タローマンまつり2号 @大阪中之島美術館

今日は墓参りから家に帰ってから再度出かけまして、タローマンまつり2号を見てきました。岡本太郎曰く、「同じことを繰り返すくらいなら死んでしまえ」ってことで、内容も前回から多少変わっているみたいだったので。

今日も入場待ちの行列ができているという話でしたが、17時10分くらいに着いたら(18時閉館)並ばずに入れました。写真はインスタの方に多めに貼ってますのでこっちには1枚だけ貼っときます。

タローマンまつり2号
タローマンまつり2号
展示内容は前回と全然違うってほどではありませんでしたが、架空の前番組「大権威ガ・ダーン」が増えていて、その映像もわざわざ作られていて流れてました。

物販のTシャツも復刻版扱いだったりしてかなりの徹底ぶりですが、展示品を見て「この箱、状態良いわね」と語るカップルがいたりしてましたけど、ノリで喋ってるのか本気で信じちゃってるのか気になってしまいました。

スクリーンでなくて液晶モニタの方で流れていたサカナクションのインタビューも未公開版が増えていたようですけど、ガ・ダーンの映像見たくてスクリーンの方をしばらく見てたりしたので見てる時間はなかったです。

ってことで、閉館時間の18時近くまで見てました。

関京戦 2022 @王子スタジアム

ってことで王子スタジアムに来ました。3年ぶりの関京戦です。一昨年が変則開催で対戦がなく、去年は無観客試合だったので。

試合開始30分ちょっと前に現地に着いたんだけど、甲南vs立命の試合がちょうど終わるくらいのタイミングだったんで席は問題無く確保できました。しかし、昔は関京戦だと開門より前に並んだりしたもんですが、今や緊張感の破片もありません。王子スタジアムのバックスタンドなのにサクッと席が確保できるのも悲しい。

王子スタジアム
王子スタジアム

今日は台風が近づいてましたけど、大して風も強くなく、合羽は用意してましたけど雨も降らず、曇ってたので眩しくもなくいいコンディションで見れました。

で、試合の方ですが、34対14で敗戦。この試合も先制TDを取れたことは素晴らしいんだけど、後は前の試合と書きたいことがほぼ同じだ。試合終了間際の1TDはただの練習。試合が決まった後に取っても大した意義はありません。

大量得点はされませんでしたが相手のオフェンスを最後まで止められなかったって印象。オフェンスもディフェンスもラインの力量差が違いすぎますな。ラインは頭数揃えるのが精一杯な状況なので当分こんな感じなのでしょうが、それなりにアスリートは揃っているのでこれくらいの力量差であれば戦術戦略次第で勝ち負けに持って行けるスポーツだと思うんだけどね。ま、でもスタッフがまともに組織できてなさそうだから期待できませんな。

ってことで帰りは梅田での乗り換え途中で100円引きになってた弁当を買って帰宅。

刺繍絵画の世界展 明治・大正期の日本の美 @京都髙島屋グランドホール

今日はお出かけです。まずは京都髙島屋へ。今日は神戸でアメフト観戦なんだけど、展覧会の開催期間が短いので今日行ってきました。それぞれ別々に行くよりかは交通費も多少は安上がりだしね。

明治大正期の刺繍絵画の展覧会です。アサヒメイトでタダ。

京都高島屋グランドホール
京都高島屋グランドホール
刺繍絵画メインの展覧会は滅多にないので貴重な機会です。

とにかく凄いんだけど、超絶技巧と言うよりもどんだけ根気強いんだって感じの作品が多いです。パピリオ(双眼鏡)で寄って見ても刺繍かどうか判別するのが難しいほど凄い作品もあります。

明治大正期の刺繍絵画は輸出されてしまったのが多いので刺繍絵画だけが展示されているわけではありません。下絵も展示されてたりビロード友禅だけの章もあります。刺繍絵画は高島屋所蔵のが多いですが清水三年坂美術館とかが海外から買い戻したりしたのも展示されてます。下絵は有名画家では竹内栖鳳のがあります。これ元にした刺繍絵画の方は大英博物館所蔵だそうで借りて来れてません。

ってことで、なかなかお奨めです。見に行く人は単眼鏡を持っていくのがお奨めです。パピリオ持ってる人は当然パピリオで。

寛永寺根本中堂など

で、帰りは行ったことなかった寛永寺の根本中堂に寄りました。

途中、東博の黒田記念館を覗きました。無料なので。

黒田記念館
黒田記念館
黒田清輝の作品がちょっと展示されてます。

で、寛永寺根本中堂。

寛永寺根本中堂
寛永寺根本中堂
中には入れないのでサクッと退散。

そのまま鶯谷駅から帰ったのですけど、初めて使いましたが、駅前がラブホ街なのね。吉原への玄関口(鶯谷よりもっと近い駅はある)だというのは知ってましたが、こんなところだったのね。

ってことで、サクッと羽田に着きまして、マイル使ったので早めの便に変えてもらいました。こういうことも来年からできなくなって変更不可になるので不便になります。出発直前になっても空席なのを埋めてあげるんだから変えなくてもいいと思うんだけどなぁ。

で、行き帰りも富士山の写真をインスタに載せてますが、帰りの写真をもう1枚載せときます。雲の感じがおもしろかったので。

富士山
富士山
この時間に大阪に帰るのも久々な気がするので写真載せときます。
淀川
淀川
帰りは難波行きのバスに乗りまして、道頓堀歩いて仙豆で晩飯食って帰りました。道頓堀はインバウンドでごった返す前の通常運転って感じですかね。
道頓堀商店街
道頓堀商店街

ボストン美術館展 芸術×力 @東京都美術館

次はボストン美術館展。今回は巡回しないことで吉備大臣入唐絵巻を全巻展示が可能になったそうなので見とこうかと。過去に2回見てますが、有名な場面はその時も見れてるんだけどね。

東京都美術館
東京都美術館
ってことでこっちもそれなりに混んでましたが、芸大の方が混んでたかな。

絵巻物があると客をさばけないのでいつも以上に混むわけですが、ストレス溜まるほどではありませんでした。

あまり興味のない分野の作品も結構多いのだけど、平治物語絵巻も見れたし、見にきといてよかったです。

ってことで予定終了。東博とか国立西洋美術館とかも寄れる時間はあったんだけど、今回はパスしました。

特別展「日本美術をひも解く―皇室、美の玉手箱」@東京藝術大学大学美術館

今日は東京に行ってきました。巡回しない展覧会で見たいのが二つあったので。見ようかどうかちょっと悩んでたけど、見ることにしました。

ってことでマイル使って行くことにしました。阪神高速が事故渋滞でしたが、余裕持ってバスに乗ったので問題なし。

まずは東京藝術大学大学美術館。

東京藝術大学大学美術館
東京藝術大学大学美術館
タイトル通りの内容ですが、芸大と宮内庁三の丸尚蔵館の所蔵品の展覧会です。三の丸尚蔵館は現在建て替え中で、建て替え後は展示面積が大幅に増えるのに合わせて国立博物館の管理になるそうで有料化される予定だそうな。

ってことで、建て替え後は永徳の唐獅子図屏風とか若冲の動植綵絵とか見たいのが常時見れるのかというと日本画などは展示日数制限があるのでそういうことはありませんので今回もわりと貴重な機会となっております。永徳のはもう展示期間終わってますが。

動植綵絵の30幅のうち10幅が展示されているのですが、これの影響かめっちゃ客が多かったです。1階の物販の辺りの写真をインスタの方に載せてます。

ここ、第1会場が3階で、第2会場が地下1階で、出口が2階を経由すると言う動線になっているのですが、エレベータが小さいの2機しかないのでこの客の多さに対応し切れてませんでした。第1会場を地下1階にして3階に上がるのだけエレベータ使わせるようにしたらだいぶましだったと思う。

ってことで高橋由一の鮭とか有名な作品も展示されてますのでかなりお奨めです。私の大好きな明治工芸も多いし。並河靖之の最高レベルの作品が最後に展示されてます。

では次。

京大vs立命大戦 2022 @たけびしスタジアム京都

ってことで西京極に来ました。どっかで時間潰す必要もなく良い時間に着きました。雨強かったらギリギリまで別の場所で過ごそうかと思ってましたけど、着いた時点では雨は降ってませんでした。

関西学生アメリカンフットボールの開幕戦です。去年一昨年とコロナでの変則開催でしたがようやく通常開催になりました。それと今年から甲子園ボウルへの出場ルールが変わり、リーグ戦で2位でも出場決定戦トーナメントに回れるという方式が廃止。つまり基本的にリーグ戦の一発勝負に戻りました。これは嬉しい限りです。しかしリーグ戦で同率1位になった場合の決定戦のスケジュールが組めるスケジュールになってないけど、どうするんだ?

第1節は暑さを避けるためにナイター開催です。コロナ前の例年は土曜に夕方から2試合したりして金土日の3日開催が多かったですけど、今年は1日1試合で初戦が木曜日となってしまいました。これだと客の入りは余計に悪くなりますな。

たけびしスタジアム京都
たけびしスタジアム京都
ほぼ50ヤードライン上を確保できました。

先に書いときますが、雨は覚悟してたんだけど、多少ぱらつくことはありましたが強くなくそれも短時間だけで、客が少なかったこともあり傘差しても後ろの邪魔にならなかったので合羽を使わずに済みました。試合前に降った雨でグラウンドはだいぶコンディションが悪かったようですが。

9月になったばかりの平日だからか、両軍とも応援団(立命は応援団は存在してなくてチアですけど)がいなくてめちゃめちゃ静かな試合でした。こういうのってリーグ戦では初めてかも。

試合ですが、能力の高いQB泉君がいるのが大きいと思いますが、最初のシリーズは素晴らしいドライブで先制。立命がもたついていたので前半は14-14のタイで折り返し、しかし後半全く点取れずで28-14で敗戦。

善戦で不様な試合ではなかったのはよかったですけど、負けは負け。何度も書いてるけど、関学立命相手でも3TD取れるようにならないと勝てないってことが今年も証明されましたな。まぁ今年みたいに2TD取れることも最近は滅多にないわけだけど。

関学立命相手だと素晴らしいドライブで取れるTDはせいぜい1試合に1回ってのも変わってないし、プレーコールに思い切りが足りなさすぎるのも毎年のことだけど、今年ディフェスもオフェンスもコーディネーターだったコーチがいなくなってるのね…去年までとちょっと変わった感じがしたのはそのせいか。

ま、選手層が薄いなりにはなんとかチームになってるし、今年の1年生も相変わらず少ないけど180cm超えがそれなりにいるのでまだ何とか耐えられるかな。まだ泉君がいる来年はスタッフの成長を期待したい。

試合時間が結構長かったこともあり晩飯どうしようかと思いつつ帰ろうとしたら出張キッチンカーが作りすぎで余ってたのをちょっと値引きで売ってたので買って帰って家で食いました。温め直さなかったんで冷え切ってたけどそれでもかなりおいしかったです。

法輪寺

今日はアメフト観戦のために午後半休をもらいまして京都へ。

午後半休と言っても始業が10時なので昼休み入れると14時45分まで働かんといかんので15時頃家を出ました。試合開始が18時30分なのでちょっと余裕があったので比較的近い嵐山にでも行こうかなと。

ほんとは福田美術館に行こうかなとちょっと思ってたんだけど、そう言えば何時閉館だっけとネットで見てみたら17時。着いたら16時を余裕で回っていたので行くの諦めました。昼休み返上して1時間繰り上げの半休にしたら良かったとちょっと後悔しましたが、絶対に行きたかったわけでもないのでまあええか。

しかし、コロナ、悪天候、夏休み終わった9月、既に夕方ってこともあって人がめちゃめちゃ少ない。2年前の第1波後の6月に来たときはもっと人いたけど。とにかく、今まで嵐山に来た中では一番人が少なかったな。

渡月橋
渡月橋
渡月橋渡ってる人は5人くらいか。雨はほとんど止んでいて、山に雲がかかっていていい感じでした。

てことで今まで行ったことなかった法輪寺へ。

本堂の手前の電電宮にお参り。

電電宮
電電宮
電気電波関係業界の発展を祈願するためのお宮なので、一度はお参りしとかんとなってことで来れてよかったですが、私は電気系技術者としてもう晩年なんで今更だけど。

珍しく、境内に入るのには拝観料不要です。

法輪寺
法輪寺
ここには渡月橋辺りも見下ろせる見晴台があるんだけど、門が閉まってて入れませんでした。残念。

ってことで、嵐電の嵐山駅の辺りまで軽く巡ってから西京極に向かいました。

展覧会 岡本太郎 @大阪中之島美術館

今日は岡本太郎展を見てきました。今日明日と「タローマンまつり」が行われてると言うことを知ってしまったので、混んでそうだけど行ってしまえってことで。できるだけ空いてるようにと16時からのを予約しました。18時閉館ですが、展示数が多いので2時間は確保しとこうと。ちなみに今までの展覧会や次の展覧会は閉館17時なのですが、混みそうだからってことなのでしょうか。

今日も肥後橋から行きましたが、国立国際美術館側から繋がってるデッキは未だ放置中で通れないのね。

タローマンまつりを先に見れれば見とこうと思ってちょっと早めに着いたんだけど、

タローマンまつり告知ポスター
タローマンまつり告知ポスター
めちゃめちゃ並んでて30分以上は掛かりそうだと言われたので並ぶのは諦めました。最悪明日見に来ればいいかと。
タローマンまつり会場
タローマンまつり会場
この写真の右の方にずらっと並んでました。

ちなみにタローマンとは最近NHKでやってたミニ特撮番組です。50年前に放送されていたという設定になってます。予想以上に人気が出たからか再放送は何度もやってます。5分(本編4分+サカナクションのインタビュー1分)の10話分です。初回放送は全て深夜(0時半とか1時とか)でしたが、再放送の方が見やすい時間だったりします。岡本太郎展は主催にNHKが入ってて今後東京愛知と巡回するのでしばらくは何度も再放送されると思います。

予約の16時まで時間があったので2階の無料の展覧会を覗きました。赤鹿麻耶と言う写真家の展覧会です。

 赤鹿麻耶「Osaka Directory 1」
赤鹿麻耶「Osaka Directory 1」
キャプションと言っていいのか、本人のものと思われる手書きのコメントが作品の横に書かれてたりしてます。

15時52分くらいだったか、ふらっと会場に向かうエスカレータの所に行ったら16時から予約者の入場が可能になっていました。タローマンまつりを見る余裕が増えるのでささっと入場。

展覧会 岡本太郎
展覧会 岡本太郎
大混雑だったら嫌だなぁと思ってましたが、確かにめっちゃ混んではいたのですけど、ストレス溜まるほどではなかったです。

中の様子はインスタの方に貼ってますが、ビデオ映像展示以外は全面的に撮影可でした。動画撮影は不可。

インスタにも書きましたけど、大きい作品が多いのでちょっと下がって見たりしますが、キャプションの文字がやたら小さくて覗き込まないと読めないので下がったり近寄ったりでめちゃめちゃめんどくさかったです。キャプションをカメラで撮ってからカメラで読んだりしてました。

写真はこっちにもちょっとだけ追加しときます。

座ることを拒否する椅子
座ることを拒否する椅子
私もちょっと座りました。

これがタローマンの顔の元ネタかな。

若い太陽の塔
若い太陽の塔
展示数が多いのと撮影可だったこともあり、見終わるのに1時間40分ほど掛かりました。

物販はわりとおもしろいのが多くてちょっと欲しくなったりしましたが、買いませんでした。レジ行列が凄かったです。買ってたらタローマンまつりは見れなかったと思う。タローマンまつり見てから戻れば買えたかもしれないけど。

見終わって17時35分頃に下に降りてみたらタローマンまつりの行列は解消していたんで待たずに中に入れました。これで明日来なくて済みました。インスタに1枚貼りましたが、もう1枚貼っときます。

タローマンまつり
タローマンまつり
サカナクションのコレクション展示コーナーは行列になっていて10分くらい待たされましたが、結局展示物は全部見れました。よかったです。

展示のキャプションとかも全て1972年頃のものだという徹底ぶりでした。真に受ける人いるのだろうか。

この1階のホール、開いてるのを見たことなかったのと資料には講堂と書かれてるのもあるので客席が映画館みたいな固定椅子のホールだと思ってたのですけど、全然違って多目的スペースでした。これだと今回みたいに色々使えそうで大正解ですな。

展覧会自体もなかなか良かったです。キャプションは文字大きくして作り直した方がいいと思いますけど。

岡本太郎の代表作には公共物が多いのででかい作品とかを見るにはあっちこっちに旅行することが必要ですな。

ってことで、満足です。

これでまたしばらく展覧会の予定は無し。でも山王美術館の新築移転オープンはわりとすぐに行くかも知れない。京都市京セラ美術館のアンディ・ウォーホルは会期が5ヶ月近くもあるので早めに行かなくても大丈夫そうなので涼しくなったら行くかな。平日と土休日で値段が違うのが鬱陶しいですな。

このSHIP’S CAT (Muse)、夕方以降はヘルメット部分が光るのね。知らなかったです。

ヤノベケンジ SHIP’S CAT (Muse)
ヤノベケンジ SHIP’S CAT (Muse)
帰りは福島の方に向かいまして、ちょっと遠回りして以前テレビで見て気になっていたPhilo & Co.という洋菓子屋に寄りまして、ケーキとプリンとクッキー買って帰りました。有名パティシエの店なのに高価じゃなくて気楽に買えるのがいいですな。ちなみにプリンが税込300円。

あ、そうそう、これ書いてるのはタローマンまつりが終わってからですけど、速報性が必要かなと思ったときには先にインスタに上げてますのでインスタチェックしてください。

特別展 河内長野の霊地 観心寺と金剛寺 @京都国立博物館

次は京都国立博物館へ。三条まで歩いて戻って京阪使おうかなと思いましたが、東大路に出たところでバスが来たので乗ることにしました。相変わらず五条坂までは渋滞が酷かったんで時間掛かりましたけどラッキーにも座れたので楽できました。バスが混んでたのがあれでしたが、窓開けてたりして換気はしっかりしてそうでしたが。

ってことで、17時過ぎに現地着。

京都国立博物館
京都国立博物館
京博は金土は20時まで開館なのでこの時間でも余裕です。

展覧会はタイトルの通り、大阪の観心寺と金剛寺の展覧会です。どちらも京博中心に行われた最近の調査結果の成果発表って感じだそうな。金剛寺の日月四季山水図屏風が国宝に昇格したのが数年前で、一度見ておきたかったので楽しみにしてました。

ニコ美のこれを見てから行くとかなり楽しめると思います。3時間半とかあるので長いけど。

上のニコ生でもコメントされてましたが、ガラガラでした。最後の方だと展示室に私だけとかってこともあったりして。

京博の新館は元々は常設展用なので丸ごと特別展に使うと凄いボリュームになるので今回の特別展は2階と1階だけです。3階は常設展の時と同じ考古中心の展示です。本館の工事が進む気配がないですけど、さっさとやって欲しいもんだ。新館で特別展やるよりは狭くなるけど工事で広くはなるようだし。

金剛寺の本堂の三尊は数年前までの本堂改修中は京博と奈良博に別れてずっと展示されていて展示中に国宝に昇格したので憶えてる人は多いと思いますが、既に本堂に帰られているので展示されてません。観心寺の本尊は秘仏で年に1回2日間しか公開されてないので有名ですので当然展示されてませんが、模刻像が展示されています。

金剛寺では酒を造っていたそうで、信長からの酒の礼状や秀吉からの酒の造り方などのリクエストの書状などなかなか面白い文書も展示されてます。

国宝の両刃の剣が展示されていますが、記録を見ると何度か見てるはずなんだけど全然憶えてません。こんな凄い剣憶えてないのがおかしいんだけどなぁ。ちなみに普通の刀じゃなくて不動明王が持ってるようなまっすぐの両刃の剣です。

キャプションが多くボリュームたっぷりなので結局1時間40分近くいました。満足です。美術品の展覧会ではないので美術好き向けではないですが、こういうのが好きな人にはお奨めです。仏像好きだと凄いちっちゃい厨子入愛染明王坐像が感動するかと。厨子全体で10cmほどだそうです。

帰りはまたたまたま洛楽でして、空いてたので余裕で座れました。

ってことで休み中のおでかけの予定は終了。残り3日はだらだらします。散髪とか買い物とかは行くけど。