没後30年 木下佳通代 @大阪中之島美術館

次は5階に移動しまして、木下佳通代と言う人の展覧会です。神戸在住だった人だそうな。

全然興味なかったですが、メンバーシップ会員対象で料金不要なので見ることにしました。こっちは全く客がいませんでした。

大阪中之島美術館
大阪中之島美術館
この写真は最後の方だったんですが、前半はトータルで二人くらいしか見かけませんでしたので全部で10人もいなかったのでは。こないだまでモネの展覧会やってた場所とは思えない静かさ。

現代美術家としては有名な人だったらしいので、国公立の近代美術館が多く所蔵しています。

当時から現代作家はどうやって個性を見つけるかってことに苦労していたのがわかる内容になっています。

じっくり見るような作品は多くないのでトータル35分くらいでした。

見て感動するとかって感じのものでもないので興味ある人はついでにどうぞって感じですかね。

あ、そうそう、国立国際美術館とを繋ぐデッキの接続部分の工事ですけど、上から眺められたんだけど何やってるかさっぱりわからず。

開創1150年記念 醍醐寺 国宝展 @大阪中之島美術館

今日は大阪中之島美術館で展覧会を二つ見てきました。

まずは醍醐寺展。

大阪中之島美術館
大阪中之島美術館
醍醐寺の寺宝展です。仏像マニアは見といた方がいいかなって感じですが、お奨めってほどではないかな。

わりと有名な俵屋宗達の舞楽図屏風は7/24からの後期展示です。前期の今は宗達の扇面散図屛風が展示されててそれと入れ替わります。

全然混んでませんでしたが、思ったよりは客はいました。

展示室は寺の雰囲気出した感じでわりと凝った造りになってました。大阪市立美術館が改修工事中じゃなければあっちでやってたと思うんですが、再開する来年からはどうするんでしょうな。常設展示室のはずだったここ4階でも特別展やってるのでメンバーシップ年会費の6000円だけでいっぱい見れるのもありがたいんだけど。

途中の休憩室ではAR使った企画やってましたが割愛。

そんなに盛りだくさんってほどでもなかったのでトータル45分ほどでした。

第45回洛陽文化講座「名画の謎を読み解く」講師:中野京子氏 @ロームシアター京都サウスホール

今日は京都へ講演会に行ってきました。京都洛陽ライオンズクラブ主催が定期的に行っている講演会だそうで、なんと無料。今回は著書「怖い絵」で有名な中野京子氏ってことでこれは行っとかねばってことで行ってきました。

13時開場13時30分開園でしたが、前の方じゃなくても良いので開場後の13時過ぎに着きました。中央付近のちょっと後方て感じの席を確保できたのでOKです。ロームシアター京都(京都会館)の小さい方のホールで700席らしいですが、ほぼ満員でした。

中野さんは絵画には描かれた背景等を知ると見て感じるだけではわからない面白さがあるというのをモットーにしているのでそういう講演でした。
内容はたぶん著書とかでも採り上げたのから抜粋してたんだと思います。

予定が1時間半とかでたぶん多めに用意してたんだと思いますが、1枚飛ばされまして大体1時間40分くらいだったかな。最後に撮影タイムが用意されてました。

撮影タイムの中野京子氏
撮影タイムの中野京子氏
大学講師とかもやってらっしゃたので講義は慣れていると思いますが、講演慣れはしてない感じでしたが、話の内容はおもしろかったです。無料で見れてありがたいこってす。

ってことでさっくり帰阪。

企画展「人間 栖鳳」後期展示 @高島屋史料館

今日はこないだ見た竹内栖鳳の企画展の後期展示を見てきました。

今日は現地で晩飯食いたかったんでギリギリ遅めにしようと出かけたら全然間に合いそうにないことが判明したんだけど、GoogleMapで19分掛かるという所を10分弱で着けてギリギリ間に合いました。結構走ることもありまして、当然こんなに長時間走ったのは病気になって以来初めてでしたが、心臓そのものは全く問題なし。汗だくになったけど、これはいい汗かな。しかし、久々に走ったので体中にガタが来ていることが判明。膝がちょっと痛い。

てことで企画展です。

竹内栖鳳(監修) ビロード友禅壁掛け大下絵 波に千鳥
竹内栖鳳(監修) ビロード友禅壁掛け大下絵 波に千鳥
この絵は竹内栖鳳が描いたものではないですけど、監修したものだそうで、これを元に制作されたビロード友禅を1900年のパリ万博で出品したらサラ・ベルナール(ミュシャのポスターで超有名な女優)がお買いあげになって話題になったそうな。

展示品は結構入れ替わってまして、絵画作品は今回の方がよかったな。

ってことで、ギリギリに着きましたが20分ほどで見終えて閉館10分前くらいに退散。

資料館での会話が聞こえたんだけど、高島屋の6階にある画廊のそばには高島屋資料館の所蔵品を1点展示するコーナーがあるってのは初めて知りました。難波で働いてるときに知ってたら良かったな。

帰りは道頓堀の行きつけの店で晩飯食ったんだけど、インバウンド客だらけで平日とか関係無しですな。

キース・ヘリング展 @兵庫県立美術館ギャラリー棟

今日は兵庫県立美術館へキース・ヘリングの展覧会を見てきました。

フルタイトルは「キース・ヘリング展 アートをストリートへ」です。

兵庫県立美術館ギャラリー棟
兵庫県立美術館ギャラリー棟
兵庫県立美術館には何度も来ていますが、ギャラリー棟での展覧会を見るのは初めてだっけ?

アサヒメイトだと団体料金(前売り料金)で見れますが、アサヒメイト会員だと無料で加入できるクラブオフだと更に100円引きで買えました。既に売り切れですが。ちなみにクラブオフは他にも無料で加入できる手段があります。

ってことで展覧会ですが、山梨の小淵沢にある中村キース・ヘリング美術館所蔵品を中心とした展覧会です。他からも少し借りてきてますが。小淵沢には行ったったことあって美術館にはその時に訪れたことありますが、その時にどれを見たかとかの記憶は既にないので今回も新鮮に見れました。キース・ヘリングは結構好きで小淵沢で買ったTシャツはよく着てるし、ユニクロのも1枚持ってます。

写真は大半が撮影可で、最後の部屋だけ「ぴあ」などから借りてきたものだったりするからか不可。スマホを胸ポケットに入れてたのですけど、裏向けろと言われました。

と言うことで1枚だけ載せときます。

キース・ヘリング展
キース・ヘリング展
今日は晩飯を近くで食いたかったのでギリギリ遅くして16時25分頃に入ったんだけど、平日の遅めに行ったからかガラガラでした。客は数人いましたが、全員若かったな。

展示数はかなり多いのですが、めちゃめちゃ情報量が多い作品はないので滞在時間55分くらいでした。ほぼ計算通り。

Tシャツは1枚は欲しいなと言うことで1枚買いました。ユニクロのに比べてかなり高いけど手が出なくなるほどでもなかったので。

で、晩飯ですが、JICA(国際協力機構)関西が2つ隣にありまして、そこの食堂で海外の料理が食えると言うことをテレビでやってたのをだいぶ前に見てたので今回行ってみることにしました。二つ隣と言ってもそれぞれのビルがでかいので3分ほど歩くのですけど。

ってことで、月替わりエスニックメニューをいただきました。今月はエジプト料理とのこと。

JICA関西の今月のエスニック料理
JICA関西の今月のエスニック料理
肉に掛かってたドレッシングは間違ってた気がするけどまあいいです。ちなみに850円です。コーヒー、紅茶、緑茶は飲み放題。

味はお奨めできるもんではなかったですが、普段食べれるようなもんでもないので全然OKです。次に兵庫県立美術館に来る機会があったらまた来たいかな。

帰りに美術館の前を通ったんですが、美術館の上には「美かえる」というカエルが上に載ってるんだけど、閉館したら萎んじゃうのね。知らなかったです。

兵庫県立美術館
兵庫県立美術館
帰りは大阪駅の再開発で気になるところをちょっとだけ確認してから帰宅。

徳川美術館展 尾張徳川家の至宝 @あべのハルカス美術館

今日はあべのハルカス美術館で展覧会を見てきました。徳川美術館展です。

あべのハルカス美術館
あべのハルカス美術館
尾張徳川家がずっと所有していたものがあまり分散されずに伝わっていて、今はそのために設立された徳川美術館が所有しています。

あまり話題になってないからかガラガラでした。

家康所有の鉄砲とか、信長から秀吉、家康と所有者が変わっていった壺とかが展示されていたりして歴史ロマンを感じられる展覧会となっています。

国宝の源氏物語絵巻が展示されているのですけど、なんと1場面だけ。五島美術館所蔵のを含めて全部見ようとすると大阪、東京、名古屋の計4箇所の美術館で10回以上(12か14だったと思う)行かないと全部見れないです。全部一気に見るのは厳しいとしてももうちょっとなんとかならんかったものかと思いますな。

ほぼ全部の展示品キャプションに説明があるので1時間ちょっと掛かりました。

今日もウォーキングを兼ねて自宅まで徒歩で帰宅。難波から歩くのと変わりませんな。

キュビスム展 @京都市京セラ美術館

智積院から京セラ美術館に移動。3km以上あるのでさすがに歩いてられんってことでバスに乗りました。206系統だったので東山仁王門で降りましたが、東大路は混んでるし、インバウンド客が降りるのに時間が掛かったりして結局30分ほど掛かりました。統一料金の系統は前から乗って先払いってのにする話はどうなったんだろうか。

ってことで着。

京都市京セラ美術館
京都市京セラ美術館
バックライトがキツくて白飛びしちゃうので露出かなり低くしてます。

ってことで、パリのポンピドゥー・センターの所蔵品を中心としたキュビスムの展覧会です。タイトルはやっぱり長くて「パリ ポンピドゥーセンター キュビスム展―美の革命 ピカソ、ブラックから ドローネー、シャガールへ」です。

ポンピドゥー・センターは改修工事に入るってことでどっさり借りてきてる展覧会が多いのですけど、実はまだ開館中で、工事はパリ五輪終了後まで延期されています。先に借りるの決まっちゃってたから今更変えられんって感じなのでしょうか。超有名作品が来てるわけではないけど、現地はどうなってるのかが気になりますな。

現地でも作品は撮影可ってことで、ここでも一部を除き大半が撮影可になっています。撮影不可なことが多いピカソやブラックなども撮り放題。国立西洋美術館寄託のコルビュジエの絵もあっちでは不可なのに撮影可能でした。

チラシなどに使われてるロベール・ドローネーの「パリ市」は大作です。

ロベール・ドローネーの「パリ市」
ロベール・ドローネーの「パリ市」
今回、3ヶ月半ほど期間があるのでわりと空いていました。
キュビスム展 展示室
キュビスム展 展示室
今回は1階の展示室全部使われていて、かなり余裕があって良かったです。これからも特別展の時はこうして欲しいもんだ。

情報量の多い絵は少ないですが、展示数が思ったより多くて75分ほど掛かりました。最後の映像作品見なければ1時間くらいでしたけど。映像作品は大しておもしろくなかったので見なくてもよかったな。

全体の感想は「キュビスムって流行ったのね」って感じ。

こういう展覧会はたぶん現地でも見れないと思うのでわりとオススメですが、これだけ同一テーマでまとまっちゃうとさすがに最後の方は飽きちゃいますな。

帰りに東山駅近くの祇園饅頭で柏餅買って食いました。三条からは洛楽に乗れて、最初から座れたので助かりました。京橋のサイゼリアで晩飯食って帰宅。

智積院 宝物館

次に行く前にちょっと時間があったんで京博近くの智積院に寄りました。久々です。

寄ったと言っても1年前に新築再オープンした宝物館だけなんですけど。

智積院 宝物館
智積院 宝物館
宝物館は長谷川等伯親子の国宝の障壁画の展示がメインで、他に小さな展示室があります。

前の宝物館だとガラス越しじゃなかったですが、保存のためには今の方がいいんでしょうな。

客が少ないのでじっくり見れます。ちなみに宝物館だけの単独料金で500円。今回はここだけで退散。

特別展 雪舟伝説 ―「画聖」の誕生― @京都国立博物館

今日は京都に行ってきました。雨はなんとか大丈夫だろうし、天気が悪い方が人出は少ないだろうってことで。

まずは京博へ。雪舟の展覧会です。

京都国立博物館
京都国立博物館
雪舟は国宝が一番多い画家として知られていますが、何でそうなのかを知ることができる展覧会となっています。雪舟は500年前の人なので真筆作品はそう多くはないので雪舟展とは名乗っていませんが、有名作品はほぼ全部見れます。

ってことで、1階の仏像展示も仏像取っ払って丸ごと展覧会に使われており、力の入れようが凄かったです。

雪舟の国宝は1回行けば全部見れますが、毛利博物館の山水長巻は巻き替えがあるので全部見たければ3回来ないといけません。模本も展示されてるんですけど、比較用だからか同じ場面でした。でも同時に展示されてるわけじゃないから比べようがないのよね。まとめて展示しちゃうとそこで人の流れが止まっちゃうからやらないんでしょうけど。それなら別の場面を見せて欲しかったな。展示替えはありますが、そんなに多くはないです。

わりと情報量多い作品が多いので最近では最長の2時間ほど掛かりました。

京博は縦に飾る展示ケースはガラスからの距離が結構あるので単眼鏡がある方が楽しめると思います。私はパピリオ使いましたが。

ということで、美術ファン必見の内容となっております。有名絵師の作品でも見たことないのがかなり多かったです。京博のみで巡回しないですが、遠征も推奨です。

今日は混んでませんでしたが、期間は1.5ヶ月ほどで長くないのでこれから混雑必至じゃないかな。でも国宝重文の展示期間が1年で30日までってルールが数年前に緩和されてるので(期間を前借りできる柔軟対応になった)それ以前のように満足するためには2回来ないとダメってほどでもないのでだいぶありがたいですけど。

ってことで次。

企画展「人間 栖鳳」@高島屋史料館

今日は高島屋資料館での展覧会を見てきました。高島屋と縁が深かった竹内栖鳳の展覧会です。無料です。

フルタイトルは 「企画展「人間 栖鳳」-生誕160年 知られざる竹内栖鳳-」です。

高島屋史料館
高島屋史料館
企画展示室が極小なので展示作品自体は当然のことながら少ないのですが、十二支のをまとめて展示してたりするのでそれを別々にカウントすると19点とかになるので思ったより多かったかな。高島屋とかとやりとりした書簡とかはどっさり展示されています。

超小規模とは言え有名画家の展覧会なのでいつもよりは人が多かったです。数人ですけど。いつもは私以外に一人二人って感じです。

ちなみに前後期に別れてまして今は前期の第Ⅰ部で、5/18からの第Ⅱ部では大半が入れ替わるようです。

過去のここでの展示だとあっさり見終えちゃうことが多いのですが、文字情報が多かったり、写真だけ残っている作品をビデオのスライドショーで映してたりしてるのとかあったりしたので30分ほど掛かりました。

没直後に開催された展覧会で使われた年表が展示されててやたら細かいことが書かれてたりしてるので、文字情報を丁寧に見てると1時間以上は余裕で掛かるかも。

ちなみに十二支の作品と入口ホールに展示されてる大型の作品は撮影可でしたが、写真は割愛。

無料なのでお奨めですが、交通費が高い人にまでは来いとは言えないかな。ちなみに私は今回もウォーキングを兼ねて往復徒歩でした。

毎週土曜14時からはギャラリートークやってるので来てねと係員さんが言ってました。ここは火曜水曜が休みというイレギュラーな開館日なので気をつけましょう。

資料室の方ではローズちゃん誕生65周年記念ってことで過去のローズちゃん大集合企画が行われています。ローズちゃんを使ったストップモーション・アニメーションの昔のCMが上映されてて初めて見たのでなかなかおもしろかったです。

ってことで合計50分くらいいました。