挂甲の武人 国宝指定50周年記念 特別展「はにわ」@東京国立博物館

今日は展覧会のハシゴで東京遠征です。私はJALの上級会員(JGC会員)なのですが、初回搭乗ボーナスマイルが5000マイルもあるので年に1回くらいはJALに乗らないと高い年会費払っている意味がありません。関西に巡回してこない展覧会って結構あるので年に2回くらいは東京遠征していたので無理矢理飛行機に乗ってたわけではありませんが(運賃は新幹線と大差ない)、最近東京だけで関西に巡回しない見たい展覧会が減ってて今年はもしかしたら無理矢理行くことになるのかと思っていたんだけど、今回ようやく行くタイミングができました。

今日はちょっと早めに準備できたので早めに家を出まして、10時30分伊丹発のJL112便で羽田へ。今日は南風が強かったようで、伊丹としては珍しく南に向かって離着陸していたのですが、滑走路手前でJL112便が離陸待ちしてたときに着陸機をいくつか見過ごしたんだけど、最初に来たJL111便がなんか高いところ飛んどるなぁと思ってたらゴーアラウンドしていきました。てなこともありましたが予定通り羽田着。

モノレールに乗りましたが、平日なのにかなり混んでた。東博も混んでましたが、東京もオーバーツーリズムなのね。

ってことで東博着。今回は埴輪展です。一推し展示の挂甲の武人は唯一単独で国宝指定されている埴輪ですが、東博所蔵なので珍しくはなかったりしますが、とにかくドバッとまとめられてるので貴重な機会です。

混んでそうだったのでまずは本館を一通り巡ってから展覧会へ。やっぱりめっちゃ混んでたけど。

東京国立博物館 平成館
東京国立博物館 平成館
本館との連絡通路を通って会場入りしたのでこの写真は見終わった後に撮りましたが。

今回は宮内庁所蔵の数点を除き全部が撮影可でした。挂甲の武人5点を集めた部屋が一番扱いが良いです。

挂甲の武人の5点の展示室
挂甲の武人の5点の展示室
1点がシアトルの博物館所蔵なので貴重な機会ですな。

この振り向いてる鹿の埴輪が大人気でした。

見返りの鹿
見返りの鹿
埴輪って、壊れた状態で出土することが多いので補う部分が多かったりするもんなので「これほんとにこんな形だったのか?」と思っちゃうことも多いですが、おもしろい埴輪も多くてまとめて見れたのでかなり良かったです。

ちなみに見てたら横にデヴィ夫人が来てちょっとびっくり。たぶん東博の主任研究員(この展覧会紹介の番組によく出る人だと思う)に説明受けながらちゃんと見てはりました。当然1個1個丁寧には見てませんでしたので私の横にいたのは一瞬ですが。(追記:めっちゃちゃんとレポートされてます。

埴輪は情報量の多い絵画とかではないので写真撮りまくりつつも1時間ほどで見終えました。

見終えた後は表慶館のJRA(日本中央競馬会)の展覧会(ちょろっと覗いただけなので割愛)と東洋館をちょろっと見てから次行きました。結局東博には3時間くらい滞在。今日は予定が詰まってて法隆寺宝物館までは時間割けず。

第71回日本伝統工芸展 @京都髙島屋グランドホール

細見美術館からはちんたら歩いて四条河原町へ。最近歩いてなかった道を歩くと新鮮ですな。

見に来たのは第71回日本伝統工芸展。伝統工芸と言っても超絶技巧の芸術作品って感じのが多く展示されていますので、伝統工芸って言う呼び方は適切なのかこれって思ったりもします。入場料500円ですがアサヒメイトだと無料。これはいつもありがたい。

京都髙島屋グランドホール
京都髙島屋グランドホール
今日が京都の初日だからか(東京会場だけ既に済んでます)、作者本人が結構来ていて、NHK大阪が撮影に来ていました。上の写真の4つの作品の作家さんが全員いらっしゃってて、作品の説明されてたのを横で聴いたりできました。貴重な機会に偶然居合わせられてラッキーでした。

キャプションに説明書きとかはないんでじっくり見るわけではないんだけど、NHKの撮影終了をちょっと待ったり、展示点数が322点もあってかなり多いってこともあって1時間くらいいました。

大阪会場は16日から開始ですが、この日の大阪ローカルで放送されるようです。たぶん昼前の番組かな。

今に生きるラスキン @大阪大学中之島センター

続いては近くにある大阪大学中之島センターでの企画展を覗いてきました。これが今日から始まるので中之島美術館の展覧会を見るのも今日にしていました。

大阪大学中之島センター
大阪大学中之島センター
フルタイトルは「大阪ラスキン・モリスセンター収蔵品よる企画展 今に生きるラスキン」です。極小の展示室を使った展覧会なので無料です。

今回は撮影可でした。当然というか何というか客は私だけ。

今に生きるラスキン
今に生きるラスキン
今日も時間計算ミスって着いたのが閉館前で余裕が無くてじっくりは見れてませんので感想はパス。もらえるチラシというパンフが結構しっかりしてます。

虫展 @市立伊丹ミュージアム

今日は展覧会でお出かけです。まずは伊丹ミュージアムでの虫展。

私立伊丹ミュージアム
私立伊丹ミュージアム
展示してるのは伊丹市立美術館だった場所ですが、伊丹市立博物館の機能を取り込んで(1室だけ博物展示してるらしいが今回は入らず)2022年から名前が変わってます。

今回は虫展と言うことで、虫をテーマにした国内作品の展覧会です。昆虫だけじゃなくてムカデやクモや昔の人の想像の産物や虫は登場してないけどテーマが虫になっている作品とかも。

料金は1000円で最近では安め。マイナーな美術館で平日ってこともありガラガラでしたが、ちょっとは客いました。

こういうテーマ展でないと見れない作品が多く、なかなかおもしろかったです。写真の絵は450年ほど前の「針聞書」で、検索してみてください。
左は蟯虫(ぎょうちゅう)で、「庚申の夜に体より出て閻魔大王にその人の悪事を告げる虫」だそうな。

解説付きキャプションが多く、展示数も結構あったので100分くらい掛かりました。会期は29日までですのでそろそろ終わりです。

発掘 恐竜王国展 @高島屋大阪店グランドホール

※これはなんばスカイオで行われている「DinoScience 恐竜科学博」とは別の展覧会です。壁を挟んだ床続きのフロアで行われているのですが。ちなみに一旦下に降りないと行き来できません。ちなみにこっちは9月2日(月)までなので1日遅くやってます。

今日は断捨離の一環で所有物を処分するのに日本橋近辺に行ったついでに高島屋で行われている恐竜の展覧会を覗いてきました。アサヒメイトで無料だったので。

高島屋大阪店グランドホール
高島屋大阪店グランドホール
スカイオの方と主催が違っていて、こっちは福井県立恐竜博物館が協力していますが、スカイオの方は無関係のようです。

ちなみに入場料はだいぶ違っていてこっちは大人1000円であっちは2000円です。

スカイオの方には行ってないので客の入りはわかりませんが、こっちはほとんど客がいませんでした。主催も違うので相互に宣伝はしてないんじゃなかろうか。なんば駅の方でもこっちの広告は見かけませんでした。見逃しただけかも知れませんが。

ディスプレイはいたってシンプルです。

発掘 恐竜王国展
発掘 恐竜王国展
途中にバーチャル発掘体験と称したインタラクティブなコーナーがあって、ほぼ強制的にやらされまして、最初私一人だったのでマジっすかと思ったんだけど、すぐに親子連れが入ってきたので一緒にできました。ほっとしました。

ぬいぐるみで作られたでかい刷毛を手に持って、プロジェクターで映された画面を刷毛で擦っていって発掘するのですが、一応全部発掘できました。一緒になった子供は楽しんでいたようです。ちょっと汗かきましたが。

真剣には見なかったので20分もいませんでしたが、触れる化石も3つほどあったり、子供なら楽しめるのではないでしょうか。

で、今日は行きは荷物が重いので地下鉄で行って、帰りは歩いて帰ろうかと思ってたんだけど雨だったので結局往復地下鉄でした。処分したのは古いレーザーディスクソフト(凄い昔にプレーヤが壊れてからは持ってただけ)と古いプレステソフトでしたが、売って得たお金は電車賃と晩飯代で綺麗に全部飛んで行きました。ま、晩飯食えたんでOKです。

開創1150年記念 醍醐寺 国宝展 @大阪中之島美術館

今日は大阪中之島美術館で展覧会を二つ見てきました。

まずは醍醐寺展。

大阪中之島美術館
大阪中之島美術館
醍醐寺の寺宝展です。仏像マニアは見といた方がいいかなって感じですが、お奨めってほどではないかな。

わりと有名な俵屋宗達の舞楽図屏風は7/24からの後期展示です。前期の今は宗達の扇面散図屛風が展示されててそれと入れ替わります。

全然混んでませんでしたが、思ったよりは客はいました。

展示室は寺の雰囲気出した感じでわりと凝った造りになってました。大阪市立美術館が改修工事中じゃなければあっちでやってたと思うんですが、再開する来年からはどうするんでしょうな。常設展示室のはずだったここ4階でも特別展やってるのでメンバーシップ年会費の6000円だけでいっぱい見れるのもありがたいんだけど。

途中の休憩室ではAR使った企画やってましたが割愛。

そんなに盛りだくさんってほどでもなかったのでトータル45分ほどでした。

鋤田正義作品展「SUKITA IN KYOTO」@京都蔦屋書店アートウォール

今日も京都です。今日はライブだったんですが、その前に蔦屋のミニ写真展を見てきました。デビッド・ボウイの写真で有名な鋤田正義さんの作品をちょっとだけ展示しています。

撮影禁止だったので遠目から撮らせてもらいまして、更にモザイク掛けときました。

京都蔦屋書店アートウォール
京都蔦屋書店アートウォール
ここには初めて来たのでどんな感じかなと思ったらこの写真の10枚だけでした。無料だったので問題ないですが。ちなみにこの蔦屋書店は芸術に力入れてるようで、現代作家の作品が置かれてたり、もっとちゃんとしたギャラリーもあって別の人のミニ展覧会をやってました。

展示している写真は全て値段が付いていて25万円くらいのが多かったかな。

デビッド・ボウイが阪急電車の前でポーズを取っている有名な写真が見れたのが嬉しかったです。

日本の仮面 -芸能と祭りの世界 @国立民族学博物館

今日は午後からエキスポフィールドでアメフト観戦予定だったんで、ちょっと早めに出て万博公園と民博に行ってきました。

行きは阪急山田から徒歩で公園西口から入場。徒歩ルートミスって遠回りになってしまいましたがちょっと無茶してなんとか最悪状況は回避。民博って公園の有料部分ではないので結構ややこしい状態です。公園の券売機で民博のチケットを買うと公園部分は無料で中に入れますが、公園に来るのも目的だったらそれは別のようで、なんだかとても曖昧な状態。公園のチケット代も大したことないのでまあいいけど。

まずは万博公園をちょっとうろうろしましてから民博へ。

特別展のフルタイトルは

みんぱく創設50周年記念特別展「日本の仮面――芸能と祭りの世界」

です。

国立民族学博物館
国立民族学博物館
縄文時代から現代までの仮面を集めた展覧会です。地方の祭などで使われる面が多くて民博らしい内容。

キャプションの説明書きが多く、映像も多いのできっちり見るとめっちゃ時間が掛かると思いますが、私はさらっと見ました。

Tシャツが欲しかったんで無事ゲット。常設展の方でも売ってたけど。

常設展はちゃんと見るとここだけで何日もかかるくらいの量なので仏像とかが多いところをさらっと見て離脱。

万博公園ですが、池にあるオブジェというか元は噴水なんだけど、全部イサム・ノグチの作品なんだそうで、全然知りませんでした。

万博記念公園の噴水たち
万博記念公園の噴水たち
これらの噴水はもう機能してませんが、この四角いのは下向きに水が降ってくるのははっきり憶えてます。せっかくなんで全部復元して欲しいもんだ。

出版160周年記念 不思議の国のアリス展 @高島屋大阪店グランドホール

ストフェスついでに高島屋で展覧会見てきました。

高島屋大阪店グランドホール
高島屋大阪店グランドホール
アサヒメイトで無料。多分そうじゃなかったら見てなかったかな。

メインの展示品は全部撮影可でしたが、良い写真が撮れなかったので割愛。

めんどくさいのでコピペ。

今から160年余り前の1862年、チャールズ・ラトウィッジ・ドッドソン(ペンネーム:ルイス・キャロル)が友人の娘に即興で語ったのが、『不思議の国のアリス』誕生のきっかけでした。その後、キャロルは有名な風刺挿絵画家のジョン・テニエルに挿絵を依頼し、1865年、英国マクミラン社から『不思議の国のアリス』として出版しました。
本展では、続編の『鏡の国のアリス』を含めて、挿絵を担当した4人の画家の原画約250点を一挙に公開します。

読んだことなかったんでストーリーがわかったので良かったです。夢落ちだというのは知ってたけど。

徳川美術館展 尾張徳川家の至宝 @あべのハルカス美術館

今日はあべのハルカス美術館で展覧会を見てきました。徳川美術館展です。

あべのハルカス美術館
あべのハルカス美術館
尾張徳川家がずっと所有していたものがあまり分散されずに伝わっていて、今はそのために設立された徳川美術館が所有しています。

あまり話題になってないからかガラガラでした。

家康所有の鉄砲とか、信長から秀吉、家康と所有者が変わっていった壺とかが展示されていたりして歴史ロマンを感じられる展覧会となっています。

国宝の源氏物語絵巻が展示されているのですけど、なんと1場面だけ。五島美術館所蔵のを含めて全部見ようとすると大阪、東京、名古屋の計4箇所の美術館で10回以上(12か14だったと思う)行かないと全部見れないです。全部一気に見るのは厳しいとしてももうちょっとなんとかならんかったものかと思いますな。

ほぼ全部の展示品キャプションに説明があるので1時間ちょっと掛かりました。

今日もウォーキングを兼ねて自宅まで徒歩で帰宅。難波から歩くのと変わりませんな。