奇想の系譜展 江戸絵画ミラクルワールド @東京都美術館

今日は有休もらって東京です。元MansunのフロントマンのPaul Draperのライブを見るのがメイン。あっさり売り切れて追加公演が大阪でもあってそのチケットも手に入れたので東京に行く必要無くなっちゃったんだけど、飛行機キャンセルせんといかんし、宿も取ってあったし、見たい展覧会もいくつかあったので予定通り行くことに。

飛行機は12時30分発で平日だったんで道混んでるかもってことでちょっと余裕を持って家を出まして上六からバスで伊丹へ。池田線は混んでなかったんやけど、阪神高速の市内が事故でOCATから中之島まで下道走ったりしてたので結構時間が掛かりましたが想定内。

伊丹のJALの暫定ラウンジはスナック菓子とかが提供されてたのでありがたかったのですけど、もうすぐ正規のラウンジがオープンと言うことでいつものおかきになってしまうのがちょっと残念。

ってことで、飛行機は遅れることもなく羽田へ。そこからまずは上野へ。奇想の系譜展です。伊藤若冲を世間に知らしめたと言われる「奇想の系譜」と言う本にちなんだ展覧会です。

東京都美術館
東京都美術館
本では岩佐又兵衛、狩野山雪、伊藤若冲、曽我蕭白、長沢芦雪、歌川国芳が紹介されていますが、今回は白隠慧鶴と鈴木其一も展示されています。

若冲コレクターとして有名なプライスさんが若冲に出会った作品も展示されてます。

平日でしたがかなり混んでいました。東京としては普通レベルなので我慢できる程度。

見たことある絵も多かったですけど、かなり良い展覧会だと思います。近くに住んでいる方は是非。前期後期に分かれてて私が見たのは前期ですけど、このエントリが公開される頃は後期になってます。

では次。

うめきた場所 in グランフロント大阪

で、大阪に戻りまして、グランフロント大阪での大相撲のイベント会場へ。14時開始で16時までの予定で着いたのが15時をちょっと廻っていましたが、長身なのが幸いして何とか見れる場所を確保できました。大相撲の普及と言うことで無料です。

時間が余ったそうで、予定に無かった決まり手の実演をして最後に決まり手とは関係ないですけど股割り。

股割り
股割り
で、イベントの最後が団体戦で、今日は横綱は出ていませんが最後に豪栄道も出ていました。手前が豪栄道。
団体戦
団体戦
予定より早めの15時40分頃にイベント終了。半分も見れなかったですがおもしろかったです。

うめきた広場では500円でちゃんこの販売もやってまして、いただきました。

ちゃんこ
ちゃんこ
鶏のつみれがどっさり入ってて食い応えありました。鶏の出汁ががっつり出てておいしかったです。

と言うことで、今日は食いまくりました。

「御食国×京都」和食の祭典 2019 @西本願寺北境内地

今日は京都へ。まず、10時からの大相撲うめきた場所の整理券をもらいに行ったんだけど、並びたくなかったんでダメ元で10時に行ったらやっぱりダメで、諦めて京都へ。整理券もらえると土俵の近くで座って見れたんだけど、整理券無くても見れないわけではないので問題なし。整理券もらってたら開始時間の14時には戻ってこんといかんかったからまあええか。

で、去年も行きましたが、和食の祭典へ。去年は西本願寺の南側の狭いエリアでしたが今年は京都だけじゃなくて関西周辺のいくつかの地方の食の紹介も一緒になったイベントになり、場所が西本願寺の北境内での2日間の開催となりました。

11時20分頃に着きました。

和食の祭典 2019
和食の祭典 2019
今年も粕汁と大根炊きが各300円で提供されていまして、来た時点では平等院表参道竹林の大根炊きと美濃吉本店の竹茂楼の粕汁が売られていて早速いただきました。この後提供される菊乃井と瓢亭の粕汁が目当てだったんだけど、竹茂楼の粕汁は去年食って感動したので。
大根炊きと粕汁
大根炊きと粕汁
竹茂楼のは鮭が入っていて今回食った中では一番食材が豪華でした。その分ちょっと汁の量が少なめ。

で、雨だったからか2日間開催だったからかわかりませんが3000円の特別点心(弁当)は全然売り切れてなかったんで買いました。

特別点心 桜の宴
特別点心 桜の宴
で、次に無料の出汁の試飲。ちいちゃい紙コップを並べて自分でポットから注いでいただきます。
出汁の試飲
出汁の試飲
ほとんどが昆布と鰹節なんだけど、店によってかなり違うのがおもしろかったです。この後12時半から別の4店(菊乃井、瓢亭、木乃婦、山ばな平八茶屋)のもあったのでいただきました。

ということで、ガンガンいただきます。

亀岡牛の丼
亀岡牛の丼
これは亀岡牛のアピールには向かなかった気がします。

100円のじゃこ天。若狭のだったかな。

じゃこ天
じゃこ天
この後、菊乃井の粕汁と木乃婦の大根炊きを食べて、さらに瓢亭の粕汁を食べて、最後に淡路島の三年トラフグの唐揚げをいただきました。
三年トラフグの唐揚げ
三年トラフグの唐揚げ
近くの伝道院でも関連イベントをやっていたので覗いてきました。中は撮影禁止でした。
本願寺 伝道院
本願寺 伝道院
初めて中に入りましたが、全体は公開されてなくて、小さな展示とトークイベントをやっていました。トークは時間が無かったのでパス。内部は豪華な作りでは無かったです。

ってことで、今年は食いまくりました。粕汁も菊乃井と瓢亭のがいただけて満足満足。酒粕の風味は弱めなのは今日食べた3つとも似た感じでした。

さらに本願寺ゆかりのお菓子「松風(の切れ端を集めたもの)」と菊乃井のインスタントラーメンを買いました。

サンタフェ リー・ダークスコレクション 浮世絵 最強列伝 @髙島屋大阪店 2度目

会社帰りに2度目。前回最後の方がちょっと時間が足りなかったので。

金曜と言うこともあって、前回よりはそれなりに客が多かったですが、それでもだいぶ余裕はありました。やっぱり出口に近づくにつれ集中力無くなるのかじっくり見ない人が増えて空いてくる傾向にありますな。

サンタフェ リー・ダークスコレクション 浮世絵 最強列伝 @髙島屋大阪店

今日は会社帰りに高島屋での浮世絵の展覧会を見てきました。アサヒメイト会員なので無料。ありがたいわ。

平日の閉店間際なのでガラガラでした。このグランドホール、高島屋の7階なんですけど、なんばスカイオ側に拡張された部分を使ってます。ホールの大半がスカイオの建物内。ホールと言ってもクローズドな空間ではなくて高島屋の売り場が広がっただけで常設の仕切りも無し。ほとんどの客は7階フロアがスカイオの建物内まで広がってると気づかないはず。このホールのエリアは年末はお歳暮用に使われてたりしてました。

私が前回見たのはグランドホールではなかったので今回初めて新しいグランドホールで見たことになります。面積はどの程度かわかりませんがだいぶ広くなった印象。これは嬉しい。展覧会開きやすくなりますな。しかも入口がエレベータ上がってすぐなのでちょっと便利に。

髙島屋大阪店グランドホール
髙島屋大阪店グランドホール
アメリカのリー・ダークスと言う人のコレクションで、2000年頃から集め始めたそうなんですが、新しいコレクションのわりには良い作品が多くてとても良かったです。サンタフェは住んでるところらしいですけど、なんでタイトルにサンタフェまで付いてるのかは不明。

特に前半ではきめ出しや空刷りなど(絵の具は使わず版木を押しつけて凹凸を付けるだけのエンボスみたいなもん)金の掛かったものが多くてとても良かったです。雲母(きら)ずりや絵の具に金や銀を使ったものも結構あって、きめ出しとかもですが図録とかではわからないので直接見ないといけません。

160点ほどあって(展示替えは無し)見たことの無かった作品も多くかなり充実してました。展示替えがないのはグランドホールが広くなったおかげかな。あ、でも以前も浮世絵を150点くらい展示してたことはあったか。

図録買ってしまおうかなと思いましたが我慢。

3/11まで。もう1回行こうかな。

クリスチャン・ボルタンスキー − Lifetime @国立国際美術館

間に合いそうだったので大阪に戻りまして、国立国際美術館へ。久々(初めて?)中之島線に乗って来たのですけど、一駅間違えて大江橋駅で降りてしまいましたが、大して距離離れてないので問題なし。

(天皇陛下御在位三十年記念慶祝事業で)ここも特別展含めて無料でした。

会場内には作品にキャプションが無く、入口でもらえる展示マップとパンフをもらってマップで番号を確認してタイトルや解説をパンフで付け合わせてみるというスタイルでした。暗いところが多くてパンフがかなり見にくかったですが。

写真撮影はこの写真はほんとは撮ってはいけない場所だったようですが怒られず。左の映像以外は撮っても大丈夫だったんでこれはよく写ってないしまあええか。

国立国際美術館
国立国際美術館
戦争をテーマにした重い作品が多かったです。無料だけど大盛況と言うほどではなかったです。

中国近代絵画の巨匠 斉白石 @京都国立博物館

次は京都国立博物館。無料なのでやはり盛況でした。

京都国立博物館
京都国立博物館
ここは特別展ではないですけど、2階が全て斉白石と言う人の作品だけの展示になっていました。個人的にはぴんと来ませんでしたけど。

日本書紀の完本では最古のもの(国宝)が展示されていました。

では次。

世紀末ウィーンのグラフィック @京都国立近代美術館

今日は天皇陛下御在位三十年記念慶祝事業で公立や国立の美術館博物館の多くが無料開放と言うことで3箇所ほど廻ってきました。特別展は有料のところが多かったですけど、全部無料の所だけにしました。

まずは京都へ。京都国立近代美術館のウィーンの画家達の展覧会です。最終日でした。特別展ですが無料。

先に4階のコレクション展を見まして(シャガールの版画がありました)、それから特別展へ。

無料でしかも最終日と言うことで大盛況。写真撮影可でした。

京都国立近代美術館
京都国立近代美術館
展示されているのは日本人の個人のコレクションが大半だったそうな。

クリムトに代表される分離派の作品などが中心。300点ほどもあってじっくり見る根性もありませんでしたが、かなり良かったです。基本的に印刷物が多かったのですけど、クリムトやシーレの素描も結構ありました。見にきといて良かったです。でも有料だったら来なかったと思うけど。

では次。

フェルメール展 @大阪市立美術館

昨日開幕したフェルメール展に行ってきました。昨日はようじがいろいろあったんで今日にしました。会期が3ヶ月近くあるんだけど、それでも様子見をするのはお奨めしません。混みそうな展覧会は早く見るに限る。特に平日に行けない人はね。

何度もここに来てますが、この写真だと人が少なそうに見えますがわりと人が多い方だったと思います。

大阪市立美術館
大阪市立美術館
東京展にも行ったので展示物で見てないのはフェルメールの2枚だけ。見てない2枚の内の1枚もアムステルダム国立美術館で見てるので1回も見てないのは「取り持ち女」の1枚だけだったりしますが、「取り持ち女」はやっぱり見ときたいってことで。

入場待ちは無しでサクッと入場。中はさすがに空いてたとは言えませんが、フェルメールの絵以外はだいぶ楽に見れました。

これは記念撮影用。今回展示されてるフェルメールの6枚が並べられてます。

記念撮影用パネル
記念撮影用パネル
展示数が50点ほどで少ないので余裕を持った展示がされてました。東京とはだいぶ違ってかなり見やすかったです。フェルメールも一部屋に2枚ずつで3部屋使ってました。参考用(絵の中の人がフェルメールでよく使われてる服と同じものを着てる)のメツーの絵は見比べやすいようにフェルメールの恋文と同じ部屋に飾られてました。

去年のムンクの叫びの時のように目玉の絵を見るのには最前列の人は立ち止まれずじっくり見たい人は後ろで見ろってことが多いですが、今回はそういうこともなくそばでずっと見てても怒られない状況。ま、6枚あるしね。でも今後混んできたらどうするかわかりませんので早いうちに行っといた方が良いかも。

で、見たかった「取り持ち女」ですが、当時の他の画家とは全く違いますな。やっぱ凄いわこの人と思ってしまいました。しかし、6枚の内の目玉はたぶんこれな訳ですけど(本来は門外不出)、親子連れとかは子供にどう説明するんだろうか。

非公開文化財「法音寺 阿弥陀如来立像」の特別公開

今日もお寺の特別公開に行ってきました。こないだ行った浄国寺のすぐ近くです。私がずっと工事の様子を追っかけている道路「生玉片江線」の西の突き当たりにあります。近いのでチャリで行きました。この一連の特別公開は日月火の3日間というのが多いですが、今回は木金土の3日間でした。

法音寺
法音寺
空襲時に本尊だけは頑張って守ったそうで、写真の門だけ焼け残ったそうな。

大阪には安置されてる仏像が寺の歴史より古いという例が結構ありまして、ここもそういうお寺です。本尊の阿弥陀さんは螺髪がない非常に珍しいタイプとのこと。平安末期か鎌倉期の作だそうな。

阿弥陀如来立像
阿弥陀如来立像
ずっと大阪のお寺の特別公開をやっていただいておりますが、まとめて大きなところで特別展でもやって欲しいなと。