正倉院の世界 ― 皇室がまもり伝えた美 ― @東京国立博物館

次は平成館での特別展。天皇即位記念ですね。正倉院展は奈良博で行われてたのでタイトルは「正倉院展」ではありません。めっちゃ並んでまして、中も大混雑。

東京国立博物館 平成館
東京国立博物館 平成館
私は正倉院展には10年以上連続で見ているのでほとんど見たものばかりですけど。

螺鈿紫檀五絃琵琶の再現品は写真撮影可でした。本物の螺鈿紫檀五絃琵琶自体は前期に展示されてました。

螺鈿紫檀五絃琵琶の再現品
螺鈿紫檀五絃琵琶の再現品
しかし、中が混みすぎでしんどかったです。もぅちょっとコントロールできんもんか。

で、多少時間に余裕があることがわかったので法隆寺宝物館にも寄りました。ちょっと久々だな。

法隆寺宝物館
法隆寺宝物館
聖徳太子絵伝が展示されてました。いつもこっちで展示されてる国宝が何点か特別展の方で展示されてたので、こっちは代わりにナニか展示されてるかなと思ったのですが、空きになってただけでした。

黒田記念館には行きませんでしたが、今回全館回りました。1回で全部回ったのは初めてかも。まぁ全部をじっくりは見てませんけども。

東京国立博物館 企画展

次は東博へ。特別展以外にも企画展を二つやってます。片方は特別展ですけど追加料金は不要。

先に東洋館へ。特別展「人、神、自然-ザ・アール・サーニ・コレクションの名品が語る古代世界-」ってのをやってました。

東京国立博物館 東洋館
東京国立博物館 東洋館
カタールの王族の人が集めた古代文明(古代エジプトやギリシアなどなど)の宝物が中心の展覧会です。古代の凄いお宝だらけで圧巻。金持ってるとこういうコレクションできるんやって感じ。

次に本館を見ました。住友財団修復助成30年記念特別企画「文化財よ、永遠に」ってのをやってました。

東京国立博物館 本館
東京国立博物館 本館
修復された仏像がずらっと展示されてます。東北の大震災で被災した仏像も多かったです。

中が一部工事中でぐるっと回れなくて引き返す必要があったので疲労感増大。まぁしゃあないけど。

で、特別展に向かいます。

ハプスブルク展 @国立西洋美術館

今日は展覧会とライブのために東京遠征です。

今日はいつもよりちょっと早めの10時30分伊丹発だったので9時上本町発のバスに乗ろうとしたのですが、バス乗り場に着いたらかなり並んでいて、結局満席だと言うことでちょうど私の所で止められて乗れず。1本後の9時25分発のになってしまいました。補助椅子使わせてくれと強く訴えれば乗れたんだろうか。

最近空港でのセキュリティーゲートを通過するリミットが出発20分前に早まったので10時10分までに着かないとダメなのですが、渋滞してたらヤバいぞとかなり焦りましたが酷い渋滞はなく順調に流れて無事着きました。早朝以外の上本町発のバスがOCAT経由になっ手10分ほど余計に掛かるようになったのも痛くて最近かなり余裕を持って出発しないといけなくなってしまいました。新幹線に対する飛行機の時間的なメリットは全くありません。

伊丹のターミナル内は工事中で勝手が全然わからなくなっちゃってました。

今日は初めて787-8に乗りました。787が就航してだいぶ経ちますが、最近国内線しか乗らないので全然乗ったことありませんでしたが、JALが国内線でようやく787を使い出したのでやっと乗る機会に恵まれました。ちなみに787-8より就航時期がだいぶ遅い787-9には2年前に海外旅行でベトナム航空のに乗ってるんだけど。

JALの国内線の787-8の普通席の座席椅子の裏側
JALの国内線の787-8の普通席の座席椅子の裏側
モニタは高精細だし、AC電源もあるんでスマホの充電できるし便利ですな。最新洋楽の専用チャンネルがなくなってたのが悲しいけど(一時的に嵐のチャンネルに変わっただけかも)、洋楽アーチストのアルバムを選んで聴けたりはできます。

ってことで、まずは上野へ。東博とどっち先にしようかちょっと迷いましたが国立西洋美術館へ。ハプスブルク展です。

国立西洋美術館
国立西洋美術館
ウィーンの美術史美術館とブダペスト国立西洋美術館の所蔵品を中心にしたハプスブルグ家ゆかりの美術品を集めた展覧会です。

ハプスブルグ家と言えばプラド美術館もそうですけど借りてきてません。

ピーテル・ブリューゲル(父)とかヒエロニムス・ボスなどは借りてこられてないので超目玉作品はありませんが、ベラスケスの作品が4点ほど展示されていてベラスケスって日本で見る機会が少ないので貴重です。私は美術史美術館には行ってるので現地で見てるけど。

で、常設展も見たのですが、松方コレクション展で展示されていた数年前にルーブルの倉庫で発見された半分欠落した状態のモネの睡蓮が展示されていました。松方コレクション展には行けなかったのでここで見れて良かったです。

クロード・モネ 睡蓮
クロード・モネ 睡蓮
では次。

京大-神戸大戦 & 関学-立命戦 2019 @万博記念競技場

ってことでスタジアムへ。リーグの最終節で、優勝が決まる試合もあるので混んでいましたが、今回はいつも一緒に見ている後輩が席を確保してくれてたので良い席で見れました。今日は久々に3人で観戦。

まずは京大神戸戦。京大が勝つと京大は4位でAクラス確保。神戸が勝つと神戸はトーナメント進出可能な3位または同率2位(3チームの三つ巴でトーナメントでの順位は抽選。1チーム脱落)というどっちも負けられない試合です。

万博記念競技場
万博記念競技場
で、試合は16-7で敗戦。点数だけ見たらあれですけど内容は惨敗ですな。チームとして完全に神戸の下になっちゃった感じ。神戸は2年前は2部だったのでたった2年で追い越されたことに。何度も書いてますが、京大というチームは自分たちが何で強い相手に点が取れないのか全く理解できてないと思う。もう20年とかそういう長い間でずーっと同じだから。

能力の高い選手も多いからもっと良い勝負できるはずなんだけど。ディフェンスはそれなりに頑張れてる感じもするけど目の前の選手と相撲取っててボールに意識が行ってないと感じることが多いし。これも選手の責任じゃなくて練習方法が悪いと思うんだよね。練習の時からボールを意識するようなことができてないと思う。まぁド素人が試合観ただけで感じた戯言ですけど。

そろそろ毎試合現地で見るの止めようかなと思い始めてきた。

で、今日の第2試合の関学立命戦。勝てばどちらも優勝。関学は負けても優勝ですが負けると2位扱いになります。2位3位だとトーナメントのスケジュールが今日の試合含めて4週連続の試合となるのでめちゃめちゃハードになります。今年から3位でもトーナメントに加われるようになったのですが、そのために1位と2位3位のトーナメントのスケジュールのハードさに大きな差が出ることになりました。1位だと3週後の決定戦1試合だけ、2位3位だと休みの週無しで3連戦(今日から4連戦)と。1位にならないとしんどいよと言うリーグ戦で手を抜かれないようにと言う協会の思惑なのでしょうかね。試合も増えて入場料収入増えるしね。個人的にはうんざりですが。怪我人増えるリスクも高まりますがどのチームも納得してるんですかね?

万博記念競技場
万博記念競技場
で、試合の方は下馬評を覆し18-7で立命の勝利。関学は1TDのみで立命は5つのシリーズで得点してるので内容的には立命の完勝って感じ。ここまでレベル高い同士の試合になるとちょっとのことで結果が変わっちゃうのですな。関学は致命的なミスがいくつかあったのが痛い。ファンブルや関学のレシーバーらしくないポロリとか。

ってことで、リーグ戦は終了。私はトーナメントは見に行きません。プレーオフは大反対の立場なので。でも京大が出てたら見に行ってた可能性高いけど。

今年は1位となった立命に関大が勝ったのに関大は4位扱いでトーナメントに出れなかったり神戸が3位になったりアップセットが多いシーズンでおもしろかったですな。京大は蚊帳の外だったけど。こういう拮抗した戦いが続くと観客の動員増に結びつくかもね。

帰りは新梅田食堂街の「おおさかぐりる」で晩飯食いました。昔は「ビュッフェおおさかぐりる」だったんだけど、いつからビュッフェが取れたんだろうか。まぁビュッフェ(バイキング形式のこと)でも何でもないので取った方が良いけど。しかし値段は高くなったなぁ。

驚異と怪異 @国立民族学博物館

今日はアメフト観戦で万博公園へ。で、早めに家を出まして民博へ。万博公園駅から無料のシャトルバスが出ているのでそれに乗りました。これだと万博公園の入園料が不要。民博は公園の東口とは有料エリアを通らないルートがあるので、シャトルバスに乗れない時間帯とかの場合はモノレールの公園東口から行くと良いと言うことになります。

で、今日は特別展を見に来ました。河童、人魚、龍、などなど想像上の生き物などに関連した民俗学的な資料をどどっと展示しています。例えば人魚のミイラとか。当然作られたものですけど。

国立民族学博物館 特別展示場
国立民族学博物館 特別展示場
アメフトまでに1時間ちょっとしか余裕がなかったのでじっくりは見れませんでしたけど、かなりおもしろかったです。最後のファイナルファンタジーはちょっと余計かなと思いましたが、スポンサーですかね。

で、友人と待ち合わせしてたんだけど友人がちょっと遅れるとのことで10分ほど本館を覗きました。そっちでも企画展「アルテ・ポプラル――メキシコの造形表現のいま」と言うのをやってました。こっちは撮影可だったのでとりあえず1枚。

メキシコの骸骨人形
メキシコの骸骨人形
ってことで、スタジアムへ。

名場面 @白鹿記念酒造博物館

今日は西宮へ。白鹿記念酒造博物館という、清酒の白鹿を作ってる会社の博物館です。

展覧会のタイトルが「名場面」と言うことで、歌舞伎の名場面など、物語などの場面を描いた作品をメインに展示しています。

白鹿記念酒造博物館 記念館
白鹿記念酒造博物館 記念館
思たより大きい施設でした。展示室はそんなに大きくないですが、小さくもなかったです。
入場料は500円で、Webサイトのチラシを印刷して持参すれば100円引きだったんですが、ど忘れしてて割り引いてもらえず。スマホで提示じゃダメでした。しかし、下の写真にある酒蔵館も共通入場で、そっちに入ると300円弱の値段の吟醸酒がもらえました。

展示は40点そこそこでしたが、明治期の浮世絵が多かったかな。見たこと無かった作品が多かったのでわりと良かったですが、展覧会自体はお奨めと言うほどではありません。客は私以外に誰もいないかなと思ったら数人はいました。家族連れのガキがうるさかったけどまぁ我慢できる範囲。

そう言えば、ニュースサイトで紹介されてた写真の作品なかったなと思ったら前期後期でごっそり入れ替わってたのであった。

次に酒蔵館。昔の酒造りの施設を保存したものです。宮水というのはこの辺りで湧いていたんだそうで。

白鹿記念酒造博物館 酒蔵館
白鹿記念酒造博物館 酒蔵館
酒もらえるし、入場料は500円で安いし、この施設全体としてはお奨めです。

帰りにちょっと前に話題になっていたバンクシーのペイントが近くにあったなあと言うのを思い出したので寄りました。博物館最寄りの阪神の西宮駅からすぐです。

バンクシーのネズミ
バンクシーのネズミ
かなり前からあったそうなので、本物っぽい。でも何でこんな場所に。全景は上の地図リンクからストリートビューで見れます。

西照寺 木造阿弥陀如来坐像の特別公開

今日はまた大阪市のお寺の特別公開にやってきました。下寺町の西照寺(さいしょうじ)と言うお寺です。

西照寺
西照寺
今回も平日なので上司に許可もらって仕事抜け出して来たのですぐに会社に戻らんといけなかったのでさっさと拝ませてもらいまして、そそくさと退散。

御即位記念 第71回 正倉院展 @奈良国立博物館

一旦家に帰ってから改めて奈良へ。正倉院展です。これは帰りに撮った写真。

奈良国立博物館
奈良国立博物館
今年は安いチケットが手に入らなかったので(と言いつつ元々当日券が1100円で安いので前売りの1000円とかでは手に入るんだけど)閉館1時間半前からの料金「オータムレイト」の800円で6時半に入場。正倉院展は期間が短いこともありいつも大混雑なので個人的には最初の日曜の遅めに来るに限ると思ってます。平日はなかなか時間が取れないし。今回も混んでましたが見るのにストレスが溜まるほどではなかったのでこの時間に来て正解だったかな。ちなみにオータムレイトチケットでは18時30分までは入場できないのでオータムレイト用の行列ができますが、18時半の入場が始まってから数分で入れました。

今年の目玉展示は鳥毛立女屏風になるのかな?5年前にここと東博の国宝展で分けて展示されてまして、今回は1箇所で全部見れるのですが、私は5年前にどっちも見てるのですけども。

ことしは見れて良かったなと思うのが結構多くて良かったな。

文書については三蔵法師玄奘と書かれてあるお経があったり興味深いのもありましたが、この絵がなんかいい感じでした。

仏像館とを繋ぐ地下通路には過去のポスターが展示されてたのですが、ポスターに使われてる目玉展示品を見る限り、見たことないのはあと一つだけかも。13年連続で見に来てますが、主要なものになるとそんなもんなのかな。

ちなみに今東博でも正倉院宝物が展示されている展覧会やってます。

仏像 中国・日本 @大阪市立美術館

今日はまず大阪市立美術館へ。仏像の展覧会やってます。展覧会自体は12日からやってるのですが、昨日からコレクション展の展示が増えるのでそれまで待ってました。

大阪市立美術館
大阪市立美術館
おもしろい仏像が多いので悪くはなかったですが、展示数がちょっと少ないなぁ。もうちょっと多く借りてきて欲しかったところ。

コレクション展は2階全部使ってるのでわりと見応えありましたが、これは見とけと言うのは特にないかなぁ。

浮世絵展 @コヤノ美術館

三条京阪まで歩きまして、京阪で京橋まで戻り、歩いてコヤノ美術館へ。

だいぶ前から存在だけは知っていたのですが来るのは初めてです。毎年内容をガラッと変えた展示をしている美術館で、今年は浮世絵を展示しています。

コヤノ美術館
コヤノ美術館
入り口に電話が置いてあって、美術館の見学の人は内線で電話しろと言うことで掛けましたら女性が応対してくれまして案内してくれました。入館料500円払いました。当然のことながら客は私だけ。

写真撮影は自由と言うことで撮りまくりました。中はこんな感じです。

コヤノ美術館内部
コヤノ美術館内部
浮世絵は想像以上にどっさり展示されてました。実数は数えてませんが、200枚近くはあったんじゃないかな。

清水の舞台から飛び降りる人の浮世絵。こんな感じでわりとちゃんとして説明が描かれてる作品も多かったです。

雪月花 山城 清水花
雪月花 山城 清水花
広重や国芳など有名絵師の作品もありますが、あまり名の通ってない絵師の作品も多くて初めて見る作品が大半。とても良かったです。
ここはコヤノと言う会社の本社ビルらしいんですが、このコレクションは創業者の人のなんですかね?過去の展覧会の情報を見る限り、何でも集めちゃうって感じの人のようで、なかなかおもしろそうです。
展示室に使われてるのは2つ階があって、一つには熊の剥製や100兆円分の焼却残骸とかが展示されてました。
コヤノ美術館内部
コヤノ美術館内部
100兆円分の焼却残骸
100兆円分の焼却残骸
見学していると、そのコレクター本人と思わしき社長?さんが取引先か何かのお客さんを案内して展示ケースに使ってるものが古いのばかりだという話をされてました。数分で戻っていかれました。展示ケースは江戸時代のものだったり大正時代のものだったりかなり古いのが多いそうです。

と言うことで、浮世絵好きならお奨め。前回の浮世絵展は20年前なので当分見れません。12/21まで。日祝は休みなので注意しましょう。