次はぼちぼち歩いて建仁寺へ。『米国初の国立美術館100周年記念特別展「スミソニアン国立アジア美術館の名宝 ~高精細複製品による里帰り~」』ってのが3日まで行われているのでそろそろ行っとかにゃということで行ってきました。
- Google Mapで写真の場所へ→ 35° 0′ 3.132″ N 135° 46′ 26.796″ E
向こうで見れてこっちでも展示されてたのは尾形光琳の群鶴図屏風だけです。

ってことで次。
(弱りゆく記憶力の補助)
次はぼちぼち歩いて建仁寺へ。『米国初の国立美術館100周年記念特別展「スミソニアン国立アジア美術館の名宝 ~高精細複製品による里帰り~」』ってのが3日まで行われているのでそろそろ行っとかにゃということで行ってきました。
向こうで見れてこっちでも展示されてたのは尾形光琳の群鶴図屏風だけです。

ってことで次。
帰りも羽田行きにしたのは見たかった展覧会があったのも理由の一つです。往路は色々検討した結果ああなっちゃっただけですが。往路の行程は正解だったとは全く思ってないですけど。手荷物の追加料金が痛かった。ま、気づいて事前に払ったけど。
着陸が1時間ほど遅れるという想定外の事態になりましたが1時間くらいは展覧会を見る時間を確保できそうだったので行くことにしました。
モノレールで浜松町、JR浜松町駅でキャリーバッグをコインロッカーに入れて東京駅へ行き、そこから八重洲地下街を通り抜けてアーティゾン美術館へ。このルートは過去に経験あったのでスムーズに到着。
タイトルが長いですが、端折りようが無かったのでそのままです。
着いたのが17時5分頃で、18時閉館なので50分ほどしか時間がありません。ラッキーにもほとんどが撮影可だったので漫画的なのが結構多かったのでそれは写真を後で見ればいいやってことにしてバシバシ写真に撮ってじっくり見たいのだけ見て展覧会は25分ほどで見てしまいました。じっくり見たかった作品はちゃんと見れてます。

モスキートルームという飛蚊症を意識した真っ白な部屋があったんだけど、私も飛蚊症が酷いんですが、改めて酷すぎるレベルで酷いのを確認してしまいました。
あと、雪舟の四季山水図が展示されたのがちょっと嬉しかったです。
アーティゾン美術館は広くて、下の階では別の展覧会やってて、さらに下の階ではコレクション展もやってるので、それらも一通り見たので見終えたのが閉館6分前くらいだったかな。
ってことでなんとか見れたのでとりあえず満足です。
サクッと羽田に戻りまして(キャリーバッグも忘れず)、JALの伊丹行きの最終139便に搭乗。伊丹からはバスで上本町、そこから徒歩で帰宅。着いたのが21時45分頃でした。ワシントンDCのホテルを出発してから46時間45分も掛かってしまったことになります。飛行機だけの移動距離は普通のアメリカ旅行と大して変わらんので途中の移動と待ち時間が長かっただけなんだけどね。
旅のトラブルとしては大きなものが全然無かったのは良かったです。メガネが壊れそうになったのが一番ヤバかったくらいかな。
心臓は全く問題なかったし、腰痛については体重が軽くなった分以前の欧米旅行の時よりは症状がそれなりに軽くなって辛さは以前ほどじゃなくなってます。これがありがたい。昔は夕方くらいになるとしゃがむのが辛いくらいになってたけどそこまでにはなりませんでした。
ってことで旅日記モードは終了ですが、NYパス、ニューヨークでのホテルからのバス移動、ホテルに着いて、GPSの軌跡のまとめとかはやろうかなと思ってますが、かなり面倒なのでほっとくかも。
単独の記事を書くのもナニなのでさらっと書いときますが、昨日寝落ちして、ふと目が覚めたら床にメガネが落ちていて、ツルがほぼ90度ひん曲がっていました。なんでこんなところでと思いつつ意を決してえいやっと元に戻したらなんとか折れずに戻りました。ちょうつがいの一部が折れちゃったけどとりあえず見てくれ的には元通りに。今のメガネはレンズのコートがだいぶ剥げててかなり酷い状態なんでそろそろ買い換えようかな思ってたんだけど、めっちゃ高いのでレンズだけ入れ替えようかなと思っていたんだけど、この状態じゃフレームも換えないとダメだな。
今日はまずハーシュホーン博物館に行くことにしました。
マラソン大会やってました。今日は土曜で休日ですな。

前にある彫刻庭園ですが杉本博司さん設計でリニューアル予定だそうで、その工事の準備段階のようでした。

私もさらっと一通り見ただけで30分ほどで退散。
次に昨日全部見きれなかったワシントン・ナショナル・ギャラリー東館へ向かいます。
地下鉄の駅の入口ですが、日本じゃこういうのは見れないですな。


東館は近代美術館となっております。この建物、非常にわかりにくい構造になっている上に閉鎖している展示室があったりしたのでめっちゃ移動しにくかったです。ほんとに全部の展示室を見れてたのか確認するのがめんどくさかったな。
こういう企画展らしきものもやってます。


屋上はこんな感じ。
今日は朝の地下鉄往復の時とかにカブトムシを1個折ってたので帰り際に家族連れにあげました。喜んでましたけどすぐに立ち去ったので感想まで聞いたりはしてませんが。
次はフィリップスコレクションへぼちぼち歩いて行きました。14時頃到着。
日本でもここの所蔵品の展覧会を行ったことがあるくらい有名画家の作品をいっぱいお持ちです。
ってことで入場。中は結構広くて大体こんな感じです。


この美術館、撮影は可なのですが、ロスコルームだけ不可でした。監視員のお姉さんに何でか聞いたら大きな理由はないけどそういう方針だとのこと。
有名画家の作品だらけなので好きな人にはお奨めです。めちゃめちゃ広いわけでもなかったので1時間ほど滞在してました。
13時頃に市内に戻れまして、まずはレンウィック ギャラリーへ。
写真撮影推奨でどんどんSNSに上げてねとなっています。

大して広くないので30分もいませんでした。
と言うことでワシントンDCに来た1番の目的のワシントン・ナショナル・ギャラリーにやってきました。
ここでも館内マップを使って見終わった部屋を塗りつぶしながら見ていきます。
先に書いときますが、13~16世紀のイタリア美術と16世紀のイタリア・フランス・スペイン美術のエリアが閉鎖してまして、一部が別の場所で展示されていました。丸ごとは無理なので見れない作品が結構あったと思いますがしゃあない。今は色々工事中らしいですが、他に閉まってたのは企画展用の部屋みたいでしたが、マップで部屋割りが描かれてないベタでグレーになっている部分は昔のマップでもグレーになっているので閉まってたのは上に書いたエリアだけかな。
ってことで、ダビンチのジネーヴラ・デ・ベンチの肖像は見れました。



気を取り直してどんどん見ていきます。
このフラゴナールの絵、小学生の頃から知ってた絵だと思うんだけど、何で知ってたのか思い出せん。





無料なのでまた来ればいいってのがありがたいですな。ま、ワシントンDCでの観光は3日間しか予定してないので余裕があるわけではないんだけど。
では次。
次はワシントン・ナショナル・ギャラリーに向かいましたが、西隣の庭園に彫刻作品が置かれていまして有名作家の作品が並んでいますので一通り見ときました。

ちなみに庭園の真ん中がアイススケート場で、たぶんスケート場になってるのは冬だけなんでしょうが、準備工事中でして、おかげで彫刻が1つ確認できませんでした。
ってことで次。
ってことでワシントンDCの観光の主目的の美術館博物館巡り開始です。ワシントンDCのスミソニアン博物館群のほとんどが無料なので(今回行った場所ではフィリップスコレクションが私設の美術館なので有料でした)、円安やインフレとは無縁なのがめちゃめちゃありがたい。
まずは国立アジア美術館(National Museum of Asian Art)。フリーア美術館とアーサー・M・サックラー・ギャラリーを一体運用しているのでまとめてこう呼んでいるようです。建仁寺でやってる展覧会だとスミソニアン国立アジア美術館と言ってるようですけど。
建物は別ですが、地下で繋がっていますので入場時のセキュリティーチェックは別々に行う必要はありません。
アーサー・M・サックラー・ギャラリーの方から入りました。

ってことで展示品は全部撮影可で撮りまくりましたが、とりあえず主目的のフリーア美術館の日本の屏風絵の展示室だけ載せときます。

今日はちょっとだらだらしてたのでアーサー・M・サックラー・ギャラリーに入ったのが10時50分頃になっちゃいましたが、フリーア美術館を出たのは12時くらいでした。じっくり見てたらもっと時間掛かると思いますが、丁寧に見たのは日本の展示くらいですかね。フリーア美術館には他にも日本の展示室がありますが、富岡鉄斎の作品が多めに展示されていました。
ってことで次。
NYパスは昨日までの3日間のを買ってたので今日はNYパス対象外のメトロポリタン美術館に1日いる予定にしていました。
ホテルの最寄りからはちょっと遠い方のバスの本数が多いバス停で待っていたのですが、それでもバスがなかなか来なくて、更に1個先のバス停に行きました。そっちだとホテル最寄りのバス停に停まるバスなどさらに本数増えるので。
ってことで、地下鉄で自然史博物館の駅まで行き、セントラルパークを徒歩で突っ切り、予定から30分ほど遅れて10時15分頃到着。まぁしゃあない。開館は10時です。
アメリカに来る主目的の一つとしてここのフェルメールを見たかったんで、まずはそこに向かいました。が、フェルメールがない。そこではマティスとドランの企画展をやってました。この写真の裏側が回廊状になっている展示エリアです。
NYまでせっかく来たのに大きな目的の一つが達成できないことがわかったわけですが、こればっかりはどうしようもないんで(見れないのわかってたら別の時期にしてたかも)、諦めて美術を中心に廻ることにしました。館内は広大なのでもらった館内マップの見た部屋にチェックを付けながら廻りました。
メトロポリタン美術館には24年前に来てそれ以来ですが、前回は美術の趣味も大して無かった頃なので何見たとか全く憶えてないし見た絵の写真も残ってません。美術館前の自撮りとかの写真は残ってるんだけど。5時間滞在していたとの記録は残ってます(1996年12月から日記は書いてるのでこの1999年6月2日です)。この日記からするとフェルメールも見てたとは思うんだけどね。
で、落ち込んだ気分がほぼ吹き飛ぶドガとマネの凄い展覧会をやっていたのですが別エントリで書きます。
去年リリースの曲ですが、Phoenixと言うバンドのAlpha Zuluと言う曲がMVがおもしろくて曲そのものも気に入ってたんだけど、その再生前のサムネイル画像と同じ絵がありました。
しかし、やっぱりここも凄すぎますな。誰も注目せずスルーしてしまうような所にブーシェの大きな絵が飾ってあったりするんで、美術好きとしては美術品が展示している部屋はくまなく確認しないと気が済みません。



ってことで、ここで閉館時間となりました。ギリシャローマとかエジプトとかエリアに入ることすらできなかったですけど開館と同時に入ってても無理だったでしょうからしゃあないですな。
と言うことで、フェルメールが展示されてなかろうが全く問題ないくらいの充実ぶりだったのでかなり満足な感じで見終えたのでした。死ぬまでにまた絶対来ようと誓ったのでした。
写真は撮りまくりましたし、紹介したい絵はもっとあるのですが、さすがに全部は載せてられないので今のところは以上。