パリ

パリに戻ってきました。ホテルにチェックインしました。明日帰国です。

ホテルがめっちゃしょぼくてWifi環境も劣悪なので、きょうはこれだけ。このぶんだと帰国まで更新できないかな。

ウィーン3日目宮殿巡り(一部事後更新追加)

(この日も当日書いた記事に写真などを追記しています。)

12時過ぎて寝たのにやっぱり5時に目覚めた。体の疲れが全然取れてない。でも頭は結構元気。

シェーンブルン宮殿が8時半からってことでそれに合わせようと思ってたのに出遅れて、現地に着いたら9時を少し回っていましたが、客の出足も悪く全く並んでいませんでした。

シェーンブルン宮殿
シェーンブルン宮殿
シシィチケットを持っていたので宮殿内の公開部分を全部見れました。と言っても2段階に区別されてるだけだけど。オーディオガイドはタダで借りれます。

宮殿内のツアーはオーディオガイドを全部きっちり聞いて1時間を少し超えるくらいでした。質素な皇帝がいたこともあって、豪華な内装の部屋はあまりありません。ベルサイユの方が圧倒的に豪華。ちなみに内部撮影は禁止。

で、外に出ました。

シェーンブルン宮殿の庭園
シェーンブルン宮殿の庭園
上の写真中央奥のグロリエッテの所まで頑張って登りまして、景色を堪能してここは退散。歴史が一番長いとされる動物園とか日本庭園とか迷路庭園などはパス。

途中、1ユーロのアイスクリームをいただいたので、夕方まではこれで済ますことに。

次はベルベデーレ宮殿へ。

ベルベデーレ宮殿
ベルベデーレ宮殿
ここは美術館です。クリムトの「接吻」があるので有名。撮影は禁止なので以下はwikipediaから。
クリムト 接吻
クリムト 接吻
クリムトはかなりの枚数が展示されてます。ってことで日本語版の図録(主要作品だけ載せて薄めのやつ)買いました。

メインの展示は上宮なんやけど、クリムトのユーディットが下宮の企画展の方にあるってことで、追加で支払って見ました。

ベルベデーレ宮殿下宮
ベルベデーレ宮殿下宮
以下もwikipediaから。
クリムト ユーディット
クリムト ユーディット
ベルベデーレも素晴らしい絵が多く、堪能。

次に毎日3時からしかやってないブルク劇場の解説ツアーに参加。英語とドイツ語なので英語でお願いしました。おばちゃんの英語非常に聞き取りづらかったです。で、目的は天井画のクリムトを見るため。劇場に芝居を見に来るか、このツアーに参加しないと見れません。写真撮影は許可してくれました。ツアーは1時間ちょっと掛かりました。

ブルク劇場の天井画
ブルク劇場の天井画
向かいにある市庁舎をさらっと眺め、クンストハウスウィーンへ。
クンストハウスウィーン
クンストハウスウィーン
フンデルトヴァッサーがデザインした美術館で、2階3階が画家でもあるフンデルトヴァッサーの作品展示室で、4階5階が企画展示室となってます。建物自体が作品になっていて、床がうねっててこけそうになりました。
クンストハウスウィーンのうねった床
クンストハウスウィーンのうねった床
フンデルトヴァッサーの作品をまとめて見たのは初めてだったのでとても良かったです。版画作品には日本語の漢字で「百水」と言う判が全てに押されてあったんやけど、フンデルト(ハンドレッド:百)ヴァッサー(ウオーター:水)を日本語にしたのね。で、「豊和」と言う判も押されてて、調べてみるとこれもフとワの当て字だったようで。

企画展示はリンダ・マッカートニーの写真展で、旦那(リンダ・マッカートニーが死んだ後に再婚しましたが)のポール・マッカートニーの写真が多く展示されてました。

ちなみに向かいの土産物屋もフンデルトヴァッサーがデザインしたものだったらしいのですが、この時は知らなかったので行きそびれてしまいました。

次は水曜だけ21時まで開いているアルベルティーナ美術館へ。

アルベルティーナ美術館
アルベルティーナ美術館
地下が常設展で、上が企画展です。素描を大量に所蔵してるらしいんだけど展示されてませんでした。常設展ではモネ、ピカソ等を展示。ま、有名作品はありませんので無理に来なくて良いって感じかな。クリムトが1枚あったのでよしとします。
クリムト  Nymphs (silver fish)
クリムト Nymphs (silver fish)
企画展は2つほどやっていて、大きい方がゴットフリート・ヘルンヴァインって人の展覧会でした。日本語のサイトもあるのね。女の子が血を流してる写真とか痛い絵が多かったです。

で、晩飯はグラーシュミュージアムという店で、これまたウィーン名物のグラーシュをいただきました。一番オーソドックスなのを頼みました。

肉は軟らかくておいしかったですが、味はちょっと独特で口に合わない人もいるかなって感じ。

グラーシュのポテト添え(右)と羊のチーズ入りサラダ(左)
グラーシュのポテト添え(右)と羊のチーズ入りサラダ(左)
パン
パン
適当に頼んだビールはレモンスカッシュみたいでほとんど酔わず。
ビール
ビール
日本人に合う味付けのものも存在するようです。でも満足です。昨日今日と晩飯の精算時にカブトムシあげました。どっちも喜んでくれました。

ってことで今日はこれで終了。昨日よりはかなり早めに帰れました。

<本日の徘徊ルート>

ウィーン2日目の夕食(事後更新)

晩飯はオペラ座近くのプラフッタの支店で。歩き疲れてヘロヘロです。

ターフェルシュピッツをいただきました。牛肉の煮込み料理です。20ユーロくらいだったかな。

右の小さな方はジャガイモです。

ターフェルシュピッツ
ターフェルシュピッツ
麺みたいなの
麺みたいなの
ビール
ビール
麺みたいなやつにはターフェルシュピッツのスープを自分で入れてラーメンみたいにしていただきますが、そんなことは全然知らないので、よくわからないでいたら店の人が全部やってくれました。
麺みたいなやつにスープを入れた状態
麺みたいなやつにスープを入れた状態
肉の煮込みだけでなく、骨髄の煮込みも入ってます。
ターフェルシュピッツ(肉の方)を皿に取り出した状態
ターフェルシュピッツ(肉の方)を皿に取り出した状態
ということで、これらはめっちゃおいしかったです。今回の旅行で唯一大満足の料理。

ウエイターの兄ちゃんにカブトムシ1個進呈。喜んでました。

美術史美術館

次は今回の旅行で一番来たかった美術史美術館。感想自体は当日に書いてるので貼りたい絵を貼っていきます。

美術史美術館
美術史美術館
美術史美術館は玄関ホールにクリムトによる壁画があります。その1点を。
美術史美術館のクリムトによる壁画
美術史美術館のクリムトによる壁画
貴重なヒエロニムス・ボスの絵。
ヒエロニムス・ボス 十字架を運ぶキリスト
ヒエロニムス・ボス 十字架を運ぶキリスト
裏側はこんな絵になってます。
ヒエロニムス・ボス Christ Child with a Walking Frame
ヒエロニムス・ボス Christ Child with a Walking Frame
フェルメールの絵では真珠の耳飾りの少女の次くらいに有名な「絵画芸術」。人もあまりいないのでじっくり見れました。贅沢なひととき。
フェルメール 絵画芸術
フェルメール 絵画芸術
この絵が日本に来るとしたら大混雑の中見ること必至。

ルーベンスは工房を構えていたこともあり超多作の画家ですが、こんな絵もあります。

ルーベンス メデューサの頭部
ルーベンス メデューサの頭部
美術史美術館はピーテル・ブリューゲル(父)の最大のコレクションで有名です。今回一番見たかった「バベルの塔」。
ピーテル・ブリューゲル(父) バベルの塔
ピーテル・ブリューゲル(父) バベルの塔
バベルの塔をよく見るとこんな人が描かれています。これも見たかったので大満足。
ピーテル・ブリューゲル(父) 「バベルの塔」の一部
ピーテル・ブリューゲル(父) 「バベルの塔」の一部
頑張って近寄ってじっくり見ないとわかりません。気づかない人がほとんどです。

これまたブリューゲルでは有名な「農民の婚宴」

ピーテル・ブリューゲル(父) 農民の婚宴
ピーテル・ブリューゲル(父) 農民の婚宴
これまた有名な「雪中の狩人」。
ピーテル・ブリューゲル(父) 雪中の狩人
ピーテル・ブリューゲル(父) 雪中の狩人
ここはハプスブルグ家ゆかりの美術館なので当然ベラスケスのマルガリータ王女の絵があります。
ベラスケス マルガリータ王女
ベラスケス マルガリータ王女
アルチンボルドの絵も結構あります。
アルチンボルド 夏
アルチンボルド 夏
ということで素晴らしかったです。また来たい。

ホーフブルク宮殿(事後更新)

まず、シェーンブルン宮殿が楽に入れるチケット「シシィチケット」を買いにホーフブルク宮殿へ行きました。

ホーフブルク宮殿
ホーフブルク宮殿
で、チケットは銀器コレクションのところで買えまして、銀器コレクションや同じ宮殿内のシシィ博物館もこのチケットで入れるので先にまとめて見てきました。

まずは銀器コレクション。こんな感じで食器、調度類が大量。

銀器コレクション
銀器コレクション
次はシシィ博物館。シシィの愛称で呼ばれたエリザベート皇妃の博物館ですが、撮影禁止でした。

で、次は皇帝の部屋。贅沢しない皇帝だったのであまり凄くありません。これも撮影禁止。

以上、記憶に残りそうなものがあまりなかったのでわざわざ見なくてもよかったかなって感じ。

ウィーン2日目 美術館巡り(一部事後更新追加)

(2日目の詳細は最初に訪れた2箇所と夕食以外は当日書いた記事に追記で済ませました。写真は全て事後更新です)

8時頃に寝てしまって5時起き。9時間爆睡しました。ネットに繋ぎこのブログの昨日分のエントリーを更新。

ホテルの朝食はかなり良くて、ハム、チーズ、焼いたソーセージ、スクランブルエッグ、シリアル、野菜類などいろいろ食えて良かったです。

ホテルの朝食(ブッフェから取ってきたもの
ホテルの朝食(ブッフェから取ってきたもの
で、だらだらしつつ9時半頃ホテルを出まして、王宮へ。シェーンブルン宮殿のシシィチケットを買っといた方が良いと言うことだったので。

で、王宮のシシィチケットを買ったのが銀器コレクションの所だったのでそのまま見ることに。シシィ博物館もついでに見るようになってます。オーディオガイドはタダで借りれました。

で、次は一番来たかった美術史美術館へ。オーディオガイド借りました。.

で、感想ですが、凄すぎる。すばらしい。絵画作品は1フロアにまとまってるんやけど、めっちゃ広い。ここだけで3時間以上いました。残りのフロアも一通り駆け抜けましたが、そっちはそう興味なかったのであっさりと。ちゃんと見ようとしたら朝から閉館まで余裕でかかると思います。

見たかったブリューゲルやヒエロニムス・ボス、フェルメールの絵画芸術もしっかり見れてもう大満足です。写真撮りまくり。

次はウィーン造形美術アカデミー絵画館。

ウィーン造形美術アカデミー
ウィーン造形美術アカデミー
アカデミーの建物の一部を使っています。中に入ってもすぐの所にはチケット売り場はありません。ここも見たかったヒエロニムス・ボスの最後の審判があります。この絵も凄く見たかったので大満足。途中からは独占できました。写真は撮影不可でしたので5ユーロの英語版ミニ冊子を買いました。ほかにも有名画家の絵もありますが、小さな美術館なのでわりとあっさり見終わりました。

次はウィーン分離派会館。

セセッション(分離派会館)
セセッション(分離派会館)
ここはクリムトのベートーベンフリーズという作品がある部屋がありまして、残りは現代作家の企画展です。ベートーベンフリーズも見たかったので大満足。ベートーベンフリーズだけは写真撮影不可でした。
(事後更新:一部分のレプリカは撮れたので貼っときます)
クリムトのベートーヴェン・フリーズの一部のレプリカ
クリムトのベートーヴェン・フリーズの一部のレプリカ
ここで6時になり今日は時間切れ。

中に入りませんでしたがオペラ座。

ウィーン オペラ座
ウィーン オペラ座
ここでカフェザッハーでザッハトルテをいただきました。
カフェザッハー
カフェザッハー
ザッハトルテとメランジェ
ザッハトルテとメランジェ
チョコレートケーキに目がない私はこの存在を知ってから一度は食ってみたかったのでこれまた大満足。ま、なんてことはないチョコケーキなんやけど。杏ジャムが利いていてジャムの酸味がチョコのくどさを和らげていました。おいしかったです。コーヒーはメランジェと言うのが有名だそうなので頼んでみました。ウインナーコーヒーというものは存在しないそうで、これがウイーンでは一番ポピュラーなのでウィンナー・コーヒーと呼ぶべきもののようですが、日本のウィンナー・コーヒーとは違うようです。

次にトラムに乗ってフンデルトヴァッサーハウスを眺めてきました。フンデルトヴァッサーは芸術家ですが、建築のデザインもやってて奇抜なデザインで有名です。日本では大阪市環境局舞洲工場と大阪市舞洲スラッジセンターで有名。さらに関テレのあるビルの中のキッズプラザ大阪にも作品があります。

フンデルトヴァッサーハウス
フンデルトヴァッサーハウス
フンデルトヴァッサーハウス
フンデルトヴァッサーハウス
内部非公開なので外から眺めるだけ。住んでみたい。

次は同じくフンデルトヴァッサーのデザインのゴミ焼却場を眺めてきました。大阪だけで無くフンデルトヴァッサーの地元のウィーンにもあるんですね。

シュピッテラウ焼却場
シュピッテラウ焼却場
最後にとりあえずドナウ川を眺めとかんとなってことで手身近にドナウ川に行くルートでドナウ川をちょろっと眺めました。結構上流なのであまり大きな流れではありません。
ドナウ川
ドナウ川
で、街に戻り、晩飯食おうとしましたが、目当てのプラフッタって店が改修中で休みで、支店が開いているってことで歩いて行こうとしたら全然遠くて一旦引き返して地図を確認し、改めて向かいました。

で、ようやく晩飯にありつけました。オペラ座近くのプラフッタの支店でターフェルシュピッツをいただきました。これがかなりうまかったです。

ってことで、これで夜10時を余裕で回ってまして、ヘロヘロでホテルに帰還。既に腰がボロボロで、しゃがむのが辛い状況。ま、いつものことやけど。何故か左の二の腕が筋肉痛だ。

<本日の徘徊ルート>

ウィーン初日の夕食(事後更新)

初日ってことで、ウィーンで一番有名なシュニッツェルを食べることにしました。シュニッツェルは薄いトンカツです。

店は適当に調べて Schnitzelwirt と言うところにしました。

で、とりあえず野菜とかが一緒のセットとビールを注文。

Schnitzelwirtのメニュー
Schnitzelwirtのメニュー
まずはビール
ビール
ビール
で、シュニッツェルが運ばれてきました。有名なのはどでかいのが1枚だけなんだけど、ここでは写真ではわかりにくいですが3枚載ってます。でも1枚1枚もけっこうでかい。比較用にクレカサイズのカードキーを置いてます。
シュニッツェル
シュニッツェル
味は全く着いてなくて塩かケチャップをお好みで。芋とか野菜とかも大量なので全部食うのがめっちゃしんどかったです。1回食っときゃもうOKって感じ。

MUMOK ウィーン近代美術館(事後更新)

次は同じくミュージアムクオーター内にある近代美術館です。

MUMOK ウィーン近代美術館
MUMOK ウィーン近代美術館
当日書いた内容意外に特に付け加えることは無いんでウォーホルの絵を貼っときます。
アンディ・ウォーホル ミックジャガー
アンディ・ウォーホル ミックジャガー

レオポルト美術館(事後更新)

まずはミュージアムクオーター内にあるレオポルト美術館です。エゴン・シーレの大コレクションで有名です。

レオポルト美術館
レオポルト美術館
今回の旅行の目的はクリムトとブリューゲルできるだけたくさん見ること。ですが、ブリューゲルはほぼ1箇所にしか無いのでクリムトを追っかけることになります。

まずはクリムトの死と生。ここはクリムトの絵も結構な数ありました。撮影可だったので。

クリムト 死と生
クリムト 死と生
シーレの絵は大量にありました。今までシーレのことはそんなに好きでは無かったんですが、花の絵とか好きな感じの絵がかなり多かったです。
エゴン・シーレ 菊
エゴン・シーレ 菊
あと、気に入ったのがこの絵かな。
アントン ロマコ “Girl crossing a mountain torrent"
アントン ロマコ “Girl crossing a mountain torrent”
とうことで、大満足です。ここは必見ですな。