『大阪の歴史再発見』非公開文化財「金臺寺(こんたいじ)仏像群」の特別公開

今日は今年良く行われている大阪市のお寺の特別公開に行ってきました。金臺寺(金台寺)と言うお寺で、下寺町にあります。ということで、地下鉄のマイスタイル圏内なので交通費は0。

この本堂、寺の本堂としては大阪市で一番古いそうな。大阪の陣のすぐ後くらいに作られたそうです。

金臺寺本堂
金臺寺本堂
2時半頃に着いたのですが、この写真の靴の数を見るとわかりますが、大盛況。

本尊は寺の歴史よりも古い室町期の物だそうです。めちゃめちゃ珍しい仏像はありませんが、大阪市ではかなり古い平安期の仏像なども展示されててなかなか良かったです。明治の改修時に造られた本堂の天井の龍の彫刻が素晴らしかったです。こっちを見れた方が嬉しかったりして。

行った時間帯には既に始まっていた御堂筋でのイベントをちょっと見たかったのですが(ダウンタウンが出るというので)、いつもの学芸員の人の話がいつにも増して長かったのでちょっと焦りましたがダウンタウンはかなり遅い出番だったので特に問題はありませんでした。

興福寺中金堂再建記念特別展「運慶」 @東京国立博物館

ということで、運慶展のリベンジです。

今回、安藤忠雄展も運慶展も入場するのに待ち時間を覚悟する必要があったので時間をロスするリスクを考えてましたが、着いた時点では30分ほど余裕がありました。

で、着いた時点では30分待ちとのこと。たぶんこれから行列の待ち時間が長くなることは無いだろうと考え、先に本館の展示を見ることにしました。こっちでも運慶展の関連展示(善派や運慶の孫の康円の仏像を展示)が行われていました。

ってことで、16時45分頃に平成館へ行きましたらほとんど列ができてなくて10分待ちの表示に。断続的に入場させてたのですが、結局5分も待ちませんでした。ということで先に本館見といて正解だったな。中は当然大混雑でしたが。

東京国立博物館
東京国立博物館
と言うことで、浄楽寺の5体は全て展示されてたのでここに行かなくて済んだかなと。願成就院と滝山寺は全部は展示されて無かったのでいつか行かねばなるまい。

運慶展なんだから運慶像を六波羅蜜寺から借りてくれば良かったのに貸してもらえなかったんだろうか。運慶作の地蔵菩薩像は六波羅蜜寺から借りてきてるんだけど。

とうことで、帰りも経費節減でピーチを予約してました。5730円で空港へのアクセス費用考えても新幹線より全然安いので。

予定より1本早い京成の成田行き快速に乗りまして成田へ。特に遅れずに搭乗開始時間はほぼ予定通りだったと思うけど、でかい荷物を持ち込む客が多いようで、客を入れるのにかなり時間が掛かりまして、離陸はちょっと遅かったと思う。で、着陸は予定より5分遅れくらいで、そこから1期島への連絡バスに乗るんで乗れた南海の空港急行が23時1分発。難波では地下鉄の終電の1個前に乗れたので家にはちょうど0時くらいに帰れました。ってことで、上野出てから家に着くのに5時間45分かかりました。上野発は30分くらい後でも良かったんだけど、余裕は見ちゃうよね。

とうことで、リベンジ果たせました。名古屋を別の日に行ってたのと比べると片道分くらいで済んだかなと。

安藤忠雄展—挑戦— @国立新美術館 

名古屋駅近くのチケット屋でのぞみの自由席の回数券を買ってから東京へ。計画の10分ほど前の13時50分頃に乃木坂着。

安藤忠雄展です。

国立新美術館
国立新美術館
展示室入り口ですが、この写真は正面から撮らなかったのでわかりませんけど、「住吉の長屋」の入口をイメージした形になってましたが、気づいてない人は多かったと思う。

安藤忠雄の足跡がわかる展覧会です。設計時に作成された模型が多く展示されていました。

「光の教会」の実物大の再現も行われています。これは撮影可でした。

光の教会
光の教会
この展覧会はテレビでもよく採り上げられてるので詳しくは書きませんが、なかなか良かったです。大盛況で、帰り際にはチケット売り場に行列ができていました。一緒に見に来てる人に熱く語ってる人が多かったのが印象的でした。

展示のボリュームが凄かったので1時間20分くらいいました。

ってことで次。

長沢芦雪展 @愛知県美術館

今日はこないだのリベンジで東京なのですが、できるだけコストを抑えようと言うことで行きたかった長沢芦雪展をやってる名古屋経由で東京に行くことにしました。

ちょっと早起きして近鉄特急で名古屋へ。開場時間の10時ちょっと過ぎくらいに現地着。開場直後だからか入場券売り場はちょっと行列ができてましたが、5分ほどで入場できました。

愛知県美術館
愛知県美術館
行列ができるくらいなので中は大盛況でした。

長沢芦雪は上の写真にある無量寺の障壁画で有名です。展示されているのは大半が芦雪の作品ですが、師匠の円山応挙の作品も比較用としていくつか展示されていました。

写実的な絵もありますが、ユニークな緩ーい感じの動物の絵も多くてとてもおもしろかったです。見逃さなくてよかった。図録買いました。

ってことで東京へ。

播州清水寺 秘仏本尊十一面観音像 30年に1度の御開帳

今日は会社をお休みしましておでかけです。播州清水寺に行ってきました。秘仏本尊の十一面観音像が30年に1度の御開帳と言うことで。花山法皇没後1000年記念で2008年から2009年にかけても公開されてたので30年ぶりというわけではありませんが。

正式には御嶽山 清水寺ですが、京都の清水寺と区別するために播州清水寺と呼ばれています。

清水寺へはバスが1日に2本しか無いので(相野駅10:20と12:50)、リスクを考えて10:20発のに間に合うように行きました。JRが3分ほど遅れてちょっとビビりましたが、問題なくバスに乗れました。

紅葉がいい感じのところもありましたが、モミジはそんなにありません。

播州清水寺
播州清水寺
写真中央の柱は上の方をよく見るとわかりますが、ご開帳された本尊と紐で繋がっています。
播州清水寺 根本中堂
播州清水寺 根本中堂
開帳された本尊は平安時代末期の物らしいですが、かなり素朴な感じです。私がお参りしてたときにちょうど住職らしき方がお客さん的な方々を案内されてまして、片手がなくて頭の十一面もなかったんで30年前の開帳時に作ってもらったって話をされていました。

帰りのバスも当然1日に2本しかありませんで、滞在可能時間が1時間ほどしなかったんでちょっとバタバタしましたが、公開の重文の刀なども見れました。食事とかができる時間は全く無し。後のバスに乗るんだったら時間はあったんだけど、2時間40分後じゃ時間余りすぎなので。刀は入場料500円で2本の刀だけ見るだけなので興味ない人は行かなくてよいと思います。この特別拝観自体も秘仏を拝んどかないと気が済まない人だけどうぞって感じ。

行きのバスに乗ってた人は1時間で帰る人は少なかったようで、楽に座って帰れました。後の方のバスは混んでただろうなぁ。

ってことで、サクッと帰宅。

関係ないですが、晩飯は家からチャリで布施に行きまして、回転寿司発祥の地、元禄寿司本店で食いました。一度は行っておかないとねってことで。インドマグロのトロがめっちゃおいしかったです。一皿1貫ですけど全然安いわ。

第53回 京都非公開文化財特別公開 南山城の寺巡り

今日は京都へ。と言っても南山城なのでほぼ奈良です。

常念寺(精華町)、大智寺、西念寺、常念寺(木津川市)、現光寺の全て初公開の5つのお寺を巡ってきました。普段は檀家の人も見れないという秘仏が結構あって見に来て良かったです。予定通り時間までに全部回れました。

京都非公開文化財特別公開は拝観料800円ですが、アサヒメイトだと100円引き。何カ所も回ると結構大きい。もらえる拝観券が汎用のになっちゃうのでコレクション向けではありませんが。

西念寺は不便な場所にあるので最初は行くのやめようかなと思っていましたが、歩いて行きました。ここも行ってよかったです。

ってことで写真とちょっとコメントを。

常念寺
常念寺
菩薩形像がユニークでした。と言っても外見はそんなに個性的ではありませんが。江戸時代には左手が差し替えられて薬師如来として奉られていたそうな。

大智寺
大智寺
重文の文殊菩薩像が素晴らしかったです。いかにも快慶風。

西念寺
西念寺
平安期の薬師如来や今回のポスターになった十一面観音像など、檀家すら見れない秘仏が展示されています。十二神将がユニークでとても良かったです。頭の上の十二支をもっとよく見てみたかったな。

常念寺
常念寺
大きなお寺で、本尊の背後をレリーフ状の立体曼荼羅にしたのが完成したばっかりだそうで、住職らしき人が自慢げに話されていました。秘仏の十一面観音は室町時代の作だそうですが、修復で金ぴかになっていました。これは全然ありかなと。

現光寺
現光寺
檀家のいないお寺で、本堂はかなり状態が悪く使えない状態だそうですが、重文の十一面観音坐像(坐像は日本に7体ほどしかなくかなり珍しいそうな)は新しい近代的な小さいお堂(というか、収蔵室みたい感じ)のところに奉られています。鎌倉時代作だそうですが、放置されててロウソクの煤とかで汚れたりしてないので金箔がほとんど残っていてかなり綺麗です。

この特別公開では龍谷大の学生さんとかが解説してくれることが多いのですが、地元のボランティアみたいな人が解説してくれることが多かったです。学生さんもいましたけど。この特別公開とは別の特別公開として木津川市でまとめられてるようなのでそっちの関係かも。

西念寺が11日までですが(その後11/16~19も公開)、他は12日まで拝観できます。

ということで、帰りは電車賃がだいぶ違うのでJRだけで帰宅せずにJR奈良駅から近鉄奈良まで歩きました。

京大vs桃山大戦 2017 @エキスポフラッシュフィールド

今日はアメフト観戦です。エキスポフラッシュフィールドは13ヶ月ぶりで結構久々だな。

エキスポフラッシュフィールド
エキスポフラッシュフィールド
試合の方は38対10で勝利。でも獲得ヤードは320対307ヤードでほぼ互角。キッキングの差が大きかったかな。まぁ点差が付いた終盤は1年生を含む控え選手を多く出していたのでそれで進まれたのもありますが。と言うことで内容的には点差ほどの差は無かったです。

桃山のオフェンスが多彩だったのには感心しました。京大より全然プレーの種類が多い。

このエントリを書いてるのは5日ですが、6節終了時点で最終節の結果に関係なく3位確定。12/10のTOKYO BOWL行き決定です。

今日は上着を着てこなかったのですが、めちゃ寒かったです。

大エルミタージュ美術館展 @兵庫県立美術館

次は兵庫県立美術館へ。ここは遅めに来るに限ると言うことで。、17時半頃到着。

兵庫県立美術館
兵庫県立美術館
エルミタージュ美術館展は最近は毎回「大」が付いてるので、大規模展とか目玉作品だらけとかそういう意味ではありませんが、今回はわりと頑張って良い作品を持って来れたって感じ。個人的にはフランドル絵画が多かっただけで嬉しい。

サンクトペテルブルクに行かない人はとりあえず見ときましょう。

ボストン美術館の至宝展 @神戸市立博物館

今日は神戸での展覧会ハシゴです。

まずは神戸市立博物館のボストン美術館の至宝展。

神戸市立博物館 
神戸市立博物館 
アサヒメイトで半額と言うことで、前売りよりは550円安。ありがたい。ちょっと遅めの16時頃に着きましたが、人はかなり少なかったです。

古代エジプトから印象派や村上隆までまんべんなく展示。ボストン美術館と言うことで日本美術も多く展示されています。

目玉作品って感じのものはありませんけど、良品が多いのでボストンに行く予定のない人にはお奨めです。2月4日(日)までで会期はだいぶ長いです。

北斎-富士を超えて- 後期展示 @あべのハルカス美術館

今日は会社帰りに北斎展の後期展示を見てきました。

あべのハルカス美術館
あべのハルカス美術館
前回より頑張って18時50分頃に着きましたが、チケット買う列ができていました。アサヒメイトの割引(と言っても前売りと同額)で買いたかったので事前に買えてないんだよね。と言うか、どうせ行くんだから前売りで買っときゃよかった。

ってことで、10分弱並びました。並ぶくらいなので前回よりだいぶ人が多く、週末に来たのを後悔しました。

展示替えされたのを中心に見ましたが、結局最後までいました。

11/6から展示というのが2点あったので、更に後悔したのでした。ま、でも葛飾応為の吉原格子先之図は見たことあるんで、まあええか。もう一つも国内の物なので、いつかは見れるだろうし。