特別展「日本美術をひも解く―皇室、美の玉手箱」@東京藝術大学大学美術館

今日は東京に行ってきました。巡回しない展覧会で見たいのが二つあったので。見ようかどうかちょっと悩んでたけど、見ることにしました。

ってことでマイル使って行くことにしました。阪神高速が事故渋滞でしたが、余裕持ってバスに乗ったので問題なし。

まずは東京藝術大学大学美術館。

東京藝術大学大学美術館
東京藝術大学大学美術館
タイトル通りの内容ですが、芸大と宮内庁三の丸尚蔵館の所蔵品の展覧会です。三の丸尚蔵館は現在建て替え中で、建て替え後は展示面積が大幅に増えるのに合わせて国立博物館の管理になるそうで有料化される予定だそうな。

ってことで、建て替え後は永徳の唐獅子図屏風とか若冲の動植綵絵とか見たいのが常時見れるのかというと日本画などは展示日数制限があるのでそういうことはありませんので今回もわりと貴重な機会となっております。永徳のはもう展示期間終わってますが。

動植綵絵の30幅のうち10幅が展示されているのですが、これの影響かめっちゃ客が多かったです。1階の物販の辺りの写真をインスタの方に載せてます。

ここ、第1会場が3階で、第2会場が地下1階で、出口が2階を経由すると言う動線になっているのですが、エレベータが小さいの2機しかないのでこの客の多さに対応し切れてませんでした。第1会場を地下1階にして3階に上がるのだけエレベータ使わせるようにしたらだいぶましだったと思う。

ってことで高橋由一の鮭とか有名な作品も展示されてますのでかなりお奨めです。私の大好きな明治工芸も多いし。並河靖之の最高レベルの作品が最後に展示されてます。

では次。

京大vs立命大戦 2022 @たけびしスタジアム京都

ってことで西京極に来ました。どっかで時間潰す必要もなく良い時間に着きました。雨強かったらギリギリまで別の場所で過ごそうかと思ってましたけど、着いた時点では雨は降ってませんでした。

関西学生アメリカンフットボールの開幕戦です。去年一昨年とコロナでの変則開催でしたがようやく通常開催になりました。それと今年から甲子園ボウルへの出場ルールが変わり、リーグ戦で2位でも出場決定戦トーナメントに回れるという方式が廃止。つまり基本的にリーグ戦の一発勝負に戻りました。これは嬉しい限りです。しかしリーグ戦で同率1位になった場合の決定戦のスケジュールが組めるスケジュールになってないけど、どうするんだ?

第1節は暑さを避けるためにナイター開催です。コロナ前の例年は土曜に夕方から2試合したりして金土日の3日開催が多かったですけど、今年は1日1試合で初戦が木曜日となってしまいました。これだと客の入りは余計に悪くなりますな。

たけびしスタジアム京都
たけびしスタジアム京都
ほぼ50ヤードライン上を確保できました。

先に書いときますが、雨は覚悟してたんだけど、多少ぱらつくことはありましたが強くなくそれも短時間だけで、客が少なかったこともあり傘差しても後ろの邪魔にならなかったので合羽を使わずに済みました。試合前に降った雨でグラウンドはだいぶコンディションが悪かったようですが。

9月になったばかりの平日だからか、両軍とも応援団(立命は応援団は存在してなくてチアですけど)がいなくてめちゃめちゃ静かな試合でした。こういうのってリーグ戦では初めてかも。

試合ですが、能力の高いQB泉君がいるのが大きいと思いますが、最初のシリーズは素晴らしいドライブで先制。立命がもたついていたので前半は14-14のタイで折り返し、しかし後半全く点取れずで28-14で敗戦。

善戦で不様な試合ではなかったのはよかったですけど、負けは負け。何度も書いてるけど、関学立命相手でも3TD取れるようにならないと勝てないってことが今年も証明されましたな。まぁ今年みたいに2TD取れることも最近は滅多にないわけだけど。

関学立命相手だと素晴らしいドライブで取れるTDはせいぜい1試合に1回ってのも変わってないし、プレーコールに思い切りが足りなさすぎるのも毎年のことだけど、今年ディフェスもオフェンスもコーディネーターだったコーチがいなくなってるのね…去年までとちょっと変わった感じがしたのはそのせいか。

ま、選手層が薄いなりにはなんとかチームになってるし、今年の1年生も相変わらず少ないけど180cm超えがそれなりにいるのでまだ何とか耐えられるかな。まだ泉君がいる来年はスタッフの成長を期待したい。

試合時間が結構長かったこともあり晩飯どうしようかと思いつつ帰ろうとしたら出張キッチンカーが作りすぎで余ってたのをちょっと値引きで売ってたので買って帰って家で食いました。温め直さなかったんで冷え切ってたけどそれでもかなりおいしかったです。

法輪寺

今日はアメフト観戦のために午後半休をもらいまして京都へ。

午後半休と言っても始業が10時なので昼休み入れると14時45分まで働かんといかんので15時頃家を出ました。試合開始が18時30分なのでちょっと余裕があったので比較的近い嵐山にでも行こうかなと。

ほんとは福田美術館に行こうかなとちょっと思ってたんだけど、そう言えば何時閉館だっけとネットで見てみたら17時。着いたら16時を余裕で回っていたので行くの諦めました。昼休み返上して1時間繰り上げの半休にしたら良かったとちょっと後悔しましたが、絶対に行きたかったわけでもないのでまあええか。

しかし、コロナ、悪天候、夏休み終わった9月、既に夕方ってこともあって人がめちゃめちゃ少ない。2年前の第1波後の6月に来たときはもっと人いたけど。とにかく、今まで嵐山に来た中では一番人が少なかったな。

渡月橋
渡月橋
渡月橋渡ってる人は5人くらいか。雨はほとんど止んでいて、山に雲がかかっていていい感じでした。

てことで今まで行ったことなかった法輪寺へ。

本堂の手前の電電宮にお参り。

電電宮
電電宮
電気電波関係業界の発展を祈願するためのお宮なので、一度はお参りしとかんとなってことで来れてよかったですが、私は電気系技術者としてもう晩年なんで今更だけど。

珍しく、境内に入るのには拝観料不要です。

法輪寺
法輪寺
ここには渡月橋辺りも見下ろせる見晴台があるんだけど、門が閉まってて入れませんでした。残念。

ってことで、嵐電の嵐山駅の辺りまで軽く巡ってから西京極に向かいました。

展覧会 岡本太郎 @大阪中之島美術館

今日は岡本太郎展を見てきました。今日明日と「タローマンまつり」が行われてると言うことを知ってしまったので、混んでそうだけど行ってしまえってことで。できるだけ空いてるようにと16時からのを予約しました。18時閉館ですが、展示数が多いので2時間は確保しとこうと。ちなみに今までの展覧会や次の展覧会は閉館17時なのですが、混みそうだからってことなのでしょうか。

今日も肥後橋から行きましたが、国立国際美術館側から繋がってるデッキは未だ放置中で通れないのね。

タローマンまつりを先に見れれば見とこうと思ってちょっと早めに着いたんだけど、

タローマンまつり告知ポスター
タローマンまつり告知ポスター
めちゃめちゃ並んでて30分以上は掛かりそうだと言われたので並ぶのは諦めました。最悪明日見に来ればいいかと。
タローマンまつり会場
タローマンまつり会場
この写真の右の方にずらっと並んでました。

ちなみにタローマンとは最近NHKでやってたミニ特撮番組です。50年前に放送されていたという設定になってます。予想以上に人気が出たからか再放送は何度もやってます。5分(本編4分+サカナクションのインタビュー1分)の10話分です。初回放送は全て深夜(0時半とか1時とか)でしたが、再放送の方が見やすい時間だったりします。岡本太郎展は主催にNHKが入ってて今後東京愛知と巡回するのでしばらくは何度も再放送されると思います。

予約の16時まで時間があったので2階の無料の展覧会を覗きました。赤鹿麻耶と言う写真家の展覧会です。

 赤鹿麻耶「Osaka Directory 1」
赤鹿麻耶「Osaka Directory 1」
キャプションと言っていいのか、本人のものと思われる手書きのコメントが作品の横に書かれてたりしてます。

15時52分くらいだったか、ふらっと会場に向かうエスカレータの所に行ったら16時から予約者の入場が可能になっていました。タローマンまつりを見る余裕が増えるのでささっと入場。

展覧会 岡本太郎
展覧会 岡本太郎
大混雑だったら嫌だなぁと思ってましたが、確かにめっちゃ混んではいたのですけど、ストレス溜まるほどではなかったです。

中の様子はインスタの方に貼ってますが、ビデオ映像展示以外は全面的に撮影可でした。動画撮影は不可。

インスタにも書きましたけど、大きい作品が多いのでちょっと下がって見たりしますが、キャプションの文字がやたら小さくて覗き込まないと読めないので下がったり近寄ったりでめちゃめちゃめんどくさかったです。キャプションをカメラで撮ってからカメラで読んだりしてました。

写真はこっちにもちょっとだけ追加しときます。

座ることを拒否する椅子
座ることを拒否する椅子
私もちょっと座りました。

これがタローマンの顔の元ネタかな。

若い太陽の塔
若い太陽の塔
展示数が多いのと撮影可だったこともあり、見終わるのに1時間40分ほど掛かりました。

物販はわりとおもしろいのが多くてちょっと欲しくなったりしましたが、買いませんでした。レジ行列が凄かったです。買ってたらタローマンまつりは見れなかったと思う。タローマンまつり見てから戻れば買えたかもしれないけど。

見終わって17時35分頃に下に降りてみたらタローマンまつりの行列は解消していたんで待たずに中に入れました。これで明日来なくて済みました。インスタに1枚貼りましたが、もう1枚貼っときます。

タローマンまつり
タローマンまつり
サカナクションのコレクション展示コーナーは行列になっていて10分くらい待たされましたが、結局展示物は全部見れました。よかったです。

展示のキャプションとかも全て1972年頃のものだという徹底ぶりでした。真に受ける人いるのだろうか。

この1階のホール、開いてるのを見たことなかったのと資料には講堂と書かれてるのもあるので客席が映画館みたいな固定椅子のホールだと思ってたのですけど、全然違って多目的スペースでした。これだと今回みたいに色々使えそうで大正解ですな。

展覧会自体もなかなか良かったです。キャプションは文字大きくして作り直した方がいいと思いますけど。

岡本太郎の代表作には公共物が多いのででかい作品とかを見るにはあっちこっちに旅行することが必要ですな。

ってことで、満足です。

これでまたしばらく展覧会の予定は無し。でも山王美術館の新築移転オープンはわりとすぐに行くかも知れない。京都市京セラ美術館のアンディ・ウォーホルは会期が5ヶ月近くもあるので早めに行かなくても大丈夫そうなので涼しくなったら行くかな。平日と土休日で値段が違うのが鬱陶しいですな。

このSHIP’S CAT (Muse)、夕方以降はヘルメット部分が光るのね。知らなかったです。

ヤノベケンジ SHIP’S CAT (Muse)
ヤノベケンジ SHIP’S CAT (Muse)
帰りは福島の方に向かいまして、ちょっと遠回りして以前テレビで見て気になっていたPhilo & Co.という洋菓子屋に寄りまして、ケーキとプリンとクッキー買って帰りました。有名パティシエの店なのに高価じゃなくて気楽に買えるのがいいですな。ちなみにプリンが税込300円。

あ、そうそう、これ書いてるのはタローマンまつりが終わってからですけど、速報性が必要かなと思ったときには先にインスタに上げてますのでインスタチェックしてください。

特別展 河内長野の霊地 観心寺と金剛寺 @京都国立博物館

次は京都国立博物館へ。三条まで歩いて戻って京阪使おうかなと思いましたが、東大路に出たところでバスが来たので乗ることにしました。相変わらず五条坂までは渋滞が酷かったんで時間掛かりましたけどラッキーにも座れたので楽できました。バスが混んでたのがあれでしたが、窓開けてたりして換気はしっかりしてそうでしたが。

ってことで、17時過ぎに現地着。

京都国立博物館
京都国立博物館
京博は金土は20時まで開館なのでこの時間でも余裕です。

展覧会はタイトルの通り、大阪の観心寺と金剛寺の展覧会です。どちらも京博中心に行われた最近の調査結果の成果発表って感じだそうな。金剛寺の日月四季山水図屏風が国宝に昇格したのが数年前で、一度見ておきたかったので楽しみにしてました。

ニコ美のこれを見てから行くとかなり楽しめると思います。3時間半とかあるので長いけど。

上のニコ生でもコメントされてましたが、ガラガラでした。最後の方だと展示室に私だけとかってこともあったりして。

京博の新館は元々は常設展用なので丸ごと特別展に使うと凄いボリュームになるので今回の特別展は2階と1階だけです。3階は常設展の時と同じ考古中心の展示です。本館の工事が進む気配がないですけど、さっさとやって欲しいもんだ。新館で特別展やるよりは狭くなるけど工事で広くはなるようだし。

金剛寺の本堂の三尊は数年前までの本堂改修中は京博と奈良博に別れてずっと展示されていて展示中に国宝に昇格したので憶えてる人は多いと思いますが、既に本堂に帰られているので展示されてません。観心寺の本尊は秘仏で年に1回2日間しか公開されてないので有名ですので当然展示されてませんが、模刻像が展示されています。

金剛寺では酒を造っていたそうで、信長からの酒の礼状や秀吉からの酒の造り方などのリクエストの書状などなかなか面白い文書も展示されてます。

国宝の両刃の剣が展示されていますが、記録を見ると何度か見てるはずなんだけど全然憶えてません。こんな凄い剣憶えてないのがおかしいんだけどなぁ。ちなみに普通の刀じゃなくて不動明王が持ってるようなまっすぐの両刃の剣です。

キャプションが多くボリュームたっぷりなので結局1時間40分近くいました。満足です。美術品の展覧会ではないので美術好き向けではないですが、こういうのが好きな人にはお奨めです。仏像好きだと凄いちっちゃい厨子入愛染明王坐像が感動するかと。厨子全体で10cmほどだそうです。

帰りはまたたまたま洛楽でして、空いてたので余裕で座れました。

ってことで休み中のおでかけの予定は終了。残り3日はだらだらします。散髪とか買い物とかは行くけど。

綺羅めく京の明治美術ー世界が驚いた帝室技芸員の神業 @京都市京セラ美術館

今日は京都へ。

まずは京都市京セラ美術館へ。ここに来るときは地下鉄使うメリットが全然無いので京阪の三条から歩くのですけど、酷暑だと辛いのでちょっと迷いました。今日は曇ってて酷暑って感じでも無かったのであまり問題なかったです。行きの京阪も空いてました。ちなみに京橋からだと座れない可能性が高くなるので北浜から乗ってます。帰りは京橋で降りてJRですけど。

ってことで15時過ぎに現地着。明治期の帝室技芸員(今の人間国宝みたいな感じ)の作品を集めた展覧会です。明治期の工芸は大好きな分野なので見とかねばってことで。

京都市京セラ美術館
京都市京セラ美術館
タイトルに「京の」とあるように京都の人の作品ばかりとなっています。宮川香山は横浜に移ってから活躍した人ですが、そういう細かいところまではこだわってないようですが。

知らない名前の人も多かったですけど、かなり良かったです。竹内栖鳳の熊の絵がおもしろかったな。1時間ちょっといました。

細かい仕事の作品が多いので単眼鏡を持っていくのがお奨めです。

四天王寺 千日詣り 万灯供養 2022

(最新の万灯供養のエントリはこちらから)

6日から15日まで夏休みでして、展覧会に行ったりしてますがとりあえず万灯供養のことをまず書いときます。(後日に展覧会とかの記事は追加してます)

今年も四天王寺に行ってきました。16日までですが、今年も千日詣りの日(毎年8/9,10)にしました。

今年も例年とは違っていて去年とほぼ一緒。やっぱりめんどくさいのでオフィシャルサイトのお知らせからコピペ。

①ローソクへの記入はご自身でお書きいただきます。例年のローソクをお書きするスタッフはいません。
②中心伽藍の入口で「預かり箱」に預けていただきます。ご自身でローソクを立てる場所の指定はできません。
③エリア制限をしており、砂利の上、ローソク立ての近くまでいけません。回廊のみ通行可能。
④開始と終了の時間帯が1時間前倒しです。万灯供養法要は午後5時~午後8時まで。

3番目が去年とちょっと違っていて回廊全部歩けるようにはなってましたので講堂だけは外からお参りできました。

ってことで今年はハルカスをバックに撮影できました。

四天王寺金堂と五重塔とハルカス
四天王寺金堂と五重塔とハルカス
コロナ前と違ってロウソクを一旦預ける形なので今年は今までで一番きれいにロウソクが並んだ写真になってます。過去のと比べてもらうとよくわかる。

六時堂は今年も上まで上がれず。

六時礼讃堂
六時礼讃堂
今年の千日詣り法要は聖霊院 太子前殿だったようで、私は千日詣りできてなかったかも。まぁいいですけど。

今年は露店が多少増えてました。スマートボールとかの娯楽な露店とかも。

四天王寺 石鳥居
四天王寺 石鳥居
今年は釣鐘饅頭の店が閉まってたので買えず。その代わりと言っては何だけど石鳥居前の店で冷やし飴飲みました。テレビで知ったんだけど、手作りで(そりゃそうか)こだわって作ってるらしい。かなり濃くて甘いんだけどしつこくないギリギリの感じでよいですね。こういう手作りの冷やし飴飲むのは何年ぶりだろう。

イスラエル博物館所蔵 ピカソ ― ひらめきの原点 @佐川美術館

今日もおでかけです。ちょっと遠出。守山市の佐川美術館に行ってきました。

美術館は琵琶湖の東側ですが、湖西線の堅田からバスで行くのがJRもバス代も安くて速いです。大阪からだとJRの電車賃は一緒なんだけど、大阪京都の回数券使ったばら売り方法だと堅田の方が安い。でも回数券もそろそろ販売終了ですけど、回数券が使えなくなったら京都駅と大阪駅で一旦改札出るってやり方が必要になっちゃいますな。

オンライン前売りの時間予約制だったのですが、15分刻みなので遠くから行く人には不便ですな。電車やバス遅れたらどうするんだと思いました。まぁ多少融通利かせてくれるんだろうけど。

ってことで、13時30分~13時45分の入場予約にしてたんだけど、JRもバスも遅れはなかったので13時30分過ぎに現地着。

佐川美術館
佐川美術館
下調べはあまりしてなかったんだけど、めちゃ立派な美術館です。

常設展示室が広く、全部丁寧に見てるとかなり時間が掛かります。

展覧会はイスラエル博物館館所蔵のピカソの展覧会です。

佐川美術館
佐川美術館
展示されてるのは版画が多いと知ってたのでバルセロナのピカソ美術館で見たモノクロの線画のようなものばっかりなのかなと思ってて今回は見送ろうかと思ってたのですけど、そんなことはなかったです。と言っても油彩画はだいぶ少ないのですけど。

と言うことで、かなり面白かったので見にきといて良かったです。しかし、ここまで来るのはめんどくさすぎるので見たくなる展覧会をここではあまりやって欲しくなかったりして。

ここには国宝の梵鐘があるのですけど、展示されてませんでした。

常設展は平山郁夫の展示室があって、スケッチ的な水彩画が結構展示されててそれが良かったな。

常設展はかなりさらっと見たので特別展含めてトータル70分ほどで見終わっちゃいました。で、バスの本数がやたら少ないので結構待つことに。

帰りは守山駅経由で帰ることにしましたが、あまりうまくいかなかったので堅田経由にしたら良かったとちょっと後悔しましたが大したことありません。

美術館の近くには閑散とした商業施設として一時有名になったピエリ守山があるのですけど、2km位あるので徒歩だと遠すぎるので寄りませんでした。

ドレスデン国立古典絵画館所蔵 フェルメールと17世紀オランダ絵画展 @大阪市立美術館

今日は展覧会に行ってきました。フェルメールの窓辺で手紙を読む女の修復記念て感じですかね。壁に隠されたキューピッドの画中画が本人が隠したものではなかったことが判明したのでキューピッドの上に塗り重ねられた絵の具が修復で取り除かれてから国外初公開と言うことだそうです。

大阪市立美術館
大阪市立美術館
現地に着いたらちょろちょろ人が中に吸い込まれて行ってたのでちょっとヤバいなと思っていたら案の定かなり混んでました。ちょっと後悔しました。

ほんとは夏休みを来週にする予定だったんだけど、仕事の都合で今週にしたら案の定同じ時期に夏休み取ってる人多いんだろうなって感じで平日なのに大阪の展覧会ではかなり多い方でした。コロナ前と比べても普通に混んでる方。

会場入ってすぐに映像流れてますが、立って見ることになります。実は階段裏に講堂があるんですけど、そこでも同じ映像が流れてまして座って見れます。第1会場から第2会場に行く途中に前を通りますので最初の映像はスルーで大丈夫かと。

この映像ではキューピッドの画中画を上から隠したのはフェルメール本人ではなかったと納得できる内容になってます。

で、展覧会ですが、私の好きなフェルメールと同時代のフランドル絵画が多く展示出れています。あの時代のオランダ周辺はプロテスタントなので偶像崇拝的な宗教画が少なくて風俗画が多かったりするので知識がない人にも親しみやすいですな。

冬にスケートとかをしてる絵があるのですけど、ウンコしてる人が描かれてるのですけど気づかない人は多いかな。

ちなみに2階の常設展はやってません。

トータル70分ほどいました。

ってことで既に混んでるので空いてるのを狙うのが難しいですけど、なかなか良い展覧会だと思います。フェルメールメインの展覧会だとフェルメール以外が何じゃこれって展覧会もあったりしますがそういうことは無かったです。

この展覧会が終わると改修工事で長期休館なのでここにはしばらく来れなくなります。再開2年半後かぁ。展覧会呼びやすくなる改修だと良いなぁ。

この後岡本太郎展を見に行こうかなとちょっと思ってたのですけど、ここの混雑具合を見て断念しました。

\帰りにはてんしばの「産直市場よってって」でちょっと買い物しました。水茄子を試しに買ってみたんだけど、今まで浅漬けとかを定食屋で食ったことは何度もあるのですが生で食べてみることにしました。めっちゃおいしかったです。スティック状に切って醤油掛けるだけでもうまい。オリーブオイルとクレイジーソルトを混ぜたのに付けて食ったりしました。

スコットランド国立美術館 THE GREATS 美の巨匠たち @神戸市立博物館

ってことで主目的の神戸市立博物館へ。事前予約で17時からにしていたのですけど、暑さを避けるために地下街や商店街を通ってたんだけど、時間に余裕あったんでどうしようかなと思ってたらカルディが全品10%引きのセール中だったのでこりゃありがたいと寄りまして、荷物にならん程度に2点ほど購入。ちなみに片方は白トリュフ塩です。超愛用してます。

現地着。これは帰りに撮ったんだけど。

神戸市立博物館
神戸市立博物館
展覧会はスコットランド国立美術館の所蔵展で、タイトルの通り巨匠と言っていい画家の作品が多いです。あまり知られてないスコットランドゆかりの画家の作品もそれなりの数がありますけど。

金曜土曜は19時半までの夜間開館ですが、土曜だけ17時30分から全作品が撮影可となっておりまして、会場が2階と3階があるのですけど3階を見終わったくらいに17時半になったのでとりあえず2階に降りて写真を撮りつつ鑑賞。全部見た後3階に戻って一通り撮影。

撮影目当てに来た客もそれなりにいたと思われますが、めちゃめちゃ混んではいませんでした。こんな感じ。

神戸市立博物館
神戸市立博物館
スマホのでかいシャッター音を鳴らす人が多いと鬱陶しいだろうなぁと思いましたがそんなにいなかったので普通に見れました。大して混んでなかったのが大きいかも。私はデジカメ使ってたのでシャッターそのものの音が軽く鳴る程度です。撮影可の時は「これ見たことあったっけ?」が解決しない状況をちょっとは減らせるので撮れる時は撮ってます。

展示点数が海外美術館の所蔵品展としては92点と多めだし、見終わってから撮影しに戻ったりしたので90分ほど掛かりました。2階の常設展示室には国宝の銅鐸とかが展示されてますが、見たことあるし疲れてるし別料金だしで今回はパス。展覧会の客は割引にはなるんだけどね。

で、お奨め度ですけど、エジンバラなんて一生行かないかもしれんと思う美術ファンなら見ときましょうって感じ。ざっくり調べたところ私は今回で見たいなと思う絵のほとんどが見れてるかも。フェルメールは4年前のフェルメール展で見てるし。

今後どうなるかはわかりませんが、私のようにちょっと早めに来て見終わったくらいに17時半の撮影可の時間が来る感じが良いかも。で、撮りたいやつを後で撮ると。ま、土曜だけの話ですけど。

帰りは梅田のマルマンにまた寄りましていつものミックスグリル食って帰宅。

これ書いてるのは日曜の夜ですけど、かなり疲れたのかこの日は9時間半寝ました。久々によく寝れたので体調は出かける前よりも良くなってたりして。