特別展「あやしい絵展」@大阪歴史博物館

今日は展覧会を見てきました。展覧会自体は感染リスク低いので移動の時の方が気を遣うので近場だとわりと気楽に行けます。同じ人と長時間一緒に居るのが嫌なんだけど、展覧会だと見るペースを周りとずらすだけでリスクは減らせますが、電車移動とかだと同じ人とずっと一緒に座ることになったりする可能性が高いけど近場だと乗車時間短いのでそんなに問題なしと。どうしても京都に行きたくなったらたぶん京阪に乗ることになると思うけど、人の入れ替わりが激しい準急とかで行こうかなと思ってますが。

場所は大阪歴史博物館。東京で開催済でメディアでも色々紹介され人気だったようで、こっちでもわりと人気でそうな展覧会なので初日に見ることにしました。こういうときは様子見しないでさっさと行くに限る。

海外からは借りにくくなってる今日この頃、この展覧会も国内所蔵品をかき集めたって感じの展覧会です。

大阪歴史博物館
大阪歴史博物館
遅めがいいなと思って3時半頃に着いたんだけど、想像以上に混んでました。作品一つあたり一人以上はいた感じ。4月24日にもここに来ましたが、同じ土曜でガラガラだったのになぁ。場内アナウンスで2mの間隔を空けろと流れてましたけど、絶対に無理。

内容ですけど、初見の絵が多く、面白い絵が多かったので良かったです。

ここは展示室が狭いので展示替えで結構入れ替わりますが(前期後期に別れてますが、全部見ようとするとたぶん3回行かないといけない)、もう1回見に行くかどうか悩みましたが、作品リスト見て吟味しましたが行かなくてもまあいいかな。

今のところ行くのを決めてるのはハルカス美術館(めちゃ近い)のポーラ美術館コレクション展くらいで、夏の奈良博(奈良へは近鉄乗るだけだし、遅めに乗るとわりと空いてる)の所蔵品展はとりあえず見に行こうかなと思ってます。京都はこの夏は多分行かない。同じ内容のが近場でやるなら行ったかもって言う展覧会はあるんだけど。

春に東京に行けたら見に行きたいなと思ってた展覧会ですけど、モンドリアン展はもうすぐ愛知で行われますが、図録で我慢することにしました。もう一つはミネアポリス美術館展でMIHO MUSEUMで秋に行われる予定ですけどこっちもたぶん見に行かない。

聖徳太子1400年遠忌記念 特別展「聖徳太子と法隆寺」後期展示@奈良国立博物館

(詳細は前期展示の方でどうぞ)

我慢できなくなって行ってきました。展示替えはそんなに多くないですが、聖徳太子の直筆とされている法華義疏と国宝の日本書紀の「和をもって貴しと為す」の所を見たかったので。今回は1時間ほどで見れるだろうと思っていたので日曜の最後の枠にしようかなと思いましたが、日曜美術館で放送されると知ったので当日客で混むと嫌なので前日の土曜にしました。

前期展示はGW直後の平日に行ったのですが、今回は土曜と言うことでしたが、遅めの枠にしたので家を出たのも遅かったので電車も混んでなくて奈良公園も多少人はいましたが博物館も大して混んでなくてほっとしました。

と言うことで予定通り1時間ほどで出ました。

帰りに今回もみむろ(もなか)を買って帰ろうかと思ったら売り切れてました。生産数絞ってるのかな。

紀三井寺秘仏御本尊《よみがえり御開帳》

カスタマイズは一旦終了と書きながら我慢できなくなってずっといじってる私ですが、細かい修正についてはここにはわざわざ書きません。レスポンシブだとサムネイル画像として指定しているのに使ってくれないのが直らないのですけどどうしようもないっぽい。画像を作らなくするとオリジナル画像を使われちゃうし…(5/8にやっとこさ対応できました。5/1の記事に追記してます。でも吟味した結果5/13に対策前に戻しました。)

では本題。今日もお出かけしてきました。緊急事態宣言中は出歩くなとは言われてますが、感染リスクが明らかに低い行動ならまあいいだろうと。

今日は和歌山の紀三井寺に行ってきました。紀三井寺の秘仏本尊は50年に1回しか開帳されませんで、それが去年だったのですけど新型コロナのおかげで長期間開帳停止になっちゃったのでその分今年も開帳してくれることになりまして、平日なら人出も少ないだろうと言うことで今日行ってきました。

50年に1回の開帳ですけど、花山法皇の没後1000年で2008年から2010年に掛けて西国三十三所の秘仏本尊が順番に開帳されてたときの2009年にも開帳されてますので絶対に50年に1回かと言うことでもありませんが、しかもその時にも私は来ているので見れてないわけでもないのですけど、真数(ほんとに手が1000本ある)千手観音を見る機会はなかなかないのでやっぱり拝んどきたい。特別開帳ってのはいつやるかわからないし50年後は仮に生きてたとしてもここに来るのはまず無理だろうし。

で、今回も紀州路快速和歌山経由で紀三井寺へ。GoogleMapに導かれて行ったんだけど、車用のスロープからになってしまって正面から行けませんでした。正面はこれ。

紀三井寺の境内に向かう階段
紀三井寺の境内に向かう階段
でも心臓の悪い私なのでこれ見たら登る気無くしてたかも。

と言うことでこれが本堂です。駅から境内に入るまで参拝客らしき人に全く出会わなかったのでもしかして誰も居ないのかと思ったりしましたが、さすがにそこまでではなかったですが、見かけたのは合計5~6人くらいかな。と言うことで撮った写真にも人が写ってません。

紀三井寺 本堂
紀三井寺 本堂
本堂の奥から秘仏が安置されてる大光明殿に入れるようになってまして、秘仏本尊は十一面観音ですが、千手観音も同じく50年1回開帳の秘仏となっています。特別拝観料1000円。お堂には私しか居なかったので(監視はされてましたけど)、じっくり拝めました。

手がほんとに1000本ある(欠損してるのが多いけど)真数千手観音は拝見コンプリートしてみたい仏像の一つですけど、地方にもあったりするのでなかなか難しいかな。

帰りは正面の階段から下りて、サクッとどこにも寄らず帰宅。雨を覚悟してましたが結局全く降られずラッキーでした。

これでこの春行きたいところには行けました。東京で展覧会見たかったけど巡回先で見るしかないか。でも大阪京都じゃないので行くのが面倒なんだよね。

これでまた当分予定無し。しばらく引きこもります。

聖徳太子1400年遠忌記念 特別展「聖徳太子と法隆寺」@奈良国立博物館

今日明日も有休をもらってまして9連休でして、今日は平日で人出も少ないだろうってことで奈良国立博物館で展覧会を見てきました。奈良は緊急事態宣言対象ではないので開催中。ちなみにネットでの予約が必要です。

電車も空いてて、奈良公園には観光客はちょろちょろいましたが大していませんで、一応期待通り。

17時閉館で最終の15時30分から入場の予約にしようかなと思ってましたが、展示内容が盛りだくさんで見切れなかったら嫌だなと言うことで14時30分からの予約にしました。きっちり14時30分だと行列できてるかなと言うことで7分ほど遅めに現地に着いたら誰も居ませんでした。ってことで中もわりと客は少なくて楽に見れました。密とは無縁で一安心。

特別展「聖徳太子と法隆寺」
特別展「聖徳太子と法隆寺」
で、展示内容ですけど、これが凄い。法隆寺の寺宝を惜しげもなく展示しています。

個人的にこの展覧会をどうしても見逃したくなかったのは上の写真の右側の国宝の聖徳太子像が展示されるからです。これは秘仏で普段は見れませんで、毎年開帳はされるんだけど開帳日に行ってもお供え物とかが邪魔で結局見れませんで、法要に頑張って参加してると法要が終わったら見せてもらえたりするそうですが、とにかく拝見するのが超困難な国宝仏像として有名なのです。と言うことでじっくり見れました。とても満足です。

上の写真の左側は金堂の国宝の薬師如来ですが、普段見れない光背の裏の銘文も見れる貴重な機会です。

聖徳太子の肖像と言えばこれという日本最古の肖像画とされている超有名な聖徳太子二王子像も展示されてまして、5月16日までしか公開されません。で以降はこの絵の模本(模写)が展示されます。東京会場も模本。古い仏画とかだと劣化で何描いてるかわからんのが多いですけど、8世紀の作とは思えないほどきれいでした。

玉虫厨子は何度も見てますが、玉虫の羽根が目立つ場所はあまりないのですけど、その辺は確認できてましたが、パピリオ(双眼鏡)でよく見ると正面の上の方とかかなりいっぱい残ってるのが今回初めてわかって嬉しかったです。

と言うことで他の展示もかなり凄くて書き切れません。とにかく必見。後期も見に行きたい。

めちゃめちゃじっくり見てたわけでもないのに結局1時間半ちょっと居ました。15時半予約にしてなくてよかった。

仏像館(本館)では吉野の金峯山寺の仁王門が工事中ってことで仁王像が出張展示中。この2体だけ撮影可でした。

金峯山寺仁王門 金剛力士立像
金峯山寺仁王門 金剛力士立像
めちゃでかい。どうやって中に入れたんだ?寝かせると入るのかね?

全く金を使わないのもナニなので商店街のダイソーで買い物しまして、駅の土産物コーナーで「みむろ(最中)」を買って帰りました。

動物絵画はお家芸 @大阪歴史博物館

今日は展覧会を見てきました。明日から緊急事態宣言期間と言うことで駆け込みで出かける人が増えそうな予感しまくりですけど、その中の一人になってしまいますけど、まぁ空いてるだろうなと思ってたので恐る恐るですが朝から出かけました。開館が9時半ですけど開館前に並ぶのも嫌なので開館のちょっと後に。私は耳鳥斎が大好きなので耳鳥斎が展示されてると知ったら見に来たくなってしまいます。

これは帰り際に撮った写真ですけど。ガラガラというか、スカスカでした。

大阪歴史博物館
大阪歴史博物館
ここは特別展の時には常設展は別料金ですが、今回は「特別企画展」で特別展ではないので料金も常設展価格で常設展も見れます。
ということで、10階の常設展から見始めました(順路は下りエスカレータしかないので無理に逆方向で見ようとするとエレベータ移動だけになります)。大阪城がいい感じで見れる休憩所とかあります。ガラスに映り込みまくるのでスマホだとまともな写真は撮れませんが。この写真も写りこみを完全に抑えられませんでした。
大阪城
大阪城
で、客は常設展部分でフロアごとに2~3人、企画展のフロアでも10人もいなかったんじゃないかと言うことで拍子抜け。

大阪でここ数年に文化財登録されたものの展示とかがありまして、横山ホットブラザーズの衣装や小道具とかも展示されてました。当然ノコギリも。こういうのも文化財なんや。

動物絵画はお家芸
動物絵画はお家芸
企画展ですが、森狙仙とその兄弟の動物作品を中心とした展覧会となってます。応挙作品とかもありますが、見たことない絵ばっかりでしたので良かったです。

明日25日からは臨時休館で、緊急事態宣言解除予定日から会期末まで数日しかないですけど、常設展価格で見れるので常設展を見たことない人なんかにはお奨めできるかな。ここはたぶん空いてるでしょうし。

マンガで世界を変えた男 手塚治虫のクリエーション @阪急うめだギャラリー

今日の最後は阪急うめだギャラリーでの手塚治虫の展覧会。アサヒメイトだと無料です。昼だと混んでるかなと言うことで18時頃に訪問。案の定客はほとんどいませんで、私が居る間は10人いなかったかと。

阪急うめだギャラリー
阪急うめだギャラリー
ここはスペースが狭いので大した規模ではありませんが、ブラックジャックの有名な場面の原稿などが展示されてます。半分が琳派風の現代コラボ作品だったりしますが。無料なので文句なし。と言ってもアサヒメイトを使う機会もだいぶ減っちゃったので年会費考えたら無料って感じでもないんだけど。

ってことで、Apple Watchを持ってると勝手に歩数を数えてくれますが、退院後初めて1万歩超えました。16000歩超え。でも特にしんどくなかったので予後は順調のようで。まぁ心臓に負担が掛かり続けるようなことしてないしね。心筋梗塞に気づいてない頃もしんどいなぁと思いつつ出かけてたし。

ギャラリーの目の前では現代版画(アニメなどが題材だったり)の展示販売や宇宙兄弟の無料展示などなどが行われてました。4/5までですぐ終わっちゃいますけど。

背割堤の桜 2021

2年ぶりに背割堤に来ました。去年はコロナで来れなかったわけではなく、去年のこの日に私は手術してました。この時間帯は真っ最中で全身麻酔で意識無し。手術中は人工心肺で心臓は止まっとるし。

今年も遅めに来たので人は少なめ。やっぱり2年半前の台風の影響を気にしてしまいます。今年は一方通行になっていて、西に向かって歩いて行くので夕方だともろに逆光になってしまうので動画とか撮りたかったらもうちょっと早く来ないとダメですな。

背割堤の桜
背割堤の桜
桜も生き物なのでいつかは3年前より凄くなるんだろうけど、そうなるまで私は生きているのだろうか。まぁ今でもここほど凄い場所はあまりないと思うので、できるだけ来たいと思ってます。しかし、なんでここは他より木のサイズがでかいのだろうか。

特別展 鑑真和上と戒律のあゆみ @京都国立博物館

今日は久々に京都へ。行くのだいぶ迷いましたが。行った先は密とは無縁の場所ばかりなのでリスクは低いんだけど、移動が嫌なのよね。ってことで、今回も有休もらって平日。もうちょっと後でも良かったんだけど、桜の季節なので。

まずは京博。唐招提寺の鑑真和上像がメインの展覧会です。

鑑真和上像は毎年6月の3日間しか開帳されませんが、今は御影堂が工事中なのでその開帳もありません。展覧会だとじっくり見れますけど、以前に奈良博でやった展覧会で見てるのですよね。

京都国立博物館
京都国立博物館
鑑真が戒律を日本の仏教に伝えに来たと言うことで、戒律がメインテーマとなっています。なので、展示はめっちゃ地味。正直マニア向けなのでお奨めってほどじゃないです。

ちなみにガラガラでした。

ってことで次。

南海ホークスメモリアルギャラリー

更新が前後するので見逃されちゃうかな?まあええか。

久々に出社したので帰宅時にちょっと寄り道してパークスの南海ホークスメモリアルギャラリーを覗いてきました。故野村克也さんのユニフォームとかがようやく展示されるようになったと言うことで。

南海ホークスメモリアルギャラリー
南海ホークスメモリアルギャラリーの野村さんの展示コーナー
人があまり来ない上の奥の方にあるのでちょっと寂しいですが、まあしゃあないか。無料です。ちなみにパークスの1期開業時は別の場所にありました。

ショック・オブ・ダリ @三重県立美術館

今日は休みをもらいまして久々のプチ遠出。津にある三重県立美術館に行ってきました。平日だったら近鉄特急も空いてるだろうし美術館も空いてるだろうしってことで。もうちょっと前に行きたかったんだけど、緊急事態宣言中は対象地域からの来館はするなと言うことだったので行けなかったので解除を待っていくことにしました。

家からは近鉄特急で。ひのとりに初めて乗りました。これは帰りに津駅で撮った写真ですが。

近鉄特急ひのとり
近鉄特急ひのとり
案の定ガラガラで、同じ車内には4~5人ほど乗ってただけだったかと。

ってことで、津から徒歩で現地へ。ここに来るのは2度目ですが、もう9年も前か。

三重県立美術館
三重県立美術館
展覧会はダリの展覧会で、フルのタイトルは「ショック・オブ・ダリ ― サルバドール・ダリと日本の前衛」です。ダリ作品を多く所蔵している福島県の裏磐梯にある諸橋近代美術館の所蔵品とダリに影響された日本人の作品が並んでいます。諸橋近代美術館は一度行ってみたいんだけど、大阪からだとあまりに遠いのでこの展覧会くらいは行っとこうかなと。

展示されてる諸橋近代美術館の所蔵品は25点ほどでして、諸橋近代美術館はダリ作品を400点ほど持っている世界有数の美術館なので25点だと物足りませんな。

ってことで、案の定平日なのでガラガラでした。でかい展示室ごとに3~4人って感じ。

日本人の作品が多いのですけど、戦前からダリの作品に影響を受けた日本人がいっぱいいたのねと言う感じで新鮮でなかなか良かったです。

写真撮影は不可でしたが、有名な唇の椅子(当然レプリカですが)が撮影コーナーとして用意されていました。座るのも可。

メイ・ウエストの唇
メイ・ウエストの唇
私は本物をダリ美術館で見てますが。

常設展も見てきました。ゴヤの版画が多く展示されてたりなかなか良かったです。ムリーリョなんかも持ってるのね。って調べてみたら前回も見とるがな俺。他には藤田嗣治の作品ではかなり有名だと思われる「猫のいる自画像」も展示されています。

ってことで、柳原義達記念館の彫刻作品もさらっと見てから雨の中を駅まで戻り、どこにも寄らず帰りもひのとりに乗って帰宅。帰りもガラガラでした。

ってことで諸橋近代美術館に行きたくなってしまいました。いつになるかわからんけど東京遠征のついでに行こうかな。初日は東京に行って2日目の朝から行けばその日に大阪には帰って来れそうだ。