みんなのミュシャ ミュシャからマンガへ—線の魔術 @京都文化博物館

アメフトが11時試合開始で13時頃に終了したので次は京都文化博物館へ。

あ、そうそう、時代祭やってたのは知ってたんだけど(毎年22日だけど今年は26日に)、パスしました。確か一度も見たことないんだけどねぇ。

一番上の階で「京の名工展」と言うのをやっていて、入場無料だったので覗いてきました(このエントリが公開される頃には終わってます)。いろいろな工芸品などが展示されてましたが、掛け軸などは絵がメインじゃなくて表具がメインだったりして。絵の方はジャコメッティのリトグラフなんかが使われてるものもあったりしておもしろかったです。

で、メインはミュシャの展覧会です。ミュシャ財団所蔵の作品が多く展示されています。日本には土井コレクション(堺に常設館がありますが)など有名なコレクションがあって、堺を除いたとしても1年のどこかでミュシャの展覧会をやっているという状態となるくらい人気です。

冒頭のこのパネルと、有名なポスター3枚が写真撮影可でした。

京都文化博物館
京都文化博物館
ミュシャのポスター3枚
ミュシャのポスター3枚
ミュシャの油彩の完成品は全然展示されていないのですが、直筆の習作がかなり多く展示されていてしかもあまり見たことないのも多かったのでわりと良かったです。

ここは特別展のフロアが2階分あるのですが、一つが丸ごとミュシャの展示で、もう一つがミュシャに影響された作品がメインの展示になっています。これもミュシャ財団所蔵のものが多かったです。最後に日本の漫画とかも展示されていました。

ってことで、図録を買うのは我慢して不二家のペコちゃんとのコラボのお菓子を買いました。

京大-龍谷大戦 2019 @宝が池球技場

今日は平日と同じ時間に起床しまず京都へ。アメフトです。宝ヶ池は遠いなぁ。試合をする学生にとっては一番楽なんでしょうけど。

どっちも地元と言うことで、京大がメインスタンド側だと思っていたらなんとバックスタンド側。客多いと思われる方をメインスタンド側にして欲しいもんだ。

宝が池球技場
宝が池球技場
試合の方は16対10で何とか勝利。相変わらず酷いオフェンスでしたが入れ替え戦回避できて良かったと思うだけですな。

次節の最終節の神戸戦は勝てばAクラス※なので頑張らんといかんですけど、今年の神戸は強いし、去年の神戸を見てもわかるようにちゃんと研究してくると思われるので普通にやったら勝てんでしょうな。

※3位タイになる可能性がまだほんの少し残ってて、そうなると抽選で5位扱いのBクラスになる場合があります。3位タイになるとプレーオフ出場の可能性もありますけど関大が近大に負ける必要があるのでまぁ無理ですな。

日本の素朴絵 @龍谷ミュージアム

次はバスに揺られてちょっと歩いて龍谷ミュージアムへ。ゆるい絵を集めた展覧会です。

ゆるさで有名な大津絵など無名の絵師の作品が多いですけど、仙厓、白隠、若冲、蕪村などなどの作品もあります。当然耳鳥斎のも。

龍谷ミュージアム
龍谷ミュージアム
わりと混んでました。個人的には大好きな作品が多かったです。声出して笑ってしまいそうになる展覧会なんてなかなかないので満足です。

今日は即位礼正殿の儀記念で無料の所も多かったですが、そういう所はあえてパスしましたが問題なし。

龍安寺

次はせっかく近くに来たことだしってことで龍安寺へ。石庭がメインのお寺なので拝観料は500円で安いです。ここも9年ぶりか。

相変わらず混んでます。座って眺めるだけで長時間過ごせてしまうから仕方ないよね。

龍安寺 石庭
龍安寺 石庭
と言うことで、次。

仁和寺 観音堂修復落慶 秋季特別内拝

次は嵐電に乗って仁和寺へ。観音堂の修復が完了して壁画を含む内部の公開と言うことで。御殿と霊宝館も見た後に観音堂へ。

中では説明が行われていて、入れ替え制に近い状態でした。

仁和寺 観音堂
仁和寺 観音堂
観音堂の仏像は東博の仁和寺展で展示されてましたが、内部の壁画が綺麗に残っているのでこちらを見るのが私の主目的。修行のためのお堂で今まで公開されてなかったそうなので保存状態がかなり良いとのこと。めちゃめちゃ古いわけではないのですが、373年前のものですので十分古いか。仏像は千手観音を中心に二十八部衆と風神雷神が置かれていて三十三間堂と同じ構成。これらも素晴らしいです。

と言うことで、見に来れて良かったです。では次。

福田美術館 開館記念 福美コレクション展 1期

今日は京都へ。久々の嵐山から。10月に新規オープンした福田美術館にやってきました。

福田美術館
福田美術館
ここはアイフルの創業者が集めた美術品を展示する美術館で、オープン記念で1期2期に分けて主要な作品をどどっと展示しています。ほぼ丸ごと展示替えされるので、2期とも見たい人はオンラインチケットで割安のが買えます。

中はこんな感じの展示室が二つと小さめのギャラリーが一つ。小さい美術館ですが、物足りなさは無かったです、と言うかかなり充実してるかと。ほとんどの作品は撮影可で、SNSで宣伝してくれとのこと。

福田美術館
福田美術館
北斎の肉筆画だけで4点展示されていました。素晴らしい。
葛飾北斎 水中双鴨図
葛飾北斎 水中双鴨図
重要文化財もあったりして名品と呼んでいい作品が多いです。15年ほど前から集め始めたそうですが、よく集められたなあと言う感じ。かなり高額で買ってるんだろうなぁ。

と言うことで、かなりお奨めです。

京大-同志社戦 2019 @エキスポフラッシュフィールド

今日はいつもより早めに出社して早めに退社させてもらい、エキスポフラッシュフィールドへ。土曜の試合予定が台風で中止になり今日に延期になっていました。

茨木駅からフィールドの前に着くバスは平日動いてないのが痛かったですが、なんとか試合開始ギリギリに到着。平日でアクセス悪いエキスポと言うことで客はかなり少なかったです。応援団やチアはいつも奥のスタンド前で応援してますが、奥のスタンドにはほとんど客いませんでしたのでちょっと可哀想でした。

エキスポフラッシュフィールド
エキスポフラッシュフィールド
試合の方はあっさり先制した後にあっさり追いつかれ、一旦逆転されましたが再逆転で21対14で勝利。同志社が前半のように京大の弱いところをもっと突いてたらもっと点取られてたと思います。が、CBのパスの守り方がちょっと変わったかな。対面のWRと勝負って感じじゃなくなってました。ずっと引いて守ってたのでゾーンカバーだけなったのかな。

オフェンスはパスの数自体がかなり少ないわりには長いパスを試合の全体的に混ぜてました。私の書き込みが伝わったのだろうか。レシーバーが取れてればもっと点取れてたのにという感じのパスも多かったですが、私が言う長いパスというのはロングパスだけじゃなくてミドルのパスも含めての話。まあミドルパスの方がコールする勇気がいるのかも知れないけども。とにかく多少は良くなった感じがしますけど、まだまだ戦略戦術を駆使した感じはしません。とにかく、選手がどんだけ頑張ってもコーチの才能がなければ勝てないスポーツなのでもっと成長して欲しい。

今回の結果、最下位回避は確定。入れ替え戦もほぼ回避できたかな。まだ3位の可能性は残っていて、残り2試合全勝すれば少なくとも3位タイになれて抽選で勝てばプレーオフに回れます。(追記 16日にまさかの立命の関大戦敗戦でプレーオフの可能性はとっても低くなりました。)

今日は行き帰り共に千里丘駅間徒歩でした。しかし寒かった。最近でもたまにエアコン点けてたのに。

富野由悠季の世界 @兵庫県立美術館

今日は一昨日12日から始まった富野由悠季の展覧会を見てきました。開幕日の一昨日だと金曜のオープニングに来ていた富野さんが展覧会を一人で見ていたらしい。台風で帰京できなかったのかな。

今年は友の会B会員(年会費2000円)になったので今年度は特別展3回見れますが、今回で2回目。残りの1回はゴッホ展で使う予定。神戸だと交通費結構掛かりますが、友の会だと1回あたり666.66666…円なので電車賃含めても1500円行かないのでとても助かります。

兵庫県立美術館
兵庫県立美術館
富野由悠季の世界
富野由悠季の世界
美術の展覧会と違って待ち構えていたファンが多かったようで展覧会が始まったばかりなのに大盛況で入場した辺りはかなり混んでたのですが、何しろ展示数がめちゃめちゃ多いので多くの客は疲れてしまうのか途中からと言うかわりとすぐに見やすくなりました。展示数が多いだけでなく、文字情報もめちゃめちゃ多いです。しかも映像も結構多い。なので、2時半頃から閉館までの3時間半近くいたのですけど、映像などはきっちり見れませんでした。まぁでも十分堪能しましたけど。海のトリトンはストーリーまで富野さん作だったってのは知りませんでした。
中は撮影禁止だったので撮れたのは会場外のこれくらい。
ダイターン3
ダイターン3
この展覧会限定のガンプラ(ガンダムF91の原案バージョン)が飛ぶように売れてました。税込4950円もするんだけども。私は図録買いました。税込4400円で図録としては高いですけど400ページあります。

ということで、ファンの人なら必見ですが、朝一から行くのをお奨めします。時間を気にせずじっくり見た方が良いでしょう。

常設展見る時間を考えておくのをのすっかり忘れてて常設展は見れませんでした。ちなみに特別展のチケットだと別料金です。

ラファエル前派の軌跡展 @あべのハルカス美術館

今日はあべのハルカス美術館へ今日から始まった展覧会を見に行ってきました。ラファエル前派の展覧会です。ラファエル前派と言えばミレイのオフィーリアですが、今回はありません。

あべのハルカス美術館
あべのハルカス美術館
上の写真にありますが、宣伝に使われてる絵のあるエリアが撮影可になっていました。

関テレで宣伝してたりしますけど、かなり空いていました。初日って結構空いてるのでお奨めです。

撮影可エリアの様子
撮影可エリアの様子
上の写真にある絵を撮っときました。
ロセッティ 「ムネーモシュネー」
ロセッティ 「ムネーモシュネー」
展示数は思ったより多くて工芸品などもありますけど150点ほど展示されてます。キャプション(説明)のある作品も多いのでじっくり見てると結構時間掛かるかも。

情報量の多い絵が多いので見応えはありました。

12月15日までやってるので会期末に近くなければわりと余裕持って見れるかも。

ウィーン・モダン クリムト、シーレ 世紀末への道 @国立国際美術館

今日は国立国際美術館へ。東京に行ったときにも見ましたけど、結構な数が大阪だけの展示になっていたので。

ということで、有名作品などは大阪でも多くが展示されているので1点だけ。クリムトの「旧ブルク劇場の観客席」はこっちでは展示されてませんが、代わりにフランツ・フォン・マッチュの「旧ブルグ劇場の舞台」が展示されています。クリムトのとは反対の方向から見た絵になってますが、人物がコラージュ写真みたいになってるのは変わらないのでこれもおもしろいです。

撮影可の所の写真だけは載せときます。

国立国際美術館
国立国際美術館
グッズでは久々にXLサイズのTシャツが売られてたので、よさげなデザイン(クリムトが着てたスモックとデザインが同じ)のが1枚あったので買ってしまいました。

展示点数多いし、ウィーンミュージアムに行かなくても済むかもと思うくらい充実してるのでお奨めです。12/8までやってるのでそんなに混まないかな。

コレクション展は映像作品が長いので、全部をじっくり見たければ特別展込みで4時間くらいは必要かと。

帰りにぼちぼち歩いてなにわ橋駅まで行きまして、駅構内のアートエリアB1ってところで大阪中之島美術館の開館プレイベントの「サラ・モリス《サクラ》」の上映をやってたので見てきました。50分と長かったですけど退屈はしませんでした。ユーチューバーが撮れなさそうな映像も多かったですけど大阪観光ビデオって感じでしたのでそんなにお奨めではないです。無料なので近くに行ったらって感じ。6日までですけど。