福田美術館 開館記念 福美コレクション展 1期

今日は京都へ。久々の嵐山から。10月に新規オープンした福田美術館にやってきました。

福田美術館
福田美術館
ここはアイフルの創業者が集めた美術品を展示する美術館で、オープン記念で1期2期に分けて主要な作品をどどっと展示しています。ほぼ丸ごと展示替えされるので、2期とも見たい人はオンラインチケットで割安のが買えます。

中はこんな感じの展示室が二つと小さめのギャラリーが一つ。小さい美術館ですが、物足りなさは無かったです、と言うかかなり充実してるかと。ほとんどの作品は撮影可で、SNSで宣伝してくれとのこと。

福田美術館
福田美術館
北斎の肉筆画だけで4点展示されていました。素晴らしい。
葛飾北斎 水中双鴨図
葛飾北斎 水中双鴨図
重要文化財もあったりして名品と呼んでいい作品が多いです。15年ほど前から集め始めたそうですが、よく集められたなあと言う感じ。かなり高額で買ってるんだろうなぁ。

と言うことで、かなりお奨めです。

ラファエル前派の軌跡展 @あべのハルカス美術館

今日はあべのハルカス美術館へ今日から始まった展覧会を見に行ってきました。ラファエル前派の展覧会です。ラファエル前派と言えばミレイのオフィーリアですが、今回はありません。

あべのハルカス美術館
あべのハルカス美術館
上の写真にありますが、宣伝に使われてる絵のあるエリアが撮影可になっていました。

関テレで宣伝してたりしますけど、かなり空いていました。初日って結構空いてるのでお奨めです。

撮影可エリアの様子
撮影可エリアの様子
上の写真にある絵を撮っときました。
ロセッティ 「ムネーモシュネー」
ロセッティ 「ムネーモシュネー」
展示数は思ったより多くて工芸品などもありますけど150点ほど展示されてます。キャプション(説明)のある作品も多いのでじっくり見てると結構時間掛かるかも。

情報量の多い絵が多いので見応えはありました。

12月15日までやってるので会期末に近くなければわりと余裕持って見れるかも。

ウィーン・モダン クリムト、シーレ 世紀末への道 @国立国際美術館

今日は国立国際美術館へ。東京に行ったときにも見ましたけど、結構な数が大阪だけの展示になっていたので。

ということで、有名作品などは大阪でも多くが展示されているので1点だけ。クリムトの「旧ブルク劇場の観客席」はこっちでは展示されてませんが、代わりにフランツ・フォン・マッチュの「旧ブルグ劇場の舞台」が展示されています。クリムトのとは反対の方向から見た絵になってますが、人物がコラージュ写真みたいになってるのは変わらないのでこれもおもしろいです。

撮影可の所の写真だけは載せときます。

国立国際美術館
国立国際美術館
グッズでは久々にXLサイズのTシャツが売られてたので、よさげなデザイン(クリムトが着てたスモックとデザインが同じ)のが1枚あったので買ってしまいました。

展示点数多いし、ウィーンミュージアムに行かなくても済むかもと思うくらい充実してるのでお奨めです。12/8までやってるのでそんなに混まないかな。

コレクション展は映像作品が長いので、全部をじっくり見たければ特別展込みで4時間くらいは必要かと。

帰りにぼちぼち歩いてなにわ橋駅まで行きまして、駅構内のアートエリアB1ってところで大阪中之島美術館の開館プレイベントの「サラ・モリス《サクラ》」の上映をやってたので見てきました。50分と長かったですけど退屈はしませんでした。ユーチューバーが撮れなさそうな映像も多かったですけど大阪観光ビデオって感じでしたのでそんなにお奨めではないです。無料なので近くに行ったらって感じ。6日までですけど。

メアリー・エインズワース浮世絵コレクション @大阪市立美術館 2度目

最近ボケ気味で、この展覧会のチケットを2枚買ってしまってて、前回現地で誰かに売ろうと思ってたんやけどうまくいかず、オクで売っても半額にもならんので展示替えもないけどもう1回見とこうかってことで今日見てきました。前より空いていて良かったです。前よりじっくり見れたし。

京博寄託の名宝 ─美を守り、美を伝える─ @京都国立博物館

次に徒歩で京博へ。しかし暑い。京博に寄託されている作品をいろいろ展示している展覧会です。寄託作品ばかりなので特別展ではなく通常なので520円ですが、今日は無料観覧日なのでタダでした。なので中は大盛況でしたが、ストレスはギリギリ溜まらないレベルでした。

京都国立博物館
京都国立博物館
俵屋宗達の国宝風神雷神図屏風など超有名作品も多く、かなりお奨めの展覧会となっています。

狩野山雪の雪汀水禽図がとても良かったですが、これ山雪・山楽の展覧会で見てたはずなんだけど記憶にない。

あと、中国のお経の菩薩処胎経巻第二が展示されてまして、これがなんと西暦550年。正倉院展に展示されるものより更に200年も古い。こういうのって凄いよなぁ。

入場料安いしとにかくお奨めです。16日までですけど。展示数が多いのでじっくり見てると2時間以上はかかると思います。

CONTACT つなぐ・むすぶ日本と世界のアート展 @清水寺

今日は朝から京都へ。清水寺でやっている美術展を見てきました。

この辺は無料で見れる展示になってました。

清水寺
清水寺
主会場は成就院。ここは普段公開されていません。
清水寺成就院
清水寺成就院
原田マハと言う人がディレクターで、この人による解説のタブロイド紙がもらえます。

内部は撮影禁止でした。部屋の中に作品が展示されていて、ジャコメッティの彫刻が自然に置かれていたりしていい感じ。

個人的には棟方志功の鯉の絵が良かったです。

入場料が1800円と高かったし、拝観料とは別なので客は思ったより少なかったです。ま、でもこういう展覧会はあまりないのでなかなかおもしろかったです。

暑くて汗だくで、汗がしたたり落ちないかかなり気を遣うことになってしまいました。もうちょっと涼しい時期にやって欲しかったけど、ICOM(国際博物館会議)京都大会ってのに合わせた展覧会だったので仕方なかったようです。

せっかく来たので清水寺にもお参りしておきました。工事中の舞台は狭いのね。

清水寺
清水寺

山口蓬春展 @高島屋大阪店グランドホール

今日は会社帰りに高島屋で展覧会を見てきました。アサヒメイトでタダだったので。

山口蓬春と言う人の展覧会です。

髙島屋グランドホール
髙島屋グランドホール
大物クラスだったそうですが、スタイルがかなり変化してきた人だそうで、その辺が後の時代での知名度が低い理由かも知れない。

いい絵が多くてなかなか良かったです。

メアリー・エインズワース浮世絵コレクション @大阪市立美術館

今週1週間夏休みだったんだけど、東京に展覧会でも見に行こうかなとちょっと思ったりしてたんだけど、見たいのがいくつもあったわけでもないし、見たいのも絶対見たいってほどでもなかったし、暑いし、ってことでやめまして、とにかく暑いので家でだらだらしてました。

で、大阪市立美術館での浮世絵の展覧会見てきました。平日に行けば空いてるのに土曜に出かけてしまうことに。メアリー・エインズワースという浮世絵コレクターのコレクションの展覧会です。

遅めに行ったのですが、チケット買う人もちょろちょろって感じだったのですが中は混雑してました。

大阪市立美術館とあべのハルカス
大阪市立美術館とあべのハルカス
メアリー・エインズワースという女性は150年くらい前に生まれた人なので、状態のいい浮世絵が多いです。

戦前に作られたコレクターの番付も展示されてましたが、その中にも入ってました。ちなみに東の横綱が松方コレクションの松方幸次郎でした。

展示数は200点もあり、しかも大半にキャプション(説明)が付いているのでじっくり見てるとめちゃめちゃ時間が掛かります。じっくり見たければ2時間でも足りないと思います。

今回はちょっと変則的な展示室の使い方をしてましたが、せっかくなら200点もあるのでもうちょっとゆったり展示して欲しかったな。

紫色がしっかり残ってる状態のいい浮世絵が多いので、こういう機会は結構貴重なのでお奨めです。

市立美術館のコレクション展示では北斎の潮干狩図(重文)が展示されてたりいつもより多めに展示してました。

ギュスターヴ・モロー展 サロメと宿命の女たち @あべのハルカス美術館

今日は昨日から始まったモロー展に行ってきました。

目玉展示は写真の右側の「出現」。オルフェウスも有名ですが、モローでは一番の代表作かも。

あべのハルカス美術館
あべのハルカス美術館
モロー美術館の所蔵作品を展示しています。どっさり借りれていますが、習作や未完成作品がかなりを占めているのでちょっとがっかりするかも知れませんが、モローの色づかいの特徴はこういう作品の方がよくわかるとも言われているそうな。出現を借りれただけでも凄いことですが。

キャプションの説明が多いのでじっくり見てるとかなり時間が掛かると思います。

モローは大好きなので私は満足。昔パリのモロー美術館に行ったら工事の長期休館が始まってしまっていたと言う悲しい経験があります。モロー美術館は作品がどっさり展示されているのでいつかは行かねばなるまい。

数寄景/NEW VIEW 日本を継ぐ、現代アートのいま @阪急うめだギャラリー

次はボチボチ梅田まで歩きまして、阪急百貨店へ。現代美術の展覧会です。大して興味ないのですけどアサヒメイトで無料だったので見に来ました。

阪急うめだギャラリー
阪急うめだギャラリー
撮影可だったので結構写真に撮りまして、何かここに載せようかなと思ったのですけど選べなかったのでパス。このエントリが公開される頃には展覧会終わっちゃってるし。

会場の向かいでは展覧会にも参加していた作家の作品を含む販売も兼ねた展示も行われていました。そっちでは山口晃の作品も販売されてました。

展覧会はかなり良かったです。力作が多かったな。これくらいエネルギーを注がないと認められない時代なのかな。見にきといて良かったです。