ガウディとサグラダ・ファミリア展 @東京国立近代美術館

今回東京に滞在したかったメインの理由がこの展覧会です。これも関西に巡回するんだけど佐川美術館でめっちゃ不便な場所なのとあっちだと狭そうだなってことで。

サグラダファミリアには2回行っていて、地下にある資料展示も2回とも見ているのでわざわざ見なくても良いかなとちょっと思ってたんだけど、ニコ生とか見てたらやっぱり見に行きたくなっちゃってました。

18時からの時間指定にしてたのですが、ほぼぴったりに現地着。これは見終えてから撮った写真だけど。

東京国立近代美術館
東京国立近代美術館
展覧会は題名見ればわかるとおりサグラダファミリアの展覧会です。

メインの章の第3章だけ全面的に撮影可でした。こんな感じで大盛況。

展示室内部
展示室内部
ここの特別展示室ってこんなに狭かったっけって感じ想像以上に見にくかったです。混んでなかったら問題ないんでしょうけど。

そんなにじっくり見てたわけではありませんが、写真撮りまくったりしていたこともあり70分ほど掛かりました。で、その後は常設展も30分ほどでさらっと見ました。

ってことで、サグラダファミリアは頑張ってでも見に行く価値のある場所なので展覧会だけで満足してたらダメですな。私も栄光の正面(昔は正面じゃなくて門と言ってたと思うんだけど)ができて建物としてのほぼ完成状態になったたらバルセロナに行きたいと思っています。

で、今日はここから地下鉄で新宿に行き、小田急で小田原へ。ラッシュの時間帯なのですがちょっと並んだのでなんとか座れました。

ホテルには22時頃に着いたのですが、着いてから近所のバーミヤンで晩飯。酢豚とチャーハンと餃子食いました。チャーハンと餃子はセットなので量は少なめです。早食いの癖は治りません。ファミレスで座席に着いてから15分で食い終わってしまう客はなかなかいないと思います。

今日のホテルも安いホテルでしたが、わりと快適でした。

特別展「古代メキシコ -マヤ、アステカ、テオティワカン」@東京国立博物館

次は東博です。古代メキシコの展覧会。来年大阪にも巡回するんだけど、東博の特別展示室は広いのでこっちの方が多く見れるかなってことと、ついでに色々見とく方が安上がりなので。

入場に行列はできていませんでしたが、

東京国立博物館平成館
東京国立博物館平成館
中は大混雑でした。夏休みとは言え平日なんだけど。
特別展展示室の様子
特別展展示室の様子
ここは100%撮影可でした。並ばないと見にくい展示だと写真撮ったりする人で進まない進まない。ちょっとストレスありました。

と言うことで、メキシコの古代の発掘品を大量に展示しているかなり貴重な機会ですので古代文明に興味のある人は必見ですな。

で、当然本館も巡りましたが、展覧会は金土日は19時までなんだけど、本館は17時までで終了だったので東洋館の一部は間に合わなかったですがまあええか。

次は竹橋の東京国立近代美術館に行くのですが、その前にマルイの上のセリアに寄りまして、USBの変換コネクタを買いました。デジカメのバッテリーはデジカメ本体で充電できるのでこれで万全です。ま、自宅には捨てるほど持ってるので無駄な出費ですが110円なので大して痛くはなかったです。

ここでちょっと腹ごしらえ。立ち食い蕎麦屋でキツネうどん食いました。働いてる人は3人でしたが日本人一人もいませんでした。うどんは普通にうまかったです。

北欧デザイン展 ていねいに美しく暮らす @高島屋大阪店グランドホール

今日はなんば高島屋へ展覧会を見に出かけました。北欧デザイン展です。

高島屋大阪店グランドホール
高島屋大阪店グランドホール
アサヒメイトで無料だったのでとりあえず見とこうかなと。遠かったら行ってないと思います。

今大阪中之島美術館でやってる民芸展の北欧版みたいなもんです。展示されているのは食器や家具(主に椅子)が大半ですが。

入場料1000円するんだけどわりと客がいました。ちゃんとチケット買ってた人も見かけたので全員が私みたいな人ではなさそう。

北欧デザイン展の様子
北欧デザイン展の様子
写真はビデオ映像以外は撮り放題でした。

座れる椅子もいくつか用意されてました。一応一通り座りましたが、クッション性があまり無い椅子がほとんどなので座る心地最高って感じのものは特になし。

無料なので40分ほどでさらっと見ちゃいましたが、展示数はかなり多いので丁寧に見てると結構時間掛かると思いますが、食器とかもシンプルなものが多いのでそんなにじっくり見るようなもんでもないと思うけど。

京都へ

今日は京都へ行ってきました。京博で病草紙が2点展示されているのを知ってしまったので。

昼からぼちぼち出かけました。雨降ったりしたので酷暑ではなかったです。湿度は高くて暑かったのは暑かったけど。

京都国立博物館
京都国立博物館
今日展示されてた病草紙は「痔瘻の男」と「小舌の男」で、小舌の男を見れたのでこれで国宝9点コンプリートできました。京博所蔵の以外のが12点あって見れてないのがまだ5点ほどあったと記憶してますが、見れるチャンスはあるのだろうか。ちなみにその5点の内2点は所蔵先不明だそうな。とにかく国宝9点コンプリートできたのは嬉しい。満足です。

京博の平成知新館は広いので特別展が行われてない今のような時期は丸ごと常設展示になるので色々見どころがあります。報恩寺の厨子入木造千躰地蔵菩薩像とか。11年前に見て以来だと思ってたんだけど、報恩寺には同様のが3つあるそうなので同じかどうかはわかりません。とにかく来といて良かったです。本館の工事が完了したら平成知新館はずっと常設展示になると思うんだけどいつになることやら。

ってことでぼちぼち歩いて久々に六波羅蜜寺へ。

六波羅蜜寺
六波羅蜜寺
ここも西国三十三ヵ所の札所ですが、やはり本尊は秘仏ですけど、この写真の黒い観音さんがレプリカです。本物の国宝本尊は金箔が残ってるのでこんなに真っ黒ではないですけど。

最近新築された令和館。

令和館
令和館
有名な空也上人像があります。久々に拝めました。

ってことで次に近くの六道珍皇寺へ。

六道珍皇寺
六道珍皇寺
7日から10日まで六道まいりってのをやっていてニュースになるくらい有名な行事なのですが、お金がちょっと掛かるのと、鐘を突くのに行列ができてたりしてたのでお参りは遠慮しときました。

次は清水三年坂美術館へ。

清水三年坂美術館
清水三年坂美術館
「超細密工芸」と言うタイトルの展覧会をやってます。

その名の通り超細密なものばかりでルーペが設置されている作品もいくつかありますが、単眼鏡がないと凄さはわかりにくいと思います。ここは単眼鏡の貸し出しとかやってたと思いますが、この展覧会でも特定の日だけ貸し出したりしていたようですけど、コロナ禍以降単眼鏡は常時は借りれないようです。

ってことでパピリオは大活躍しました。おばさん二人連れに貸してあげたりしましてめっちゃ感謝されました。

帰りはぼちぼち歩きました。とりあえず八阪神社にお参り。

八阪神社
八阪神社
そのまま祇園から三条京阪まで歩いて三条から京阪で大阪へ。

民藝 MINGEI―美は暮らしのなかにある @大阪中之島美術館

次は民芸の展覧会。民芸の本家の日本民藝館の所蔵品を中心にした展覧会です。

大阪中之島美術館
大阪中之島美術館
日用品に美を見いだすってことなのでかなり地味ですが、わりと興味ある分野です。まぁめっちゃ積極的に見に行きたいとは思ってませんけど。

ってことで、民芸運動の始まりとされる「日本民藝美術館設立趣意書」の表紙を飾ったぐい呑みが展示されていたりしてなかなか良かったです。

単品の展示は撮影不可ですが、こういう箇所だけ撮影可でした。

展示風景
展示風景
グッズ売り場がかなり大きくて、素敵な食器とかいろいろ売られてて買いたくなっちゃいましたが我慢しました。
グッズ売り場
グッズ売り場
ってことで、ビデオとか見たりしていたのでここでも1時間以上いまして、閉館ギリギリまでいました。

Parallel Lives 平行人生 — 新宮晋+レンゾ・ピアノ展 @大阪中之島美術館

今日は大阪中之島美術館へ展覧会を2つ見てきました。

今日はガラガラだったので誰もいないエスカレータの写真を一番下から撮れました。

大阪中之島美術館
大阪中之島美術館
まずは新宮晋とレンゾ・ピアノの共作を中心テーマにした展覧会。

この二人は関空のターミナルビルの仕事が出会いだそうで、その時に意気投合したそうで、共作の建築がいくつもあります。新宮晋さんは風で動くオブジェなどを制作されているので有名な人だそうで、関空のターミナルビル3階の天井にあるオブジェが有名かな。

写真は撮り放題。

地味な展覧会なのですが、私は建築好きでもあるのでメンバーシップ会員で無料なので当然見に来ました。建築での共作なので大量にあるわけでもないので展示室は結構スカスカです。

新宮晋+レンゾ・ピアノ展 展示室内部
新宮晋+レンゾ・ピアノ展 展示室内部
新宮晋+レンゾ・ピアノ展 展示室内部
新宮晋+レンゾ・ピアノ展 展示室内部

二人の対談等、映像作品が結構あるので全部見てるとかなり時間は掛かると思いますが、もう一つの展覧会の時間も余らせる必要があったので私は1時間強で退散。

ってことで、そんなにお奨めではありませんが、私はまぁまぁ満足かな。

特別展「聖地 南山城-奈良と京都を結ぶ祈りの至宝-」 @奈良国立博物館

今日は奈良と京都へ展覧会を見てきました。まずは奈良国立博物館。京都の南端の奈良県境の南山城地区の寺社の展覧会です。フルタイトルは
浄瑠璃寺九体阿弥陀修理完成記念 特別展「聖地 南山城-奈良と京都を結ぶ祈りの至宝-」
と長い。

奈良国立博物館
奈良国立博物館
浄瑠璃寺の国宝の九体阿弥陀のうち2体が展示されていて、お寺では見れない後ろ姿や光背全体が見れるようになっています。修理が終わった直後の機会なので展覧会が行われているわけでして、本来はこういう大きな寺の本尊を展覧会で見る機会は本堂の修理の時以外はほとんどありません。普段参拝客があまり来ない小さなお寺の本尊はちょこちょこ見かけますが。

壽寶寺(寿宝寺)の真数千手観音(ほんとに1000本手がある)も展示されていて、見たのは京博での展覧会以来二度目ですが忘れてたので見れて良かったです。

ってことで、南山城地区は交通の便が悪いので色々見て回るのも大変ですので仏像マニアなら必見かと。まぁ浄瑠璃寺は一度は行っとくべきだと思いますが。

博物館敷地内では珍しく鹿の親子がいました。

鹿の親子
鹿の親子
子鹿を触って人の匂いが付くと親はもう育てなくなるって話もあるのでそっと見守ってあげましょう。

超絶技巧、未来へ! 明治工芸とそのDNA @あべのハルカス美術館

今日はハルカス美術館へ展覧会を見てきました。超絶技巧と言われる工芸品の展覧会です。

あべのハルカス美術館
あべのハルカス美術館
今回は明治工芸の作品が中心ではなく、現代作家の作品の方がちょっと多く、展示数のうち55%位を占めています。しかも今年完成の最新作やそれに近い最近の作品が多い。上の写真のスルメも現代の作品です。

現代作家の作品は10点ほどが撮影可になっており、SNSで宣伝してねと煽っていました。とりあえず1枚だけ載せときます。

福田亨 - 吸水
福田亨 – 吸水
これは全てが着色していない木材でできていて、蝶の羽の色違いの部分ははめ込んで作られています。下の板も水の部分はレリーフ状に掘り出されていて1枚の板から作られてるそうな。

点数はかなり多くて全部で120点以上あったと思います。なので明治工芸も55点以上はあったと思うのでそれだけ目当てでもわりとい感じ。並河靖之の作品も見た記憶がないのがあったりしてかなり良かったです。

現代作家の作品の感想ですが、根気と集中力って感じ。効率悪すぎる仕事をしてる人たちですが、どうやって食っていってるんだろうか。

細かい仕事の作品が多いのでパピリオでじっくり眺めたりキャプションがある作品も多いので読んでたりしてたのでここでの滞在時間としては最長に近い90分くらいいました。ほんとに最長かは把握できてないけど。

特別展 神 宿る島 宗像・沖ノ島と大和 @奈良県立橿原考古学研究所付属博物館

今日は奈良に行ってきました。見ときたかった展覧会を見とこうと。

橿原考古学研究所付属博物館です。橿原神宮の近くですが、最寄り駅は隣。

奈良県立橿原考古学研究所付属博物館
奈良県立橿原考古学研究所付属博物館
展覧会は宗像大社所蔵の沖ノ島の遺跡出土品が展示されています。奈良にも同時代の共通のものが出土しているそうで、並べて展示されています。

特別展示室はこれだけで、思ってたより狭かったです。

特別展示室
特別展示室
沖ノ島の遺跡出土品は国宝です。

ほとんどは撮影可でしたが、面倒なので掲載はパス。

常設展はちゃんとしてまして、びっしりと大量に展示されています。藤ノ木古墳出土品は国宝ですし、重要文化財レベルだと大量に展示されています。

重要文化財の土偶
重要文化財の土偶
平日だったので客は少なかったですが、10人ちょっとはいたかな。

ショップではLLサイズのTシャツがあったので久々に購入。埴輪まんじゅうも買いましてサクッといただきました。

一度は来ときたかったので満足です。常設店だけでも来る価値あると思います。飛鳥観光のついでにどうぞ。

特別企画展「異界彷徨 ―怪異・祈り・生と死―」@大阪歴史博物館

ハローワークが谷町四丁目駅近くにあるので、帰りに大阪歴史博物館で展覧会を見てきました。

今回の展覧会は特別展ではなく特別企画展となっていて常設展の一環となっています。なので特別展の時は別料金の一番上の常設展の階まで上りました。

大阪歴史博物館は大きい施設なので上の方からはこういう写真が撮れます。

大阪城公園
大阪城公園
私は手作りの映り込み防止グッズを使ったのですが、スマホだと映り込みを防いで撮るのは難しいかな。

常設展のエリアではほぼ常設と言っていい展示ですが、ほんの一部に入れ替えがあったり今は新所蔵品の展示があります。もうすぐ終わっちゃいますが。柴田是真作の根付があったのがちょっと嬉しかったです。客は各フロア数人って感じでガラガラ。やっぱり外国人の方が多い。帰り際になるとちょっとずつ増えてきてまして、見終わって1階に降りたら小学生の集団が入場しようとしてましたけど。

ってことで展覧会です。

大阪歴史博物館 特別展示室
大阪歴史博物館 特別展示室
一応テーマはあるのですけど、所蔵品を中心とした雑多なものが展示されています。一部を除いて多くが撮影可。

個人的に一番興味を引かれたのがこれ。

戦前の恵方巻きのチラシ
戦前の恵方巻きのチラシ
この頃は幸運巻寿司と言う呼び方が一般的だったのかな。私が子供の頃は「丸かぶり」と親は呼んでました。

異界ってタイトルに入ってたので大阪歴史博物館所蔵の耳鳥斎の地獄図巻が展示されてるかなと思ってたんだけど無かったです。これってテーマに合ってるか?ってのも多かったんだけどねぇ。でもとにかくこういう機会じゃないと見れなさそうなものが多くてなかなかおもしろかったです。

ってことで、特別展じゃないので600円だししかも常設展エリアも全部見れますのでわりとお奨めです。まぁ見なくても全く問題ないですけど。