豊島

ってことで11:55発の高速艇(四国汽船)で豊島へ。所要時間は宇野~直島と大差ないですがこっちは高くて620円です。

高速艇 (直島~豊島)
高速艇 (直島~豊島)
で、8人ほどしか乗ってなかったですが、土曜にしては驚くほど少ないんだそうな。で、豊島経由犬島行きだったんですが、豊島で降りたのは私と外人さんの二人だけだったかな。

船内アナウンスでは誰が喋ってるのかわかりませんが、乗ってる間ずっとバスガイドのように喋ってました。

ってことで、豊島(てしま)着。ここでレンタサイクルを借りました。バスの本数がめちゃ少なくて使えないと言っていい状態なのでほぼ必須の状況です。電動アシスト自転車なのでそれなりに楽ですが、体重重いので坂道だとアシストが足りずにペダルが重いのでやっぱり疲れます。

この島でも目当ては1箇所だけですが、途中、アート作品などもあるので多少は見てきました。

豊島のアート作品その1
豊島のアート作品その1
清水観音堂
清水観音堂
このボロボロの観音堂ですが、ここはわき水で有名で、その施設も含め全体が文化財登録されてます。

次にアート作品が展示されてる小さな蔵のような建物も300円払って覗いてきましたが、3分ほどで退散。次行きます。

地中美術館

バスに数分乗りまして、終点の地中美術館チケットセンター前に着きました。

45分からチケット発売開始ってことで、係員のお姉さんが少し説明してくれました。

で、チケット買いまして(2060円。カード払い)、入口まで向かいます。ネットで事前に時間指定チケットってのが買えるそうですが、混んでてもその時間には入れるってことらしい。そんなに混むことがあるってのは後で知った。

入口までの坂にはジベルニーのモネの庭の睡蓮の池をイメージした柳が植えられた睡蓮のある池が作られています。

で、入口到着。

地中美術館
地中美術館
開門時には8人ほど待っていました。

で、10時に入場。チケットもぎりのお姉さん(掃除もしていた)とか係員の数はかなり多いんだけど、かわいい人がやたら多い。どうなってるんだ?

館内は全面撮影禁止です。

この美術館は安藤忠雄設計で、景観保護の観点から地下に作られており、外から見えるのはわずかしかありません。航空写真だと三角やら四角やら色々見えますが。

展示物は点数で言うとかなり少ないです。有名画家ではモネの晩年の作品5点を集めた部屋があります。

それ以外と言っても点数で言うと4点なんですが、現代アートです。全て部屋そのものが作品になっています。

8人で交代制で見る作品以外の作品では私が一人だけで見れる時間があったんで凄くラッキー。贅沢な時間が過ごせました。ま、でかい球体のある部屋は完全に一人じゃなくて係員はいるんだけど。

でかい球体のある部屋は球体の真上に四角い天窓があるんだけど、ガラスがあるようには見えない位にきれいに掃除されてます。かなりこまめに掃除してるんだろうな。

中にはカフェがあって、カフェの所から外に出れましてなかなか良い眺めでした。ここでの写真撮影は問題無いと思います。ま、中でも係員のいない場所では写真撮りまくってた人多かったけどねぇ。

たった9点しかないのに1時間ほどいました。バスが11時5分発だったのでそれに合わせて退散。

で、全体として、かなり良かったです。点数少ないし、チケット高いですが不満は無いです。美術ファンなら一度は来ることをお奨めします。

しかし、帰り際にはかなり客がいました。しかも外人客やたら多し。白人中国人とか色々。こんな田舎にまでって感じ。

どれくらい入ると入場制限になるのかは知りませんが、静かな状況で見れてラッキーです。途中の船のアナウンスで聞いたんだけど、数時間待ちの時もあるらしい。係員多いけど維持は問題なさそうですな。

ってことで、11:05発のシャトルバスに乗り、つつじ荘へ。草間彌生の黄色いカボチャの写真撮ったりしてバスを待ち、11:30発のバスに乗り宮浦港へ。地中美術館から直接歩けば20分ほどだったんでそっちの方がよかったかも。

直島には他にも色々アート施設や作品があるのですが、今回日帰り予定なのと無理に見なくても良いかなって感じたので完全にスルーします。港で時間あったんで(と言っても10分)アート銭湯でも見に行っとけばよかったかなぁ。ま、ええか。

てことで、11:55の宮浦港発の四国汽船に乗り(乗り場は海の駅じゃなくて隣の高速旅客船乗り場)、豊島に向かいます。

直島

今日はちょっとお出かけです。5時起きしました。遊びでこんなに早起きしたのはいつだったか忘れたほど。

5時20分頃に家を出まして、6時の新幹線で岡山へ。自由席はわりと混んでいました。岡山からJRを乗り継ぎ宇野へ。7:52宇野着。金券ショップで回数券(5040円だった)は買ってあったので差額を580円払いました。

宇野駅から宇野港のフェリー乗り場へ行き、08:22発の四国汽船に乗りまして直島(なおしま)へ。20分ほどで着きますが、290円。思ったより安い。
船はフェリーで、車ごと乗れます。

フェリー (宇野~直島)
フェリー (宇野~直島)
てことで、宮浦(みやのうら)港着。直島上陸。

直島、豊島、犬島は進研ゼミでお馴染み(というか、最近は個人情報流出事件の方が有名か)のベネッセがアートの島にしようってことで色々やっています。それに関連して更に周囲の島々でも色々あるそうな。

宮浦港には草間彌生の作品があります。

草間彌生 赤かぼちゃ
草間彌生 赤かぼちゃ
事前計画ではここでレンタサイクルを借りるつもりだったんですが、バスにしました。これは正解だった。9:06発のバスで終点つつじ荘へ。100円。安い。

直島は「おやじの海」発祥の地らしく、つつじ荘に記念碑が置かれてます。記念碑下のボタンを押すと曲が流れるようになってます。

おやじの海 記念碑
おやじの海 記念碑
つつじ荘近くにはこれまた草間彌生の作品があります。
草間彌生 南瓜
草間彌生 南瓜
つつじ荘からはベネッセ運営の無料シャトルバスが運行されてまして、9時30分発のバスに乗りました。

ってことで、このエントリはここまで。

台北 國立故宮博物院-神品至宝- @九州国立博物館

ってことで、太宰府に来た目的である九州国立博物館に来ました。

東京でもやっていましたが、台湾の故宮博物院の展覧会です。これを実現するために法整備までしたという。

九州国立博物館
九州国立博物館
故宮博物院は蒋介石が中国の宝をまとめてどっさり持ってきたのを収めた博物館なので、一級のものが揃っています。

有名な翡翠の白菜は東京で短期間だけ展示されました。私は現地で見ていますが。

この時期に台湾へ行くと普段見れないのが見れるんだろうか。

かなり混雑していました。人が三重になってたり。

常設展示エリアは丁寧には見ませんでしたが、ざくっと全部眺めてきました。国宝の万葉集が展示されてました。狩野永徳の絵もありました。珍しく重文にもなってない作品でした。

ってことで、帰りに梅ヶ枝餠を1個買って食いました。あと、豆菓子の店で試食したらなかなかおいしかったのでちょろっと買いました。

ってことで、広島へ向かいます。

九州仏 @福岡市博物館

ってことで関空に着きました。今日は初のジェットスター利用です。今回7220 円。新幹線との差額は4500円くらいかな。

A320は今までも乗ったことありますが、新ウイングレットのは初めてだな。

A320
A320
Webチェックインしてたんやけど、印刷した紙を財布に入れるとかさばるんでバーコードのある上から1/4くらいだけ切ってたら、ゲートでバーコード読むところだけは問題無かったんやけど、セキュリティーゲートと飛行機に入ったところで再度見せる時に全体の紙はないかと聞かれ結局鞄に入ってる予備で印刷してあった紙を見せることに。1/4部分にもちゃんと全部情報書いてあるんやけれど。イレギュラーなことするなってことですかね。めんどくさいわぁ。

ってことで、それ以外は何事もなく福岡着。

で、ライブ前に福岡市博物館で開かれている「九州仏」と言う展覧会を見てきました。九州全域から仏像を集めた展覧会です。

福岡市博物館
福岡市博物館
九州には国宝の仏像は1件、大分の臼杵磨崖仏だけしかありませんで、これは磨崖仏なので現地でしか見れません。

ってことで、国宝は一つもありませんが、重要文化財クラスの仏像は多数展示されております。飛鳥から平安時期の古い仏像が大半で、九州独特の造形のものなどなかなかおもしろかったです。

ま、無理に見に来なくてもいいと思いますが、九州自体滅多に来れないのでまとめて見れたのはありがたかったです。

ちなみに常設展では国宝の金印が展示されてます。やたら扱いが良かったです。ちなみにまもなく東博での日本国宝展で展示予定。

ミュシャが彩る物語 @堺市立文化館

今日はライブの遠征ですが、関空に行く途中に堺市駅で降りまして(普段使うのはは南海だけど)、堺市立文化館に行ってきました。今日明日と関西文化の日の無料公開の集中日で、ここも無料公開です。

堺市立文化館
堺市立文化館
堺市所蔵作品以外にも尾形コレクションからもいくつか展示されています。

検索してみたところ、尾形って人はこの文化館のコレクションの中心である土井コレクションの協力者だったそうな。

尾形コレクションのは小物が多いですが、1点、万年カレンダーになってる作品がおもしろかったです。有名な作品も展示されていますが、未見のも結構ありました。なかなか良かったです。

ってことで、関空へ向かいます。

国宝 鳥獣戯画と高山寺 後期展示 @京都国立博物館

(鳥獣戯画展の混雑具合はこちらからどうぞ。

ってことで、5時過ぎに並びました。この時点で50+50分待ち。

京都国立博物館
京都国立博物館
外での待ち時間は結局47分くらいで、ほぼ告知通りでしたが、中ではわりと並んでなくて並んでから15分ほどで甲巻まで辿り着きました。でも、残りの3つのうち二つでまた待ち行列ができていてそれぞれ10分は待たなかったと思うけど、結局見終わって出てきたのが7時5分前くらいでした。まあでも昼間に行くよりはだいぶ楽だったと思う。

MIHO MUSEUM所有の断簡(甲巻)も展示されていてこれは嬉しかった。こないだの根津美術館では行った日と展示期間が違ってて見れなかったので。

図録は買いませんでした。e国宝にはまだ載ってませんが、いつかは載るでしょう。

ってことで朝からずっと歩きづめだったのでボロボロで帰還。でも満足です。

京へのいざない 後期展示 @京都国立博物館

ってことで、三井寺から歩いて大津駅まで行き(ちょっと遠い)、京都駅からこれまた徒歩で京都国立博物館へやって参りました。歩き疲れて既にヘロヘロです。

鳥獣戯画展の後期展示が始まったと言うことでやって参りましたが、70+50分待ちと言うことで、とりあえず本館を見ることにしました。

京都国立博物館 平成知新館
京都国立博物館 平成知新館
後期展示と言うことで、2階の展示がごそっと入れ替わっています。3階は前期展示と丸ごと同じで1階の仏像も同じだったかな。

前期ほど有名作品はありませんが、狩野永徳(国宝)や雪舟(重文)の絵が展示されてます。ま、後期は必見と言うほどではないですな。

三井寺 仏像の美 @大津市歴史博物館

今日は朝から三井寺に行ってきました。朝と言っても家出たのは10時40分くらいですが。

雨だったのですが、ペットのジュース買っている間に傘の取っ手の部分がどこかに転がっていってしまいまして、周囲に落ちてるはずなのに見つからず。かなりショック。買ったばっかりなのに。

大阪駅では偶然にも湖西線直通の新快速に乗れたので京都で乗り換えることなく大津京に到着。

三井寺の前にお隣の大津市歴史博物館へ。三井寺の仏像の展覧会です。大津京からは結構近いです。

大津市歴史博物館
大津市歴史博物館
三井寺所有の仏像仏画の展覧会です。三井寺には本堂の奥にそれなりの数の仏像が安置されていますが、それだけでなく古い仏像が大量にあるので単独の展覧会が普通に実現できます。

国宝の五部心観(オリジナルじゃない方だけど国宝)が展示されてます。わりと長めに展示されてます。
オリジナル方の国宝をコピーした全体も展示されてます。

中世の脱活乾漆の釈迦如来がありました。中世の脱活乾漆は非常に珍しいそうな。

全てに解説が付いているのでじっくり見てると結構な時間が掛かりますが、時間がなかったので1時間ほどで退散。

展覧会とは関係ないけど、常設展の落書きみたいな仏画が何枚かあっておもしろかったです。これが大津絵なのかな?

四天王寺 秋季名宝展

今日はアメフト観戦でしたが、その前に四天王寺の宝物館へ寄ってきました。

四天王寺宝物館
四天王寺宝物館
(デジカメの感度変更するの忘れてて変ですが)

先日ニュースになっていた、豊臣秀吉の寄進品と思われる高台寺蒔絵の漆器を見てきました。必見と言うほどのもんではありませんけど。

他には国宝の懸守(2点)と四天王寺縁起が展示されてました。

この記事が公開される頃にはこの秋季名宝展は終了してます。