名場面 @白鹿記念酒造博物館

今日は西宮へ。白鹿記念酒造博物館という、清酒の白鹿を作ってる会社の博物館です。

展覧会のタイトルが「名場面」と言うことで、歌舞伎の名場面など、物語などの場面を描いた作品をメインに展示しています。

白鹿記念酒造博物館 記念館
白鹿記念酒造博物館 記念館
思たより大きい施設でした。展示室はそんなに大きくないですが、小さくもなかったです。
入場料は500円で、Webサイトのチラシを印刷して持参すれば100円引きだったんですが、ど忘れしてて割り引いてもらえず。スマホで提示じゃダメでした。しかし、下の写真にある酒蔵館も共通入場で、そっちに入ると300円弱の値段の吟醸酒がもらえました。

展示は40点そこそこでしたが、明治期の浮世絵が多かったかな。見たこと無かった作品が多かったのでわりと良かったですが、展覧会自体はお奨めと言うほどではありません。客は私以外に誰もいないかなと思ったら数人はいました。家族連れのガキがうるさかったけどまぁ我慢できる範囲。

そう言えば、ニュースサイトで紹介されてた写真の作品なかったなと思ったら前期後期でごっそり入れ替わってたのであった。

次に酒蔵館。昔の酒造りの施設を保存したものです。宮水というのはこの辺りで湧いていたんだそうで。

白鹿記念酒造博物館 酒蔵館
白鹿記念酒造博物館 酒蔵館
酒もらえるし、入場料は500円で安いし、この施設全体としてはお奨めです。

帰りにちょっと前に話題になっていたバンクシーのペイントが近くにあったなあと言うのを思い出したので寄りました。博物館最寄りの阪神の西宮駅からすぐです。

バンクシーのネズミ
バンクシーのネズミ
かなり前からあったそうなので、本物っぽい。でも何でこんな場所に。全景は上の地図リンクからストリートビューで見れます。

西照寺 木造阿弥陀如来坐像の特別公開

今日はまた大阪市のお寺の特別公開にやってきました。下寺町の西照寺(さいしょうじ)と言うお寺です。

西照寺
西照寺
今回も平日なので上司に許可もらって仕事抜け出して来たのですぐに会社に戻らんといけなかったのでさっさと拝ませてもらいまして、そそくさと退散。

御即位記念 第71回 正倉院展 @奈良国立博物館

一旦家に帰ってから改めて奈良へ。正倉院展です。これは帰りに撮った写真。

奈良国立博物館
奈良国立博物館
今年は安いチケットが手に入らなかったので(と言いつつ元々当日券が1100円で安いので前売りの1000円とかでは手に入るんだけど)閉館1時間半前からの料金「オータムレイト」の800円で6時半に入場。正倉院展は期間が短いこともありいつも大混雑なので個人的には最初の日曜の遅めに来るに限ると思ってます。平日はなかなか時間が取れないし。今回も混んでましたが見るのにストレスが溜まるほどではなかったのでこの時間に来て正解だったかな。ちなみにオータムレイトチケットでは18時30分までは入場できないのでオータムレイト用の行列ができますが、18時半の入場が始まってから数分で入れました。

今年の目玉展示は鳥毛立女屏風になるのかな?5年前にここと東博の国宝展で分けて展示されてまして、今回は1箇所で全部見れるのですが、私は5年前にどっちも見てるのですけども。

ことしは見れて良かったなと思うのが結構多くて良かったな。

文書については三蔵法師玄奘と書かれてあるお経があったり興味深いのもありましたが、この絵がなんかいい感じでした。

仏像館とを繋ぐ地下通路には過去のポスターが展示されてたのですが、ポスターに使われてる目玉展示品を見る限り、見たことないのはあと一つだけかも。13年連続で見に来てますが、主要なものになるとそんなもんなのかな。

ちなみに今東博でも正倉院宝物が展示されている展覧会やってます。

仏像 中国・日本 @大阪市立美術館

今日はまず大阪市立美術館へ。仏像の展覧会やってます。展覧会自体は12日からやってるのですが、昨日からコレクション展の展示が増えるのでそれまで待ってました。

大阪市立美術館
大阪市立美術館
おもしろい仏像が多いので悪くはなかったですが、展示数がちょっと少ないなぁ。もうちょっと多く借りてきて欲しかったところ。

コレクション展は2階全部使ってるのでわりと見応えありましたが、これは見とけと言うのは特にないかなぁ。

浮世絵展 @コヤノ美術館

三条京阪まで歩きまして、京阪で京橋まで戻り、歩いてコヤノ美術館へ。

だいぶ前から存在だけは知っていたのですが来るのは初めてです。毎年内容をガラッと変えた展示をしている美術館で、今年は浮世絵を展示しています。

コヤノ美術館
コヤノ美術館
入り口に電話が置いてあって、美術館の見学の人は内線で電話しろと言うことで掛けましたら女性が応対してくれまして案内してくれました。入館料500円払いました。当然のことながら客は私だけ。

写真撮影は自由と言うことで撮りまくりました。中はこんな感じです。

コヤノ美術館内部
コヤノ美術館内部
浮世絵は想像以上にどっさり展示されてました。実数は数えてませんが、200枚近くはあったんじゃないかな。

清水の舞台から飛び降りる人の浮世絵。こんな感じでわりとちゃんとして説明が描かれてる作品も多かったです。

雪月花 山城 清水花
雪月花 山城 清水花
広重や国芳など有名絵師の作品もありますが、あまり名の通ってない絵師の作品も多くて初めて見る作品が大半。とても良かったです。
ここはコヤノと言う会社の本社ビルらしいんですが、このコレクションは創業者の人のなんですかね?過去の展覧会の情報を見る限り、何でも集めちゃうって感じの人のようで、なかなかおもしろそうです。
展示室に使われてるのは2つ階があって、一つには熊の剥製や100兆円分の焼却残骸とかが展示されてました。
コヤノ美術館内部
コヤノ美術館内部
100兆円分の焼却残骸
100兆円分の焼却残骸
見学していると、そのコレクター本人と思わしき社長?さんが取引先か何かのお客さんを案内して展示ケースに使ってるものが古いのばかりだという話をされてました。数分で戻っていかれました。展示ケースは江戸時代のものだったり大正時代のものだったりかなり古いのが多いそうです。

と言うことで、浮世絵好きならお奨め。前回の浮世絵展は20年前なので当分見れません。12/21まで。日祝は休みなので注意しましょう。

みんなのミュシャ ミュシャからマンガへ—線の魔術 @京都文化博物館

アメフトが11時試合開始で13時頃に終了したので次は京都文化博物館へ。

あ、そうそう、時代祭やってたのは知ってたんだけど(毎年22日だけど今年は26日に)、パスしました。確か一度も見たことないんだけどねぇ。

一番上の階で「京の名工展」と言うのをやっていて、入場無料だったので覗いてきました(このエントリが公開される頃には終わってます)。いろいろな工芸品などが展示されてましたが、掛け軸などは絵がメインじゃなくて表具がメインだったりして。絵の方はジャコメッティのリトグラフなんかが使われてるものもあったりしておもしろかったです。

で、メインはミュシャの展覧会です。ミュシャ財団所蔵の作品が多く展示されています。日本には土井コレクション(堺に常設館がありますが)など有名なコレクションがあって、堺を除いたとしても1年のどこかでミュシャの展覧会をやっているという状態となるくらい人気です。

冒頭のこのパネルと、有名なポスター3枚が写真撮影可でした。

京都文化博物館
京都文化博物館
ミュシャのポスター3枚
ミュシャのポスター3枚
ミュシャの油彩の完成品は全然展示されていないのですが、直筆の習作がかなり多く展示されていてしかもあまり見たことないのも多かったのでわりと良かったです。

ここは特別展のフロアが2階分あるのですが、一つが丸ごとミュシャの展示で、もう一つがミュシャに影響された作品がメインの展示になっています。これもミュシャ財団所蔵のものが多かったです。最後に日本の漫画とかも展示されていました。

ってことで、図録を買うのは我慢して不二家のペコちゃんとのコラボのお菓子を買いました。

京大-龍谷大戦 2019 @宝が池球技場

今日は平日と同じ時間に起床しまず京都へ。アメフトです。宝ヶ池は遠いなぁ。試合をする学生にとっては一番楽なんでしょうけど。

どっちも地元と言うことで、京大がメインスタンド側だと思っていたらなんとバックスタンド側。客多いと思われる方をメインスタンド側にして欲しいもんだ。

宝が池球技場
宝が池球技場
試合の方は16対10で何とか勝利。相変わらず酷いオフェンスでしたが入れ替え戦回避できて良かったと思うだけですな。

次節の最終節の神戸戦は勝てばAクラス※なので頑張らんといかんですけど、今年の神戸は強いし、去年の神戸を見てもわかるようにちゃんと研究してくると思われるので普通にやったら勝てんでしょうな。

※3位タイになる可能性がまだほんの少し残ってて、そうなると抽選で5位扱いのBクラスになる場合があります。3位タイになるとプレーオフ出場の可能性もありますけど関大が近大に負ける必要があるのでまぁ無理ですな。

日本の素朴絵 @龍谷ミュージアム

次はバスに揺られてちょっと歩いて龍谷ミュージアムへ。ゆるい絵を集めた展覧会です。

ゆるさで有名な大津絵など無名の絵師の作品が多いですけど、仙厓、白隠、若冲、蕪村などなどの作品もあります。当然耳鳥斎のも。

龍谷ミュージアム
龍谷ミュージアム
わりと混んでました。個人的には大好きな作品が多かったです。声出して笑ってしまいそうになる展覧会なんてなかなかないので満足です。

今日は即位礼正殿の儀記念で無料の所も多かったですが、そういう所はあえてパスしましたが問題なし。

龍安寺

次はせっかく近くに来たことだしってことで龍安寺へ。石庭がメインのお寺なので拝観料は500円で安いです。ここも9年ぶりか。

相変わらず混んでます。座って眺めるだけで長時間過ごせてしまうから仕方ないよね。

龍安寺 石庭
龍安寺 石庭
と言うことで、次。

仁和寺 観音堂修復落慶 秋季特別内拝

次は嵐電に乗って仁和寺へ。観音堂の修復が完了して壁画を含む内部の公開と言うことで。御殿と霊宝館も見た後に観音堂へ。

中では説明が行われていて、入れ替え制に近い状態でした。

仁和寺 観音堂
仁和寺 観音堂
観音堂の仏像は東博の仁和寺展で展示されてましたが、内部の壁画が綺麗に残っているのでこちらを見るのが私の主目的。修行のためのお堂で今まで公開されてなかったそうなので保存状態がかなり良いとのこと。めちゃめちゃ古いわけではないのですが、373年前のものですので十分古いか。仏像は千手観音を中心に二十八部衆と風神雷神が置かれていて三十三間堂と同じ構成。これらも素晴らしいです。

と言うことで、見に来れて良かったです。では次。