ブレディウス美術館

次はマウリッツハイス美術館のすぐ近くにあるブレディウス美術館へ。

ブレディウス美術館
ブレディウス美術館
隣の建物と同じデザインで違和感なくくっついていたのででかいのかと思ったらこの写真の3つの窓分の幅だけでした。

ここもミュージアムカード対象。ですが、スキャナがないとのことで、受付のお姉さんがカードの番号をメモってました。で、クロークも無いので受付の後ろに鞄を置いて保管。ちゃんとタグ付けて管理はされてるので心配はいらないのですが。と言うことでかなりこぢんまりとした美術館です。

開館からあまり時間が経ってなかったからか最初しばらく私しか客はいませんでした。

英語の解説ファイルを借りられまして、画家の紹介とかがそれを見ることでわかるようになっていました。が、絶対頭に入らないのでほとんど見ませんでしたけど。

絵の方はレンブラントの油彩が1点、ヤン・ステーンの絵が6点ってのが主要なところ。他にはレンブラントの素描がそれなりの数展示されていました。

ってことで、小さい美術館なので25分ほどで退散。お奨めはしませんが、ミュージアムカード対象(追記:この記事を書いた当時は回数無制限)だしマウリッツハイス美術館のすぐ近くなので覗いてみるのも悪くないかも。

マウリッツハイス美術館

ってことで10時になったのでマウリッツハイス美術館にやってきました。ほんとに10時ギリギリに係員がやってきて入口の扉を解錠。そういえばここは木曜は20時までやってるそうで、これをうまく使えばもうちょっと効率よく回れたかもしれない。ま、今日は結果的に全く問題なかったのだけれど。

マウリッツハイス美術館
マウリッツハイス美術館
マウリッツハイス美術館展が2012年に日本で行われましたが、この頃に全面工事が行われまして(なので大規模な展覧会が実施できた)、本館前のスペースの地下に受付ができて写真右側の建物と繋がって右側の建物も企画展に使われています。

ここもミュージアムカード対象で、クロークに荷物を預ける必要がありますが、入場券売り場に並ぶ必要はなくカードのスキャンで入場可能。

開館してすぐと言うこともあり、平日だし寒いからか客の出足も鈍くてフェルメールはほぼ独占状態。日本での展覧会の時の大混雑を考えるとあり得ない贅沢さ。写真撮影は可能なので自撮りもし放題。でもフラッシュは当然ダメなので記念撮影すると自分が暗く写っちゃったりしますが。

フェルメールのある部屋
フェルメールのある部屋
フランス・ハルスの代表作「笑う少年」。もう大好きです。
フランス・ハルス 笑う少年
フランス・ハルス 笑う少年
隣のプチ企画展も見てきました(最上階のフロアは使われてませんでした)。「こんなのも持ってますよ」って感じの展示で、古い絵に混じってアンディー・ウォーホルが1枚飾られてたのが面白かったです。

ってことで、美術館自体はあまり大きくないのと、オーディオガイドも借りなかったので1時間ちょっとで終了。フェルメールとかは展覧会とかテレビで情報十分知ってるしね。

後で知ったんだけど、スマホのアプリがタダで使えて、日本語の解説が聞けるとか。WiFiも無料のが用意されてると。ま、でも特にショックでもないかな。他にも無料アプリのある美術館が結構あるようで、今回行った別のところにも無料アプリがあったようだ。美術館に行っても全然気づかないので事前にチェックしとく必要がありますな。

それはともかく、とても良かったです。

デン・ハーグ

今朝は4時過ぎてたか。

朝食食ってすぐに出発し、デン・ハーグへ。

トラムでアムステルダム南駅に着いて、ホームに上がったらまたこんな感じで運休しまくりでしたが、デンハーグ行きは大丈夫でした。

ホーム上の運行案内
ホーム上の運行案内
ホームが変わったのでよくわからない旅行者とかだと気をつけてないと運休したと思ってしまうかもしれない。私もかなり注意してみてたので何とかって感じだった。

ってことでデンハーグ中央駅に到着。

デンハーグ中央駅
デンハーグ中央駅
ここは盲腸線の終端駅になっていて、デルフトからアムステルダムへの列車とかだとここには来れませんでハーグHS駅を使うことになりますが、ハーグHS駅だと多少不便になるようです。

これは帰り際に撮った写真ですが、トラム(?)が駅ビルを突っ切っていてかっこいい。

デンハーグ中央駅
デンハーグ中央駅
最初に訪れる予定のマウリッツハイス美術館の開館が10時からなのでちょっと時間があるので軽くうろうろ。

ビネンホフ。デン・ハーグはこっちが首都と言ってもいい政治の中心地で、ここに議会があります。

ビネンホフ
ビネンホフ
オランダのマクドナルドはどこも目立たない色です。
オランダのマクドナルド
オランダのマクドナルド
マウリッツハイス美術館前の池の周りを1周してマウリッツハイス美術館へ。

アムステルダム滞在5日目の晩飯

アムステルダムのLelylaan駅で降りてトラムに乗ろうとしたら全然来なくて、やっと乗ったら路線番号違うのに乗ってて(1に乗るつもりが17に乗ってた)途中で降りて乗り直しました。全然違う方法に行ってたわけじゃないので大した問題はなし。

っってことで、今日はさすがに1回くらいはオランダ関係の料理を食っとこうってことで、De Blauwe Hollanderと言う店で食うことにしました。こないだのタイ料理の店のすぐ近くです。予約してませんでしたが何とか空いていてサクッと着席。

De Blauwe Hollander
De Blauwe Hollander
メニューにある20.5ユーロのスタンポットのコースメニューとビールを注文。

スープは有名だと聞いてるのがなさげだったのでポテトのスープスモーク鱒入りを選択、スタンポットはケール入りマッシュドポテトソーセージつきってのを選択。食後はヨーグルトかコーヒーでヨーグルトを選択。ビールは3.5ユーロのアムステルってのにしました。

まずはスープが。結構な量があります。味は単純な塩味。でもおいしかった。

ジャガイモのスープ
ジャガイモのスープ
照明が暗くてやはり撮りづらい。

スタンポットは潰したジャガイモと野菜を混ぜた鍋料理のことだそうです。今回はケールが入ってます。

スタンポット
スタンポット
ソーセージはかなりでかかったです。この料理はかなり美味。

最後にデザートの赤いベリーのソースがけのカスタードヨーグルト。生クリームにイチゴが載ってます。

ヨーグルト
ヨーグルト
これがスープと同じボウルに入っててめちゃ量が多い。コーヒーにしとけばよかったかなと思いました。

ってことで、かなりのボリュームで大満足。来て良かったです。ここはクレカが使えましてJCB対応。嬉しい。

<本日の徘徊ルート>

デルフト

ってことで、今日はもう開いてる美術館はないので昨日判明したフェルメールの「小路」の場所を確認してきました。

その前にランベルト・ファン・メールテン博物館を確認。プリンセンホフ博物館のすぐ近くなので。

ランベルト・ファン・メールテン博物館だったところ
ランベルト・ファン・メールテン博物館だったところ
銘板が外されていますね。

ってことで、歩きます。教会の塔も傾いてます。オランダは干拓地が多いので地盤沈下で傾いちゃう家が多いようで。ここにフェルメールの墓があるんだっけか。疲れていて開いてるかどうか確認しなかったんですが、2~3月は5時までのようです。

旧教会
旧教会
ってことで「小路」の場所にやってきました。
フェルメール「小路」の場所
フェルメール「小路」の場所
上の写真の中央に裏側が映っていますが、小路の場所はここだというのをアピールしてました。
ここでっせ
ここでっせ
間に運河があるので登場人物的な自撮りは不可能。離れてセットしてWiFiで遠隔操作とかなら何とかできそうだけど、私のカメラWiFi対応じゃないしね。

更にうろうろ。フェルメールの住んでた家です。下はデルフト焼きの陶器の店ですが、閉まっていました。ま、ええけど。

フェルメールの家
フェルメールの家
フェルメールの家と同じマルクト広場にある新教会。フェルメールの「デルフトの眺望」にも描かれています。
 デルフト新教会

デルフト新教会
ってことで、次は「デルフトの眺望」を描いた場所に行ってきました。新教会が映っています。
デルフトの眺望と同じアングル
デルフトの眺望と同じアングル
ここにはこういう謎のアート作品的なモノはあるのですが、ここがデルフトの眺望だというアピールするものが見当たりませんでした。
デルフトの眺望の場所にある謎のアート作品的なモノ
デルフトの眺望の場所にある謎のアート作品的なモノ
ってことで、駅に戻りました。
デルフト駅
デルフト駅
巨大なチャリ置き場が入口と反対側の改札を出るとすぐのところにあります。自転車社会ですな。
デルフト駅の巨大な自転車置き場
デルフト駅の巨大な自転車置き場
ってことで、アムステルダムに戻りました。

プリンセンホフ博物館

次はお隣のデルフトへやってきました。

元々デルフトには来なくてもいいかなと思っていたくらいなのですが、行くなら見とこうかなと思っていた博物館が二つありまして、プリンセンホフ博物館とランベルト・ファン・メールテン博物館。で、どっちか行くならランベルト・ファン・メールテン博物館の方かなと思っていたんですが、GoogleMapで検索してたら「閉業の可能性があります」とのこと。マジっすかってことでプリンセンホフ博物館に行くことに。

駅に着いたのが4時20分頃で、プリンセンホフ博物館が5時までなので何とか間に合うかなと急ぎまして、4時27分頃に到着。「5時までだけどいいの?」と聞かれましたが入場は問題なし。ミュージアムカード対象。

プリンセンホフ博物館
プリンセンホフ博物館
ここはデルフトの歴史がメインの博物館なので、展示されている美術品も有名画家のはありません。風俗画でちょっと面白いのがあったくらいかな。映像で見せる展示が多いのですが、オランダ語わからないので意味なし。ってことで、閉まってる部屋が多かったので展示もそんなに多くなくて興味ないのをスルーしてたら15分もかからず最後の部屋に来てしまいました。と言うことで他に客がほとんどいなかったこともあり15分で帰るのは失礼かなと言うことでちょっと戻っていくつか見直しました。最後の部屋の映像だけ一通り見まして、4時55分くらいに退散。

ボイマンスファンベーニンゲン美術館

ってことで、スヘルトーヘンボスを後にして、ユトレヒト経由でロッテルダムにやってきました。

ロッテルダム中央駅。めちゃ立派。

ロッテルダム中央駅
ロッテルダム中央駅
オランダはこういう奇抜なデザインの建物が多いです。
ロッテルダムのビル
ロッテルダムのビル
ってことで、ここでの唯一の訪問先、ボイマンスファンベーニンゲン美術館(Museum Boijmans Van Beuningen)にやってきました。駅から徒歩で20分弱って感じ。
ボイマンスファンベーニンゲン美術館
ボイマンスファンベーニンゲン美術館
ここにはヒエロニムス・ボスの作品があるのですが、月曜に見た特別展で展示されていますので今はお留守。と言うことで主目的はピーテル・ブリューゲル(父)です。
ピーテル・ブリューゲル(父)「バベルの塔」
ピーテル・ブリューゲル(父)「バベルの塔」
バベルの塔はウィーンの美術史美術館に展示されている方が有名ですが。こっちはウィーンのよりだいぶ小さいのですがめちゃめちゃ細かい。素晴らしい。

ここはこれ以外にも現代アートまで色々展示されていまして有名画家の作品が大量に展示されていまして凄いです。

印象派を集めた部屋
印象派を集めた部屋
ダリの作品が結構多かったな。10点ほどのミニ企画展もやってました。
ダリのミニ企画展
ダリのミニ企画展
現代アートではこんなのが。ピエロ達が今にも動き出しそうで面白かったです。
現代アート展示
現代アート展示
14時20分頃に着きまして、1時間20分くらいいました。普通に見るなら2時間は必要かな。

ってことで次行きます。

ヒエロニムス・ボス アートセンター

次はまたスヘルトーヘンボスに来てしまいました。ヒエロニムス・ボス アートセンターのリベンジで再訪。

ってことで駅から徒歩でやってきました。15分ほど。北ブラバント美術館からだと10分掛からないくらいじゃないかな。来る前は新しい建物なのかと思っていたんですが、古い教会を再利用しています。

表には快楽の園に描かれている噴水のオブジェが置かれています。

ヒエロニムス・ボス アートセンター
ヒエロニムス・ボス アートセンター
入場受付が老夫婦って感じの男女でした。

で、ここはミュージアムカードは使えませんでして、これは事前に知っていたのですがカードは使えるようだったのですがVISAはダメとのこと。横に並んでいた客のおばちゃんがVISAは手数料が高いんですってと言っていました。これも微妙に痛い。今回、長距離移動が多いのでOV-Chipkaartにチャージしまくりなんですが、現金をどどっと使っちゃったのが失敗だったかも。

と言うことで現金7ユーロ支払いました。おじいさんが色々説明してくれましたが何とか把握。裏に絵が書いてある祭壇画とかは自由に開け閉めしてくださって結構とか何とか。

内部はこんな感じ。

ヒエロニムス・ボス アートセンター内部
ヒエロニムス・ボス アートセンター内部
ここにはヒエロニムス・ボスの真作は一つもありませんが、真作と判明している(その後ちょっと真贋の判定でごちゃついていますが)全作品のコピーが同サイズで再現されており、全貌が把握できます。特別展でやっていたようにルーブルの愚者の船も切られる前の状態を再現。で、更にこっちは自分で開閉できるようになっているので祭壇画の元の状態を再現した形になってます。でも特別展の方では愚者の船の切り離された繋がりがよくわかったんですが、こっちは繋がってるようには見えません。ルーブルの方は額で隠れてる部分が結構あるんでしょうな。

当然というか写真撮り放題。他には上の写真見るとわかるようにヒエロニムス・ボスの絵に描かれている奇っ怪なモンスターなどのオブジェが数多く吊られてたり置かれてたり。それと、関連企画的な現代作品も展示されています。

基本は1階だけ見ればいいようになっていて、塔をエレベータで上れて、それぞれの階でもインスピレーション作品を展示していますがさらっと見るだけで十分かと。1階上のパイプオルガンのところには↓これがあるのでファンは見ときましょう。

「快楽の園」の「地獄」に描かれている有名なキャラ
「快楽の園」の「地獄」に描かれている有名なキャラ
ということで、全作品の本とかを買う必要が無くなるくらい写真撮りまくりました。月曜に見た特別展は撮影禁止だったのでこっちで補完できますのでこちらも必須かと(ここだけ見るためにスヘルトーヘンボスに来るのはよっぽどのファン以外にはお奨めしません)。大満足です。1時間15分ほどいました。ヒエロニムス・ボスの作品は細かいので特別展で展示されてない作品をじっくり見てるともっと掛かるかな。

ユトレヒト

今日はよく眠れて4時前に目覚めました。これ以上遅くしない方が帰国時の調整にはいいかも。

土産ですが、ミッフィーのお菓子くらいしかいい感じのがなさげなので(有名なストロープワッフルは業務スーパーで250円ほどで売ってる。でもこれも買うかも。)まずは朝飯食ってからすぐに出発してユトレヒトにやってきました。朝飯が8時からなのがちょっと厳しいな。

ユトレヒト駅の駅ビルって言うのかよくわかりませんが大工事中で写真には撮れず。

とりあえず有名らしいミッフィーの信号の所にやってきました。駅から数分。

赤信号。

ミッフィーの信号
ミッフィーの信号
青信号。
ミッフィーの信号
ミッフィーの信号
こういう女の子のシルエットの信号も同じ交差点にあります。なんかのキャラなんだろうか。
ミッフィーではないキャラの信号
ミッフィーではないキャラの信号
こういう信号になっているのはここだけなのかもしれませんな。

ってことでミッフィーのお菓子を売っているテオブロムという店にやってきました。

テオブロム
テオブロム
適当にミッフィーのチョコやクッキーなどのお菓子をどどっと購入。現金のみでクレカが使えなかったのが痛い。

ってことで、ユトレヒト滞在は30分ほどで終了。有名な建築があったのですが、結構遠いので今回時間が全く無いのでパス。

アムステルダム滞在4日目の晩飯

晩飯はまたステーキ屋。今度はアルゼンチンタイプらしい。

で、ミックスグリルのセットにしました。ライスをパンに変えてもらいまして、ちょっと追加料金。後ビール。

ミックスグリルセット
ミックスグリルセット
ステーキは初日より多少柔らかくておいしかったです。スペアリブが美味でした。骨着いてるけどあっさり外れるので食べやすかったです。17ユーロちょっとくらいだったかな。オランダではチップは不要なようなので、カードでさっくりと支払い。ボリュームがあって腹一杯です。
Madre Maria
Madre Maria
ってことで、トラムでホテルに帰還。

<本日の徘徊ルート>