オランダでプリペイドSIM

(SIMは街中で買う方が安いと思うんだけど、大した金額じゃないのでスキポール空港到着ロビーのLebara(こんな感じのちっちゃいテーブルで営業してます)で買うのがお気楽でよいと思います。設定もしてくれるし。店探さなくて済むしね。2024年1月追記:この記事はもう古いんであまり役に立たないと思います。今は欧米だとubigiがお手軽でいいんじゃないかな。eSIMのスマホが必要だけど。

昨日はSIMを買えなかったので、今日はミュージアムカードとプリペイドSIMを入手するのを第一目標にして行動開始。ホテルを出た時点で雨でしたがすぐに止んでその後は1日中曇りって感じで雨は降りませんでした。あまり寒くなくて良かったです。

徒歩で街を眺めながらうろうろしつつ、結局アムステルダム中央駅に着くけども収穫なし。駅の北側に水に浮かぶ自転車置き場を見つけてちょっと面白かったくらい。王宮を外から眺めたりしましたが。

水上自転車置き場
水上自転車置き場
再度、中央駅のちょっと南をうろうろしてたら携帯関係の小さな店がいくつかあって、その中のひとつに思い切って突撃。

「プリペイドSIMが欲しい。」と現地のMVNO業者のLebaraの広告ポスターを指差しました。「できれば3GB。」いくらかと聞くと1GBだと10ユーロで3GBだと20ユーロとのこと。じゃあ3GBでと言うことで、アクティベートや設定もお願いしました。私のNexus7は通信はできるけど電話機能がないのでアクティベートとかできないっぽいのよね。

ってことでNexus7を英語モードにしてアクティベート済みのSIMは自分で入れまして、再起動後はAPNの設定をするだけですがおじさんがやってくれました(APNの箇所にmultimedia.lebara.nlと入れるだけっぽい)。入力時にATOKが日本語入力になっていたのはご愛敬。テストでブラウザを起動して適当にGoogleで検索して繋がっているのを確認。すばらしい。

ってことで現金20ユーロを支払いました。

帰るまで問題がなければどの店でやってもらったかを公開したいと思います。アクティベートの時に3GBあるってのを見せてくれたし、LebaraからSMSが届いたので大丈夫だと思うけど。

Nexus7をWiFiテザリングにしてそのままスリープ状態にしてWiFiモバイルルータ的な感じで鞄に突っ込んでいましたが、そのままでもその日の行動中はもつっぽい。でもGPSロガー用に持ってきてる旧スマホ(SH-07E)のSIMロックを外して旧スマホで使った方が便利だったわな。WiFiテザリングはできないけどUSBテザリングならできるみたいだし。

しかし、移動中もネットが繋がるのはめちゃめちゃ便利だ。GoogleMapのルート検索がとても便利で、何時発の何番線のどこ行きに乗ればいいかもわかるのが非常にありがたい。オランダの検索結果だと料金はわからないんだけどね。

速度はMVNOの3G回線ってことでだいぶ遅いですが、移動時のネット接続程度なら問題無いかな。GoogleMapのオランダのデータは出発前にダウンロードしてあったんで地図データは読み込まれないしね。ちなみにホテルのWiFiよりはだいぶ早いのでホテルのWiFi使うのやめました。ホテルのWiFiを使うなら1週間程度の旅行だと1GBで余裕かと思います。

(以下は帰国後に更新)
期間中1.8GBほど使いました。ホテルのWiFiが遅すぎたのでずっとSIMの方を使ってたので結構行きました。

問題無かったのでどこでやってもらったかを載せときます。

PhonePoint
PhonePoint
後日前を通ったときに覗いたら違う人がいたので、同じ人にやってもらえるとは限らないようです。

1GB以上余ったのでオークションで売ろうかなと思ったんだけど、いつまで使えるかわからなかったので結局取り下げました。買ったときに聞いとけばよかった。

(2017/10/16追記)
Lebaraも今はLTEも扱ってるようですね。LTE対応にすると値段がちょっと高くなるようです。ちなみに3Gは2.1GHz(BAND1)だけなので屋内で繋がりにくいですが、旅行中はそんなに問題なかったです。LTEだとBand3, 7, 20らしい。band20が使える端末だとかなり繋がりやすいんではないかと。

Quentin England Hotel

昨日は眠くてすぐに寝ちゃったので、夜1時半頃に目覚めてしまいました。時差が7時間もあるとなかなか調整が難しい。

昨日も書きましたが朝飯食ったので追加で。こまめに書いとかないと後々苦労するので。移動の足跡だけは後回しかな。

ネットは繋がりましたが、遅い。Youtubeを快適に見せろとは言わないけどGoogleMapが遅くて耐えられんってのはいかがなものか。

不満はこれくらいかな。スタッフはみんな若いです。

朝起きてから撮りましたんで散らかってますが、とりあえず写真を。

ホテル002号室
ホテル002号室
ホテル002号室
ホテル002号室
で、朝食。朝食ありなしの客がいるのでフロントで朝飯くれと言うと部屋番号を確認されるので、部屋番号を告げるとトレイをもらえます。後はいつもの感じで。
Quentin England Hotelの朝食
Quentin England Hotelの朝食
パンは食パン3種類とクロワッサン。ワッフル、ソーセージ、ハム、スライスチーズ、ヨーグルトなど普通ですがまぁまぁいい感じ。シリアルもあります。コーヒーは作り置きにしてはおいしかったです。

ホテル着

まず空港でプリペイドSIMを買おうかと思ったんですが、よさげな店が見つからずとりあえずここで買うのは断念。空港での無料のWiFiは4時間使えるのが便利ですな。

で、空港駅でOV-chipkaartってのを購入。SuicaやPiTaPaみたいなものです。カード自体は7.5ユーロで、50ユーロを渡して残り全部チャージしてもらいました。今回公共交通での移動が多いのでOV-chipkaartはほぼ必須かなと。

乗る前に読み取り機にタッチして、降りたらタッチって感じです。アムステルダム中央駅ではタッチ機はなくて自動改札になっていて改札でタッチしないと出れません。入るときも同じ。

で、トラムに乗って(これもOV-chipkaartが使えます)ホテル近くで降りてホテルにチェックイン。

Quentin England Hotel
Quentin England Hotel
安い部屋なので地下でした。ボロいですが清潔感はあり、問題なし。テーブルもあるし。バスタブはなくてシャワーのみ。シャンプー兼用のボディソープがあります。エアコンはないのでくそ暑い夏はしんどいか。

で、早速WiFiに繋ごうとしたのですがここでトラブル。スマホやタブレットは全く問題無く繋がったんだけど、PCがWiFiに繋がらない。延々と格闘したけど全然ダメで、こりゃUSBのWiFiアダプタを現地購入でもするかと思いましたが、朝起きてからスマホで繋いだのをUSBやBluetoothでテザリングできることを思い出し、設定したら無事繋がりました。ってことでBluetoothテザリングでPCからこの日記を書いています。しかし接続速度が遅い。この日記を書くくらい何ら何とかできそうだけど。

PCのネット設定と格闘してて夜7時頃になりましたが激しく眠かったので晩飯はパスして寝ました。

<空港からホテルまでの移動ルート>

KLM868便

座席は予想より足下が広くて良かったです。想像以上に混んでいました。エコノミーはかなり埋まっていたのでは。土曜出発だからかな。

機内食を載せときます。食事は大体離陸2時間後くらいと着陸2時間前くらいの2回で(飛行時間は今回10時間40分ほど)、さらに途中にアイスクリーム(ちっちゃいコーンタイプ)が配られました。

まずはメインの食事。和食と洋食の2種類で、洋食にしました。

KLM868便メインの食事
KLM868便メインの食事
メインはビーフストロガノフ。肉にちょっとソースが掛かっただけって感じでしたがなかなかうまかったです。付け合わせはインゲン、芋ニンジン、コーン、いつものインゲン。パン。チーズとクラッカーも。ケーキはイチゴのムースっぽいのでかなりおいしかったです。

こっちが着陸前の軽食。

KLM868便の軽食
KLM868便の軽食
メインはペンネアラビアータかな。あとはサラダとフルーツとパン。これらは普通。

機内アミューズメントはわりと充実してて、モニタも大きめで良かったです。音楽もいろいろ聴けるのですが、今掛かってるのが何かがわからないのだけがマイナスポイント。映画は007のスペクターとスカイフォールを見ました。日本語吹き替えです。先にスペクターの方を見てスカイフォールを見てなかったのに気づいて後で見てしまうと言う情けなさ。どっちもなかなか面白くてスペクターの方がだいぶ面白かったですが(黒幕出てきたし)、ストーリーが無茶無茶だな。

隣の席は女性二人組で、ちょっと喋りましたが卒業旅行でイタリアなんだそうな。私は機内でトイレに全然行かない人なのですが、今回ギリギリに行きたくなるかなと思って1回だけタイミング見計らってトイレに行きましたが、「この人トイレに行かなくて大丈夫なんだろうか」と気になっていたらしい。

ということで、着陸も15分ほど遅れて到着。

<今回の飛行経路>

オランダ旅行へ出発

今日からオランダ旅行です。ホテルのネットが激遅なので写真とかは事後が多くなりそうですが。

今回の主目的はセルトーヘンボス(デンボッシュ)で行われているヒエロニムス・ボス展です。

今回はマイルを使わずに航空券も買いました。KLMの関空発アムステルダム直行便。思ったより安かったです。ホテルはネットで安ホテルを予約。飛行機は事前に窓側を指定しました。座席指定は前日からのチェックイン時だと無料ですが、更に前だと有料で往復5280円でしたがこれくらいはいいかなと言うことで。

ユーロの両替は今回マネーパートナーズのFX両替ってのを使ってみました。最初は口座開設とか面倒ですが、それなりにお得かと。口座がUFJだと維持や入出金にお金は掛からないのでFXの口座にお金を残しておく必要はありません。手数料が500円掛かるのであまりに少額だとお得じゃ無くなっちゃいますが。

でも土曜に受け取るには月曜の昼間までに手続きを済ませておく必要があります(タイミングによっては11日以上前に手続きが必要)。私の今回の場合はその間に結構な円高になったので結果的にはちょっとだけしかお得になりませんでしたけど。

ってことで、いつもより多少早起きしましたが、だらだらしてたのでちょっと焦ってラピートに乗りました(後で気づいたんだけど、窓口で買ったので1130円になってました)。関空に着いて、改札前のトラベレックスで両替したユーロを受け取ったらもう10時前。出発予定が11時15分でしたが、チェックインはネットで済ませてあるので大した問題は無いんだけどとりあえずチェックインカウンターでキャリーバッグを持ち込んでいいか確認してから出国手続きに向かいました。

ここでもう凄い人。ちょっと焦りましたがチェックインカウンターで確認はされていたのでまぁ大丈夫だろうと言うことで並びました。

関空での出国手続きの行列
関空での出国手続きの行列
で、30分ちょっとでセキュリティーチェックは完了し、イミグレは10分ほどで完了。イミグレも混んでたので帰りの関空でイミグレの自動化申し込んどこうかな。

乗ったKLM868便です。

KLM868便
KLM868便
今回はワンワールドじゃないのでラウンジは使えませんが、ゴールドカードのラウンジが使えるので水分補給で入ってみました。
関空のラウンジ「金剛」
関空のラウンジ「金剛」
私以外には3人ほどしかいませんでした。空港自体は人でごった返していたので意外だ。

ってことで、水分補給だけしてさっさとゲートに着きましたが、わりとだらだらしてて、ゲートが閉じたのも予定より遅く、さらに滑走路が混んでいて20分ほど待たされました。関空は滑走路が2本ありますが、現在の運用では同時離陸や同時着陸ができないのよね。

と言うことで何とか出発。

養源院

次は養源院。目の前の京博には数えきれんほど来ていますが、ここには来たことがなかったんで一度は見ておこうと言うことで。

京博の前にある三十三間堂の東側にあります。

養源院
養源院
ここは徳川家臣の多くが自害したまま放置されていた伏見城の床板を天井板に使った血天井で有名ですが、俵屋宗達の杉戸絵と襖絵があるのでも有名で、獅子の杉戸絵はこないだの琳派展でも展示されていました。

拝観料500円ですが、かなり丁寧に一つ一つ説明してくれます。当然ある程度まとまった人数相手になりますが。

ということで、更に東には長谷川等伯久蔵親子の国宝の襖絵で有名な智積院がありますが、どちらも見たことがない人は京博に来たらどっちも見ておきましょう。三十三間堂は当然行くとして。

京都国立博物館

次は京博に行きまして、常設展を見てきました。常設展と言ってもごっそり展示替えはされています。

京都国立博物館
京都国立博物館
奈良博のパスポートを持っているのでタダでしたんでざくっと一通り見てきました。作者とかは忘れたけど(賀茂行幸図屏風 塩川文麟筆?)、描かれている一全部がおもしろい表情をしている絵があってなかなか面白かったです。

ってことで次。

宝蔵寺 寺宝特別公開

今日は京都へ行って来ました。まずは宝蔵寺。2/5~8の4日間だけ寺宝公開されているので行ってきました。伊藤若冲の誕生日が旧暦の2月8日なのでそれに近い土日を挟む期間で公開しているようだ。

河原町通りの一本西の三条と四条の間と言う繁華街の中心地域にあります。近くの錦市場辺りで生まれ育った伊藤若冲ゆかりの寺として有名です。伊藤若冲の絵は2点所蔵していまして、伊藤若冲が家族のために建てたお墓とかがあったりします。

宝蔵寺
宝蔵寺
あまり人いないかなと思っていましたが結構盛況で、公開場所が狭いので整理券を渡されて本堂で10分ほど順番待ちをしました。

所蔵している伊藤若冲の絵の一つが髑髏図でこれがわりと有名。他には弟の絵や弟子の絵などが展示されていました。

ってことで次。

551蓬莱

豚まんで有名な551蓬莱ですが、大阪にはレストランがいくつかありまして、私もたまに晩飯を食ったりします。

で、今日、会社近くの店舗で晩飯を食っていたときに近くのテーブルに男性3人組がテーブルに座りました。

しばらくすると3人組の一人の年輩の男性がウエイトレスの女の子に写真を撮ってくれないかと声を掛けました。

ウエイトレス:「では『551蓬莱が』と言いますので『あるときー』と言ってください」

食っていた箸が止まりました。そういうところまで教育されとるのか。

2回撮影したのですが、3人組はちゃんと2回とも「あるときー」と言っていました。

これは恥ずかしい。私にはできません。

ヨヲコヲヨ企画「松崎ナオとヨヲコヲヨ」 @西成難波屋

今日は会社帰りにライブを見てきました。松崎ナオとヨヲコヲヨって人のジョイントライブです。

場所は新今宮駅近くの難波屋。西成警察のすぐ近くと言う凄い場所で、つまり暴動があった場所の中心地ですな。こういう所にライブをするような場所があるのが驚き。今は特に危険な場所でもなんでもないですが、あいりん地区のど真ん中なのでよそ者がわざわざ近寄らない場所であることは今も変わらない。

場所は動物園前駅の堺筋線の一番南側の出口からすぐなのでわりとサクッと到着。しかし外から見るとライブをするようには全く見えません。

難波屋
難波屋
暖簾の中を覗くとただの立ち飲み屋です。立ち飲み屋からも入れますが、写真の暖簾の掛かってない左側の扉から入りまして、奥がライブのスペースとなっていました。想像よりかなりちゃんとしていました。キャパはライブスペースだけで40人くらいか。
難波屋のライブスペースと松崎ナオ
難波屋のライブスペースと松崎ナオ
テーブルが用意されているので、立ち飲みのところで料理や酒を頼めるようなんだけど、着いたのが開始ギリギリだったので勝手がわからないままでした。調べてみたら料理もかなり安くてうまいらしい。ライブ後に食えばよかったな。

で、最初にヨヲコヲヨって人のライブ。エレキギターの弾き語りといういそうであまりないタイプ。正直、曲は私にはピンと来ない感じのばっかりでした。声は良く出てましたけど。これで食っていけるとは思えない。ま、他に職があるんでしょうかね。

ヨヲコヲヨのライブは1時間ほどで終了し、次が松崎ナオのライブ。アコギ弾き語りで最後の2曲がピアノ弾き語り。上の写真の奥に写っていますが、このグランドピアノは常設のようです。

松崎ナオのライブはアンコール1曲含めて45分ほどで終了。アンコール前の最後の曲が「川べりの家」でしたが、この曲のおかげでライブを見に来る人が増えたと喜んでいました。ってことでやらざるを得なくなっちゃっているっぽい。個人的には初期の曲とかももっと混ぜて欲しいんだけれども。

音ですが、大音量ってことでもないので条件はライブハウスよりいいんですが、それでも想像以上に音が良かったです。ちゃんとしてはりますな。

今回は「投げ銭ライブ」ということで、ライブ後に店の人が鍋を持って回るところに払いたい額を入れるというスタイルでした。なんか試されてる感じ。

ってことで、場所は気に入りました。もうちょっとキャパが大きければ理想の場所じゃないかと。禁煙じゃない以外はとてもいい感じの所でした(副流煙が漂ってくるとオエッとくるのでかなり不快)。