藤田美術館

今日は昨日リニューアルというか建て替えオープンした藤田美術館に行ってきました。混んでるかも知れないけど混んでたらスルーして花見して帰ろうかなと。家からは近いので電車に長時間乗るわけでもないしリスクは低いと判断。

で、現地に着きました。大阪城北詰駅の3番出口は美術館の敷地内にあります。

これは帰りに撮った写真ですけど、行列は来た時も似たようなもんでした。

藤田美術館
藤田美術館
で、ちょっと人多いなぁどうしようかなぁとちょっと迷って並ぼうとしたのですけど、なんか変。実はこの行列、中でお茶と団子のセット(500円らしい)をいただくための行列でした。すぐに気づいて良かった。もうちょっとわかるようにして欲しい。

内部はこんな感じでこれも帰りに撮った写真。左の壁に古い蔵の入口をそのまま取り付けてあってそこから入ります。

藤田美術館
藤田美術館
美術館には中に入ってから並ぶようになってましたが、並んでたのは10人ほどで大して待ちませんでした。チケット売り場は存在しなくて完全キャッシュレスで並んでいる間に担当の人が応対してくれます。ネット購入も可ですが、ここんとこオフィシャルサイトがほとんど繋がらない(アクセス少なそうな早朝とかだと繋がったりしてますが)のでしばらくは使えませんな。

入場制限で少しづつ入れるためのバッファで並ばせていただけで展示室の中はかなり客は少なかったです。展示数が少ないので滞在時間がかなり短いってのも影響してると思う。

と言うことで展示ですけど、想像以上に展示数が少ない。建て替え前の蔵の時より少ないのでは。ちょっとがっかり。所蔵品数千点もある美術館なのにこれだといつまで経っても見れないものばっかりになるんだろうな。展示スペースに対して余裕をめちゃめちゃ持たせた展示になってるので今後はもっと多く展示することもあるんだろうか。

ここで一番有名な国宝の曜変天目茶碗の部屋はそれだけにの部屋になっています。こんな感じ。

曜変天目茶碗の展示
曜変天目茶碗の展示
ホームページの情報見て思うにこの曜変天目もいつ来ても見られるようにならないんではないだろうか。うーむ。

スマホでフラッシュ無しの撮影可にはなっているのですけど、展示室はめっちゃ暗いので撮るのが難しいです。

撮った展示物は2枚ほどインスタの方に上げてますが、2枚目の青磁の花瓶は取っ手の鳳凰の部分は最近復元したものです。暗くて撮るの大変でこれが一番まともな写真。NHKのスペシャルや4/3の日曜美術館で放送してましたが、繋ぎ目とか全くわからない。神業ですな。放送されてたもう一つの茶碗も展示されてます。ちなみに日曜美術館は4/10の20時からも再放送されます。

展示物は上の修復された二つ以外は有名なものは見たことあるものばっかりなので特に感想無し。

建物はあまりかっこいいとは思えないですけど、この真っ白さがずっと維持できるんだったらこれはこれでありかも。とにかく展示室があまり広くならなかったのが残念だな。でかくしても維持できないと思ったんだろうか。

建て替え前は展示室が古い蔵だったので空調の問題で春秋だけの営業でしたがこれからは年末年始以外は年中無休ってことでいつ来ても開いているってのは評価したい。

あ、そうそう、以前だとお向かいの太閤園のカフェのセットメニューの割引券をくれたりしましたが、太閤園自体が創価学会に売られてしまいましたのでそれももうかないません。

ついでに花見

最後にもう1個、お向かいの京都市京セラ美術館の東山キューブでやってる森村泰昌の展覧会を見ようかなと思っていたのですけど、ここまで見た展覧会の展示数がどっちも点数が多くてかなり疲れちゃったので次の機会にすることにしました。後に回しても混んでないだろうし。

ってことで、インクラインの桜でも見とこうかってことで寄りました。

インクライン
インクライン
まだ満開でなかったですけど、なかなか良かったです。これだけ見れれば十分かな。今週末は混むんでしょうな。

動画も久々に撮りましたけど公開するかは未定。

ってことで、帰りは京阪で帰ったのですけど、たまたま洛楽だったので七条から京橋までノンストップなので座れるし早く着くしでラッキー。

サロン!雅と俗-京の大家と知られざる大坂画壇 @京都国立近代美術館

次は地下鉄に乗って岡崎の京都国立近代美術館へ。近代(蕪村、若冲、応挙の時代から明治くらいに掛けて)の京都と大阪の絵師の展覧会です。

京都国立近代美術館
京都国立近代美術館
どういう展覧会なのかがちょっと説明がめんどくさくて、オフィシャルのサイトはアーカイブで残るでしょうからこっちを参照してください。

宣伝もされてないし、先週始まったばかりだし、あまり話題にもなってないのでガラガラでした。

蕪村の国宝の夜色楼台図が前期に展示されてます。これ個人蔵なのね。

大英博物館所蔵の作品も20点ほどあって、これってかなり貴重なんじゃなかろうか。しかもなんとそのうち耳鳥斎が2点。大英博物館って耳鳥斎も持ってたんや。見に来といて良かったです。展示されてた片方が巻物で後期に巻き替えがあるのでこのためだけに見に来てしまいそう。

馴染みのない画家が多いですが、面白い作品も多く、全期間の展示総数239点で展示替えがあるので同時展示数は180点くらいですけどかなり多いです。

ってことでお奨めです。個人的には耳鳥斎が結構あっただけでも見に来た甲斐あったというもんです。図録買おうかなと思いましたが、かなり分厚くて結構高かったので躊躇してしまいました。

上の写真には森村泰昌の作品が写っていますが、コレクション展でいくつか展示されてます。

挑む浮世絵 国芳から芳年へ @京都文化博物館

今日は半年ぶりの通院で有休もらっていたので帰宅後に京都に出かけました。コロナじゃなければ休日に余裕を持って出かけたんだけど。うまくいけば3つ展覧会ハシゴするつもりで11時半頃に家を出ました。

まずは京都文化博物館の浮世絵の展覧会。来月10日まででそろそろ会期終了ですが、見ないでおこうかなと思ってたので今日になってしまいました。

京都文化博物館
京都文化博物館
この古い建物は別館で展覧会には使われてませんで、右に映ってる隣接しているのが本館です。

歌川国芳と月岡芳年の師弟コンビとその周辺の作品の展覧会です。展示されているのは全て名古屋市博物館所蔵品で、錦絵がほとんどです。肉筆画は2点あります。

で、珍しく全部撮影可。150点もあるので全部撮ろうとすると大変です。

京都文化博物館
京都文化博物館
中はこんな感じでこの写真だと混雑してなさそうに見えますが、最初の方はかなり混んでました。でも150点もあるのでわりとすぐに空いてきます。よくあるパターンですな。

有名作品など馴染みのあるのも多いですけど、初見のも多くて見に来て良かったです。

では次。

国宝 聖林寺十一面観音 ― 三輪山信仰のみほとけ @奈良国立博物館

今日も展覧会に行ってきました。自宅は鶴橋なので奈良には近鉄で乗り換え無しで30分ちょっとで着きますが、この状況だと近鉄も空いてるだろうし、展覧会も空いてるだろうと言うことでリスクは一昨日よりも低いと判断。

案の定全部当たりでした。でも観光関係は厳しくなりそうね。鹿せんべい屋のおじさんが自腹で鹿に鹿せんべい食わせてたのを目撃。こんなの初めて見ましたので私も買ってあげました。

下の写真にもありますが、「新たに修理された文化財」の展示は3月から始まるそうなので3月まで待った方がいいかも知れませんが、コロナの状況どうなるかわからんので私は見れるうちに見とこうって感じでさっさと見ることにしました。

途中、観光客はパラパラいましたが、当然ですが日曜とは思えないほど少ない。

ってことで現地着。

奈良国立博物館
奈良国立博物館
昨日から始まった聖林寺の国宝十一面観音がメインの展覧会です。聖林寺の展覧会というわけではなく、神仏分離以前まで大神(おおみわ)神社の中に存在した大御輪寺(だいごりんじ)関連の展覧会となっております。聖林寺の十一面観音も元は大御輪寺の本尊でした。

ってことで、展示数はめっちゃ少なくて、件数だと31件。30分ほどで見ちゃいました。会場内の客は少なかったですけど、展示数自体少ないので十一面観音の周りには10人ほどは取り囲んでましたけど。

で、毎年この時期にやっているお水取り関連の展示も新館の片方を使って行われています。これもさらっと見学。

ショップエリアにはどっかで見た顔(と言ってもマスクしてる)の人が座ってるなぁと思ったら聖林寺のご住職でした。朱印を書いてもらえたようですが、私は朱印集めの趣味はないのでスルー。客少なくて暇そうで、一人で座ってたのでちょっと可哀想でした。まぁちょろっとは朱印を書いてもらう客がいたので耐えられないほどではなかったと思いますけど。

仏像館(元の本館)もさらっと見まして、合計1時間ちょっとって感じで本日終了。

帰りはダイソーでトリュフ風味のポテトスティックを買って帰っただけ。これがめちゃうまい。

これでしばらく出かける予定はなくて、次行きたいなと思ってるのは4月以降なんですけど、その頃どうなっとるのかなぁ。

⼤阪中之島美術館 開館記念 Hello! Super Collection 超コレクション展 ―99のものがたり―

今回はいつもより写真枚数多めのレポでお送りします。

今日は会社を休みまして一昨日2月2日に開館した大阪中之島美術館に行ってきました。開館初日だと混んでるだろうし、土日も混んでるだろうし、昨日は会社休めなかったので今日休ませてもらいました。コロナの新規感染者数連日最多更新でちょっとビビりつつ。でもここはずっと前から注目してたのでさすがに我慢できません。まぁ移動時間短いし、展覧会はリスク低い見方(同じ人とはできるだけ一緒にいないようなペースで)すればいいいだけなので。

肥後橋駅から向かいました。チケットは時間指定だったのですけど、やっぱり遅めの方が空いてるかなと言うことで、15時からにしました。16時からだと1時間しかないので絶対見きれないし。17時閉館はやっぱちょっと早すぎるなぁ。遅めに見に行った後に飯食ってってことがやりにくい。

1年ちょっと前にだいぶ出来てきてたのは見てますが、やっぱ黒い塊は存在感あるねぇ。

大阪市立科学館と国立国際美術館と大阪中之島美術館
大阪市立科学館と国立国際美術館と大阪中之島美術館
手前の骨組みだけのオブジェみたいなのが国立国際美術館ですが、これは地下だけの美術館です。

国立国際美術館の敷地からはデッキで繋がってるのですけど、国立国際美術館側の工事が済んでなさそうな雰囲気が漂ってたので下から行きました。ってことで着。

大阪中之島美術館
大阪中之島美術館
そのまま中に入らずぐるっと回ってまず北側のヤノベケンジの猫を見に行きました。
ヤノベケンジ SHIP'S CAT (Muse)
ヤノベケンジ SHIP’S CAT (Muse)
SHIP’S CATはシリーズものだそうで、あっちこっちにあるらしい。兵庫県立美術館の海側にもこの人のでかい作品がありますな。この写真の奥に見えるのがメインロビーのある2階になります。右の芝生の下が1階レベルで駐車場とかのスペース。

ってことで中に入りました。中にはショップが。ミュージアムショップは1階にできるとなってましたが、オフィシャルサイトを見るとこれが正式なのかな。

大阪中之島美術館 2階
大阪中之島美術館 2階
内装の色はグレー基調で暗めの感じですけど、高級感はありますな。昔、飛行機で美輪明宏と同乗したことがあって、関空に着いたときにたまたま同時に降機したのですけど、その時に美輪明宏が関空のターミナルビルを眺めてつぶやいた言葉がたまたま耳に入ったんだけど、「全部グレー。墓場みたい。こんなところにずっといると憂鬱になるわね。」だったのですが、今回ちょっとそれを思い出しちゃいました。が、私にはこのデザインに悪い印象はありません。いい感じ。レンゾ・ピアノ設計の関空も好きなんだけどなぁ。

チケットはスマホのチケットだったのでそのまま入場してエスカレータで4階へ上がりました。

エスカレータ
エスカレータ
4階には猫と同じヤノベケンジ作のジャイアント・トらやんが展示されてます。
ヤノベケンジ ジャイアント・トらやん
ヤノベケンジ ジャイアント・トらやん
2005年の作だそうですが寄贈されたとのことで、これを置くために建物の設計を変更したそうな。4階なので有料エリアです。実はこのジャイアント・トらやん、動いたり火を噴いたりするんだけど、この場所で見れたりするんだろうか。火を噴くのはちょっと無理かな。腹話術人形がモチーフだそうで。以下参考動画。

ってことで展覧会です。まぁ当然ですけど、わりと人が多い。

今回は所蔵品展なのでチケット料金は他から借りた作品が中心になる特別展より安いのですけど、コロナ禍で入場料も高騰中ですので以前の特別展並みの1500円。今回は全館使った展覧会なので展示数が400点ほどあります。

タイトルにある「99のものがたり」は展示されている作品のうち99作品にそれぞれ物語があるんですけど、展示されてる絵の横に物語まで掲示されてるのは99作品の内ちょっとしかなくてほとんどが番号だけなのですよね。で、その物語は特設サイトで全部公開されてる(オリジナルサイトは既に消えていてリンク先はWebアーカイブなので読めないデータもあるかも)ので予習してから行くのがお奨めです。物語と言ってもそんなに長文ではないです。フリーWiFiで現地で見ることもできるみたいだけど。

展示室内でも9点ほど撮影可の作品があります。佐伯祐三の郵便配達夫も撮影可で、こんな感じ。

展覧会の入場直後の部屋
展覧会の入場直後の部屋
これが会場の順路の最初の方でだいぶ混んでました。が、400点もあるのでだんだん疲れてくるからか、混んでたのは最初の方だけでどんどん空いてきます。

大阪市がモディリアーニの裸婦像を西武百貨店から19億3000万円で買ったと言うのが当時話題になりましたが、この裸婦像はかなり波瀾万丈の来歴があって、NHKで一つの番組として紹介されてました。ここにようやく居場所ができたと言うことになります。私は今まで見れてなかったのでようやく見れました。

ジャコメッティの「鼻」もずっと見たかったのでこれも見れて嬉しかったです。眺めてる間ずっと微妙に揺れてました。この二つは今なら超高額作品で取引される人たちなので買えるときに買っててよかった代表作になってしまいましたな。

ちなみにロスコの絵もありますが、これも今買うと50億以上はするんじゃないでしょうか。ロスコ知らない人は確実に数秒見て終わりって感じの絵なんですけど。ステラも古いのが今回のと別に1点あるようですが、どっちもめちゃ高いんじゃないか。

ってことで、疲れるので2時間以上掛からないペースで見ることにしてたのですが(2時間以上だと閉館になっちゃう)、1時間半くらいで見ちゃいました。まぁこんなもんですかね。展覧会自体はこういうコレクションでっせと言うのがわかる展示になってますが、その分かなり雑多感じになっちゃってるかな。椅子とか家具とかがわりといっぱい展示されてましたけど、みんな興味なさそうでした。椅子職人の息子としてもまぁしゃあないかって感じ。今後はここまで椅子ばっかり展示したりはしないでしょうが、これからの常設展はどういう感じになるんでしょうかね。

当初計画から規模縮小と言うことで、常設展示室が小さくなったって感じかなと想像してますが、モディリアーニとか有名作品はいつ来ても見れるようにしていただきたい。そうでないと遠方客が気楽に計画を立てれない。

この美術館が建設される最初の構想の発端となった佐伯祐三などがどっさり含まれたコレクションを寄贈されたときのように金持ちのコレクションの寄贈はこれからあるんだろうか。

ってことで鑑賞終了。

企画展示室の外のビデオを見るコーナーはこんな感じ。ここは展望ロビーとなってます。

展望ロビー
展望ロビー
物販スペースも展示室の外にあります。
仮設物販スペース
仮設物販スペース
5階を全部特別展に使うとすると1800㎡くらいあるそうですが(1700㎡という話がありますが、公開されてる情報から計算すると1825㎡になります)、これくらいあると大規模な展覧会には十分ですな。ちなみに東京の国立新美術館の特別展に使ってる展示室は2000㎡ですが、国立新美術館の方は物販スペースも込みですのでこっちと同程度と言うことになります。お隣の国立国際美術館での特別展がわりと集客力なさそうなのばっかりなのですが(一昨年のロンドンナショナルギャラリー展みたいなのは久々だったと思う)、ここででかい特別展をどんどん見れることを期待したい。京都や神戸は電車賃掛かるし。ちなみにコンペ時の提案書がこれですけど、結構変わってますな。展示室が提案時より狭くなってるかとちょっと思ったけどほとんど変わってなかった。

内部は吹き抜けが大きくて長いエスカレータが特徴的です。

美術館内部
美術館内部
この写真はチケット売り場の前から撮ってますが、2階はわりと空間が広いので内部で行列作れるキャパは結構ありそうだ。まぁ当分は混みそうな展覧会は時間予約制になるんだろうけど。
美術館内部
美術館内部
チケット売り場はこんな感じで、吹き抜けの中に浮いたような感じになってます。
エスカレータとチケット売り場
エスカレータとチケット売り場
2階の隅っこでは別の企画やってましたけど、ほとんど注目されてませんでした。ちょっと可哀想。資料ではそこもカフェとかになりそうな感じでしたけど。作品が流れてるモニタの前に椅子が1個だけ置かれてたのでちょっとだけ座りましたがすぐに退散しちゃいました。

ってことで、外に出ました。

国立国際美術館に繋がるデッキ
国立国際美術館に繋がるデッキ
国立国際美術館に繋がるデッキ
国立国際美術館に繋がるデッキ
国立国際美術館に繋がるデッキは案の定通れません。高さがちょっと違うので工事が必要ですが開館したのに国際美術館側が手つかず。

1階のレストランやショップは東側に向いてます。今のところ全て準備中。レストランとかは4月オープンです。ショップは美術館関連とは違ってインテリアの店が入るらしい。

ショップエリア
ショップエリア

関電ビルやダイビル本館から繋がるデッキの関電ビル側はダイビル本館が建て替えられた2013年から存在してまして、この写真で人が歩いてる辺りは暫定的に花壇みたいになってたのですけど、8年以上経ってようやく本来の状態で繋がりました。

関電ビルに繋がるデッキ
関電ビルに繋がるデッキ

昔の様子はストリートビューで見れまして、こんな感じ。

ズームするとデッキの上に草がいっぱい生えてるのがわかると思います。

最後に看板含めた全景。下から撮ってるので3階以上しか見えてませんけど。

大阪中之島美術館
大阪中之島美術館

最寄りの駅が京阪の渡辺橋駅ですけど、そこからやってくるとこの写真の左の階段を上がって入口に向かうことになるのでSHIP’S CATがお出迎えしてくれるわけですな。でも肥後橋使う人も多いと思うけど。

イスラエル博物館所蔵 印象派・光の系譜 @あべのハルカス美術館

今日は昨日から始まった展覧会を見てきました。新型コロナ感染者数の連日記録更新中でちょっと悩みましたけど、様子見してるともっと酷くなるかもしれんので開催している間に行っとこうと。展覧会は感染リスク低いしね。

遅めの方が人少ないだろうってことで夕方4時頃に着いたんですけど、これは帰り際に撮った写真なので人がいませんが、着いた時点では数人が入場しようとしているところで、チケット売り場にも人が何人かいたので「これは中も人多いかも、ミスったかな。」と思いましたが、行列ができてたわけでもないので入りました。

あべのハルカス美術館
あべのハルカス美術館
ビビるほど混んではいませんでしたが、中もそれなりに客がいて最初の方は絵1枚に一人以上って感じで、印象派という言葉がタイトルにあると集客力ありますなぁって感じ。

ってことで展覧会の内容ですけど、イスラエル博物館所蔵の印象派前後の絵画が69点ほど展示されています。このうち6枚だけ写真撮影可でした。そのうちのモネの辺りはこんな感じ。

あべのハルカス美術館
あべのハルカス美術館
有名画家の作品ばかりですが、一番人気と言われているのが一番馴染みの無いレッサー・ユリィって人の絵です。
レッサー・ユリィ「夜のポツダム広場」
レッサー・ユリィ「夜のポツダム広場」
これが東京では一番人気だったそうで撮影可でした。レッサー・ユリィは私も全然知りませんでしたが、Wikipediaにも日本語のが無いくらいですし知ってる人は少ないんじゃないでしょうか。ドイツ印象派の人だそうです。

有名作品はありませんが、有名画家の作品ばかりですし、いい絵が多いです。ピサロやシスレーって私にとっては全く印象が残らない絵が多いのですけど、今回展示されてる絵はかなり好印象でした。

イスラエル博物館ってどんなとこなんだろうとストリートビューで見てみたら内部も見れまして、めちゃめちゃ広い。ほんとにオールジャンルの博物館って感じですね。

ストリートビューって移動したいところに思うように移動できなかったりして使いにくいところがあるので今回のが展示されてる場所がどこなのかなかなか見つけられなかったですが、なんとか見つけました。

この部屋にある絵の半分以上借りれてるんじゃないかな。かなり気前よく貸してくれていたんだと言うことがわかります。

ってことでこの手の展覧会としては多めの69点もあるし、わりとお奨めですけど、状況が状況なので慎重に判断してくださいまし。

展覧会とは関係ないですけど、この あべのniniの草間彌生「あべのから未来へ」、これも正式な作品と言っていいんだよね。

あべのnini
あべのnini

この日の夜はなんか凄く疲れてて、22時15分くらいに寝落ちしてしまい、体勢が変なので一旦目が覚めた日付が変わる前にベッドに潜り込んだんだけど、結局朝9時過ぎまで寝てたので11時間近く寝てました。こんなに寝たのは何年ぶりだ?

ART SHINSAIBASHI @心斎橋PARCO SPACE 14 他(2022年1月)

今日は心斎橋パルコでの現代アートの展示即売会を見てきました。御堂筋線に乗り換えずに難波から徒歩で向かいました。

御堂筋の道頓堀橋辺りから南側の歩道が広くなっていて非常に歩きやすくなっていました。まだ工事は完了してませんが。

道頓堀橋のちょっと南辺り
道頓堀橋のちょっと南辺り

ってことで現地着。

ART SHINSAIBASHI
ART SHINSAIBASHI
紹介サイトはかなり力が入ってます。会場が3箇所あって、メイン会場に行く前に大丸本館の方の関連会場の方を見ときました。そっちは撮影不可でした。本館8階のギャラリーの会場では100万円以上をクレカで支払ってる人がいました。

で、メイン会場のパルコ14階。こっちは撮影可。中はこんな感じ。無料だからか盛況。

ART SHINSAIBASHI
ART SHINSAIBASHI
バンクシー、ウォーホル、草間彌生、カウズ、などなど有名な人の作品が多かったです。ほとんどはシルクスクリーンとかの半量産品。でもバンクシーとかは300枚とか刷られてるのに1千万円以上の値段が付いてます。もう何が何だか。上の看板のバンクシーのFlying Copperは600枚刷られてますが、税別2000万円です。

この村上隆のドラえもんは1000枚刷られてる内の1枚で税別30万円です。

村上隆
村上隆
このバンクシーが税別2500万円でした。
Banksy "Jack & Jill"
Banksy “Jack & Jill”
バスキアなんかもあります。
バスキア
バスキア
セル画などアニメ・漫画関連のコーナーもあって、右下のトトロのセル画がなんと税別3000万円。
となりのトトロのセル画など
となりのトトロのセル画など
ってことで、これ欲しいってのがあれば買いたくなってしまったかも知れませんが、高いものの中にも安いものの中にも特にありませんでした。

阪急百貨店の展覧会の向かいで現代アートの作品の販売展示を見たことなどはありましたが、1千万円超え続出ってのは初めてなので新鮮でした。

帰りはユニクロやドラッグストアで買い物してから帰宅。ユニクロ使うの久々でしたが、商品に無線タグが付いているのでセルフレジに篭を載せるだけで一発で値段計算してくれたりしてめちゃ便利になってました。靴下1足にもタグ着けることになっても結局は人件費より低コストで維持できるってことなのね。

新型コロナの1日の感染者数が大阪では過去最多を記録してしまいましたが、心斎橋筋は賑やかでした。まぁ私もそこに行っとるわけですけど。マスクしていて、感染者とそれなりの時間一緒にいなければまぁ大丈夫と思っているので。

次の予定は月末からのハルカスでの展覧会ですけど、どうなってることやら。

御幸戎祭り 本戎 2022 御幸戎神社(御幸森天神宮)

今日も十日戎で近所の御幸森天神宮に寄ってきました。買い物の通り道なので実は年明けてからもこの前通ってるんだけど。

御幸森天神宮
御幸森天神宮
ここにはわりと大きめの戎神社があります。社殿の中でお神楽もやってくれます。
御幸戎神社
御幸戎神社

こっちが本殿。というか拝殿と言うべきか。

御幸森天神宮
御幸森天神宮

ここは生野コリアタウンの入口横にあるんだけど、コリアタウンは今日も人でごった返していましたが、こっちは大して人いませんでした。寄ろうと思わないのかね?

御幸森天神宮
御幸森天神宮

近くの彌栄(やえ)神社にもお参りしときました。狛犬がマスクしてます。

彌栄神社 拝殿
彌栄神社 拝殿
手水舎は使えませんで、お手製のアマビエがぶら下がってました。
手水舎
手水舎
彌栄神社は小さな神社としてはかなり珍しく本殿と拝殿がそれぞれ独立してます。
彌栄神社 本殿
彌栄神社 本殿

玉造戎神社(八阪神社)十日戎 宵戎 2022

今年も今宮戎に行くのは断念しまして、近所の八阪神社にある玉造戎にしときました。断念と言うよりかは今年も行く気になれんってことでなんすけど。

去年ここには本戎の日に来ましたが、ほぼ同じ時間帯ですけど去年よりは人が多かったです。

玉造戎神社
玉造戎神社
今年も甘酒飴いただきました。

去年も福飴買いましたが、ほっといたらくっついてしまって食べられなくなっちゃったので今年は買うのやめようかなと思ってたら、今年は七福神飴というのに変わっていて、数はだいぶ減りましたが、個別包装になっていたので買いました。七福神の金太郎飴です。

ちなみに明日の本戎は露店が出るそうです。

帰りに比売許曽神社にもお参りしときました。

比売許曽神社
比売許曽神社