ロンドン・ナショナル・ギャラリー展 @国立国際美術館

今日も展覧会に行ってきました。国立国際美術館でのロンドン・ナショナル・ギャラリー展です。

これは帰り際に撮った写真ですが、混雑防止のため一気に客を入れることはなく並ばせていました。

国立国際美術館
国立国際美術館
真ん中に写ってる黒い壁は今建設中の大阪中之島美術館です。思ったよりでかい。

今日も事前予約必須ですが、私は身障者手帳持ってるので無料で事前予約も不要でした。しかし、予定人数に達してた場合は入場不可の可能性ありと言うことでしたが問題なく入れました。身障者なので外で並ばされることもなかったのでよかったです。

ロンドン・ナショナル・ギャラリーは所蔵品をまとめて貸し出さないので有名でして、海外での所蔵品展が今回初となっています(今回は東京展の巡回)。新型コロナのせいで会期がずれたり色々ですが、イギリスも観光客いないのですぐに返す必要は無いようで、1月までやってます。

ってことで、超有名作品はゴッホのひまわりくらいですが、フェルメール、ベラスケス、ゴヤ、ターナー、レンブラントなど日本ではあまり見られないメジャーな画家の作品も多いです。次の機会はまず無いので見ときましょう。ちなみに結構混んでました。関西の展覧会としてはコロナ関係なく混んでる方と言えるレベルで混んでました。人が何重にもなってるのはフェルメールとひまわりくらいでしたけど。これくらいなら大丈夫という判断なのでしょう。事前予約ありなので売り切れてればいつ行ってもこんな感じなのでしょうな。

ついでに見れる地下2階のコレクション展は現代アートの展示ですが(現代美術館なので当然ですけど)、ステラ、ロスコー、リキテンスタイン、ウォーホルなど私でも知ってる人の作品も多く、こっちもお奨めです。ジャコメッティのヤナイハラも展示されてます。ちなみにウォーホルのある展示室、私見逃してました。動線がわかりにくくてスルーしてしまってた。まぁ私はタダで見れるのでまた行こう。

天平礼賛 @大阪市立美術館

今日も展覧会を見てきました。近場なら電車に乗ってる時間も短いので気楽に行けます。

今日は大阪市立美術館での天平文化をテーマにした展覧会です。

大阪市立美術館
大阪市立美術館
天平文化にちなんだものと言うことで天平時代のモノだけではなく色んな時代のが展示されています。

正倉院宝物だった布の残欠などは明治時代に政府が外に出したそうで(民間じゃなくて東博所蔵になってますが)結構多く展示されてます。

蘭奢待を織田信長が切り取ったときの東大寺の坊さんが書き残した記録が展示されてておもしろかったです。

あと、東大寺法華堂の執金剛神立像を快慶が模刻したものを初めて見ました。これも見れて良かったです。

ってことで、わりと空いてたので気楽に見れました。

2階のコレクション展示も重文の仏画がずらっと並んでたり、横山大観の絵などわりと見応えあって良かったです。

行き帰りはてんしばを通りましたが、賑やかでした。

てんしばとハルカス
てんしばとハルカス

第72回 正倉院展 @奈良国立博物館

今日は会社を午後半休しまして奈良へ。正倉院展を見てきました。

身障者手帳持ってて無料でも事前予約が必要と言うことでしたが、わりとあっさり売り切れてたので半分諦めかけてたんだけど、キャンセル分をなんとか確保できまして、でも選択の余地がほとんど無かったので金曜の最後の18時入場分となりました。

奈良国立博物館
奈良国立博物館
ってことで、18時ギリギリに着いたんだけど、結構並んでたので、まずは本館(なら仏像館)を見学。こっちはたぶん正倉院展とは別料金だったと思うんだけど、身障者手帳持っててタダなので問題なし。さらっと15分ほどで見終えまして、行列に並びました。結局列に並ばずに入場するには30分過ぎまでかかったと思う。と言っても18時に並んだとしても並び始めてから15分ほどで中には入れたと言うことですが。20時まで見れてたので来るのは入場締め切りの19時ギリギリでも良かったんだけど、帰るのそこまで遅くしたくなかったんでね。

ってことで正倉院展ですが、パンデミックにちなんでと言うことなんでしょうが、薬として奉納された関連展示が最初に多く展示されていました。

おもしろかったのたお遊び用の弓で、中国の曲芸団や楽団みたいな絵が細かく描かれてたのが凄く良かったです。

今年の古文書は鑑真に仏典3つを貸し出した記録ってのがおもしろかったな。

混雑度ですが、入場で並んでるのから見てもわかるようにガラガラって感じではなくてわりと客がいました。入場料上がったんで総収入はあまり変わってないかも。

ってことで、点数もめちゃめちゃ多くなかったので40分ほどで退散。

帰りは駅ビルのサイゼリヤでエスカルゴとポトフとリゾット食いました。サイゼリヤなのにちょっと贅沢で計1550円。

奇才 ―江戸絵画の冒険者たち― 後期展示 @あべのハルカス美術館

今日は先月見た展覧会の後期展示を見てきました。展示内容が大幅に変わってたので。

あべのハルカス美術館
あべのハルカス美術館
ちょっと遅めに来ましたが、それなりに客いました。

後期では芦雪の代表作が展示されてます。前期同様初見の作品が多く、かなり良かったです。今回逃すと当分見れそうにない絵師の作品も多いのでお奨めです。

京都でも京都市京セラ美術館や京都国立博物館で展覧会始まってますが、今回は我慢します。

奇才 ―江戸絵画の冒険者たち― @あべのハルカス美術館

今日は久々に展覧会に行ってきました。あべのハルカス美術館です。近場なので移動の時に気を遣う時間が短いのでわりと気楽に行けます。

あべのハルカス美術館
あべのハルカス美術館
昨日から始まった江戸時代の絵師の作品をかき集めたって感じの展覧会です。人少ないかなと思いましたけど、わりと客いました。でもゆったり見れましたけど。

一人あたりの展示数はについては多くても国芳の6点で、その分多くの絵師が採り上げられています。版画はなくて国芳や北斎も全部肉筆画です。

今回のような感じの展覧会でないと見れないあまり名の知られてない絵師の作品にもおもしろいのが多く、かなり良かったです。

個人的には耳鳥斎が大好きなのですが、初見の作品ばかりでしたので嬉しかったです。絵金の作品も初めて見れて良かったな。

わりとびっしり展示されていて、展示点数は結構多いです。80点以上あったかと。全作品にキャプション(短い解説)が付いてるので、じっくり見てるとかなり時間が掛かると思います。

展示替えが多くて全部見ようとすると何度も来ないといけませんが(リストが公開されてるので確認してください。)、前半と後半ではがっつり入れ替わるので興味のある人は前半1回後半1回行くのがお奨めです。10/13からの後半だと長澤芦雪の代表作の虎図なども展示されます。

西国三十三所 草創1300年記念 特別展 聖地をたずねて @京都国立博物館

今日はちょっと迷いましたが、京都国立博物館に行ってきました。行った先はそれなりに対策がなされてるので大して心配いらないんだけど、移動中の電車が緊張しますな。先週の奈良は空いてたんで全然問題なかったけど。ということで、先々週の外食は問題無かったと言うことで。

できるだけ空いてる時間帯を狙おうと言うことで遅めに出かけまして、着いたのが16時15分頃。18時まで開館なので時間が無いってほどではありません。

京都国立博物館
京都国立博物館
展示品は西国三十三所のお寺の所蔵品がほとんどで、西国三十三所巡礼にちなんだお宝が多いです。

国宝の病草紙が2点展示されていて、「口臭の女」と「痔瘻の男」。展示リストには病草紙から2点とだけで全9点のうち何かがわからなかったので、とりあえずこれ見たかったので見に来ました。ま、昨日ニコニコ生放送でこの展覧会の紹介してたので判明してたんだけど、痔瘻の男は見たことなかったので。調べてみたら国宝9点のうち見てないのは後1個だけになった。現存するのは全21点で、私が見たのは15点になった。

今回はサクサク見たのですが、最初はだいぶ空いてたのですけど、進むに従ってちょっと人が増えてきたので昼間はもっと人が多かった模様。

ということで、情報量の多い六道絵とかもあるのでじっくり見てると3時間とか掛かっちゃいそうなほどの分量でしたが、1時間ほどでさらっと見て退散。

大和文華館 開館 60周年記念 コレクションの歩み展Ⅰ

今日は展覧会を見てきました。基礎疾患持ちの私は先週日曜に密の状態で外食して(店に入ってから全然対策してないのに気づいた)ちょっとビクビクもんですが1週間なんともないのでたぶん大丈夫かな。

行ったのは奈良の学園前にある大和文華館。近鉄系の美術館です。コロナの感染者がだいぶ増えてきましたが、ここはいつもそんなに混んでないので大丈夫かなと。電車も全然混んでなかったので余裕でした。

大和文華館
大和文華館
開館60周年記念と言うことで、所蔵の国宝重文をどっさり展示しています。有名なのは松浦屏風。展示してるのは全部所蔵品なので入場料も630円で安いです。私は身障者割引で500円でした。

客は私が来たときには10人そこそこだったと思いますが、帰る頃には20人くらいになってました。ここは展示スペースがかなり狭く、展示数に限りがあるのでサクッと見てサクッと退散。でも見れてよかったです。

暑いのはやっぱり身体が堪えるらしく、帰りの電車内はしんどくてコロナかと思っちゃったりしましたが、乗ってる間に楽になって問題なかったです。

これでしばらくどこにも行く予定無し。福田美術館の若冲の後期に行こうかなとちょっと思ってたんだけどやめました。ああでも京博くらいは行こうかなぁ。天気の悪い涼しい日にでも。

いちからわかる 円山応挙と長沢芦雪 後期展示 @嵯峨嵐山文華館

次は福田美術館の近くの嵯峨嵐山文華館に寄りました。ここに来るのは初めてです。応挙と芦雪の展覧会やってます。

嵯峨嵐山文華館
嵯峨嵐山文華館
こっちは客も少なくガラガラでした。

1階は普通の展示室ですけど、2階は畳敷きになってます。この美術館は百人一首がテーマの美術館なので、ここで競技カルタをやってるんだそうな。

2階展示室
2階展示室
展示数が36点ほどで少ないですけど、前後期で32点が初公開だそうな。公開できなかったのもあるのでそれにも含まれてるかも知れませんけど。特に芦雪の絵がとてもおもしろいのでお奨めです。

ここも全面的に撮影可でした。

この芦雪の屏風の左端の絵は何なんだ?こうなると抽象画ですな。

⻑沢芦雪 絵変わり図押絵貼屏風
⻑沢芦雪 絵変わり図押絵貼屏風
この応挙の絵は初公開だそうな。
円山応挙 子犬図
円山応挙 子犬図
ということで、見逃さなくてよかったです。

展覧会を見た2箇所以外はどこにも寄らず帰宅。

帰りの阪急混んでて緊張しましたが、電車の中はみんなマスクしてたのでまぁ大丈夫でしょう。

若冲誕生 〜葛藤の向こうがわ~ 前期展示 @福田美術館

先週展覧会見に行きましたが、体調についてはわかってること以外に特に問題無かったので今週も出かけました。嵐山です。

わりと人がいました。渡月橋を北に渡りきった辺りで撮影。

嵐山
嵐山
観光地で気が緩んでいるのか、3割くらいの人がマスクしてませんでしたのでそういう人にはできるだけ近寄らないように歩きました。

ってことで福田美術館です。若冲の展覧会です。前期がそろそろ終わりなので今日やってきました。

福田美術館
福田美術館
入場者数制限でオンラインチケットだと日時指定になってますが、私は身障者価格で事前予約ができないので当日券(嵯峨嵐山文華館のペアチケット)で入場。そんなに混んでなかったからかサクッと入れました。

これが新発見の若冲30代の作品と思われる1枚。

伊藤若冲 蕪に双鶏図
伊藤若冲 蕪に双鶏図
写真撮影は全面的に可で、借りてきてる作品もほとんど撮影可。撮影不可は1枚だけだったかな。後期はどうなるかわかりませんが。

前期展示がそろそろ終わりなのですけど、そんなに混んでなかったです。

福田美術館 展示室
福田美術館 展示室
ギャラリーでは串野真也って人の靴の作品が展示されてました。レディー・ガガが実際に履いた靴とかも。

展覧会通じて初公開の作品が30点ほどあると言うことで、確かに初見の作品が多くてかなり良かったです。

音声ガイドはネットで聴けますので、展覧会に行かなくても解説が聞けます。スマホでしかダメみたいで、合成音声ですけど。文章でも見れます。オフィシャルサイトの作品リストにQRコードがあるのでそこからどうぞ。

フランス絵画の精華 @大阪市立美術館

今日は4ヶ月ぶりに展覧会に行きました。基礎疾患持ちになっちゃった私ですが、今の大阪は感染者がほとんどいないので今後増えてくるかもしれんので今の方が安全かなと言うことで。先になるともっと暑くなるしね。あと、体調の確認のためってのもあったりする。

てんしばは人がかなり多かったです。しばらくの間人が来なかったからか芝の状態がとてもよかったです。

てんしば
てんしば
で、大阪市立美術館です。身体障害者になっちゃったので(障がい者手帳は来年の再認定でお取り上げになる可能性も高いけど。)タダです。国公立の施設だとほぼ無料なんだけど、このご時世じゃアクティブに動き回れんのが悲しい。
大阪市立美術館
大阪市立美術館
16世紀から19世紀の印象派の手前までのフランス絵画を集めた展覧会です。東京富士美術館が主催に入っていて、ここの所蔵品が多いですけど、海外からも多数借りてきています。

展示物のうち、2枚だけ撮影可でした。

エリザベト=ルイーズ・ヴィジェ・ルブラン 「ポリニャック公爵夫人」
エリザベト=ルイーズ・ヴィジェ・ルブラン 「ポリニャック公爵夫人」
個人的には好みの絵が多かったです。東京富士美術館ってジョルジュ・ド・ラ・トゥールなんて持ってたのね。これが一番よかったりして。

あ、そうそう、気になる人がいるかも知れないので。私が行ったのはできるだけ空いてそうな時間帯と言うことで、閉館1時間半前の15時30分頃だったのですけど、入場制限はしてなくて、入口で体温を測ってから入場。マスク必須で着けてないと入れません。中では思った以上に客がいまして、作品1枚あたり一人以上はいたんじゃないかな。当然きれいにばらけるわけはなくて大きい作品だと1枚に5-6人くらい固まってることもありました。係員は人の間隔に気をつけてくださいとの紙を胸の所にずっと掲げてました。

なので、個人的に過去の大阪市立美術館での展覧会としては客は少なくはなかったです。これくらい入れられるんだったらとりあえず展覧会は成立するかもって感じですけど、東京じゃもっと入れないと話にならないからなぁ。

ってことで、展覧会はキャプションが1枚1枚にあったので点数は多くないんだけどキャプションじっくり読んでると結構時間が掛かりますが、私は斜め読みだったので1時間ほどで終了。2階の所蔵展はさらっと見たので10分くらいでした。6世紀のエジプトの布が大量に展示されたのですけど、考えたら正倉院宝物より古いんだよねぇ。

帰りは動物園前から難波に寄ったので新世界を通りました。閉店が決まったづぼらやが悲しいです。新世界も人通りが多少回復してましたが、まだまだって感じ。

新世界
新世界
難波も人がかなり多かったです。なんさん通りのダイソーに行っただけなんで他は知らないけど。