺りからだと磐梯山がよく見えました。

磐梯山
磐梯山
美術館前の家には睡蓮が咲いてました。
諸橋近代美術館
諸橋近代美術館
この美術館は完全に撮影禁止です。唯一撮れたのがこれ。
諸橋近代美術館
諸橋近代美術館
企画展は美術品の保存や修理などがテーマになってます。

バスで来た客は私だけでしたが、車の客がそれなりにいたのでガラガラレベルではあるもののそれなりに客はいました。

大作のテトゥアンの大会戦は常設されてますが、ダリは超多作なので全部見れるわけもないので今回展示されてなくて見れないのがあっても大してショックではありませんので来れただけで大満足です。

で、美術館だけ見て帰るつもりだったんだけど、予定よりは早く見終えてバスの時間まで1時間ほど余ったので近くの毘沙門沼に寄ってきました。裏磐梯の観光地の五色沼の一つです。

毘沙門沼
毘沙門沼
五色沼の他の所はもっと水が青く見えたりするようなんだけど、そこまで行くには時間的リスクがあるのでパスしました。ほんとはバスを1本遅らせても東京には戻れたんでもっと廻れたんだけど、それだと時間余りすぎかなという感じだったのと、元々美術館だけが目的だったので。

で、来ただけでは時間が全然余ってるので近くの遊歩道を1周してきました。磐梯山を眺められる場所もあるので。で、行ってみたのですけど、わざわざしんどい目して行かなくても美術館から眺めてればいいんではないかと思ったけど、こっちだと周囲全部自然って感じが良いかも。

盤梯山眺望展望台からの磐梯山
盤梯山眺望展望台からの磐梯山
ってことで、バスで猪苗代駅に戻りまして、1本電車遅らせて猪苗代湖でも眺めようかなと思ったけど猪苗代駅からだとアクセス悪すぎなので諦めました。途中の猪苗代湖畔駅だとすぐなんだけど次に出る電車が快速で猪苗代湖畔駅には止まらんので電車の車窓から一瞬眺めただけでやめときました。

ってことでJRで上野にやってきまして、わりと早めの時間でしたんで上野で晩飯。適当にうろついて中華屋で辛い回鍋肉の定食食いました。回鍋肉が辛いってのは初めてかも。

で、ホテルは南千住の安ホテルにしましたが、わりと清潔感あって良かったです。カプセルよりは快適ですな。電車の線路が近かったけど耳栓持ち歩いてるので問題なかったです。

小布施

長野での2日目は小布施です。今日の分は面倒なのでまとめて。

小布施へは長野電鉄で。9時に最初の目的地の岩松院に着きたかったので、暑い中小布施駅から歩きました。隣の都住駅からの方がだいぶ近かったようだけどまあしゃあない。

ってことで岩松院(がんしょういん)。

岩松院
岩松院
屋根が工事中です。

昨日の写真の左側のでかい鳳凰の天井画の本物がここにあります。

北斎好きなら一度は来ないといけません。

9時ちょっと過ぎに着いたので9時からの説明があったのかはわかってませんが、9時20分から説明を聞けたんだけど、天井画見ただけで満足だったのでとりあえずパスしました。

福島正則の霊廟も見ときました。

福島正則 霊廟
福島正則 霊廟

ってことで歩いて小布施駅近くの北斎館に戻ります。

北斎館にやってきました。

北斎館
北斎館
ここは全面的に撮影可でした。

映像の部屋や企画展示室などもあり、肉筆画なども展示されていて結構ちゃんとしてます。

北斎館展示室
北斎館展示室
祭屋台の展示室
祭屋台の展示室
天井画が北斎作の祭屋台は2台あり普段はここに2台とも展示されていますが、現在1台は展覧会に展示中。天井画の本物は見やすいように下に置かれていて祭屋台の方にはレプリカがはめ込まれています。

企画展示は北斎水族館と題して北斎漫画などから魚介類の作品を選んで展示してます。

ってことで祭屋台以外もなかなか見応えあって良かったです。ここの祭屋台と岩松院の天井画は北斎好きなら必見だと思うのでわざわざ来る価値はあると思います。

次は北斎館近くの高井鴻山記念館。これは正門ですが、裏の東門から入場。

高井鴻山記念館
高井鴻山記念館
高井鴻山は北斎を小布施に呼び寄せた豪商ですが、本人も絵を描く人で、妖怪画が多く展示されてましてなかなかおもしろかったですがささっと見て退出。

このまま長野電鉄の特急(小布施からだと特急分は100円)で長野に戻りました。12時前には長野駅に戻っていたのですが、結局検索しても大阪に戻るには13時10発のになっちゃうので長野駅で1時間以上待つことになってしまいました。ま、小布施駅で1本遅らせることは可能でしたが、長野駅で1時間くらいは待たんといかんかったんだけどね。

昼飯で立ち食い蕎麦屋でキノコそばを食い、出発までカフェでコーヒー飲んで過ごしまして、JRの普通を乗り継いで大阪へ。

単線でスレ違い待ちとか、特急に追い越されるのを待ったりとかで地道に遅れたりしましたが、なんとか予定通り大阪に戻れました。最初の新幹線の京都まで以外は全部座れたし(京都~名古屋はなんとか座れました)。最終で帰る予定にしてるとリスク大きいので最終より1つ前で帰るつもりにしてましたので家に着いたのは22時半頃でした。

炎天下での移動などもしましたけど、体調は今回も問題なかったです。

長野辺りの車窓はなかなか楽しめまして写真もちょこちょこ撮りましたが、気が向いたら載せるかも。

あ、そうそう南木曽駅で特急待ちをしている白人観光客が15人以上いたのを見かけたんだけど、欧米人のバカンス期間中で長期に休んでるんだろうから今の時期だけの光景かもしれんけど、どこに滞在してたんだろうかと気になりました。

葛飾北斎と3つの信濃 ―小布施・諏訪・松本― @長野県立美術館

今回のメインイベント北斎の展覧会です。タイトルは 「葛飾北斎と3つの信濃―小布施・諏訪・松本―(信濃毎日新聞創刊150周年記念特別展)」でやっぱり長い。

長野県立美術館は善光寺本堂の真東に隣接してまして、入口も善光寺側にあるので移動に時間は掛かりません。この時点で15時前だったのでコレクション展等も見ないといけませんが2時間持ち時間が残りました。

長野県立美術館
長野県立美術館
北斎の展覧会ですが、天井画が北斎作の小布施町上町祭屋台が初めて北斎館から外に出るということで話題になっていますが、普段はお隣小布施の北斎館にいけばいいのでめちゃめちゃ貴重な機会ってほどではありません。

で、その祭屋台のある1階の展示室が北斎の天井画も含め撮影可になっています。

展覧会の撮影可エリア
展覧会の撮影可エリア
この写真はインスタにも載せちゃってますが。

新発見の北斎と弟子との合作の肉筆画や見たことの無かった作品も結構あったので見に来て良かったです。まぁでも北斎目的だとしても展覧会やってるこの時期に合わせて行かずに小布施に行くだけでもそんなに問題ないとは思いました。

で、コレクション展と東山魁夷館も見ときました。コレクション展は馴染みのない日本人の作品が多かったですが、池田満寿夫のプチ企画になってました。北斎の作品もあったので見といて良かったです。

東山魁夷館は旅のスケッチ的な作品が多かったですけど点数が多くて見応えはありました。

ってことで、全部見るのに1時間半もかからなかったのでわりと時間が余ってしまいました。コレクション展と東山魁夷館でどれくらい時間が掛かるのかは見積もれてなかったんでまぁこんなもん。滞在中はゲリラ豪雨で雷とかも凄かったんで閉館の17時のちょっと前まで美術館内でぼーっとしてました。

で、善光寺の境内に戻って、大門前から長野駅方向に向かい、途中で権堂のアーケード商店街をぼちぼち歩きました。

旅先では食にあまりこだわらなかったりすることも多い私ですが、とりあえずそばくらいは食っとこうかなと思ってお婆さんがやってるカウンターだけの蕎麦屋で山菜そば食いました。出汁の味を確認したかったので。インスタの方に載せてます。お漬物が最初に出てきたのは載せてませんけど。手打ちのそばで太さがバラバラでしたけど、やっぱ出しが濃いね。味そのものは悪くはなかったです。

で、晩飯も食いまして、金掛ける食事をするつもりがないのでサイゼリアにしました。安く上げるつもりがエスカルゴとか食っちゃうんだけど。

ホテルも駅近くの安ホテル(ホテル自彊館)にしましたが、空調がやたらうるさいのでこれで寝れるんだろうかと思っていたら換気扇がうるさいだけでエアコンは問題なかったので換気扇切って寝ました。わりとちゃんと寝れました。やっぱりカプセルよりはよっぽど快適ですな。

今日は朝の新大阪でどうなるかと思いましたが、予定していた場所には行けたので結果オーライでした。

特別展「最後の浮世絵師 月岡芳年」@芦屋市立美術博物館

今日は芦屋市立美術博物館へ展覧会を見てきました。阪神芦屋駅から徒歩15分ほど掛かると言うことだったので行きは酷暑を避けてバスに乗りました。

ここに来るのは初めてです。

芦屋市立美術博物館
芦屋市立美術博物館
広い敷地を贅沢に使った2階建ての美術館。1階に芦屋の歴史資料が展示されているからか美術博物館と言う名称になっています。

今日は月岡芳年の展覧会です。酷暑の平日ってことで客は数人って感じでした。その他に中学生らしき子が結構いたので課題か何かかな。

月岡芳年を今更丁寧に説明しても仕方ないので簡単に。

浮世絵150点ほど展示されてまして、有名な血みどろ絵はあまり展示されていません。

刷りが違うだけのを並べてたりするのを別々にカウントしてたりしますので150ではありませんが、全ての作品のキャプションに説明があるのでじっくり見てると2時間とか余裕で掛かっちゃうと思いますが、私は閉館までのペース計算をちょっとミスってかなり時間余っちゃったので75分くらいで出ました。

見た記憶が無い作品も多かったと思うのでなかなか良かったです。

1階の歴史資料展示室にも芳年含めた国芳門下の作品が少し展示されているので一緒に見ておきましょう。

展示室がちょっと寒くて1度くしゃみをしたのですけど、同じ展示室のベンチに座っていた女性が逃げていきましたw数m離れてたんだけど。

帰りは耐えられるレベルの暑さだったので徒歩で駅まで帰還。

ヤマザキマザック美術館

引き続き、見に来たかった美術館のヤマザキマザック美術館へ。ここは名古屋市内にあって地下鉄駅直結なのでめちゃ便利。

ヤマザキマザック美術館
ヤマザキマザック美術館
撮影はほぼ可ですが、ピカソやシャガールなどの著作権的にややこしい作品は不可でした。

ここでは4階で「八幡はるみ GARDEN」と言う特別展やってまして、ガレなどの常設展示物と一緒にコラボ的に展示してたりしてなかなかおもしろかったですが、写真はパス。客はちょこちょこいましたが、多くはなかったのでゆったり見れました。

5階は絵画や彫刻のコレクション展で展示室の一つはこんな感じ。

5階の展示室の一つ
5階の展示室の一つ
展示物はかなり凄くて有名画家の作品ばかり。フランス絵画が中心で、印象派より前のヴァトー、ブーシェ、ドラクロワ、アングルなどがあるのがなかなか凄い。

モディリアーニも展示されてましたが、これだけでもめちゃ凄いです。

モディリアーニ「ポール・アレクサンドル博士の肖像」
モディリアーニ「ポール・アレクサンドル博士の肖像」
体力温存で40分ほどで退散しましたが、音声ガイドは無料で借りれますし(私は集中力続かんので借りませんでした)、展示数もかなり多いのでもっと長く過ごせると思います。

ここはかなりお奨めなので名古屋に行く機会があったらついでにどうぞって感じです。

展覧会 吹けば風 @豊田市美術館

今日はBONNIE PINKのライブで名古屋遠征だったので、ついでに以前から興味があった美術館を巡ってきました。

今回は近鉄使って日帰りです。特急の回数券廃止が痛いですけど、7月末期限の株主優待乗車券が1800円で買えたので通常運賃よりはだいぶ安かったです。行きは「ひのとり」使ったので特別料金加算されましたけど。行き帰りでブログ書こうかなとノートPCを持ってきたんだけど、電池が切れていた。ACアダプタも持ってきてなかったんで使えず。名古屋往復で無駄に荷物になるだけだったけど、さすが世界最軽量、あまり気になりませんでした。

まずは名古屋からはちょっと離れてますが、豊田市美術館。クリムトが見れれば良いなと思ってたのですが、ちょうど展示されてたので。

かなり大きくて立派な美術館ですが、駅からちょっと遠くて夏に行くにはしんどいですな。

豊田市美術館
豊田市美術館
展覧会は現代アートの展覧会でクリムトだけ見るんだったら格安でしたがさすがにそれで帰るのもナニなので全部見ときました。

まずはコレクション展示。コレクション展示室はかなり狭いです。もうちょっと広く取って欲しいもんだ。

撮影は全面的に可。

で、目当てのクリムト。

グスタフ・クリムト 『オイゲニア・プリマフェージの肖像』
グスタフ・クリムト 『オイゲニア・プリマフェージの肖像』
エゴン・シーレ、マグリット、フランシス・ベーコンなどは展示されてましたのでかなり満足です。

展覧会ですが、これが印象的でした。

関川航平「A Summer Long」
関川航平「A Summer Long」
邦題があるのですけど、難しくて書けませんので英語の方です。斜面に寝てる人が関川航平さん本人で、パフォーマンスが作品だそうな。じっとはしてなくてゆっくり動いて色んなポーズを取ってました。

私が最初に見たときは客が他にいなくて私一人だったのですが、最初は人だとは思ってなかったのでちょっとびっくり。急に降りてきて襲ってきたりしてとちょっと想像したりしてちょっと怖かったですw

他にも漆芸作家の髙橋節郎さんの専門館の髙橋節郎館があったりして見どころは多かったです。

ってことで次。

Parallel Lives 平行人生 — 新宮晋+レンゾ・ピアノ展 @大阪中之島美術館

今日は大阪中之島美術館へ展覧会を2つ見てきました。

今日はガラガラだったので誰もいないエスカレータの写真を一番下から撮れました。

大阪中之島美術館
大阪中之島美術館
まずは新宮晋とレンゾ・ピアノの共作を中心テーマにした展覧会。

この二人は関空のターミナルビルの仕事が出会いだそうで、その時に意気投合したそうで、共作の建築がいくつもあります。新宮晋さんは風で動くオブジェなどを制作されているので有名な人だそうで、関空のターミナルビル3階の天井にあるオブジェが有名かな。

写真は撮り放題。

地味な展覧会なのですが、私は建築好きでもあるのでメンバーシップ会員で無料なので当然見に来ました。建築での共作なので大量にあるわけでもないので展示室は結構スカスカです。

新宮晋+レンゾ・ピアノ展 展示室内部
新宮晋+レンゾ・ピアノ展 展示室内部
新宮晋+レンゾ・ピアノ展 展示室内部
新宮晋+レンゾ・ピアノ展 展示室内部

二人の対談等、映像作品が結構あるので全部見てるとかなり時間は掛かると思いますが、もう一つの展覧会の時間も余らせる必要があったので私は1時間強で退散。

ってことで、そんなにお奨めではありませんが、私はまぁまぁ満足かな。

マティス展 @東京都美術館

昨日は安いカプセルに泊まったんだけど、スリッパとかがなく始終裸足で歩くことになったんでこりゃ水虫に気をつけんといかんなぁって感じでした。ここ使うときはスリッパ持参でないとダメだわって言うかもうこのカプセルは使わんかな。

大阪に帰る前に展覧会見ときました。マティス展です。これはタイトルがすっきりしていてよろしい。まぁ「(画家名)展」と言いきれる展覧会は展示作品全体的に自信がないと名乗れないんだけど。

これも時間予約制でしたが、最初の9時半の枠が予約時には埋まってたのでフライト時間の関係で枠開始の10時に合わせるしかなかったんで入場列に並びました。

マティス展
マティス展
やっぱりめっちゃ混んでました。3つあるフロアの内2番目のフロアだけが全面的に撮影可だったのですが(他は不可)、こんな感じ。
マティス展の2番目のフロア
マティス展の2番目のフロア
まぁでもマティスは情報量が多い絵が少ないのでめちゃめちゃ見にくいってほどではなかったです。

展示数は150点超えでかなり多い方ですけど、じっくりは見ないので最後の映像含め50分ほどで退散。お奨め度合いですけどマティスなのでお奨めするしないの問題じゃないですよね。好きな人は見に来るだろうし。

パリのポンピドゥー・センターが工事に入るってことでそこからまとめて借りてたと記憶してますが、ポンピドゥー・センターは元々今年末から閉館だったのであまり関係ないか。ちなみに工事が2025年からに延びたのでまだしばらく開館してます。一度行ったことありますが、工事前までにまた行きたいな。

ABSTRACTION 抽象絵画の覚醒と展開 セザンヌ、フォーヴィスム、キュビスムから現代へ @アーティゾン美術館

来たのはアーティゾン美術館です。

アーティゾン美術館
アーティゾン美術館
東京駅の八重洲地下街の端っこの出口からすぐなので炎天下を歩かなくて済みました。

入場時間枠内に行けばいいのですが、今回は不可抗力で入場時間枠が始まって10分過ぎの14時10分くらいに入場。大きな展覧会じゃないのにめっちゃ混んでました。ちょっとびっくり。写真撮影は所蔵品は全面的に可で借りてきたものが不可って感じでした。

アーティゾン美術館展示室内部
アーティゾン美術館展示室内部
展覧会は抽象絵画がテーマです。抽象絵画の祖と言われてるセザンヌから始まって現代作家の今年の作品まで展示されています。アーティゾン美術館はいいのをいっぱい持ってるので所蔵品だけでも十分成り立つ展覧会ですが、借りてきている作品も多く、常設展示室含め全フロアで展開。おかげでめっちゃ展示数多いです。案の定混んでるのは最初だけでだんだん空いてきます。
アーティゾン美術館展示室内部
アーティゾン美術館展示室内部
ってことで時間枠は90分もあるので真ん中以降に入場すればわりと余裕あるんじゃないですかね。でもじっくり見てると3~4時間くらい掛かっちゃうと思うので遅く行くと最後まで見れない可能性があったりするけど。私はライブがあるので体力温存もあってさっさと見たのですが、それでも90分くらい掛かりました。

所蔵作品中心なので目玉展示って感じのものはないですけど、何しろボリュームあるので見応えあります。今回も展示リストがホッチキス留めされてました。キャプションやリストでは新収蔵作品がわかるようになっていますが、新収蔵作品だけでも100点近くあったかと。集めまくってますな。

わりとお奨めですが、遠征するほどではないと思いますけど。

金山平三と同時代の画家たち @兵庫県立美術館

兵庫県立美術館にやってきました。展覧会は特に見に来るつもりはなかったのですが、11~17日が「ひょうごプレミアム芸術デー」で無料だと言うことを聞きつけたのでそれなら行こうかと言うことでやってきました。

一応チケットは存在しまして、こんなのがもらえました。結局入口で渡すんですけど。

ひょうごプレミアム芸術デー用チケット
ひょうごプレミアム芸術デー用チケット

兵庫県立美術館
兵庫県立美術館
特別展は金山平三がメインの展覧会ですが、展覧会のタイトルは
「出会いと、旅と、人生と。ある画家の肖像 日本近代洋画の巨匠 金山平三と同時代の画家たち」
ととても長い。

雨だし平日だしってこともあるんでしょうが、無料だということがあまり知られてないからかガラガラ。

特別展としては珍しく全面的に撮影可で、ガラスケースに入れられてる手紙とか写真とかの資料的なもの以外は借りてる作品含め撮影OKでした。国内所蔵のものばかりだから許可得やすいのでしょうか。

ってことで全部じゃないにしろ結構な枚数を撮りましたがどれ載せたらいいか悩んじゃうのでパス。

スルーするつもりでしたけど、私好みの絵がそれなりにあったので見に来て良かったです。でも尖った個性がある絵でもないので凄く惹かれたわけでもないので次あったら見に来るかというと見に来ないと思いますけど。

ってことで、特別展の時でも別料金なのであまり入らないコレクション展も無料なので見ときました。エルンスト、ミロ、ジャコメッティの彫刻やマグリットの版画なども展示されてました。

今回は「ひょうごプレミアム芸術デー」なので兵庫県内では当然他にも無料な施設があるらしいですが、あまりチェックしてなかったので今回はここだけ。ここから歩いて行ける王子公園近くの横尾忠則現代美術館にも行っときゃよかったなと思いましたが。これって来年以降もあるんだろうか。