森の宮遺跡展示室 一般公開

今日は森の宮遺跡展示室の一般公開に行ってきました。無料。年に2-3回公開しているんだっけ?

展示室はピロティホールの地下にあります。

ピロティホール
ピロティホール
11時ちょっと前に着いたらもう開いていて、中に入りました。

教育委員会の人が説明してくれました。40分くらいじっくりと。

森の宮遺跡展示室
森の宮遺跡展示室
ピロティホールの建物自体には建築用語としてのいわゆるピロティはありませんが、元々はフランス語で杭(くい)のことだそうで、ピロティホールはこの遺跡をできるだけ守るためにがっつり基礎を作るんではなくて杭を打ち込んだ上に建てたのでそれにちなんで付けられたそうな。

この人骨はレプリカではなく本物です。貝塚のおかげで土壌がアルカリ化して骨が残ったんだそうです。

縄文時代の人骨
縄文時代の人骨
豊臣時代の金箔瓦とかも展示されていました。縄文時代から江戸時代まで各時代の遺物が出てくるのでこういう遺跡は関東とかにはないんだそうな。

なかなか勉強になりました。よかったです。

浄土真宗と本願寺の名宝1 @龍谷ミュージアム

東山二条から206系統のバスに乗りましたが、バスがえらいことになっていて、観光客で詰まりまくり。積み残しも出るしかなり酷い状況。ここまで詰まってると乗り降りにやたら手間取るので渋滞の原因の一つになってると思う。普段から増やさんとダメですな。

次は龍谷ミュージアムでの展覧会ですが、その前にちょっと西本願寺へ。うちは浄土真宗本願寺派だしね。

御影堂と阿弥陀堂は最近国宝に昇格。

西本願寺
西本願寺
大きなイチョウはまだちょっと緑が残っていました。

ってことで向かいの龍谷ミュージアムへ。本願寺の展覧会です。龍谷大の美術館ですが、龍谷大は西本願寺の正式名が龍谷山本願寺であることからもわかるように西本願寺系の大学です。

龍谷ミュージアム
龍谷ミュージアム
今週1週間だけ国宝の「親鸞聖人影像」(鏡御影)が展示されていました。これ見に来たようなもんです。パピリオ持ってったんで顔の細かい描写もよくわかってよかったです。

ってことで京都を離れ大阪へ戻ります。新快速めっちゃ混んでました。

見世物大博覧会 @国立民族学博物館

今日は万博陸上競技場でフットボール観戦なのですが、近くの民博が関西文化の日で無料なので早めに家を出て覗いてきました。

山田駅からモノレールに乗ったら凄い混んでいて、ABCラジオ祭ってのをやっていたのでその客が多かったようです。民博の方にはほとんど流れてこず、10時ちょっと前に着いたら開場を待ってる客はほとんどいませんでした。

民博では「見世物大博覧会」と言う特別展をやっています。特別展は29日まででこれ書いてるのは27日なのでほとんど終わりかけですけど。関西文化の日の無料日ですが、特別展も無料でした。

国立民族学博物館
国立民族学博物館
その名の通り見世物をテーマとした展覧会で、最初の展示が「人間ポンプ」。30代以下の人は全然知らないらしい。

展示スペースはそう広くないですが、見に来る客が少ないのを見越してかなり詰めて展示されているのでわりと見応えありました。時間なかったのでちゃんと見てませんが。国芳の浮世絵が結構あったのが収穫。しかも見たことないのが多かったです。でも国芳作というキャプションがないのよね。図録のサンプル眺めたらそこにも書いてなかったです。

フットボールの試合開始が11時30分で、民博に居れるのは1時間くらいしかなかったのでこっちは30分ほどで退散し、見たことなかった本館の方も一巡りしてきました。

国立民族学博物館展示室
国立民族学博物館展示室
時間がなかったので眺めながら歩いただけですけど、それでも30分掛かりました。広い。次回はもっと余裕のあるときに来よう。

大妖怪展 土偶から妖怪ウォッチまで @あべのハルカス美術館

今日は展覧会を見てきました。大妖怪展です。11/6までなのでそろそろ会期末ですけど。

あべのハルカス美術館
あべのハルカス美術館
妖怪の絵も多いのですが、幽霊の絵や地獄図や埴輪など、妖怪とは言えないものも多かったです。
怖いものと言うことでひとくくりなのでしょうが、妖怪展というなら妖怪だけもっと頑張って集めて欲しかったと思います。妖怪ウォッチは妖怪だからOK。

集められたのはおもしろいのも多かったんで悪くはなかったです。

第68回正倉院展 @奈良国立博物館

今日は正倉院展を見てきました。

春日大社の宝物館が新しくなったので見ようかと思ってたんだけど、めんどくさくて正倉院展だけにしてしまいました。

奈良国立博物館
奈良国立博物館
正倉院展は会期中の最初の日曜の遅めに来るように心がけていますが、ネットの情報では待ち時間があまりないとのことだったので今年もちょっと早めにしました。3時くらいに着きましたが、待ち時間0。中は混んでましたが。

今年は漆胡瓶が目玉展示でしたが、これを見るための行列を作ってなかったのがよかったです。

和同開珎が展示されてまして、発掘品じゃなくてずっと保管されてきた物なので保存状態がめちゃめちゃよtかったです。全体的に錆びてるイメージしかありませんでしたが、実はかなりシャープだったんだなと言うことがわかります。肉眼ではわかりにくいですけど。私はパピリオ(短距離でも焦点が合う双眼鏡)持ってったんで凄くよくわかりました。単眼鏡なり持っていくことをお奨めします。

古文書類は今年も少なめでしたが、写経の仕事の待遇改善の要望書の下描きってのが展示されててこれがなかなかおもしろかったです。

1時間ほど見まして、なら仏像館もサクッと見まして(見たことないユニークな阿弥陀さんが見れたのが収穫)サクッと帰宅。

2016年NHK大河ドラマ特別展「真田丸」@大阪歴史博物館

今日は展覧会を見てきました。今やってる大河ドラマ真田丸にちなんだ展覧会です。真田丸跡地周辺で生まれ育った私としてはとりあえず見ておこうかなと。

大阪歴史博物館
大阪歴史博物館
3時過ぎに着いたのですが、この博物館では見たことないほどの大盛況。大河ドラマの人気が感じられました。普段展覧会なんて見に来なさそうな家族連れがやたら多し。人が2重3三重って感じまでは行きませんが、展示品前はびっしりって感じ。

今日にしたのは国宝の「大坂御弓箭ノ時御城ノ絵図」ってのがどう言うのか見てみたかったので。大坂の陣での武将の配置を描いた図でしたが、大したことなかったです。調べてみたら島津家文書として15133件がまとめて国宝指定されているうちの1枚だそうで。元々期待してたわけではなくてどう言うのだろうと気になってただけなのでがっかりはしませんでしたけど。

歴史物の展覧会なので文書が多かったですが、子供達は楽しかったんだろうか。

大規模な展覧会をする場所ではありませんが、1点1点解説文が付いており、じっくり読んでると2時間くらいは掛かるんではなかろうか。私は適当に見たので1時間20分くらいでした。

ということで歴史好きなら見とけばって感じですかね。

建築家 槇文彦展 @NU茶屋町 地下1階

途中、ヨドバシ梅田でデロンギの全自動エスプレッソマシンの試飲をしまして(味はいまいちだったが豆次第でおいしく入れれそうな感じはした)、そこからNU茶屋町へ。地下のギャラリーで槇文彦と言う人の展覧会をやっています。無料だというので見ることにしました。

テレ朝、幕張メッセ、東京体育館などを設計した人ですが、プリツカー賞をもらっていますので建築界ではトップクラスの有名人。

建築家 槇文彦展
建築家 槇文彦展
主要作品のパネル展示や資料などがメインですが、模型も少し展示。展覧会自体が無料なのでこぢんまりとしたものでした。タダなので文句なし。

展覧会は29日までです。

特別展「始皇帝と大兵馬俑」@東京国立博物館

ってことで次は東博での兵馬俑展を見てきました。兵馬俑は1983年の大阪城博(この時が初来日だったはず)で見ていますので32年ぶりか。見たいって感じもありませんでしたが、奈良博のパスポートが使い切れるかどうか微妙な感じなのでとりあえず見てきました。

東京国立博物館
東京国立博物館
入場待ちはありませんでしたが大盛況。

展示の最後にはレプリカの記念撮影スポットが用意されていました。

兵馬俑(複製)
兵馬俑(複製)
ってことでいつものように総合展示(入れ替えしまくりの常設展)も見てきました。伊能忠敬の日本沿海輿地図が展示されていました。
日本沿海輿地図
日本沿海輿地図
柴田是真の屏風を見れたのが収穫。漆で絵を描くので有名な人ですが、こんな立派な屏風を残してたのね。
柴田是真 四季花鳥
柴田是真 四季花鳥
ってことで次。

大阪くらしの今昔館 @関西文化の日

(2024年はこの施設は関西文化の日は不参加で無料ではありません)

昨日今日が「関西文化の日」の集中日で、関西の多くの博物館美術館が無料で見れる日だったのでとりあえず2箇所ほど見てきました。

まずは大阪くらしの今昔館。天六駅の真上のビルの上の方にあります。大阪の昔の街並みを再現したフロアがある小規模な博物館です。無料だからか大盛況でした。

大阪くらしの今昔館
大阪くらしの今昔館
和服を着れる(これは有料で200円)サービスがあり、これがかなり人気でチケットが売り切れていました。
大阪くらしの今昔館
大阪くらしの今昔館
下のフロアが近代の大阪のジオラマを中心とした展示になっています。
大阪くらしの今昔館
大阪くらしの今昔館
外国人観光客に結構うけているそうで、普段もわりと盛況らしい。天神橋商店街を歩くついでに来れるしね。

第67回正倉院展 @奈良国立博物館

今日は奈良へ正倉院展を見てきました。

土曜より日曜の遅めの方が空いているので今日も4時半頃に到着。

奈良国立博物館
奈良国立博物館
入場待ちの行列ができていましたが、これは一旦バッファ的に貯めているだけのようで、5分ほどで入場。中は最近での正倉院展としてはかなりゆったり見れました。

今回の目玉は上の写真の真ん中の紫檀木画槽琵琶でしたが、ここ数年作られていた内部の行列はありません。これは助かるわ。あまり意味ないと思ってたし。

今年は点数が63点と少なく、使ってない展示ケースがあったりしたんでもう数点欲しかったところ。

展示品自体はわりと良かったです。古文書類は今年もいまいちでしたが、去年よりはおもしろかったかな。お経の誤字を赤字で訂正してあったりしたのがおもしろかった。

ということで、相変わらず他にはどこにも寄らずサクッと帰宅。