山王美術館 ベストコレクション展

今日は昼からお出かけです。まずは9月2日に新築移転オープンした山王美術館へ。

山王美術館は以前はマルイト難波ビルの中のホテルモントレ グラスミア大阪のフロント階にありましたが、大阪ビジネスパーク内の京橋近くのホテルモントレ ラ・スール大阪の敷地内に美術館単独の建物が新設されて移転してきました。元々は低層の施設だったのを壊してホテルの別館として増設する予定で建設のお知らせまで掲示されてたのですが、着工のタイミングでコロナ禍になり、規模も大きくなかったこともあり、今更この規模の増築をしてもって感じになったようで丸ごと美術館に変更となりました。

で、9月の開館すぐに行っても混んでそうなのでしばらく待ってました。最初の展覧会の会期は1月30日まであるし。14時頃に着きました。

山王美術館
山王美術館
山王美術館
山王美術館
ガラガラかなとちょっと思ったりしましたが、フロアごとに数人はいました。十分見やすかったです。

展覧会は所蔵品から有名作家を満遍なくって感じで展示。この美術館は所蔵品を貸さない&他から借りない方針なので、展示している作品はここで見るしかありません。

展示室は3,4,5階の3フロアで、全て同じ長方形の展示室です。壁4面のうち3面は絵画展示用の壁で、残り1面の一部に陶芸や彫刻を展示するためのケースが埋め込まれています。これも3フロア同じ。

難波にあった頃よりは2倍にはなってるかなって感じですが、めちゃめちゃ大きくはありません。でも今回も1階のロビーフロアに展示している作品も含め絵画だけで80点ほどは展示できていますので、よそから借りてくる展覧会をするような美術館ではないので相応かなって感じ。

展示品はここでしか見れないものばかりなのでわりとお奨めですが、個人的には来年3月からの藤田嗣治展は見ときたい。40点ほどあるそうな。

1階にはグッズコーナー兼用の休憩所があって、コーヒーや紅茶がタダでいただけます。紅茶はティーバッグでコーヒーはマシンなので大したもんじゃないですけどちょっと嬉しいですな。ま、入場料は以前より上がってるけど。

オルタナティブ・ロマン @天王寺公園周辺複数箇所による現代美術展

 今日は天王寺公園周辺で行われている現代アートの美術展を巡ってきました。無料だったので。

5箇所の内1箇所は2日だけの公開なので既に済んでいて、ハルカスの会場はカフェに入らないといけないのでパスしたので3箇所見てきました。期間が12~23日なのでこのエントリが公開される頃には既に終了してます。

参加アーチストは兼子裕代、笹原晃平、松田壯統、Yukawa-Nakayasu、葭村太一です。

まずはメイン会場の阪口楼

阪口楼
阪口楼
ここは料亭でしたが、コロナ禍で閉業(休業?)して現在は貸しスペースとして使われてます。どういう所か気になってたので来れてよかったです。

アーチスト5人の内の葭村太一以外の作品が展示されていました。

撮影し放題でしたが、どれ載せるか悩んじゃうのでここへの掲載はパス。部屋に飾るような作品じゃないものも結構あるんですけど、そう言う作品作ってる人ってどうやって飯食ってるんだろうか。

客はほとんどいなかったですけど、中でトークショーが行われてて数人が参加されてましたが、途中からだったので遠慮しました。

次は天王寺公園内なのでついでに茶臼山に登ってきました。一度来たと思いますが、めちゃめちゃ久々だな。調べたら15年ぶりか。

茶臼山山頂
茶臼山山頂

河底池
河底池
茶臼山横の河底池は奈良時代に大和川(大和川の下流だった今の平野川)の流れを変えようとして失敗した名残だと言われています。谷町筋は河底池近くで一旦下ってまた上ってますが、それもその名残です。大和川の流れを変える工事は江戸時代に成功し、堺と大阪市域が分離されてしまうことになり堺の繁栄が終了するきっかけになります。この記事がおもしろいです。

ってことで次は旧住友家茶臼山本邸土蔵。

旧住友家茶臼山本邸土蔵
旧住友家茶臼山本邸土蔵
大阪市立美術館などは住友家の敷地だったので、ここはその名残で残っています。ここも中に入れたのが嬉しかった。ま、土蔵なので何もないんですけど。斜面上に建ってる3階建てですが、中に入れたのは2階だけです。

葭村太一の「十一ノ首ト東ノ朝日ヲ見ニ行ク」という動画作品が上映されてました。今回の展覧会は「上町台地をめぐる」なので、この作品も上町台地を歩いてます。下寺町のお寺から歩いて難波宮の基壇まで行ってる様子だったので馴染みある場所が多いので最後まで見ました。

最後は旧黒田藩蔵屋敷長屋門。

旧黒田藩蔵屋敷長屋門
旧黒田藩蔵屋敷長屋門
この写真の左側で展示されています。ここは大阪市立美術館に行くのによく通るのですが、当然中を見たことはありませんでしたので見れてよかったです。

中はこんな感じ。

旧黒田藩蔵屋敷長屋門の内部
旧黒田藩蔵屋敷長屋門の内部
ってことで、展示されてた作品達にはあまりピンと来ない私ですけど、見に来といてよかったです。

天王寺公園には産直市場よってってと言う店があってなかなかいい店なのでよく寄ります。和歌山のグリーンソフトってのもここで買えるので良く買います。ミカンとか水茄子とかも買って、グリーンソフトを食いながら帰路につきました。

よみがえる川崎美術館 -川崎正蔵が守り伝えた美への招待- @神戸市立博物館

今日は神戸市立博物館へ展覧会を見に行ってきました。今日から始まった展覧会です。

神戸市立博物館
神戸市立博物館
明治期に日本の美術品が廃仏毀釈などで流出しがちな状況を憂えた川崎重工創業者の川崎正蔵が新神戸駅辺りの自宅に作った美術館に期間限定の招待制で収集品を展示していたのですが、その後の世界恐慌の影響で収蔵品破は散逸し、美術館も戦争で焼けて存在しないのですが、今回その元所蔵品を集めて展示しています。

ちなみに川崎正蔵が神戸に作った川崎造船所(現川崎重工)の初代社長が国立西洋美術館の松方コレクションで有名な松方幸次郎です。

展示内容ですが、円山応挙の作品が結構多いです。有名作品がほとんどない分、見たことなかったものばっかりなのと、明治の初めに流出を防ぐ目的で集めてたと言うことで良品が多いのでなかなか良かったです。

今日が展覧会初日でしたが、遅めに行ったこともありかなり空いていました。大体予想通り。

ほとんどの作品にキャプションがあるのでいつもより時間が掛かって75分くらい掛かりました。

帰りは梅田経由だったので、またまたマルマンで晩飯食いました。

刺繍絵画の世界展 明治・大正期の日本の美 @京都髙島屋グランドホール

今日はお出かけです。まずは京都髙島屋へ。今日は神戸でアメフト観戦なんだけど、展覧会の開催期間が短いので今日行ってきました。それぞれ別々に行くよりかは交通費も多少は安上がりだしね。

明治大正期の刺繍絵画の展覧会です。アサヒメイトでタダ。

京都高島屋グランドホール
京都高島屋グランドホール
刺繍絵画メインの展覧会は滅多にないので貴重な機会です。

とにかく凄いんだけど、超絶技巧と言うよりもどんだけ根気強いんだって感じの作品が多いです。パピリオ(双眼鏡)で寄って見ても刺繍かどうか判別するのが難しいほど凄い作品もあります。

明治大正期の刺繍絵画は輸出されてしまったのが多いので刺繍絵画だけが展示されているわけではありません。下絵も展示されてたりビロード友禅だけの章もあります。刺繍絵画は高島屋所蔵のが多いですが清水三年坂美術館とかが海外から買い戻したりしたのも展示されてます。下絵は有名画家では竹内栖鳳のがあります。これ元にした刺繍絵画の方は大英博物館所蔵だそうで借りて来れてません。

ってことで、なかなかお奨めです。見に行く人は単眼鏡を持っていくのがお奨めです。パピリオ持ってる人は当然パピリオで。

寛永寺根本中堂など

で、帰りは行ったことなかった寛永寺の根本中堂に寄りました。

途中、東博の黒田記念館を覗きました。無料なので。

黒田記念館
黒田記念館
黒田清輝の作品がちょっと展示されてます。

で、寛永寺根本中堂。

寛永寺根本中堂
寛永寺根本中堂
中には入れないのでサクッと退散。

そのまま鶯谷駅から帰ったのですけど、初めて使いましたが、駅前がラブホ街なのね。吉原への玄関口(鶯谷よりもっと近い駅はある)だというのは知ってましたが、こんなところだったのね。

ってことで、サクッと羽田に着きまして、マイル使ったので早めの便に変えてもらいました。こういうことも来年からできなくなって変更不可になるので不便になります。出発直前になっても空席なのを埋めてあげるんだから変えなくてもいいと思うんだけどなぁ。

で、行き帰りも富士山の写真をインスタに載せてますが、帰りの写真をもう1枚載せときます。雲の感じがおもしろかったので。

富士山
富士山
この時間に大阪に帰るのも久々な気がするので写真載せときます。
淀川
淀川
帰りは難波行きのバスに乗りまして、道頓堀歩いて仙豆で晩飯食って帰りました。道頓堀はインバウンドでごった返す前の通常運転って感じですかね。
道頓堀商店街
道頓堀商店街

ボストン美術館展 芸術×力 @東京都美術館

次はボストン美術館展。今回は巡回しないことで吉備大臣入唐絵巻を全巻展示が可能になったそうなので見とこうかと。過去に2回見てますが、有名な場面はその時も見れてるんだけどね。

東京都美術館
東京都美術館
ってことでこっちもそれなりに混んでましたが、芸大の方が混んでたかな。

絵巻物があると客をさばけないのでいつも以上に混むわけですが、ストレス溜まるほどではありませんでした。

あまり興味のない分野の作品も結構多いのだけど、平治物語絵巻も見れたし、見にきといてよかったです。

ってことで予定終了。東博とか国立西洋美術館とかも寄れる時間はあったんだけど、今回はパスしました。

特別展「日本美術をひも解く―皇室、美の玉手箱」@東京藝術大学大学美術館

今日は東京に行ってきました。巡回しない展覧会で見たいのが二つあったので。見ようかどうかちょっと悩んでたけど、見ることにしました。

ってことでマイル使って行くことにしました。阪神高速が事故渋滞でしたが、余裕持ってバスに乗ったので問題なし。

まずは東京藝術大学大学美術館。

東京藝術大学大学美術館
東京藝術大学大学美術館
タイトル通りの内容ですが、芸大と宮内庁三の丸尚蔵館の所蔵品の展覧会です。三の丸尚蔵館は現在建て替え中で、建て替え後は展示面積が大幅に増えるのに合わせて国立博物館の管理になるそうで有料化される予定だそうな。

ってことで、建て替え後は永徳の唐獅子図屏風とか若冲の動植綵絵とか見たいのが常時見れるのかというと日本画などは展示日数制限があるのでそういうことはありませんので今回もわりと貴重な機会となっております。永徳のはもう展示期間終わってますが。

動植綵絵の30幅のうち10幅が展示されているのですが、これの影響かめっちゃ客が多かったです。1階の物販の辺りの写真をインスタの方に載せてます。

ここ、第1会場が3階で、第2会場が地下1階で、出口が2階を経由すると言う動線になっているのですが、エレベータが小さいの2機しかないのでこの客の多さに対応し切れてませんでした。第1会場を地下1階にして3階に上がるのだけエレベータ使わせるようにしたらだいぶましだったと思う。

ってことで高橋由一の鮭とか有名な作品も展示されてますのでかなりお奨めです。私の大好きな明治工芸も多いし。並河靖之の最高レベルの作品が最後に展示されてます。

では次。

展覧会 岡本太郎 @大阪中之島美術館

今日は岡本太郎展を見てきました。今日明日と「タローマンまつり」が行われてると言うことを知ってしまったので、混んでそうだけど行ってしまえってことで。できるだけ空いてるようにと16時からのを予約しました。18時閉館ですが、展示数が多いので2時間は確保しとこうと。ちなみに今までの展覧会や次の展覧会は閉館17時なのですが、混みそうだからってことなのでしょうか。

今日も肥後橋から行きましたが、国立国際美術館側から繋がってるデッキは未だ放置中で通れないのね。

タローマンまつりを先に見れれば見とこうと思ってちょっと早めに着いたんだけど、

タローマンまつり告知ポスター
タローマンまつり告知ポスター
めちゃめちゃ並んでて30分以上は掛かりそうだと言われたので並ぶのは諦めました。最悪明日見に来ればいいかと。
タローマンまつり会場
タローマンまつり会場
この写真の右の方にずらっと並んでました。

ちなみにタローマンとは最近NHKでやってたミニ特撮番組です。50年前に放送されていたという設定になってます。予想以上に人気が出たからか再放送は何度もやってます。5分(本編4分+サカナクションのインタビュー1分)の10話分です。初回放送は全て深夜(0時半とか1時とか)でしたが、再放送の方が見やすい時間だったりします。岡本太郎展は主催にNHKが入ってて今後東京愛知と巡回するのでしばらくは何度も再放送されると思います。

予約の16時まで時間があったので2階の無料の展覧会を覗きました。赤鹿麻耶と言う写真家の展覧会です。

 赤鹿麻耶「Osaka Directory 1」
赤鹿麻耶「Osaka Directory 1」
キャプションと言っていいのか、本人のものと思われる手書きのコメントが作品の横に書かれてたりしてます。

15時52分くらいだったか、ふらっと会場に向かうエスカレータの所に行ったら16時から予約者の入場が可能になっていました。タローマンまつりを見る余裕が増えるのでささっと入場。

展覧会 岡本太郎
展覧会 岡本太郎
大混雑だったら嫌だなぁと思ってましたが、確かにめっちゃ混んではいたのですけど、ストレス溜まるほどではなかったです。

中の様子はインスタの方に貼ってますが、ビデオ映像展示以外は全面的に撮影可でした。動画撮影は不可。

インスタにも書きましたけど、大きい作品が多いのでちょっと下がって見たりしますが、キャプションの文字がやたら小さくて覗き込まないと読めないので下がったり近寄ったりでめちゃめちゃめんどくさかったです。キャプションをカメラで撮ってからカメラで読んだりしてました。

写真はこっちにもちょっとだけ追加しときます。

座ることを拒否する椅子
座ることを拒否する椅子
私もちょっと座りました。

これがタローマンの顔の元ネタかな。

若い太陽の塔
若い太陽の塔
展示数が多いのと撮影可だったこともあり、見終わるのに1時間40分ほど掛かりました。

物販はわりとおもしろいのが多くてちょっと欲しくなったりしましたが、買いませんでした。レジ行列が凄かったです。買ってたらタローマンまつりは見れなかったと思う。タローマンまつり見てから戻れば買えたかもしれないけど。

見終わって17時35分頃に下に降りてみたらタローマンまつりの行列は解消していたんで待たずに中に入れました。これで明日来なくて済みました。インスタに1枚貼りましたが、もう1枚貼っときます。

タローマンまつり
タローマンまつり
サカナクションのコレクション展示コーナーは行列になっていて10分くらい待たされましたが、結局展示物は全部見れました。よかったです。

展示のキャプションとかも全て1972年頃のものだという徹底ぶりでした。真に受ける人いるのだろうか。

この1階のホール、開いてるのを見たことなかったのと資料には講堂と書かれてるのもあるので客席が映画館みたいな固定椅子のホールだと思ってたのですけど、全然違って多目的スペースでした。これだと今回みたいに色々使えそうで大正解ですな。

展覧会自体もなかなか良かったです。キャプションは文字大きくして作り直した方がいいと思いますけど。

岡本太郎の代表作には公共物が多いのででかい作品とかを見るにはあっちこっちに旅行することが必要ですな。

ってことで、満足です。

これでまたしばらく展覧会の予定は無し。でも山王美術館の新築移転オープンはわりとすぐに行くかも知れない。京都市京セラ美術館のアンディ・ウォーホルは会期が5ヶ月近くもあるので早めに行かなくても大丈夫そうなので涼しくなったら行くかな。平日と土休日で値段が違うのが鬱陶しいですな。

このSHIP’S CAT (Muse)、夕方以降はヘルメット部分が光るのね。知らなかったです。

ヤノベケンジ SHIP’S CAT (Muse)
ヤノベケンジ SHIP’S CAT (Muse)
帰りは福島の方に向かいまして、ちょっと遠回りして以前テレビで見て気になっていたPhilo & Co.という洋菓子屋に寄りまして、ケーキとプリンとクッキー買って帰りました。有名パティシエの店なのに高価じゃなくて気楽に買えるのがいいですな。ちなみにプリンが税込300円。

あ、そうそう、これ書いてるのはタローマンまつりが終わってからですけど、速報性が必要かなと思ったときには先にインスタに上げてますのでインスタチェックしてください。

綺羅めく京の明治美術ー世界が驚いた帝室技芸員の神業 @京都市京セラ美術館

今日は京都へ。

まずは京都市京セラ美術館へ。ここに来るときは地下鉄使うメリットが全然無いので京阪の三条から歩くのですけど、酷暑だと辛いのでちょっと迷いました。今日は曇ってて酷暑って感じでも無かったのであまり問題なかったです。行きの京阪も空いてました。ちなみに京橋からだと座れない可能性が高くなるので北浜から乗ってます。帰りは京橋で降りてJRですけど。

ってことで15時過ぎに現地着。明治期の帝室技芸員(今の人間国宝みたいな感じ)の作品を集めた展覧会です。明治期の工芸は大好きな分野なので見とかねばってことで。

京都市京セラ美術館
京都市京セラ美術館
タイトルに「京の」とあるように京都の人の作品ばかりとなっています。宮川香山は横浜に移ってから活躍した人ですが、そういう細かいところまではこだわってないようですが。

知らない名前の人も多かったですけど、かなり良かったです。竹内栖鳳の熊の絵がおもしろかったな。1時間ちょっといました。

細かい仕事の作品が多いので単眼鏡を持っていくのがお奨めです。

イスラエル博物館所蔵 ピカソ ― ひらめきの原点 @佐川美術館

今日もおでかけです。ちょっと遠出。守山市の佐川美術館に行ってきました。

美術館は琵琶湖の東側ですが、湖西線の堅田からバスで行くのがJRもバス代も安くて速いです。大阪からだとJRの電車賃は一緒なんだけど、大阪京都の回数券使ったばら売り方法だと堅田の方が安い。でも回数券もそろそろ販売終了ですけど、回数券が使えなくなったら京都駅と大阪駅で一旦改札出るってやり方が必要になっちゃいますな。

オンライン前売りの時間予約制だったのですが、15分刻みなので遠くから行く人には不便ですな。電車やバス遅れたらどうするんだと思いました。まぁ多少融通利かせてくれるんだろうけど。

ってことで、13時30分~13時45分の入場予約にしてたんだけど、JRもバスも遅れはなかったので13時30分過ぎに現地着。

佐川美術館
佐川美術館
下調べはあまりしてなかったんだけど、めちゃ立派な美術館です。

常設展示室が広く、全部丁寧に見てるとかなり時間が掛かります。

展覧会はイスラエル博物館館所蔵のピカソの展覧会です。

佐川美術館
佐川美術館
展示されてるのは版画が多いと知ってたのでバルセロナのピカソ美術館で見たモノクロの線画のようなものばっかりなのかなと思ってて今回は見送ろうかと思ってたのですけど、そんなことはなかったです。と言っても油彩画はだいぶ少ないのですけど。

と言うことで、かなり面白かったので見にきといて良かったです。しかし、ここまで来るのはめんどくさすぎるので見たくなる展覧会をここではあまりやって欲しくなかったりして。

ここには国宝の梵鐘があるのですけど、展示されてませんでした。

常設展は平山郁夫の展示室があって、スケッチ的な水彩画が結構展示されててそれが良かったな。

常設展はかなりさらっと見たので特別展含めてトータル70分ほどで見終わっちゃいました。で、バスの本数がやたら少ないので結構待つことに。

帰りは守山駅経由で帰ることにしましたが、あまりうまくいかなかったので堅田経由にしたら良かったとちょっと後悔しましたが大したことありません。

美術館の近くには閑散とした商業施設として一時有名になったピエリ守山があるのですけど、2km位あるので徒歩だと遠すぎるので寄りませんでした。