フォーエバー現代美術館コレクション 草間彌生 My Soul Forever展

(今日から画像の貼り方をちょっと変えました)

今日は展覧会巡りで京都へ。まずは祇園へ。

フォーエバー現代美術館というのが祇園甲部歌舞練場の敷地内の八坂倶楽部(文化財登録されてます)だったところに去年の6月にできてまして、主力コレクションの草間彌生の展覧会がオープニング展として行われています。そろそろ会期末ってことで見とこうかなと。まぁこれからも草間彌生は見れるんでしょうけども。

フォーエバー現代美術館
フォーエバー現代美術館
最初の部屋と舞台上のオブジェだけ撮影可でした。

畳敷きです。

フォーエバー現代美術館内部
フォーエバー現代美術館内部
撮影可のオブジェ。舞台として使われてた場所の上に展示されてます。
草間彌生 私の魂を乗せてゆくボート
草間彌生 私の魂を乗せてゆくボート
サクッと見て次行きます。で、ここでイヤホン紛失。見つかりませんでした。値段は大して高くないんだけど(買い直したら2000円しなかった)ちょっとショック。

ピカソと日本美術ー線描の魅力ー @和泉市久保惣記念美術館

今日は展覧会を見てきました。和泉市久保惣記念美術館というところです。ここに来るのは初めてです。

久保惣と言うもう存在しない会社の創業者のコレクションを寄贈されたので造られた美術館だそうで、土地も建物も丸ごと寄贈だそうです。

ここのコレクションはかなりレベルが高いと言われていて、国宝も2点所蔵しています。そのうちの1点の歌仙歌合が展示されていました。もう1点は青磁 鳳凰耳花生 銘万声ですが、今京博でやってる国宝展の1,2期に展示されていました。

泉北高速終点の和泉中央駅からバスと言うことで、来るのがかなりめんどくさいです。

和泉市久保惣記念美術館
和泉市久保惣記念美術館
展覧会はピカソと日本の関係の展覧会ですが、これって関係あるのと思わせる展示品もかなり多いですけど、展示数が思ったより多くてその分おもしろい作品も多かったです。

展示されているピカソは全て国内のものですが、日本に送られたものとか、梅原龍三郎が所有してたものとかテーマに沿ったものもちゃんと展示されています。ピカソが参考にしたらしいものとかも展示されています。

ピカソではありませんが、紙本白描阿弥陀鉤召図(しほんはくびょうあみだこうしょうず)ってのが展示されていました(リンク先で大きな絵も見れます)。平安時代にこんな絵が存在してたのがとてもおもしろい。

酒井抱一の日課観音像ってのも展示されていましたが、日課観音という観音さんが存在するのではなくて、酒井抱一が毎日日課として観音さんを描いていたんだそうです。

客は思ったより多かったです。私がいた時間帯は50人とかそれ以上はいたんではなかろうか。

なかなかおもしろかったです。見に来て良かったな。

ってことで、今年は見たい展覧会は全て見てしまいました。次はゴッホ展まで予定無し。あ、祇園の草間彌生見に行こうかな。

木島櫻谷-近代動物画の冒険 @泉屋博古館

次は泉屋博古館。木島櫻谷(このしま おうこく)と言う画家の展覧会です。泉屋博古館はアサヒメイトだと2割引の640円。

泉屋博古館
泉屋博古館
NHKの日曜美術館でやっていたそうで、その影響かかなり盛況でした。

動物画が多い画家で、代表作の寒月が素晴らしかったです。黒く見える部分は群青を焼いて黒くした物を使っているそうで、微妙に青いのが凄く効果的で引きつけられます。

当時、夏目漱石が「夜なのにキツネの目が昼間の目をしている」などと酷評したそうですが、瞳孔が開いていると可愛くなって緊張感がなくなるからわざとやったんじゃないですかね。

ってことで展覧会のハシゴはここまで。

末法 @細見美術館

今日はまた京都へ。展覧会と、ついでに紅葉も。

まずは細見美術館。末法と言うタイトルの展覧会です。細見美術館は当日でもアサヒメイトだと100円引き。オフィシャルサイトで常時公開されているWebクーポンでも100円引きですが。

細見美術館
細見美術館
仏教美術の展覧会なのですが、長谷川等伯の四季柳図屏風が展示されていました。落款などはないのですが本人作と認められているそうな。胡粉で立体的に盛り上げた上に金箔を貼った柴垣がとてもユニークです。これ見れただけでも見に来てよかったと思ったのでした。

ってことで次。

国立民族学博物館 @関西文化の日

昨日今日と関西文化の日の無料開館の集中日で万博公園と中の施設もタダでして、試合が終わったのが3時過ぎで閉園までまだ時間があったので後輩が民博を見たいと言うことで付き合うことにしました。

国立民族学博物館
国立民族学博物館
閉館まで1時間半ほどしかなかったので展示物を1つ1つ見ることはできませんでしたが、一通りさらっと見ることはできました。

目が光ってる太陽の塔。内部は一般公開のための工事中です。

太陽の塔
太陽の塔
晩飯はエキスポシティの中華屋で麻婆豆腐の定食食いました。

特別展覧会 国宝 第4期展示 @京都国立博物館

今日の最後は京都国立博物館。国宝展の第4期です。

17時20分くらいだったので並ばずには入れました。中は大混雑でしたけど。ちなみに金土は20時まで開館。

京都国立博物館
京都国立博物館
今日の目的は仁和寺の薬師如来像。普段非公開で15年ぶりとのこと。来年の東博での仁和寺展にも展示されるようですが。凄く小さい仏像で、十二神将と日光月光菩薩も一緒に彫られており、めちゃめちゃ細かいです。仏師の執念を感じる凄さ。パピリオ持ってきてて良かったです。ケースに入っててちょっと離れてるので截金の細かい模様は肉眼ではわからないので。

他には東寺の胎蔵界曼荼羅が凄かったです。曼殊院の黄不動が展示されていましたが、オリジナルの三井寺の黄不動も現存します。なので、オリジナルが現存するコピーなのに国宝。

余談ですが、三井寺は正式には園城寺(おんじょうじ)と言いますが、展覧会などでの説明では三井寺と書かれてなくて園城寺としか書かれてないことが多いので一致させておきましょう。三井寺の所蔵品では五部心観というのもオリジナルとコピーの両方とも国宝だったりします。しかもコピーの方がボロボロで欠損があったりして(オリジナルは保存用として大切に保管されてたらしい)。

今回は前回見たのはスルーしたりしたので1時間20分ほどで退散。

ということで、紅葉のライトアップでも見ようかなと思っていたのですが、体力使い果たしていたので帰宅しました。

ミュシャ展 ~運命の女たち~ @美術館「えき」KYOTO

JRで京都駅に戻りまして伊勢丹の中にある美術館「えき」KYOTOへ。ミュシャの展覧会です。

2013年にここで開催されたのと同じチェコのチマル・コレクションの展覧会で、油絵はほとんどありませんが素描や下絵など直筆の作品はかなり多いです。2013年の時と展示内容はかなりかぶっています。まぁしゃあないか。

美術館「えき」KYOTO
美術館「えき」KYOTO
上の写真は記念撮影用。でジスモンダの首のところに顔を出して撮るようになってますが、会場の外にあるので誰もいませんでした。

金曜だったからかわりと空いていました。

ってことで次。

興福寺中金堂再建記念特別展「運慶」 @東京国立博物館

ということで、運慶展のリベンジです。

今回、安藤忠雄展も運慶展も入場するのに待ち時間を覚悟する必要があったので時間をロスするリスクを考えてましたが、着いた時点では30分ほど余裕がありました。

で、着いた時点では30分待ちとのこと。たぶんこれから行列の待ち時間が長くなることは無いだろうと考え、先に本館の展示を見ることにしました。こっちでも運慶展の関連展示(善派や運慶の孫の康円の仏像を展示)が行われていました。

ってことで、16時45分頃に平成館へ行きましたらほとんど列ができてなくて10分待ちの表示に。断続的に入場させてたのですが、結局5分も待ちませんでした。ということで先に本館見といて正解だったな。中は当然大混雑でしたが。

東京国立博物館
東京国立博物館
と言うことで、浄楽寺の5体は全て展示されてたのでここに行かなくて済んだかなと。願成就院と滝山寺は全部は展示されて無かったのでいつか行かねばなるまい。

運慶展なんだから運慶像を六波羅蜜寺から借りてくれば良かったのに貸してもらえなかったんだろうか。運慶作の地蔵菩薩像は六波羅蜜寺から借りてきてるんだけど。

とうことで、帰りも経費節減でピーチを予約してました。5730円で空港へのアクセス費用考えても新幹線より全然安いので。

予定より1本早い京成の成田行き快速に乗りまして成田へ。特に遅れずに搭乗開始時間はほぼ予定通りだったと思うけど、でかい荷物を持ち込む客が多いようで、客を入れるのにかなり時間が掛かりまして、離陸はちょっと遅かったと思う。で、着陸は予定より5分遅れくらいで、そこから1期島への連絡バスに乗るんで乗れた南海の空港急行が23時1分発。難波では地下鉄の終電の1個前に乗れたので家にはちょうど0時くらいに帰れました。ってことで、上野出てから家に着くのに5時間45分かかりました。上野発は30分くらい後でも良かったんだけど、余裕は見ちゃうよね。

とうことで、リベンジ果たせました。名古屋を別の日に行ってたのと比べると片道分くらいで済んだかなと。

長沢芦雪展 @愛知県美術館

今日はこないだのリベンジで東京なのですが、できるだけコストを抑えようと言うことで行きたかった長沢芦雪展をやってる名古屋経由で東京に行くことにしました。

ちょっと早起きして近鉄特急で名古屋へ。開場時間の10時ちょっと過ぎくらいに現地着。開場直後だからか入場券売り場はちょっと行列ができてましたが、5分ほどで入場できました。

愛知県美術館
愛知県美術館
行列ができるくらいなので中は大盛況でした。

長沢芦雪は上の写真にある無量寺の障壁画で有名です。展示されているのは大半が芦雪の作品ですが、師匠の円山応挙の作品も比較用としていくつか展示されていました。

写実的な絵もありますが、ユニークな緩ーい感じの動物の絵も多くてとてもおもしろかったです。見逃さなくてよかった。図録買いました。

ってことで東京へ。

大エルミタージュ美術館展 @兵庫県立美術館

次は兵庫県立美術館へ。ここは遅めに来るに限ると言うことで。、17時半頃到着。

兵庫県立美術館
兵庫県立美術館
エルミタージュ美術館展は最近は毎回「大」が付いてるので、大規模展とか目玉作品だらけとかそういう意味ではありませんが、今回はわりと頑張って良い作品を持って来れたって感じ。個人的にはフランドル絵画が多かっただけで嬉しい。

サンクトペテルブルクに行かない人はとりあえず見ときましょう。