ウィーン2日目 美術館巡り(一部事後更新追加)

(2日目の詳細は最初に訪れた2箇所と夕食以外は当日書いた記事に追記で済ませました。写真は全て事後更新です)

8時頃に寝てしまって5時起き。9時間爆睡しました。ネットに繋ぎこのブログの昨日分のエントリーを更新。

ホテルの朝食はかなり良くて、ハム、チーズ、焼いたソーセージ、スクランブルエッグ、シリアル、野菜類などいろいろ食えて良かったです。

ホテルの朝食(ブッフェから取ってきたもの
ホテルの朝食(ブッフェから取ってきたもの
で、だらだらしつつ9時半頃ホテルを出まして、王宮へ。シェーンブルン宮殿のシシィチケットを買っといた方が良いと言うことだったので。

で、王宮のシシィチケットを買ったのが銀器コレクションの所だったのでそのまま見ることに。シシィ博物館もついでに見るようになってます。オーディオガイドはタダで借りれました。

で、次は一番来たかった美術史美術館へ。オーディオガイド借りました。.

で、感想ですが、凄すぎる。すばらしい。絵画作品は1フロアにまとまってるんやけど、めっちゃ広い。ここだけで3時間以上いました。残りのフロアも一通り駆け抜けましたが、そっちはそう興味なかったのであっさりと。ちゃんと見ようとしたら朝から閉館まで余裕でかかると思います。

見たかったブリューゲルやヒエロニムス・ボス、フェルメールの絵画芸術もしっかり見れてもう大満足です。写真撮りまくり。

次はウィーン造形美術アカデミー絵画館。

ウィーン造形美術アカデミー
ウィーン造形美術アカデミー
アカデミーの建物の一部を使っています。中に入ってもすぐの所にはチケット売り場はありません。ここも見たかったヒエロニムス・ボスの最後の審判があります。この絵も凄く見たかったので大満足。途中からは独占できました。写真は撮影不可でしたので5ユーロの英語版ミニ冊子を買いました。ほかにも有名画家の絵もありますが、小さな美術館なのでわりとあっさり見終わりました。

次はウィーン分離派会館。

セセッション(分離派会館)
セセッション(分離派会館)
ここはクリムトのベートーベンフリーズという作品がある部屋がありまして、残りは現代作家の企画展です。ベートーベンフリーズも見たかったので大満足。ベートーベンフリーズだけは写真撮影不可でした。
(事後更新:一部分のレプリカは撮れたので貼っときます)
クリムトのベートーヴェン・フリーズの一部のレプリカ
クリムトのベートーヴェン・フリーズの一部のレプリカ
ここで6時になり今日は時間切れ。

中に入りませんでしたがオペラ座。

ウィーン オペラ座
ウィーン オペラ座
ここでカフェザッハーでザッハトルテをいただきました。
カフェザッハー
カフェザッハー
ザッハトルテとメランジェ
ザッハトルテとメランジェ
チョコレートケーキに目がない私はこの存在を知ってから一度は食ってみたかったのでこれまた大満足。ま、なんてことはないチョコケーキなんやけど。杏ジャムが利いていてジャムの酸味がチョコのくどさを和らげていました。おいしかったです。コーヒーはメランジェと言うのが有名だそうなので頼んでみました。ウインナーコーヒーというものは存在しないそうで、これがウイーンでは一番ポピュラーなのでウィンナー・コーヒーと呼ぶべきもののようですが、日本のウィンナー・コーヒーとは違うようです。

次にトラムに乗ってフンデルトヴァッサーハウスを眺めてきました。フンデルトヴァッサーは芸術家ですが、建築のデザインもやってて奇抜なデザインで有名です。日本では大阪市環境局舞洲工場と大阪市舞洲スラッジセンターで有名。さらに関テレのあるビルの中のキッズプラザ大阪にも作品があります。

フンデルトヴァッサーハウス
フンデルトヴァッサーハウス
フンデルトヴァッサーハウス
フンデルトヴァッサーハウス
内部非公開なので外から眺めるだけ。住んでみたい。

次は同じくフンデルトヴァッサーのデザインのゴミ焼却場を眺めてきました。大阪だけで無くフンデルトヴァッサーの地元のウィーンにもあるんですね。

シュピッテラウ焼却場
シュピッテラウ焼却場
最後にとりあえずドナウ川を眺めとかんとなってことで手身近にドナウ川に行くルートでドナウ川をちょろっと眺めました。結構上流なのであまり大きな流れではありません。
ドナウ川
ドナウ川
で、街に戻り、晩飯食おうとしましたが、目当てのプラフッタって店が改修中で休みで、支店が開いているってことで歩いて行こうとしたら全然遠くて一旦引き返して地図を確認し、改めて向かいました。

で、ようやく晩飯にありつけました。オペラ座近くのプラフッタの支店でターフェルシュピッツをいただきました。これがかなりうまかったです。

ってことで、これで夜10時を余裕で回ってまして、ヘロヘロでホテルに帰還。既に腰がボロボロで、しゃがむのが辛い状況。ま、いつものことやけど。何故か左の二の腕が筋肉痛だ。

<本日の徘徊ルート>

MUMOK ウィーン近代美術館(事後更新)

次は同じくミュージアムクオーター内にある近代美術館です。

MUMOK ウィーン近代美術館
MUMOK ウィーン近代美術館
当日書いた内容意外に特に付け加えることは無いんでウォーホルの絵を貼っときます。
アンディ・ウォーホル ミックジャガー
アンディ・ウォーホル ミックジャガー

レオポルト美術館(事後更新)

まずはミュージアムクオーター内にあるレオポルト美術館です。エゴン・シーレの大コレクションで有名です。

レオポルト美術館
レオポルト美術館
今回の旅行の目的はクリムトとブリューゲルできるだけたくさん見ること。ですが、ブリューゲルはほぼ1箇所にしか無いのでクリムトを追っかけることになります。

まずはクリムトの死と生。ここはクリムトの絵も結構な数ありました。撮影可だったので。

クリムト 死と生
クリムト 死と生
シーレの絵は大量にありました。今までシーレのことはそんなに好きでは無かったんですが、花の絵とか好きな感じの絵がかなり多かったです。
エゴン・シーレ 菊
エゴン・シーレ 菊
あと、気に入ったのがこの絵かな。
アントン ロマコ “Girl crossing a mountain torrent"
アントン ロマコ “Girl crossing a mountain torrent”
とうことで、大満足です。ここは必見ですな。

ウィーン初日(一部事後更新)

詳しくは帰宅後に書くことにしまして、軽く行動内容を。

ウィーンミッテ駅でウィーンカードを買いました。最初の打刻から72時間市内の交通機関乗り放題。美術館の割引も受けられます。

ホテルに着いてシャワーを浴びて一息ついてから出かけました。午後2時過ぎ。

72時間後はまだウィーンにいるのでウィーンカードの打刻をちょっと我慢するため徒歩で出かけます。と言っても行きたい場所はそう遠くないんだけど。

月曜なので閉まっている美術館が多いので開いているミュージアムクォーターに行きました。

途中ナッシュマルクトを通過。市場は楽しいですな。

まず行ったのがレオポルト美術館。エゴン・シーレのコレクションが有名です。クリムトの生と死もあります。すばらしい。エゴン・シーレは人物の描き方があまり好みじゃなかったんやけど実物見たらとても良いですな。見直しました。ここはとてもよかったです。

次はMUMOK。現代美術館です。ピカソ、マグリット、カンディンスキー、モンドリアンなど単発ですが有名画家の作品もあります。でも超お奨めって感じではないですな。

ウォーホルのミックジャガーが見れたのがちょっと嬉しかったな。

で、この時点で夕方だったのでとりあえずシュテファン寺院に行きまして、中をざくっと眺めます。時間がなかったのでツアーはまた別の日にしよう。

で、ちょっとうろうろしてから晩飯。シュニッツェル(カツレツ)をとりあえず食っておこうかってことで、ネットで見かけたSchnitzelwirtと言う店にしました。

11.4ユーロのシュニッツェルにサラダ付きってやつにしたんやけど、シュニッツェル自体もかなりの量なのはまあ良いとして、サラダというか付け合わせの芋とかの量が半端じゃない。泣きそうになりながら完食。

とりあえずビール300ml(3ユーロ)も飲みまして、計14.4ユーロでチップ込み15.5ユーロ払いました。

味はまぁこんなもんかなぁ。というか、シュニッツェル自体の味はあまりなくて、塩掛けるかケチャップ掛けるかって感じ。ケチャップは置いてない店もあるかも。

6時半頃やったんやけど、出る頃の7時頃には満席でした。

ってことで、サクッとホテルに戻りまして、8時頃には寝てしまいました。

<本日の徘徊ルート>

オディロン・ルドン ―夢の起源―@損保ジャパン東郷青児美術館

今日はBONNIEのFCイベントで東京です。

ってことで昼前に伊丹に向かいまして、11時半伊丹発の飛行機で羽田へ。久々にB滑走路に着陸。

遅れもなく羽田に着きまして、サクッと新宿へ向かいました。羽田から京急使ったの久しぶり?

FCイベントの前にまた展覧会を見に来ました。ルドンの展覧会です。

ってことで損保ジャパン本社ビルです。

損保ジャパン東郷青児美術館
損保ジャパン東郷青児美術館
昔はこの隣のビルで働いていました。48階だったので311の地震の時にもいたら怖かっただろうなぁ。ま、今の会社も結構上の方にあるので大阪でしたが地震でめっちゃ揺れましたが。

で、本題ですが、今回は世界的にもトップクラスの所蔵数を誇る岐阜県美術館とボルドー美術館のコレクションが中心。

ルドンをちゃんと見るのは初めてでしたがなかなかおもしろかったです。ま、でも十分見たって感じかな。

ちなみにこの美術館はゴッホのひまわりがあるので有名で、展覧会のついでにいつでも見れます。

ってことで、時間があれば行きたい美術展が他にもあったんだけど全く時間がなくなってしまったのでイベント会場へ向かいます。もっと早起きして早めに出れば良いんだけど睡眠が優先。

美の響演 関西コレクションズ@国立国際美術館

今日も休日出勤の振休でお休みだったので美術展見てきました。

国立国際美術館のコレクションを中心にしたお手軽企画って感じですが。アサヒメイト会員は無料なので私もお気軽に見に来ました。

ピカソの版画と陶芸作品も同時に展示されてました。

美の響演 関西コレクションズ@国立国際美術館
美の響演 関西コレクションズ@国立国際美術館
風景画じゃ無いセザンヌとか、わりと記憶に残る作品もありーのでなかなかよかったです。

個人的にはリキテンシュタインの「日本の橋のある睡蓮」が良かったです。この人こういう作品もあるんだなと。ま、見てくれはめっちゃポップアートなんだけど。ちなみにモネがよく描いた題材というかモネの庭の絵です。

帰りは梅田までぶらぶらしまして、グランフロントを覗いてきました。北館の吹き抜けのエスカレータがめっちゃ怖い。高所恐怖症なので足が少しすくんでしまいました。

ってことで、金は使わず帰宅。

超・大河原邦男展-レジェンド・オブ・メカデザイン @兵庫県立美術館

次は兵庫県立美術館での超・大河原邦男展。

超・大河原邦男展
超・大河原邦男展
アニメのメカデザインのパイオニアです。何をしてきた人なのかはもうありすぎて説明しきれないのでwikipediaなどでどうぞ。ガンダムは主人公が載る機体と言うことで共同デザイン的な感じだったそうで、敵役のザクなどが自分の作品と言えるんだそうな。

展示内容は設定資料がメインで、本採用になる前の初期のデザイン画なども多く展示。

有名な絵では
http://images.wikia.com/gundamweb/ja/images/2/24/Poster5.jpg
これの原画がありました。

あと、ボトムズのAT「スコープドッグ」の鉄製の1/1スケールモデルが展示されてて、撮影可だったんで人だかり。

装甲騎兵ボトムズの1/1スケールのスコープドッグ
装甲騎兵ボトムズの1/1スケールのスコープドッグ
作品が飾られてる壁にもたれかかる人もいたりして係員に叱られてる人だらけでした。

ということで、めちゃめちゃじっくり見たわけじゃないのに1時間40分くらい掛かりました。見れてよかったです。

幽霊・妖怪画大全集@大阪歴史博物館

今日は何日か溜まっている休日出勤分の振休でお休み。ってことで美術展を二つほど見てきました。

まずは大阪歴史博物館での幽霊・妖怪画大全集。

大阪歴史博物館
大阪歴史博物館
タイトルの通り、幽霊画や妖怪画を集めた展覧会です。ユーモラスな絵も多く展示されてました。こういう機会で無いと見れない絵も多くてなかなかよかったです。月岡芳年のがかなり多かったな。

この展覧会は巡回するんですが、耳鳥斎の地獄図鑑が大阪限定で展示されてました。見たかったので嬉しい。でも絵巻物なので一部しか見れず。もっと見たかった。それと、限定だからか図録に載ってなかったのが非常に残念。

平日なのにわりと盛況でした。ってことで次行きます。

生誕130年ユトリロ展@大阪高島屋

今日は仕事を早めに終えられたので帰りに展覧会を見てきました。ユトリロの展覧会です。高島屋は寄り道というか帰り道。ちなみに入場料もアサヒメイト会員はタダ。

生誕130年ユトリロ展
生誕130年ユトリロ展
多作(約6000点とか)のユトリロなので今回の展示もほぼ全部ユトリロです。日本初公開も多いらしいですが、基本は街並みを主に描いた風景画ばっかりなので初公開のありがたみはあまりありません。貴重なのは死の2日前に描いた絶筆の作品くらいか。

でも、ユトリロってみんな似たようなもんなのかと思ってたらタッチが結構違うのもあってわりと見応えありました。

レオナルド・ダ・ヴィンチ展―天才の肖像@東京都美術館

で、東京都美術館に戻りまして、ダビンチ展です。終わる1時間ほど前に行ったんで入場待ちは無くなってましたが、人はめっちゃ多かったです。

レオナルド・ダ・ヴィンチ展―天才の肖像
レオナルド・ダ・ヴィンチ展―天才の肖像
今回の目玉展示は上の写真にある油絵です。油絵はこれ1枚だけ来日。ま、全部で十数枚しか無いので複数来ることは基本的に無いですな。

で、ダビンチはメモや素描などは大量に残ってまして、その中のアトランティコ手稿ってのが展示されてました。
これはなかなかおもしろかったです。

ってことで、わりとサクッと見てしまいましたので、東京国立博物館に戻りまして、リニューアルした東洋館をサクッと見て回りました。やっぱりこの建物構造がわかりにくくてイライラする。

とうことで、途中休憩する暇が全くありませんでした。疲れた。ダビンチ展が後回しになってしまったのがちょっと誤算。

で、久々にアメ横を通って御徒町から羽田へ。行きはモノレール山手線500円で、帰りはPiTaPa使ったんやけど、入場時の残高がおかしかったぞ。出場時はちゃんとしてたけど。

帰りも飛行機でしたが、伊丹の混雑とかで奈良県上空で待機させられグルグルと4周。出発から着陸まで1時間半ほど掛かってしまいました。前後の時間とか考えると新幹線より遅いくらいですな。

で、大阪に帰ってから上六のインド料理屋で晩飯。悪くは無いんやけどお得感はよく行く店の方があるな。