スペインのイメージ:版画を通じて写し伝わるすがた @国立西洋美術館

次は上野に行きまして、まずは国立西洋美術館。改装後は初めてかな。ま、大して変わってないけど。

国立西洋美術館
国立西洋美術館
今年から川崎重工がオフィシャルパートナーになったそうな。この美術館の設立の元になった松方コレクションの松方幸次郎は川崎重工の前身の川崎造船所の初代社長なので一番関係が深い会社だからねぇ。

国立西洋美術館は海外の版画作品を大量に持っていまして、そのうちのスペイン関係のコレクションを中心にした展覧会です。この美術館には版画の展示室が常設されてて常時ミニ企画展をやっていますが、まとめて見る機会はあまりないのでなかなかいい機会です。

期待通り、ゴヤの版画が多かったです。スペインの画家関係ではなくスペイン関係ってことなのでスペイン以外の画家の作品も結構あります。

一部の借りてる作品とかダリとかを除いて全面的に撮影可でしたが、面倒なのでパス。

地味な展覧会ですけど、まぁまぁ客はいました。

展覧会場の様子
展覧会場の様子
展示数は多いけどささっと見ちゃったので50分くらいでした。さらに常設展でも1時間くらいいたけど。

今回、デジカメのバッテリーの充電用のmicroUSBケーブルを持ってくるのを忘れちゃったのでだいぶヤバい事態になっていました。ここで全面的に撮影可だとは思ってなかったのでバッテリーは合計3つ持ってきてるんだけど、こりゃ明日までは持たんなという感じになってましたが、次の東博くらいは大丈夫だろうってことで次に向かいます。

東京スカイツリー

今朝は久々にマクドで朝飯。ハンバーガーはおいしいとは思いませんが、エッグマフィンは好きです。今日食ったのはソーセージエッグマフィンだけど。ビッグマックは子供の頃の憧れの存在だったので別格だけど。

今日は1日東京です。青春18切符は使いません。

まずは宿が比較的近かったのでスカイツリーに行ってみました。初めてです。インスタには載せてありましたので補足的にちょっと載せときます。インスタだとちょっと切れるので全景を。

東京スカイツリー
東京スカイツリー
朝一の10時の予約にしてたんだけど、オープン前はめっちゃ並んでまして大盛況。

一応一番上の展望台にも上がりました。

私、高所恐怖症ですが、ガラスの床は頑張って立ってみました。

ガラスの床
ガラスの床
ぼーっと外眺めてるとずっと過ごせそうでしたが、次があるので1時間ほどで退散。

あ、そうそう、来る時は押上駅からで帰りはスカイツリー駅からにしたんだけど、スカイツリー駅はまだ高架化工事中なのね。下にはソラマチという百貨店みたいなショッピングモールがありますが、これだけタワーに集客力があるとモールを作った意味もあるんでしょうな。

余談ですが、前職と前々職の仕事場が超高層ビルでして、前職の職場は地上120mくらいかな。その前の職場は新宿の超高層ビルの47階で180mくらいの場所でした。なので高い場所からの眺めはそれなりに見慣れてたりもするのですけど、毎日いるとあまり外を眺めなくなるもんでして、新宿の時は自席は富士山を見やすい場所ではなかったので富士山はほとんど見た記憶がありません。見たのは数回かも。前職は生駒山は見やすかったのでよく眺めてたけど。ちなみに前々職ではサンシャイン60でも働いてましたが、その時は12階だったので大して高くなかったです。

諸橋近代美術館&毘沙門沼

昨日は移動だけだったので今日から観光です。JRで猪苗代駅に行き、そこからバスという行程ですが、平日はバスが少ないので出発は郡山駅9時15分発だったのでホテルでだらだらしつつ出かけました。

猪苗代駅からのバスはわりと客が乗ってましたが、諸橋近代美術館前で降りた客は私だけ。ちなみに今日はインバウンド客は見かけず。中国系の人はいたかもしれないけど。この辺りはまだ興味持たれてないのかも。

ってことで諸橋近代美術館。

諸橋近代美術館
諸橋近代美術館
ビクトリアなどのスポーツ用品小売り会社などを持っているゼビオの創業者のコレクションの美術館ですが、ダリの作品を多数所有しているので有名です。そんなに広くないので絵画作品は出し惜しみ気味ですけど。

バス停を降りたときには周りの景色があまり見えないなと思っていたのですが、美術館の入口辺りからだと磐梯山がよく見えました。

磐梯山
磐梯山
美術館前の家には睡蓮が咲いてました。
諸橋近代美術館
諸橋近代美術館
この美術館は完全に撮影禁止です。唯一撮れたのがこれ。
諸橋近代美術館
諸橋近代美術館
企画展は美術品の保存や修理などがテーマになってます。

バスで来た客は私だけでしたが、車の客がそれなりにいたのでガラガラレベルではあるもののそれなりに客はいました。

大作のテトゥアンの大会戦は常設されてますが、ダリは超多作なので全部見れるわけもないので今回展示されてなくて見れないのがあっても大してショックではありませんので来れただけで大満足です。

で、美術館だけ見て帰るつもりだったんだけど、予定よりは早く見終えてバスの時間まで1時間ほど余ったので近くの毘沙門沼に寄ってきました。裏磐梯の観光地の五色沼の一つです。

毘沙門沼
毘沙門沼
五色沼の他の所はもっと水が青く見えたりするようなんだけど、そこまで行くには時間的リスクがあるのでパスしました。ほんとはバスを1本遅らせても東京には戻れたんでもっと廻れたんだけど、それだと時間余りすぎかなという感じだったのと、元々美術館だけが目的だったので。

で、来ただけでは時間が全然余ってるので近くの遊歩道を1周してきました。磐梯山を眺められる場所もあるので。で、行ってみたのですけど、わざわざしんどい目して行かなくても美術館から眺めてればいいんではないかと思ったけど、こっちだと周囲全部自然って感じが良いかも。

盤梯山眺望展望台からの磐梯山
盤梯山眺望展望台からの磐梯山
ってことで、バスで猪苗代駅に戻りまして、1本電車遅らせて猪苗代湖でも眺めようかなと思ったけど猪苗代駅からだとアクセス悪すぎなので諦めました。途中の猪苗代湖畔駅だとすぐなんだけど次に出る電車が快速で猪苗代湖畔駅には止まらんので電車の車窓から一瞬眺めただけでやめときました。

ってことでJRで上野にやってきまして、わりと早めの時間でしたんで上野で晩飯。適当にうろついて中華屋で辛い回鍋肉の定食食いました。回鍋肉が辛いってのは初めてかも。

で、ホテルは南千住の安ホテルにしましたが、わりと清潔感あって良かったです。カプセルよりは快適ですな。電車の線路が近かったけど耳栓持ち歩いてるので問題なかったです。

青春18切符を使って3泊の旅

今日から青春18切符を使って結構な遠出をしています。このエントリを書いてるのは帰宅後だけど。

諸橋近代美術館にはいつか行こうと思っていたのですが、どうやっても1泊は必要なのと交通費も結構掛かるのでこの機会を利用して行くことにしました。

うまく廻れないかと検討に検討を重ねました。最初は初日に宇都宮まで行こうと思ってたんだけど、その日中に福島県の郡山まで行けるがなってことで郡山にしたり。

ってことで以下のスケジュールにしました。

1日目 大阪から郡山に青春18で移動。郡山泊。
2日目 青春18使用。郡山→JRで猪苗代駅→バスで諸橋近代美術館→バスで猪苗代駅→JRで東京の南千住 南千住泊。
3日目 青春18使わず東京で展覧会巡り。→小田急で小田原へ。小田原泊。
4日目 青春18使用。小田原から箱根登山鉄道で岡田美術館→箱根登山鉄道で小田原→JRで熱海駅→バスでMOA美術館→バスで熱海→JRで大阪へ帰還

で、列車の遅延などのリスクもあるので全てギリギリのスケジュールにはせず、終電が23時郡山着ですが、1個前の22時11分着の計画で7時台に自宅を出ました。案の定途中で急病人対応で遅れたりしましたが、なんとか接続先の列車が待ってくれてたりして予定通り郡山に着きました。

黒磯駅では乗り継ぎの待ち時間が結構長いのでここで晩飯調達しようと思ったのですが、駅には何もなくちょっと途方に暮れかけましたが駅からちょっと歩いたらヨークベニマルと言うスーパーがあったので余ってた海鮮丼買って食いました。助かりました。

宿泊はチサンホテル郡山で朝食付き6000円。久々にチェーンのまともなホテルに泊まりましたが、最初エアコン点けたら凄いうるさくてこれ寝れるかなと思ったらうるさいのがエアコンではなく換気扇(ロスナイ)だったので換気扇切ったら静かになりましたんでちゃんと寝れましたというか、移動の疲れかホテルに着いてちょっとしたら寝落ちしてました。今日の約15時間の移動は海外旅行の空路移動だと普通っちゃ普通なのですが、さすがにちょっと疲れてたかな。

朝食はわりとまともで色々食えましたが、食い過ぎると太るだけなので抑えめにしました。エレベーターに貼られてるポスターには朝食は飯にこだわってると書いてたけどそれにしてはいまいちだったな。炊き方が下手なんだな。ま、まずいわけではなかったですが。

わくわく関空見学プラン 「制限区域内コース」

このエントリも長くて写真も多いです。

今日は関空へ。関空内の保安区域(一般人が入れない機内食工場とかの周辺)をバスで案内してもらえるツアーは以前からやってますが(今はやってないかも)、セキュリティがめっちゃキツい制限区域内をバスで巡れるツアーが始まったというか、まだこの夏の3日だけの単発企画のようで今後はどうなるか不明ですが、申し込めたので行ってきました。

このツアー、13時に関空の展望ホール集合なんやけど、展望ホールへは無料バスが出てるんやけど、出発が毎時0分と30分なので12時半のに乗らないと間に合わないので昼飯を食う時間が中途半端になっちゃうのよね。13時から身分証明書の確認とかで20分くらいは掛かってたので13時のバスに乗っても受け付けてもらえたのかもしれんけど。

ってことで、12時30分のバスに乗って展望ホール着。13時までちょっと時間があったのと、久々に展望ホールに来たのでざっくり一通り巡りました。関空まで来れば後は無料だからかわりと賑わってました。

スカイミュージアム
スカイミュージアム
関空や旅客機などを紹介した子供向けのミュージアムです。無料。これだけでも子連れにはありがたい存在なんでしょうな。
関空展望ホールからの関空第1ターミナル方向
関空展望ホールからの関空第1ターミナル方向
今は着陸機がB滑走路、離陸機がA滑走路を使ってますが、発着容量増やすってことで1期島のA滑走路が着陸用になる予定なのでそうなったらまた昔みたいに展望ホールの目の前を着陸機が降りていく姿が見れるようになりそうです。まぁ風向きの関係で北側からの着陸の時だけだけど。

ってことで、13時前には係員さんがいてまして、参加者の名前の確認だけしていました。

で、13時過ぎに身分証明の確認(制限区域はセキュリティーがキツいので必須だそうな)と爆発物チェックを行ってからバスに乗り込みます。爆発物チェックはカバンを開けたりX線通したりするのではなく、検査用の紙をカバンや体に軽くなすりつけてからその紙を検査機で確認するということをしていました。こういうの初めてなので新鮮。このツアー、7800円もするんですが、これ含めてセキュリティー関係のコストが結構掛かってるんだろうか。

チェック時にこの制限区域内コースツアー専用のクリアファイルがもらえました。

バスの座席は検査の順番とは無関係で指定されてました。私はなんと最前列の窓側。早めに申し込んだからだろうか。

予定は13時30分からですが、13時20分頃に出発。

今回のGPSの軌跡を載せときます。「トラック再生」をクリックするとどう移動したか再現できます。位置情報を5秒ごとに取得していたのでデフォルトの5ポイント/秒だと25倍速。誘導路の下通ったりして位置情報が途切れたところではちょっと早く動いちゃいますが。航空写真に切り替えて拡大して遅めに再生するとわりと感じが掴めるかなと思います。ちなみにキツい方のセキュリティゲートは格納庫の横にあります。なのでそこから先が今回の制限区域内コースで新たに行けるようになった場所ってことになります。

カメラを向けるのもダメだったのはセキュリティチェックの所だけでした。他に撮らないでねと言われたのは貨物の上屋の内部と働いてる人の顔が写るような写真。なのでわりと撮り放題でした。でもバスから外には出れないので色がちょっと青っぽいです。調整すればいいんだけどね。

保安区域のセキュリティチェックは高速の料金所みたいな感じでしたが、制限区域のセキュリティチェックはかなり厳しくて路面にバリケードが飛び出るようになっていて簡単には突破できないようになってました。

ってことで撮った写真を順番にちょこちょこ載せてみます。ツアー中バスからは出れないので窓のガラス越しなので写真の色は適当に調整してありますので本来の色とは違うかも知れません。

機内食工場と機内食を運ぶ車
機内食工場と機内食を運ぶ車

貨物上屋
貨物上屋
この格納庫の写真からセキュリティーがキツい制限区域内です。
旅客機格納庫内部
旅客機格納庫内部

連絡誘導路の下を通る道路
連絡誘導路の下を通る道路
この消防署の写真はそのままだと消防車が暗すぎたのでがっつりいじってます。
消防所
消防所
貨物と離陸機
貨物と離陸機
この写真は1期島の南端ですが、南端はずっと護岸が二重になっていて一部に水が溜まってます。台風の時の雨ですかね。
1期島の南端
1期島の南端
離着陸機がいるときは真下に行かないように待たされます。
滑走路の延長線上の手前
滑走路の延長線上の手前
こういう標識もこんなツアーでないと見れません。
制限区域の注意案内
制限区域の注意案内
これはたぶん進入灯。
進入灯?
進入灯?
往復とも滑走路の真ん中辺りで止まってくれるのでしばらく離陸機が眺められます。滑走路から150mくらいの距離なのでまぁまぁの迫力ですが、大半が小型機と言うかA320がほとんどでした。
離陸機
離陸機
護岸は高潮対策の追加で継ぎ足した部分と色が違います。この感じだと2回継ぎ足されてるんでしょうね。
関空1期島護岸
関空1期島護岸
航空燃料を運んでくるタンカーがここに繋がります。雲の形がいい感じ。
オイルタンカーバース
オイルタンカーバース
オイルタンカーバースの根元部分の燃料のパイプライン。基本的にバスは移動しているのでこういうのを撮るのは結構難しい。
パイプライン
パイプライン
高潮対策で追加された消波ブロック(テトラポッド)
消波ブロック
消波ブロック
セキュリティゲートに戻って燃料タンクの並んでるところへ。この辺りは今までのツアーでも見れたようです。たぶん最初の機内食工場の辺りとかも。
航空燃料タンク
航空燃料タンク
ってことで、15時5分頃に戻ってきたので105分くらいでした。出発が早いと滑走路の真ん中辺りで止まってくれて離陸機を眺める時間が増えるように調整してくれるんだと思います。ガイドさんはflightradarのアプリを使ってたようで離陸機の機材名とか会社名とかを毎回教えてくれてました。

今回、子供連れが結構多かったですが、小さな子供にはちょっとマニアックすぎるかなとも思いましたが、楽しめたんだろうか。3~4歳の子でA320とか機種名ちゃんとわかってた子がいて立派なオタクになりそうだなと思ったりして。

最後にアンケートを書いて終了。書かなくてもいいけど。ショボいシールくれます。

展望ホールに戻ってきたのでバスが出るまでちょっとうろうろしてからターミナルに戻りまして、様子を覗いてみましたが、もう完全に通常モードですな。

関空第1ターミナル4階
関空第1ターミナル4階

ってことで、7800円はちょっと高いかなと思ったけど滅多にできないんだったらしゃあないかなと思ったのと、昼飯食ってからにしたいので時間はもうちょっと遅い方がいいかなと思ったのと、夜にも見てみたいなと思ったのでした。貴重な機会だと思うのでそれなりに満足です。

小布施

長野での2日目は小布施です。今日の分は面倒なのでまとめて。

小布施へは長野電鉄で。9時に最初の目的地の岩松院に着きたかったので、暑い中小布施駅から歩きました。隣の都住駅からの方がだいぶ近かったようだけどまあしゃあない。

ってことで岩松院(がんしょういん)。

岩松院
岩松院
屋根が工事中です。

昨日の写真の左側のでかい鳳凰の天井画の本物がここにあります。

北斎好きなら一度は来ないといけません。

9時ちょっと過ぎに着いたので9時からの説明があったのかはわかってませんが、9時20分から説明を聞けたんだけど、天井画見ただけで満足だったのでとりあえずパスしました。

福島正則の霊廟も見ときました。

福島正則 霊廟
福島正則 霊廟

ってことで歩いて小布施駅近くの北斎館に戻ります。

北斎館にやってきました。

北斎館
北斎館
ここは全面的に撮影可でした。

映像の部屋や企画展示室などもあり、肉筆画なども展示されていて結構ちゃんとしてます。

北斎館展示室
北斎館展示室
祭屋台の展示室
祭屋台の展示室
天井画が北斎作の祭屋台は2台あり普段はここに2台とも展示されていますが、現在1台は展覧会に展示中。天井画の本物は見やすいように下に置かれていて祭屋台の方にはレプリカがはめ込まれています。

企画展示は北斎水族館と題して北斎漫画などから魚介類の作品を選んで展示してます。

ってことで祭屋台以外もなかなか見応えあって良かったです。ここの祭屋台と岩松院の天井画は北斎好きなら必見だと思うのでわざわざ来る価値はあると思います。

次は北斎館近くの高井鴻山記念館。これは正門ですが、裏の東門から入場。

高井鴻山記念館
高井鴻山記念館
高井鴻山は北斎を小布施に呼び寄せた豪商ですが、本人も絵を描く人で、妖怪画が多く展示されてましてなかなかおもしろかったですがささっと見て退出。

このまま長野電鉄の特急(小布施からだと特急分は100円)で長野に戻りました。12時前には長野駅に戻っていたのですが、結局検索しても大阪に戻るには13時10発のになっちゃうので長野駅で1時間以上待つことになってしまいました。ま、小布施駅で1本遅らせることは可能でしたが、長野駅で1時間くらいは待たんといかんかったんだけどね。

昼飯で立ち食い蕎麦屋でキノコそばを食い、出発までカフェでコーヒー飲んで過ごしまして、JRの普通を乗り継いで大阪へ。

単線でスレ違い待ちとか、特急に追い越されるのを待ったりとかで地道に遅れたりしましたが、なんとか予定通り大阪に戻れました。最初の新幹線の京都まで以外は全部座れたし(京都~名古屋はなんとか座れました)。最終で帰る予定にしてるとリスク大きいので最終より1つ前で帰るつもりにしてましたので家に着いたのは22時半頃でした。

炎天下での移動などもしましたけど、体調は今回も問題なかったです。

長野辺りの車窓はなかなか楽しめまして写真もちょこちょこ撮りましたが、気が向いたら載せるかも。

あ、そうそう南木曽駅で特急待ちをしている白人観光客が15人以上いたのを見かけたんだけど、欧米人のバカンス期間中で長期に休んでるんだろうから今の時期だけの光景かもしれんけど、どこに滞在してたんだろうかと気になりました。

葛飾北斎と3つの信濃 ―小布施・諏訪・松本― @長野県立美術館

今回のメインイベント北斎の展覧会です。タイトルは 「葛飾北斎と3つの信濃―小布施・諏訪・松本―(信濃毎日新聞創刊150周年記念特別展)」でやっぱり長い。

長野県立美術館は善光寺本堂の真東に隣接してまして、入口も善光寺側にあるので移動に時間は掛かりません。この時点で15時前だったのでコレクション展等も見ないといけませんが2時間持ち時間が残りました。

長野県立美術館
長野県立美術館
北斎の展覧会ですが、天井画が北斎作の小布施町上町祭屋台が初めて北斎館から外に出るということで話題になっていますが、普段はお隣小布施の北斎館にいけばいいのでめちゃめちゃ貴重な機会ってほどではありません。

で、その祭屋台のある1階の展示室が北斎の天井画も含め撮影可になっています。

展覧会の撮影可エリア
展覧会の撮影可エリア
この写真はインスタにも載せちゃってますが。

新発見の北斎と弟子との合作の肉筆画や見たことの無かった作品も結構あったので見に来て良かったです。まぁでも北斎目的だとしても展覧会やってるこの時期に合わせて行かずに小布施に行くだけでもそんなに問題ないとは思いました。

で、コレクション展と東山魁夷館も見ときました。コレクション展は馴染みのない日本人の作品が多かったですが、池田満寿夫のプチ企画になってました。北斎の作品もあったので見といて良かったです。

東山魁夷館は旅のスケッチ的な作品が多かったですけど点数が多くて見応えはありました。

ってことで、全部見るのに1時間半もかからなかったのでわりと時間が余ってしまいました。コレクション展と東山魁夷館でどれくらい時間が掛かるのかは見積もれてなかったんでまぁこんなもん。滞在中はゲリラ豪雨で雷とかも凄かったんで閉館の17時のちょっと前まで美術館内でぼーっとしてました。

で、善光寺の境内に戻って、大門前から長野駅方向に向かい、途中で権堂のアーケード商店街をぼちぼち歩きました。

旅先では食にあまりこだわらなかったりすることも多い私ですが、とりあえずそばくらいは食っとこうかなと思ってお婆さんがやってるカウンターだけの蕎麦屋で山菜そば食いました。出汁の味を確認したかったので。インスタの方に載せてます。お漬物が最初に出てきたのは載せてませんけど。手打ちのそばで太さがバラバラでしたけど、やっぱ出しが濃いね。味そのものは悪くはなかったです。

で、晩飯も食いまして、金掛ける食事をするつもりがないのでサイゼリアにしました。安く上げるつもりがエスカルゴとか食っちゃうんだけど。

ホテルも駅近くの安ホテル(ホテル自彊館)にしましたが、空調がやたらうるさいのでこれで寝れるんだろうかと思っていたら換気扇がうるさいだけでエアコンは問題なかったので換気扇切って寝ました。わりとちゃんと寝れました。やっぱりカプセルよりはよっぽど快適ですな。

今日は朝の新大阪でどうなるかと思いましたが、予定していた場所には行けたので結果オーライでした。

善光寺

今日明日と泊まりで長野旅行です。青春18使うと初日は何もできないのと、青春18のために3日掛けるのは嫌なので初日は惜しげもなく特急を利用しました。

で、当初は8時半頃に家を出て9時6分の新幹線に乗って10時発の特急しなのに乗り、12時59分に長野駅に着くという計画だったんだけど、名古屋での乗り換えが5分なので新幹線が遅れるリスクもちょっと考えて新幹線を1本早めようとちょっとだけ早めに家を出たんだけど、ちょっと早めに出た程度では挽回できない問題発生。新大阪に着いて新幹線乗り換え口に行ったら人で埋まってました。

元々自由席で行くつもりだったのと、新幹線自体は運行開始しているとのことだったんで乗り換え口に溜まってる人の様子は気にせず、ささっと改札機を通り、すぐに出るのぞみのホームに向かったら指定席の車両には潜り込めまして、のぞみはすぐに出発しました。

この時点ではまだ9時になってなかったので良かったと思ったのもつかの間、京都駅手前で前が詰まってるということで何度も停止し、京都駅に着くのに30分以上掛かってしまいました。この時点で名古屋10時は断念。結局10時10分過ぎに名古屋着。特急しなのは1時間に1本なので11時発のに乗ることになり1時間遅れとなってしまいました。行きたい美術館は17時までなので余裕はないけどまぁ大丈夫とは思って長野へ。

長野駅でバスに乗り善光寺大門バス停から歩いて善光寺へ。ちなみに前回の失業中に来ているので2回目。

資料館に試作の小さい仏像があったので気づいたんやけど(看板の説明読んでりゃわかったんだけど読む根性がなかった)、仁王門の4体の仏像は高村光雲作(米原雲海との合作)なのね。

善光寺仁王門
善光寺仁王門
これも見れて良かったです。

わりと賑やかです。

善光寺山門
善光寺山門
これは山門ですが、登れる共通チケットを買いまして、登りました。山門というと上には釈迦如来像に十六羅漢像が並んでるイメージですが、ここは違ってて文殊菩薩でした。

ってことで美術館での時間に余裕が欲しかったのでささっと次行きます。

次は経蔵。

善光寺経蔵
善光寺経蔵
中に輪蔵があって、一周回すと中の一切経を全部読んだことになると言うことで1周回しました。前で回してる人が靴がつるつるみたいで滑りまくっていたので途中から私が参加。前の人が離脱した後は私一人で回しましたけど、一人じゃかなり重いね。女性一人で回すのはしんどいかも。

次は日本忠霊殿。資料館が併設されています。

日本忠霊殿
日本忠霊殿
ちなみにここの本尊は善光寺式阿弥陀三尊なのでお前立ちが開帳されてない今の時期でも善光寺本尊がどういうスタイルなのかが確認できます。

併設されてる資料館はそんなに広くもなかったし、エアコンがなくて暑かったりしたのでささっと離脱。平安期の仏像などもありましたし、他ではあまり見たことない大きい懸仏が印象的でしたので来た甲斐はありました。

で、最後に本堂。

善光寺本堂
善光寺本堂
戒壇巡りは時間掛かりそうだったのでしませんでした。前回はやってるんでまあええかと。

ちなみに本堂は、幅より奥行きの方が長いです。これは長野県立美術館から撮った写真ですけど。

善光寺本堂
善光寺本堂
これで善光寺滞在終了。長野県立美術館に向かいます。

北欧デザイン展 ていねいに美しく暮らす @高島屋大阪店グランドホール

今日はなんば高島屋へ展覧会を見に出かけました。北欧デザイン展です。

高島屋大阪店グランドホール
高島屋大阪店グランドホール
アサヒメイトで無料だったのでとりあえず見とこうかなと。遠かったら行ってないと思います。

今大阪中之島美術館でやってる民芸展の北欧版みたいなもんです。展示されているのは食器や家具(主に椅子)が大半ですが。

入場料1000円するんだけどわりと客がいました。ちゃんとチケット買ってた人も見かけたので全員が私みたいな人ではなさそう。

北欧デザイン展の様子
北欧デザイン展の様子
写真はビデオ映像以外は撮り放題でした。

座れる椅子もいくつか用意されてました。一応一通り座りましたが、クッション性があまり無い椅子がほとんどなので座る心地最高って感じのものは特になし。

無料なので40分ほどでさらっと見ちゃいましたが、展示数はかなり多いので丁寧に見てると結構時間掛かると思いますが、食器とかもシンプルなものが多いのでそんなにじっくり見るようなもんでもないと思うけど。

なら燈花会&東大寺大仏殿夜間参拝

今日は奈良へ「なら燈花会」と東大寺大仏殿夜間参拝に行ってきました。なら燈花会は8/5~14で、大仏殿の夜間参拝は今日明日なので両方とも明日もやってるので元々は平日の明日にしようと思ってたんだけど、明日は雨になりそうだったので今日行くことにしました(結果オーライで燈花会は14日は中止だったそうな)。

ってことで、19時前に現地着。興福寺五重塔は改修工事がついに着手で近寄れなくなりました。以前の状態に戻るのは7年半後くらいです。

興福寺五重塔
興福寺五重塔
ってことで、なら燈花会の会場を巡ります。

見栄えの良い写真はインスタに貼りましたのでそっち見てください。

他に1枚だけ貼っときます。

浅茅ヶ原園地
浅茅ヶ原園地

春日大社の参道は露店がずらっと並んでいて凄い人出。

春日大社参道
春日大社参道
東大寺大仏殿の夜間参拝は13,14日は無料拝観なので普段は通れない中門から入れます。
東大寺中門
東大寺中門
並んでましたがそんなに待たなかったです。並んでるときが20時頃だったのですが、毎日20時に鳴らされる鐘の音が聞こえてました。東大寺の鐘は除夜の鐘で間近で聞いたことありますが、こういう感じで聞いたのは初めてかもしれない。

インスタにも貼りましたけど、大仏さんの顔がちゃんとわかる写真を貼っときます。

東大寺大仏殿
東大寺大仏殿

大仏殿夜間拝観は何度か来てますが、私は5年ぶりでした。もうそんなに経つのかって感じ。心筋梗塞に気づいてなかった頃の2020年2月には観相窓が開いている状態の大仏殿は中門の外から眺められたんだけどその時からももう3年半経ってるんだなぁ。

これ書いてるのは14日夜ですが、毎年8月15日は万灯供養会で有料ですが夜間拝観があるんですけど、今年は台風の影響で一般拝観は中止だそうな。