播州清水寺 秘仏本尊十一面観音像 30年に1度の御開帳

今日は会社をお休みしましておでかけです。播州清水寺に行ってきました。秘仏本尊の十一面観音像が30年に1度の御開帳と言うことで。花山法皇没後1000年記念で2008年から2009年にかけても公開されてたので30年ぶりというわけではありませんが。

正式には御嶽山 清水寺ですが、京都の清水寺と区別するために播州清水寺と呼ばれています。

清水寺へはバスが1日に2本しか無いので(相野駅10:20と12:50)、リスクを考えて10:20発のに間に合うように行きました。JRが3分ほど遅れてちょっとビビりましたが、問題なくバスに乗れました。

紅葉がいい感じのところもありましたが、モミジはそんなにありません。

播州清水寺
播州清水寺
写真中央の柱は上の方をよく見るとわかりますが、ご開帳された本尊と紐で繋がっています。
播州清水寺 根本中堂
播州清水寺 根本中堂
開帳された本尊は平安時代末期の物らしいですが、かなり素朴な感じです。私がお参りしてたときにちょうど住職らしき方がお客さん的な方々を案内されてまして、片手がなくて頭の十一面もなかったんで30年前の開帳時に作ってもらったって話をされていました。

帰りのバスも当然1日に2本しかありませんで、滞在可能時間が1時間ほどしなかったんでちょっとバタバタしましたが、公開の重文の刀なども見れました。食事とかができる時間は全く無し。後のバスに乗るんだったら時間はあったんだけど、2時間40分後じゃ時間余りすぎなので。刀は入場料500円で2本の刀だけ見るだけなので興味ない人は行かなくてよいと思います。この特別拝観自体も秘仏を拝んどかないと気が済まない人だけどうぞって感じ。

行きのバスに乗ってた人は1時間で帰る人は少なかったようで、楽に座って帰れました。後の方のバスは混んでただろうなぁ。

ってことで、サクッと帰宅。

関係ないですが、晩飯は家からチャリで布施に行きまして、回転寿司発祥の地、元禄寿司本店で食いました。一度は行っておかないとねってことで。インドマグロのトロがめっちゃおいしかったです。一皿1貫ですけど全然安いわ。

第53回 京都非公開文化財特別公開 南山城の寺巡り

今日は京都へ。と言っても南山城なのでほぼ奈良です。

常念寺(精華町)、大智寺、西念寺、常念寺(木津川市)、現光寺の全て初公開の5つのお寺を巡ってきました。普段は檀家の人も見れないという秘仏が結構あって見に来て良かったです。予定通り時間までに全部回れました。

京都非公開文化財特別公開は拝観料800円ですが、アサヒメイトだと100円引き。何カ所も回ると結構大きい。もらえる拝観券が汎用のになっちゃうのでコレクション向けではありませんが。

西念寺は不便な場所にあるので最初は行くのやめようかなと思っていましたが、歩いて行きました。ここも行ってよかったです。

ってことで写真とちょっとコメントを。

常念寺
常念寺
菩薩形像がユニークでした。と言っても外見はそんなに個性的ではありませんが。江戸時代には左手が差し替えられて薬師如来として奉られていたそうな。

大智寺
大智寺
重文の文殊菩薩像が素晴らしかったです。いかにも快慶風。

西念寺
西念寺
平安期の薬師如来や今回のポスターになった十一面観音像など、檀家すら見れない秘仏が展示されています。十二神将がユニークでとても良かったです。頭の上の十二支をもっとよく見てみたかったな。

常念寺
常念寺
大きなお寺で、本尊の背後をレリーフ状の立体曼荼羅にしたのが完成したばっかりだそうで、住職らしき人が自慢げに話されていました。秘仏の十一面観音は室町時代の作だそうですが、修復で金ぴかになっていました。これは全然ありかなと。

現光寺
現光寺
檀家のいないお寺で、本堂はかなり状態が悪く使えない状態だそうですが、重文の十一面観音坐像(坐像は日本に7体ほどしかなくかなり珍しいそうな)は新しい近代的な小さいお堂(というか、収蔵室みたい感じ)のところに奉られています。鎌倉時代作だそうですが、放置されててロウソクの煤とかで汚れたりしてないので金箔がほとんど残っていてかなり綺麗です。

この特別公開では龍谷大の学生さんとかが解説してくれることが多いのですが、地元のボランティアみたいな人が解説してくれることが多かったです。学生さんもいましたけど。この特別公開とは別の特別公開として木津川市でまとめられてるようなのでそっちの関係かも。

西念寺が11日までですが(その後11/16~19も公開)、他は12日まで拝観できます。

ということで、帰りは電車賃がだいぶ違うのでJRだけで帰宅せずにJR奈良駅から近鉄奈良まで歩きました。

三十三間堂

次は京博での国宝展を見に15時頃に着いたのですが、行列ができていたので今日は20時まで開館ということもあり、久々にお向かいの三十三間堂に寄ることにしました。

三十三間堂
三十三間堂
中は大盛況。

じっくり参拝できました。1時間くらいだけど。

昔見にきた時は二十八武衆が後ろの通路に置かれてたんだけど、今の形になったのは平成4年からだそうな。

『大阪の歴史再発見』非公開文化財「地蔵寺仏像群」の特別公開

先週に引き続き今週もお寺の特別公開です。地蔵寺と言うお寺です。先週の西之坊の近所。

近所なんだからまとめてやっちゃえばという風に思われるかも知れませんが、担当者(受付のお姉さんと説明してくれる教育委員会の人)がいつも同じ人なので同時に公開は不可能ですね。

公開は1時からなんですが、1時半頃に着いたらいっぱいでした。

地蔵寺
地蔵寺
平安期作の地蔵菩薩と五大力菩薩がメイン。地蔵菩薩の方は大阪市の仏像としてはとても古いものですが、外見は特に珍しくはありませんが、作られた由来(伝説レベルですが)が神功皇后が作らせたとされててこういう神社に奉られるような人が作らせたという話はとても珍しく余り例がないとのこと。これも神仏習合の地の住吉らしいと。

他に、近所の二箇所の地蔵尊が紹介されてて、1箇所は今回に合わせて仏画などを見えやすくしてくれてました。

ってことで、他にはどこにも寄らず帰還。

『大阪の歴史再発見』非公開文化財「西之坊仏像群」の特別公開

今日は最近ちょこちょこ行われている大阪市主催の寺の特別公開に行ってきました。

住吉大社近くの西之坊と言うお寺です。住吉東駅から徒歩ですぐ。

西之坊
西之坊
14時半頃に着いたんですが、ちょうど解説の時間帯で、大盛況でした。本堂は人でびっしり。

本尊は地蔵菩薩ですが、神仏習合の珍しい仏像が公開されてて、菩薩形と呼んでいますが三宝荒神の一種と考えられるそうで他に作例が全く無いそうです。他にもほとんど作例のない金神(こんじん)像などおもしろい仏像が多かったです。見に来れて良かったな。

大雲院 祇園閣 @京の夏の旅特別公開

今日はバラで取った最後の夏休みで京都へ。メインはアメフトの開幕戦ですが、その前に2箇所ほど寄ってきました。

まずは八坂神社近くの祇園閣へ。ホテルオークラで知られている大倉財閥の創始者が祇園祭の鉾をいつでも見れるようにと言うことで別荘地に建てたそうな。今は大雲院の一部となっておりまして普段は非公開ですが、今回4年ぶりの公開です。その前は9年ぶりだったとかで、内部はしょっちゅう見れるもんではありません。

祇園閣
祇園閣
大雲院全体が特別公開となっておりまして、本堂や資料館、石川五エ門の墓も見れます。富岡鉄斎の作品が結構ありました。

ってことで、一度は見てみたかったんで満足です。公開は9月いっぱいです。

東大寺 大仏殿 夜間拝観&なら燈花会

ってことで、東大寺へ。8/13,14は19~21時が無料の夜間拝観です。8/15の万灯供養の時も無料でしたが最近は混みすぎるってことで有料になってます。

19時ちょっと過ぎに着きましたが、そんなに待たずに入れました。無料拝観の時は中門を通って入れるのがよいですな。

これは帰り際に撮った写真。夜間拝観の時は大仏殿の窓が開いて大仏さんが顔を覗かせてくれます。

東大寺大仏殿
東大寺大仏殿
ってことで、そんなに長居せずに退散。

帰りに燈花会をほんのちょろっと覗いてきました。会場はいくつもありますが、浮雲園地だけ。

なら燈花会
なら燈花会
大盛況でした。

四天王寺 千日詣り 万灯供養 2017

(最新の万灯供養のエントリはこちらから)

今年も四天王寺の万灯供養に行ってきました。毎年8/9~16です。今年も千日詣り(毎年8/9,10)の日にしました。普段は伽藍への入場は有料ですが、万灯供養では無料解放されています。万灯供養は夜9時までですが、法要は20:30が最後です。ロウソクの点灯は18時15分頃からのようですが、日没後の方が雰囲気あってよいと思います。(ここまで去年と同じ文章)千日詣りは六時堂で、試みの観音がこの2日間だけ開帳されますが、遠いのでよく見たければ双眼鏡が必要です。

今年はお参りする前に釣鐘饅頭買いました。1個150円もするのよね。ちょっと高いなぁ。でもバラで1個単位で買えますが。

今年も同じアングルで撮影。

四天王寺
四天王寺
毎年同じ感じなので特に書くこともないですが、今年は去年よりはだいぶ盛況でした。外国人も結構いたかな。

住吉大社 住吉祭 2017

と言うことで近くに寄ったので住吉大社にもお参りしてきました。

まだ夕方にもなってないので行事とかは行われてませんで、屋台も営業してるところは少なかったです。

住吉大社
住吉大社
天神祭と同じお化け屋敷もあります。
お化け屋敷
お化け屋敷