醍醐寺の枝垂れ桜 2024

今日は醍醐寺に行ってきました。13年ぶり。

13年前は枝垂れ桜の見頃の時期をちょっと過ぎてたので今年は枝垂れ桜の方メインで見たいなと。

京阪で六地蔵まで行き、ちょっと歩いて地下鉄に乗って醍醐駅で降りたんだけど、大して遠くないのにみんなバスに乗ろうとするのね。寺に着くまでほとんど人がいなかったですが、着いたらやっぱり大盛況。

醍醐寺
醍醐寺
拝観料1500円。払わないと見応えのある枝垂れ桜は楽しめません。

三宝院の建物に入るのは500円別料金。写真奥の三宝院本堂は特別開帳中で快慶作の弥勒菩薩が拝めます。状態が素晴らしいので仏像マニアは必見ですかね。

醍醐寺三宝院
醍醐寺三宝院
醍醐寺 清滝宮の枝垂れ桜
醍醐寺 清滝宮の枝垂れ桜
ここの枝垂れ桜は立派なのが多いですが、老木が多いので13年前より勢いがないというか、延命のためにかなり剪定されちゃってるのが多いです。霊宝館前にある一番有名だった樹齢180年の「醍醐大しだれ桜」かなり見栄えがしなくなっちゃってます。想像ですけど2018年の台風21号の被害も大きかったかも知れません。

桜を見に来ただけの客がほとんどなので金堂(本堂)は人が少ないです。

醍醐寺 金堂
醍醐寺 金堂
お寺なんだからお参りしましょうやって感じ。

霊宝館の中は枝垂れ桜が色々咲いています。

霊宝館前の枝垂れ桜
霊宝館前の枝垂れ桜
見逃されがちですが、霊宝館の裏にも立派な枝垂れ桜があるのでせっかく来たのなら見ておきましょう。
霊宝館裏の枝垂れ桜
霊宝館裏の枝垂れ桜
一通り廻ったのですが、到着したのが15時頃だったので今回も上醍醐には行けませんでした。というか、上醍醐に行くにはかなりの覚悟が必要ですな。

企画展「人間 栖鳳」@高島屋史料館

今日は高島屋資料館での展覧会を見てきました。高島屋と縁が深かった竹内栖鳳の展覧会です。無料です。

フルタイトルは 「企画展「人間 栖鳳」-生誕160年 知られざる竹内栖鳳-」です。

高島屋史料館
高島屋史料館
企画展示室が極小なので展示作品自体は当然のことながら少ないのですが、十二支のをまとめて展示してたりするのでそれを別々にカウントすると19点とかになるので思ったより多かったかな。高島屋とかとやりとりした書簡とかはどっさり展示されています。

超小規模とは言え有名画家の展覧会なのでいつもよりは人が多かったです。数人ですけど。いつもは私以外に一人二人って感じです。

ちなみに前後期に別れてまして今は前期の第Ⅰ部で、5/18からの第Ⅱ部では大半が入れ替わるようです。

過去のここでの展示だとあっさり見終えちゃうことが多いのですが、文字情報が多かったり、写真だけ残っている作品をビデオのスライドショーで映してたりしてるのとかあったりしたので30分ほど掛かりました。

没直後に開催された展覧会で使われた年表が展示されててやたら細かいことが書かれてたりしてるので、文字情報を丁寧に見てると1時間以上は余裕で掛かるかも。

ちなみに十二支の作品と入口ホールに展示されてる大型の作品は撮影可でしたが、写真は割愛。

無料なのでお奨めですが、交通費が高い人にまでは来いとは言えないかな。ちなみに私は今回もウォーキングを兼ねて往復徒歩でした。

毎週土曜14時からはギャラリートークやってるので来てねと係員さんが言ってました。ここは火曜水曜が休みというイレギュラーな開館日なので気をつけましょう。

資料室の方ではローズちゃん誕生65周年記念ってことで過去のローズちゃん大集合企画が行われています。ローズちゃんを使ったストップモーション・アニメーションの昔のCMが上映されてて初めて見たのでなかなかおもしろかったです。

ってことで合計50分くらいいました。

没後50年 福田平八郎 @大阪中之島美術館

次は4階の方でやっている福田平八郎の展覧会。重要文化財の漣(さざなみ)って作品で有名な人です。明治以降の絵画作品で重要文化財ってのは50件前後でかなり少ないですので重要な存在であることは確かですね。

大阪中之島美術館
大阪中之島美術館
大分出身の人だそうで、大分県立美術館の所蔵品が多いです。

展示総数はかなり多く、前後期で結構入れ替わりますが、今日は100点以上は展示されてたかと。撮影可の作品はいくつかありまして、まとめて撮影可の場所が確保されてはいなくて見ているとたまに撮影可の作品があるって感じ。重要文化財の漣は撮影可でした。

漣
下地がプラチナ箔らしいのですが、光沢があまり感じられなかったのが意外。

福田平八郎はこの漣は知ってたのですが、他は全く知らなくて今回初めてまとめて見ましたが、なかなかおもしろかったです。かなり個性的ですが、高額で取引されそうな作品じゃないなとは思ったりして。

写生帳がかなり多く展示されていましたが、写生レベルを超えててめっちゃ丁寧に描かれてるのが多かったです。

めちゃめちゃ情報量が多い絵はないのでわりとサクサク見まして点数多い割りには滞在時間は50分くらいだったかな。

ってことで、お奨めってほどではないかなぁ。まぁ個人的な興味の問題ですけど。メンバーシップ会員じゃなかったら見てなかったと思うし。

モネ 連作の情景 @大阪中之島美術館

今日は展覧会のハシゴです。

12時半頃着。印象派でも特に有名なモネの展覧会ですので平日とは思えない人出でした。

大阪中之島美術館
大阪中之島美術館
入場券売り場にこれだけの行列ができてるのはいつ以来だ。思い出せないくらい。

4階の展覧会も見るつもりだったので4階の入口のお姉さんにどっちから見た方が空いてますかねと聞いたけど変わらんのではと言われたのでモネ展の方から。

東京からの巡回ですが、展示点数や観覧料が結構違います。

展示数は東京の63点から5点減って12点増えて大阪の方が7点多く全70点。でも70点は同時には見れませんで、3/10までのが1点、3/24までのが1点、3/26からのが1点なので最大69点で70点は同時には見れません。3/12以降は68点なのでこれからは68点になります。それでも東京より5点多い。

観覧料ですが、東京は2,800円(土日3,000円)時間指定のみで普通の前売りは無し。大阪は2,500円(前売り2,300円)。2月限定前売りが2000円でしたので2月前売り買ってて2月の土日に来たら東京の2/3の値段で見れたことになります。しかも東京は狭い上野の森美術館で大混雑だったらしいので大阪の方がだいぶ恵まれてますな。

大阪中之島美術館のメンバーシップ会員の会費は年間6000円なので、今加入したら2500円の残り3500円分見れば元を取れることになります。今年はまだチャンスだと思います。今加入すれば有効期間中に残り7つ特別展があります(全部が無料対象になる保証はありませんが)。来年大阪市立美術館が再開したらこっちの特別展の回数は減るかもしれない。ま、4階は本来の目的の常設展示にしてほしいんだけどね。

ってことで前置き長くなりましたが展覧会ですが。

大阪中之島美術館
大阪中之島美術館
全展示作品がモネの作品となっており、連作の情景となっていることからもわかるように何度も描かれたモチーフや場所の作品がほとんどとなっています。これぞ連作ってのを並べてるのは一組くらいだったけど。

作品は国内外の所蔵品からかき集めたって感じになっているので同じ展覧会は2度と開けないでしょう。初めて見た名前の美術館も結構ありました。

数点撮影可でしたのでその場所撮りました。一番奥の絵が撮影不可だけどこれくらいなら怒られないよね。たぶん現場で気づかれてたらダメって言われてた可能性が高いけど。

大阪中之島美術館
大阪中之島美術館
私はメンバーシップ会員だったので2月は避けて交通費もちょっと節約できる今日にしたのですが、平日でこんなにいるんかって感じ。でも多すぎて見にくいってほどでもなかったです。

客層は普段とはやっぱり違いますな。若い人が多い。そういう人は印象派だけじゃなくてもっといっぱい見てほしいもんだ。

点数は多くないし、モネの絵は情報量が少ない方なのですが、ちょっと混んでたこともあり1時間ちょっと掛かりました。

印象派大好きって人は必見ですけど、見逃したら後悔するほどではないかなぁ。個人的にはこないだの大阪の女性画家の展覧会の方が見てほしかったって感じ。

では次。

西宮市大谷記念美術館 コレクション展「日本画ことはじめ」

今日は西宮市大谷記念美術館に展覧会を見てきました。見に行こうかなと思いつつすっかり忘れてて会期末直前(18日まで)になってしまいましたが。

西宮市大谷記念美術館
西宮市大谷記念美術館
西宮市大谷記念美術館所蔵の日本画を集めた展覧会です。

有名画家の作品が多いですけど、お奨めってほどではなかったです。が、個人的に気に入った作品がちょっとはあったので見に来て良かったです。島成園のも1枚あってこれも良かったし。

キャプションの説明書きも多かったので比較的時間が掛かりましたが50分ほどでした。

あべのハルカス美術館開館10周年記念 円空―旅して、彫って、祈って―

今日は先週金曜から始まった円空の展覧会を見にあべのハルカス美術館に行ってきました。

あべのハルカス美術館
あべのハルカス美術館
ちなみにアサヒメイトで半額。前売りよりは700円安いです。たまにはこういうのがないと年会費1680円の元を取れないからありがたい。2021年がコロナ禍で元取れなかったかもしれないけど、有効期間延長とかあった気がするけど憶えとらん。とにかくそれ以外だと元取れなかった年はないと思うけど。高島屋の展覧会がタダになることが多いので。

円空仏はとても味があるので大好きです。初期の頃から最晩年の頃まで満遍なく集められているようですが、私は全貌を知らないのでもっと感じの違う仏像も彫ってたかも知れませんが。

最初期の頃のかなり丁寧に彫られた仏像があったり、これよく350年も残ってたなと言ういつ捨てられちゃっててもおかしくないようなぱっと見仏像とは思えないようなのもあったり、かなり色々あってとてもおもしろいです。

岐阜県の千光寺と言うお寺にはかなりの数の円空仏が所蔵されていて、千光寺のを集めた第4章と一番最初の展示(これも千光寺)だけ撮影可になっていました。

第4章の展示室はこんな感じ。平日午後ってこともありガラガラ。

円空展 展示室
円空展 展示室
展示数はめちゃめちゃ多くはないので見るのはそんなに時間は掛かりませんで、わりと丁寧に見ましたけど最後の10分ほどのビデオを含めて65分くらいでした。

円空展はかなり貴重だと思うので仏像マニアなら必見。あべのハルカス美術館の開館10周年記念展ということで、他には巡回しません。

ハルカス美術館に来たのは7ヶ月ぶりですが、阿倍野交差点付近の状況は毎回確認しに来てます。今回ちょっとだけ進展がありました。

阿倍野交差点付近
阿倍野交差点付近
このマンションの歩道予定部分が解体されてすっきりしてました。消火栓とかがあったので結構工事がめんどくさかったと思いますが、消火栓もちゃんと移動してます。ちなみに以前はこんな感じ。

しかし、これ以外はほぼ何も変わってませんで、アーケードはそのままだし電線の地下化もされるはずですが始まってる様子はありません。

決定版!女性画家たちの大阪 後期展示 @大阪中之島美術館

今日は年末に見た展覧会の後期展示を見てきました。前期から50作品くらい入れ替わるってことでこれは見とこうかなと。来週10日から上の階でモネの展覧会が始まるので一緒に見ると電車賃節約できますが、単独で見れる方がゆっくり見れるし疲れないだろうし。

美術館のメンバーシップ会員なのですが、特別展は1回しか無料で見れませんが、当日支払いでも団体価格(前売りも同じ)で見れます。

大阪中之島美術館
大阪中之島美術館
そう言えば、大阪市立美術館は今工事中で来年の万博前に再開予定ですけど、再開後はこっちの4階は本来の目的の常設展示になるんでしょうかね。今年ここで開催予定の醍醐寺展や歌川国芳展は大阪市立美術館でやるような展覧会だと思うので。そうだとすると特別展の回数は減るでしょうからメンバーシップ会員のお得感は減りそうですけど、個人的にはいつ来ても見れる名品ってのが美術館にはあってほしいので本来の形にしてほしいと思います。

ちなみにメンバーシップ会員ですが、特別展によっては無料対象にならない場合があると予告されていますが、私が加入してからはまだそういう例はないです。で、次のモネの展覧会はチケットが2500円でかなり高いですけどメンバーシップ会員(年会費6000円)の無料対象ですので今年1年はかなりお得だと思います。

10月にも書いたどうでもいい話をまた書いちゃいますが、メンバーシップ会員だと特別展のチケットはチケットサイトで0円のチケットが表示されてそれを買うことになっているんだけど、実は買わなくても良かったりします。現地でスマホのブラウザでメンバーシップのログインをして会員証のQRコード表示して展覧会の入口でチケットのQRコードを読み込ませる代わりに会員証のQRコードを読ませるだけで入れます。で、後でチケットサイトをチェックすると0円チケットが使用済みとなっていると。0円のチケット買ったのを表示させるのって結構面倒なのでこっちの方がチケット買う操作もしなくていいしよっぽど楽なのでお奨めです。

ってことで、展覧会ですが、今日もまぁまぁ空いていました。

大阪中之島美術館 4階展示室
大阪中之島美術館 4階展示室
この写真は撮影可だった最後の章のエリアなので最初の方はもうちょっと混んでました。この写真の一番奥の壁が黒いのは元々は常設展示で「具体」の作品を展示するためだからです。

2度目なので感想は改めては書きませんが、同時代の男性画家の美人画には見られない表現の作品が多いのでとてもお奨めです。

2度目なんで見てた作品の方が多いんだけど、結構じっくり見て90分掛かりました。

2階で無料で見れる展示も軽く見ときました。

Osaka Directory 6 木原結花
Osaka Directory 6 木原結花
Osaka Directory 6というのはここで行われているシリーズのタイトルでこの展示のテーマではありません。どういう内容かはこれ見てください。芸術家は個性を出さないと売れませんが、売れない方向に個性を出しても食っていけないし現代の芸術家は大変ですな。

若草山 山焼き 2024

4年ぶりに若草山の山焼きを見てきました。4年前は心筋梗塞に気づいてない状態でしんどいけどギリギリ動けたので出かけてたのでした。心筋梗塞になっちゃうと心臓は元には戻りませんが、血管が詰まったままではないのでと、心臓の状態はそんなに酷くないので今は海外旅行にも行けてるし普通に行動できてます。

今日明日と平城宮跡の朱雀門ひろばではイベントやってたりするのですけど、寒いので1日中出かけるのが厳しいので今年も山焼きのみとしました。

で、4年前はしんどかったので誰にも声かけませんでしたが、今年は色々声かけて若草山まで導いてあげました。今年は日本人外国人問わず。と言っても片っ端からってことではないんだけど。トータル4組くらいです。以前も書いたしインスタにも書いたけど、初めて来て当分来ないなら間近で見た方が楽しめるよね。

ってことで、到着。今までで一番混んでました。最初に辿り着いた一番北の辺りはびっしり。私は真ん中辺りで見ました。

若草山
若草山
これは山焼き始まってしばらく経ってからの写真ですが。

写真はインスタにもちょっと載せてます。燃えてる動画もちょっとだけ。

ってことでいつものように花火から始まりました。

鹿の花火
鹿の花火
花火のフィナーレ
花火のフィナーレ
日本の花火を間近で見たことないインバウンド客がかなりいたと思うんだけど、初々しい反応が新鮮でした。

今年も花火の燃え残りで一部が先に燃えちゃってましたが、いつものようにラッパの合図で点火。

若草山 山焼き
若草山 山焼き
今週雪が降ったのでちょっと心配でしたが、まぁまぁ燃えてました。カラカラの状況だと10分経たずに下火になったりしますが、やっぱり雪の影響が残ってて下まで降りてきても燃えてました。

今年も鹿せんべい買ったんだけど、人多過ぎでほとんどの鹿は撤退してしまっていて、残った鹿も腹一杯でこんな感じ。鹿せんべい散らばってます。

お腹いっぱいの鹿
お腹いっぱいの鹿
真っ暗の中無理矢理撮ったんでぶれてますが。

帰り際に月と一緒にまだ燃えてる様子を。

若草山
若草山
これ点火してから55分くらい経ってます。

で、晩飯食おうかなと思ってうろうろしましたが、当然のごとく入れそうな店はありませんでした。王将にも行列できてるし。

今年も東向商店街のヘックスハイブっていう地の物を売ってる店で300円のミカン買って帰りました。めちゃめちゃ甘くてびっくり。普通のミカンでここまで甘いの久しぶりだった。

電車もめちゃめちゃ混んでいたので1本遅らせて帰りました。

大阪天満宮 十日戎 本戎 2024(天満天神えびす祭)

最後は大阪天満宮。堀川戎神社からは歩いて来れます。

大阪天満宮
大阪天満宮
ここのえびす社もわりと立派なのですけど、知名度がまだまだ低いので人でごった返してはいません。ちなみに19時までです。

ここの福娘は天満えびす招福娘と呼ぶそうな。

大阪天満宮 えびす社
大阪天満宮 えびす社
堀川戎の方が有名ですが、こっちの方が福娘がかなり多いです。インスタにはお酒を振る舞う前の写真を貼ってます。

で、たまたまなんですけど、18時前から甘酒が振る舞われていたのでいただきました。

甘酒授与
甘酒授与
3日間とも振る舞われるようですが、今日は数分でなくなってました。

その後にお酒も振る舞われてたので飲んでしまいました。おちょこ1杯程度なのにかなり酔ってしまいました。

過去3年はこういうのもできなかったでしょうからやっと通常運転に戻って良かったです。

インスタに写真載せてますが、猿回しも久々に見れて良かったです。和みますな。

ってことで帰宅。

堀川戎神社 十日戎 本戎 2024

ってことで堺筋線で南森町まで来まして、堀川戎神社へ。入口とかはインスタに貼りました。

入ったら人で詰まってました。

堀川戎神社
堀川戎神社
インスタにも書きましたけど、上の写真の緑の縞模様の雨よけが見えますが、左右に分かれている間にしか賽銭箱がなく、同時に4人ほどしかお参りできません。そりゃ混むわな。ってことで着いてからお参りするのに20分ほど掛かりました。

ここの福娘さんはミニお神楽をやってくれまして、超元気なお神楽です。

堀川戎神社 福娘
堀川戎神社 福娘
ってことで次。