南陽院本堂「木島櫻谷 山水障壁画」特別公開

今日は有休もらって京都へ。京都での紅葉狩りは4年ぶりなのでとりあえず見とこうかなと。

まずは南禅寺塔頭の南陽院で新発見とされる木島櫻谷(桜谷 このしまおうこく)の障壁画の公開を見てきました。地下鉄蹴上駅から南禅寺に向かうときは「ねじりまんぽ(レンガをねじった感じで積み上げたトンネル)」を通って行きますが、その途中にあるのでわかりやすいです。

南陽院
南陽院
障壁画は撮影不可ですが、庭の撮影は可能。
南陽院庭園
南陽院庭園
手入れが行き届いて綺麗です。

障壁画は全50面もありますが、凄く控えめな表現なのでインパクトはありませんのでこれは見といてよかったと言うほどではなかったです。障壁画の他にも木島櫻谷作の掛け軸2点が飾られてました。あと、この衝立も木島櫻谷の作品でこれだけ撮影可でした。

双鹿図
双鹿図
ガラスに外光が映り込んで見にくいですけど。

ってことで次。

寛永寺根本中堂など

で、帰りは行ったことなかった寛永寺の根本中堂に寄りました。

途中、東博の黒田記念館を覗きました。無料なので。

黒田記念館
黒田記念館
黒田清輝の作品がちょっと展示されてます。

で、寛永寺根本中堂。

寛永寺根本中堂
寛永寺根本中堂
中には入れないのでサクッと退散。

そのまま鶯谷駅から帰ったのですけど、初めて使いましたが、駅前がラブホ街なのね。吉原への玄関口(鶯谷よりもっと近い駅はある)だというのは知ってましたが、こんなところだったのね。

ってことで、サクッと羽田に着きまして、マイル使ったので早めの便に変えてもらいました。こういうことも来年からできなくなって変更不可になるので不便になります。出発直前になっても空席なのを埋めてあげるんだから変えなくてもいいと思うんだけどなぁ。

で、行き帰りも富士山の写真をインスタに載せてますが、帰りの写真をもう1枚載せときます。雲の感じがおもしろかったので。

富士山
富士山
この時間に大阪に帰るのも久々な気がするので写真載せときます。
淀川
淀川
帰りは難波行きのバスに乗りまして、道頓堀歩いて仙豆で晩飯食って帰りました。道頓堀はインバウンドでごった返す前の通常運転って感じですかね。
道頓堀商店街
道頓堀商店街

法輪寺

今日はアメフト観戦のために午後半休をもらいまして京都へ。

午後半休と言っても始業が10時なので昼休み入れると14時45分まで働かんといかんので15時頃家を出ました。試合開始が18時30分なのでちょっと余裕があったので比較的近い嵐山にでも行こうかなと。

ほんとは福田美術館に行こうかなとちょっと思ってたんだけど、そう言えば何時閉館だっけとネットで見てみたら17時。着いたら16時を余裕で回っていたので行くの諦めました。昼休み返上して1時間繰り上げの半休にしたら良かったとちょっと後悔しましたが、絶対に行きたかったわけでもないのでまあええか。

しかし、コロナ、悪天候、夏休み終わった9月、既に夕方ってこともあって人がめちゃめちゃ少ない。2年前の第1波後の6月に来たときはもっと人いたけど。とにかく、今まで嵐山に来た中では一番人が少なかったな。

渡月橋
渡月橋
渡月橋渡ってる人は5人くらいか。雨はほとんど止んでいて、山に雲がかかっていていい感じでした。

てことで今まで行ったことなかった法輪寺へ。

本堂の手前の電電宮にお参り。

電電宮
電電宮
電気電波関係業界の発展を祈願するためのお宮なので、一度はお参りしとかんとなってことで来れてよかったですが、私は電気系技術者としてもう晩年なんで今更だけど。

珍しく、境内に入るのには拝観料不要です。

法輪寺
法輪寺
ここには渡月橋辺りも見下ろせる見晴台があるんだけど、門が閉まってて入れませんでした。残念。

ってことで、嵐電の嵐山駅の辺りまで軽く巡ってから西京極に向かいました。

四天王寺 千日詣り 万灯供養 2022

(最新の万灯供養のエントリはこちらから)

6日から15日まで夏休みでして、展覧会に行ったりしてますがとりあえず万灯供養のことをまず書いときます。(後日に展覧会とかの記事は追加してます)

今年も四天王寺に行ってきました。16日までですが、今年も千日詣りの日(毎年8/9,10)にしました。

今年も例年とは違っていて去年とほぼ一緒。やっぱりめんどくさいのでオフィシャルサイトのお知らせからコピペ。

①ローソクへの記入はご自身でお書きいただきます。例年のローソクをお書きするスタッフはいません。
②中心伽藍の入口で「預かり箱」に預けていただきます。ご自身でローソクを立てる場所の指定はできません。
③エリア制限をしており、砂利の上、ローソク立ての近くまでいけません。回廊のみ通行可能。
④開始と終了の時間帯が1時間前倒しです。万灯供養法要は午後5時~午後8時まで。

3番目が去年とちょっと違っていて回廊全部歩けるようにはなってましたので講堂だけは外からお参りできました。

ってことで今年はハルカスをバックに撮影できました。

四天王寺金堂と五重塔とハルカス
四天王寺金堂と五重塔とハルカス
コロナ前と違ってロウソクを一旦預ける形なので今年は今までで一番きれいにロウソクが並んだ写真になってます。過去のと比べてもらうとよくわかる。

六時堂は今年も上まで上がれず。

六時礼讃堂
六時礼讃堂
今年の千日詣り法要は聖霊院 太子前殿だったようで、私は千日詣りできてなかったかも。まぁいいですけど。

今年は露店が多少増えてました。スマートボールとかの娯楽な露店とかも。

四天王寺 石鳥居
四天王寺 石鳥居
今年は釣鐘饅頭の店が閉まってたので買えず。その代わりと言っては何だけど石鳥居前の店で冷やし飴飲みました。テレビで知ったんだけど、手作りで(そりゃそうか)こだわって作ってるらしい。かなり濃くて甘いんだけどしつこくないギリギリの感じでよいですね。こういう手作りの冷やし飴飲むのは何年ぶりだろう。

比売許曽神社 御幸森天神宮 彌榮神社 夏祭り 2022

3連休だし、見に行く予定の昨日から始まった展覧会が2つあるので出かけようかなと思いましたが、展覧会は夏休み中の平日に行くことにしました。

今年は近所の夏祭りも復活してます。ここんところ新型コロナの感染拡大が急ですが、今更止められんって感じか。

ってことで夜8時台に軽く覗いてきました。どこも平常運転って感じでした。まぁ屋外&他人と長時間一緒になったりすることも少ないこういう行事だと感染リスクは低いと思うけど。感染力のある人のそばでマスクしないで一緒にいるとたぶんダメだけど、まぁ子供は重症化リスク低いしこれくらい良いんじゃないですかね。

しかし、もう2年以上になるのにどういうことするとリスク高いのかが周知されてるとは思えない今日この頃。そりゃ収束しないわな。これから夏休みに入るので子供同士の感染が減るだろうからちょっとは落ち着くことを期待したい。

まずは比売許曽(ひめこそ)神社

比売許曽神社
比売許曽神社
一番盛り上がる頃だったようで、中に入れずさっさと退散。ここは露店は出てませんでした。

次は御幸森天神宮(みゆきもりてんじんぐう)。

御幸森天神宮
御幸森天神宮
コリアタウンの入口にあるからか凄い人出。お参りだけしました。

最後に彌栄(やえ)神社。

彌栄神社
彌栄神社
ここは昔からこの時間はこんな感じ。珍しく出店も1軒やってました。ここでもお参りだけしました。

ってことで、サクッと帰宅。

万部おねり 2022 大念佛寺

今日は墓参りついでに大念仏寺の万部おねりを見てきました。まともに行われるのはコロナ前からの3年ぶり。露店も出ていて人が多いのにちょっと驚きました。コロナ前でもこんなに多いのはあまり見たことなかったので。

大念仏寺
大念仏寺
最後のおねりは15時からの予定でしたがかなり遅れて15時45分くらいに始まりました。

雅楽の生演奏なのがとても良いですな。

万部おねり
万部おねり
万部おねり
万部おねり
15時55分には次に向かう必要があったので最後までは見れませんでしたが二十五菩薩全てを見れなくてもまあいいかって感じ。

コロナ禍のせいで去年一昨年とはまともに行われなくて今年3年ぶりにちゃんと行われたのですけど、これから本堂の改修工事に入るそうで来年と再来年は行われないそうな。次はまた3年後(追記:2025年もまだ工事が完了してないので2026年から復活予定ですね)。

コロナ禍もありリモートでも見てもらえるように5日間ともライブ中継も行われてましたので私が見た分を貼っときます。

御幸戎祭り 本戎 2022 御幸戎神社(御幸森天神宮)

今日も十日戎で近所の御幸森天神宮に寄ってきました。買い物の通り道なので実は年明けてからもこの前通ってるんだけど。

御幸森天神宮
御幸森天神宮
ここにはわりと大きめの戎神社があります。社殿の中でお神楽もやってくれます。
御幸戎神社
御幸戎神社

こっちが本殿。というか拝殿と言うべきか。

御幸森天神宮
御幸森天神宮

ここは生野コリアタウンの入口横にあるんだけど、コリアタウンは今日も人でごった返していましたが、こっちは大して人いませんでした。寄ろうと思わないのかね?

御幸森天神宮
御幸森天神宮

近くの彌栄(やえ)神社にもお参りしときました。狛犬がマスクしてます。

彌栄神社 拝殿
彌栄神社 拝殿
手水舎は使えませんで、お手製のアマビエがぶら下がってました。
手水舎
手水舎
彌栄神社は小さな神社としてはかなり珍しく本殿と拝殿がそれぞれ独立してます。
彌栄神社 本殿
彌栄神社 本殿

玉造戎神社(八阪神社)十日戎 宵戎 2022

今年も今宮戎に行くのは断念しまして、近所の八阪神社にある玉造戎にしときました。断念と言うよりかは今年も行く気になれんってことでなんすけど。

去年ここには本戎の日に来ましたが、ほぼ同じ時間帯ですけど去年よりは人が多かったです。

玉造戎神社
玉造戎神社
今年も甘酒飴いただきました。

去年も福飴買いましたが、ほっといたらくっついてしまって食べられなくなっちゃったので今年は買うのやめようかなと思ってたら、今年は七福神飴というのに変わっていて、数はだいぶ減りましたが、個別包装になっていたので買いました。七福神の金太郎飴です。

ちなみに明日の本戎は露店が出るそうです。

帰りに比売許曽神社にもお参りしときました。

比売許曽神社
比売許曽神社

初詣 大念仏寺&杭全神社 2022

今日は墓参りに行きまして、その後はいつものように近所の大念仏寺と杭全神社にお参りしてきました。

まずは大念仏寺。平野のこの辺は空襲は免れているのでこの本堂は昭和初期のですけど、大阪府下最大の木造建造物です。

大念仏寺
大念仏寺
ここは毎年人少ないなぁって感じでしたけど、今年は例年よりちょっとは多かったです。コロナ前よりも。でも数人から十人とかそういう低レベルな話ですが。5月の「万部おねり」の時は露店が出てたりして当然人多いです。

ってことで次は杭全神社。入口の所から既にめっちゃ人多くて露店も多くが行列できてたりしてたので拝殿めっちゃ並んでるのかと思ったら全然並んでませんでした。

杭全神社 拝殿
杭全神社 拝殿
コロナ禍の去年から拝殿前に大きい賽銭入れが設置されて同時に参拝できる人数が増えたおかげですな。

拝殿だけお参りして帰る参拝客が多いですけど、本殿も全部お参りしておきました。春日大社とかがそうですけど、本殿は見ることすらできなくてお参りするための拝殿建てられてる場合が多いですけど、ここも昔はそういう感じだったのかな。

この第二本殿(写真奥)と第三本殿は室町時代の建物で大阪市ではここの大門の次に古い建物です。

杭全神社 第二本殿
杭全神社 第二本殿
ちなみに第一本殿は春日大社第三殿を移築してきたものなので、国宝の春日大社本殿より170年ほど古いことになります。こっちは重要文化財ですけど。ちなみにもっと前に移築されたのが円成寺にあって、そっちは国宝です。当時の春日大社は式年造替で20年ごとに建て替えられてたから20年ごとに資材が丸ごと余るのですな。
絵馬
絵馬
この絵馬の右は干支の寅ですけど左は熊で、杭全(くまた)神社のゆるキャラ「くまたん」だそうな。

去年もそうだったんだけど、たまに買ってる亀乃饅頭の福本商店(あと2年で創業400年らしい)が近くにあるんだけど、今日は開いてないので買いそびれました。元日と2日は開いてるんだけど。

初詣 宝山寺 2022

大晦日はガキの使いもやってないんで今回は久々に深夜の初詣に行こうかと思いまして、今回は行ったことのない生駒の宝山寺(寳山寺)に行くことにしました。

奈良にしたのは家から近鉄に乗るだけなので便利だというのもありますが、団体専用列車の「楽」が特別運行されるってことで乗っときたいなと言うのもありました。団体列車なので普段は乗れません。私は子供の頃に「あおぞら号」には乗ったことあります。

ってことで年が変わる直前に家を出て「楽」を待ちましたが、直前の電車がガラガラだったんだけど、「楽」は鉄オタで満席。深夜なのにご苦労さんなこってすな。私は積み残されなくて良かったです。実は難波駅や奈良駅で整理券配られたりして大量の積み残しが出ててえらいことになっていたらしい。

近鉄の団体専用列車の「楽」
近鉄の団体専用列車の「楽」
私は生駒で降りまして、改札出たら誰もいない。家を出る前に軽く検索してたんだけど、ケーブルカーが動いてるかどうか確認できなかったのと、人の気配が全然なかったので歩いて行くことにしました。結局出た改札が最適な改札じゃなかったから誰もいなかっただけで、ケーブルカーは動いてたんで無駄に山登りしたことになりましたが。途中まで全然人と遭遇しなかったので開門してるのかちょっと心配になったりして心細かったです。さすがに大丈夫だろうと思いつつ登りましたが。

ほぼ最短距離で行ける参道があって、途中からは歩行者用になってました。傾斜がキツいから階段が多いので車が通れないってだけですけど。両側はずっと民家なので山道ではありません。途中、こんな感じのところがあったりして面白かったです。

民家の前のでかい石灯籠
民家の前のでかい石灯籠
途中雪降ってきたけど心臓がいかれている私は無理はできないのでゆっくり登りまして、30分ほどで到着。ゆっくりだったので途中休憩したくなるほど疲れたりはしませんでした。着いたのが1時頃だったのでまだ行列ができていました。
宝山寺鳥居
宝山寺鳥居
元々はこの鳥居が鳥居前駅辺りにあったそうです。

ってことでお参り。入山者数の制限してたのでそれなりに待たされて鳥居の所から20分近く掛かりました。

宝山寺 本堂と拝殿
宝山寺 本堂と拝殿
右が本堂で、左が拝殿です。宝山寺は生駒の聖天さんと言われてますが、聖天さんは歓喜天のことですけど、本堂の本尊は不動明王です。左の拝殿が歓喜天にお参りするためのもの。歓喜天は仏教の天部なので神道っぽい扱いをしない場合が多いですけど、ここは神道っぽい扱いになっていて、鳥居があったり拝殿が檜皮葺きだったりしています。神仏習合の時代は明快に区別はしてなかったと言うことがよくわかりますな。

歓喜天はインドのガネーシャが起源なので基本的には象の頭をしていまして、歓喜天像になると2体が抱き合っているタイプの像が多かったりしているからか単なる秘仏じゃなく一切開帳されない絶対秘仏になっているお寺が多く、ここも例外ではありませんので見れません。今日は本堂の不動明王はなんとか拝めました。

宝山寺は歴史は350年ほどでめちゃめちゃ古くはないですけど、大阪商人の信仰を集めていたとかで伽藍はかなり大きいです。ってことで多宝塔の所まで登りました。多宝塔には愛染明王が奉られています。正面から撮ろうとするとこれ以上収まりません。スマホの超広角で撮れば良かったんだけど。

宝山寺 多宝塔
宝山寺 多宝塔
多宝塔の所からの景色はこんな感じ。左にあるのが本堂です。
宝山寺多宝塔からの景色
宝山寺多宝塔からの景色
ここからもそうですけど、帰りの下りとかからも奈良の夜景が綺麗ですが、昼間の景色もいい感じなんだろうな。

境内は広いので石仏とかはあっちこっちにありまして、こんな可愛い不動明王もありました。

不動明王
不動明王
ってことで、帰りはケーブルカー動いてるかなと確認したらなんと10分間隔で通常ダイヤの昼間が40分間隔なので4倍も多い。
近鉄生駒ケーブル「ブル」
近鉄生駒ケーブル「ブル」
コロナじゃなければ動いてるのかどうか悩まなかったのにと思うけど、金かからなかったし途中の参道の様子もあまり見たことない感じだったしまぁ良かったかな。

帰りはどこにも寄らずさっくり帰りました。