青春18切符を使って3泊の旅

今日から青春18切符を使って結構な遠出をしています。このエントリを書いてるのは帰宅後だけど。

諸橋近代美術館にはいつか行こうと思っていたのですが、どうやっても1泊は必要なのと交通費も結構掛かるのでこの機会を利用して行くことにしました。

うまく廻れないかと検討に検討を重ねました。最初は初日に宇都宮まで行こうと思ってたんだけど、その日中に福島県の郡山まで行けるがなってことで郡山にしたり。

ってことで以下のスケジュールにしました。

1日目 大阪から郡山に青春18で移動。郡山泊。
2日目 青春18使用。郡山→JRで猪苗代駅→バスで諸橋近代美術館→バスで猪苗代駅→JRで東京の南千住 南千住泊。
3日目 青春18使わず東京で展覧会巡り。→小田急で小田原へ。小田原泊。
4日目 青春18使用。小田原から箱根登山鉄道で岡田美術館→箱根登山鉄道で小田原→JRで熱海駅→バスでMOA美術館→バスで熱海→JRで大阪へ帰還

で、列車の遅延などのリスクもあるので全てギリギリのスケジュールにはせず、終電が23時郡山着ですが、1個前の22時11分着の計画で7時台に自宅を出ました。案の定途中で急病人対応で遅れたりしましたが、なんとか接続先の列車が待ってくれてたりして予定通り郡山に着きました。

黒磯駅では乗り継ぎの待ち時間が結構長いのでここで晩飯調達しようと思ったのですが、駅には何もなくちょっと途方に暮れかけましたが駅からちょっと歩いたらヨークベニマルと言うスーパーがあったので余ってた海鮮丼買って食いました。助かりました。

宿泊はチサンホテル郡山で朝食付き6000円。久々にチェーンのまともなホテルに泊まりましたが、最初エアコン点けたら凄いうるさくてこれ寝れるかなと思ったらうるさいのがエアコンではなく換気扇(ロスナイ)だったので換気扇切ったら静かになりましたんでちゃんと寝れましたというか、移動の疲れかホテルに着いてちょっとしたら寝落ちしてました。今日の約15時間の移動は海外旅行の空路移動だと普通っちゃ普通なのですが、さすがにちょっと疲れてたかな。

朝食はわりとまともで色々食えましたが、食い過ぎると太るだけなので抑えめにしました。エレベーターに貼られてるポスターには朝食は飯にこだわってると書いてたけどそれにしてはいまいちだったな。炊き方が下手なんだな。ま、まずいわけではなかったですが。

わくわく関空見学プラン 「制限区域内コース」

このエントリも長くて写真も多いです。

今日は関空へ。関空内の保安区域(一般人が入れない機内食工場とかの周辺)をバスで案内してもらえるツアーは以前からやってますが(今はやってないかも)、セキュリティがめっちゃキツい制限区域内をバスで巡れるツアーが始まったというか、まだこの夏の3日だけの単発企画のようで今後はどうなるか不明ですが、申し込めたので行ってきました。

このツアー、13時に関空の展望ホール集合なんやけど、展望ホールへは無料バスが出てるんやけど、出発が毎時0分と30分なので12時半のに乗らないと間に合わないので昼飯を食う時間が中途半端になっちゃうのよね。13時から身分証明書の確認とかで20分くらいは掛かってたので13時のバスに乗っても受け付けてもらえたのかもしれんけど。

ってことで、12時30分のバスに乗って展望ホール着。13時までちょっと時間があったのと、久々に展望ホールに来たのでざっくり一通り巡りました。関空まで来れば後は無料だからかわりと賑わってました。

スカイミュージアム
スカイミュージアム
関空や旅客機などを紹介した子供向けのミュージアムです。無料。これだけでも子連れにはありがたい存在なんでしょうな。
関空展望ホールからの関空第1ターミナル方向
関空展望ホールからの関空第1ターミナル方向
今は着陸機がB滑走路、離陸機がA滑走路を使ってますが、発着容量増やすってことで1期島のA滑走路が着陸用になる予定なのでそうなったらまた昔みたいに展望ホールの目の前を着陸機が降りていく姿が見れるようになりそうです。まぁ風向きの関係で北側からの着陸の時だけだけど。

ってことで、13時前には係員さんがいてまして、参加者の名前の確認だけしていました。

で、13時過ぎに身分証明の確認(制限区域はセキュリティーがキツいので必須だそうな)と爆発物チェックを行ってからバスに乗り込みます。爆発物チェックはカバンを開けたりX線通したりするのではなく、検査用の紙をカバンや体に軽くなすりつけてからその紙を検査機で確認するということをしていました。こういうの初めてなので新鮮。このツアー、7800円もするんですが、これ含めてセキュリティー関係のコストが結構掛かってるんだろうか。

チェック時にこの制限区域内コースツアー専用のクリアファイルがもらえました。

バスの座席は検査の順番とは無関係で指定されてました。私はなんと最前列の窓側。早めに申し込んだからだろうか。

予定は13時30分からですが、13時20分頃に出発。

今回のGPSの軌跡を載せときます。「トラック再生」をクリックするとどう移動したか再現できます。位置情報を5秒ごとに取得していたのでデフォルトの5ポイント/秒だと25倍速。誘導路の下通ったりして位置情報が途切れたところではちょっと早く動いちゃいますが。航空写真に切り替えて拡大して遅めに再生するとわりと感じが掴めるかなと思います。ちなみにキツい方のセキュリティゲートは格納庫の横にあります。なのでそこから先が今回の制限区域内コースで新たに行けるようになった場所ってことになります。

カメラを向けるのもダメだったのはセキュリティチェックの所だけでした。他に撮らないでねと言われたのは貨物の上屋の内部と働いてる人の顔が写るような写真。なのでわりと撮り放題でした。でもバスから外には出れないので色がちょっと青っぽいです。調整すればいいんだけどね。

保安区域のセキュリティチェックは高速の料金所みたいな感じでしたが、制限区域のセキュリティチェックはかなり厳しくて路面にバリケードが飛び出るようになっていて簡単には突破できないようになってました。

ってことで撮った写真を順番にちょこちょこ載せてみます。ツアー中バスからは出れないので窓のガラス越しなので写真の色は適当に調整してありますので本来の色とは違うかも知れません。

機内食工場と機内食を運ぶ車
機内食工場と機内食を運ぶ車

貨物上屋
貨物上屋
この格納庫の写真からセキュリティーがキツい制限区域内です。
旅客機格納庫内部
旅客機格納庫内部

連絡誘導路の下を通る道路
連絡誘導路の下を通る道路
この消防署の写真はそのままだと消防車が暗すぎたのでがっつりいじってます。
消防所
消防所
貨物と離陸機
貨物と離陸機
この写真は1期島の南端ですが、南端はずっと護岸が二重になっていて一部に水が溜まってます。台風の時の雨ですかね。
1期島の南端
1期島の南端
離着陸機がいるときは真下に行かないように待たされます。
滑走路の延長線上の手前
滑走路の延長線上の手前
こういう標識もこんなツアーでないと見れません。
制限区域の注意案内
制限区域の注意案内
これはたぶん進入灯。
進入灯?
進入灯?
往復とも滑走路の真ん中辺りで止まってくれるのでしばらく離陸機が眺められます。滑走路から150mくらいの距離なのでまぁまぁの迫力ですが、大半が小型機と言うかA320がほとんどでした。
離陸機
離陸機
護岸は高潮対策の追加で継ぎ足した部分と色が違います。この感じだと2回継ぎ足されてるんでしょうね。
関空1期島護岸
関空1期島護岸
航空燃料を運んでくるタンカーがここに繋がります。雲の形がいい感じ。
オイルタンカーバース
オイルタンカーバース
オイルタンカーバースの根元部分の燃料のパイプライン。基本的にバスは移動しているのでこういうのを撮るのは結構難しい。
パイプライン
パイプライン
高潮対策で追加された消波ブロック(テトラポッド)
消波ブロック
消波ブロック
セキュリティゲートに戻って燃料タンクの並んでるところへ。この辺りは今までのツアーでも見れたようです。たぶん最初の機内食工場の辺りとかも。
航空燃料タンク
航空燃料タンク
ってことで、15時5分頃に戻ってきたので105分くらいでした。出発が早いと滑走路の真ん中辺りで止まってくれて離陸機を眺める時間が増えるように調整してくれるんだと思います。ガイドさんはflightradarのアプリを使ってたようで離陸機の機材名とか会社名とかを毎回教えてくれてました。

今回、子供連れが結構多かったですが、小さな子供にはちょっとマニアックすぎるかなとも思いましたが、楽しめたんだろうか。3~4歳の子でA320とか機種名ちゃんとわかってた子がいて立派なオタクになりそうだなと思ったりして。

最後にアンケートを書いて終了。書かなくてもいいけど。ショボいシールくれます。

展望ホールに戻ってきたのでバスが出るまでちょっとうろうろしてからターミナルに戻りまして、様子を覗いてみましたが、もう完全に通常モードですな。

関空第1ターミナル4階
関空第1ターミナル4階

ってことで、7800円はちょっと高いかなと思ったけど滅多にできないんだったらしゃあないかなと思ったのと、昼飯食ってからにしたいので時間はもうちょっと遅い方がいいかなと思ったのと、夜にも見てみたいなと思ったのでした。貴重な機会だと思うのでそれなりに満足です。

小布施

長野での2日目は小布施です。今日の分は面倒なのでまとめて。

小布施へは長野電鉄で。9時に最初の目的地の岩松院に着きたかったので、暑い中小布施駅から歩きました。隣の都住駅からの方がだいぶ近かったようだけどまあしゃあない。

ってことで岩松院(がんしょういん)。

岩松院
岩松院
屋根が工事中です。

昨日の写真の左側のでかい鳳凰の天井画の本物がここにあります。

北斎好きなら一度は来ないといけません。

9時ちょっと過ぎに着いたので9時からの説明があったのかはわかってませんが、9時20分から説明を聞けたんだけど、天井画見ただけで満足だったのでとりあえずパスしました。

福島正則の霊廟も見ときました。

福島正則 霊廟
福島正則 霊廟

ってことで歩いて小布施駅近くの北斎館に戻ります。

北斎館にやってきました。

北斎館
北斎館
ここは全面的に撮影可でした。

映像の部屋や企画展示室などもあり、肉筆画なども展示されていて結構ちゃんとしてます。

北斎館展示室
北斎館展示室
祭屋台の展示室
祭屋台の展示室
天井画が北斎作の祭屋台は2台あり普段はここに2台とも展示されていますが、現在1台は展覧会に展示中。天井画の本物は見やすいように下に置かれていて祭屋台の方にはレプリカがはめ込まれています。

企画展示は北斎水族館と題して北斎漫画などから魚介類の作品を選んで展示してます。

ってことで祭屋台以外もなかなか見応えあって良かったです。ここの祭屋台と岩松院の天井画は北斎好きなら必見だと思うのでわざわざ来る価値はあると思います。

次は北斎館近くの高井鴻山記念館。これは正門ですが、裏の東門から入場。

高井鴻山記念館
高井鴻山記念館
高井鴻山は北斎を小布施に呼び寄せた豪商ですが、本人も絵を描く人で、妖怪画が多く展示されてましてなかなかおもしろかったですがささっと見て退出。

このまま長野電鉄の特急(小布施からだと特急分は100円)で長野に戻りました。12時前には長野駅に戻っていたのですが、結局検索しても大阪に戻るには13時10発のになっちゃうので長野駅で1時間以上待つことになってしまいました。ま、小布施駅で1本遅らせることは可能でしたが、長野駅で1時間くらいは待たんといかんかったんだけどね。

昼飯で立ち食い蕎麦屋でキノコそばを食い、出発までカフェでコーヒー飲んで過ごしまして、JRの普通を乗り継いで大阪へ。

単線でスレ違い待ちとか、特急に追い越されるのを待ったりとかで地道に遅れたりしましたが、なんとか予定通り大阪に戻れました。最初の新幹線の京都まで以外は全部座れたし(京都~名古屋はなんとか座れました)。最終で帰る予定にしてるとリスク大きいので最終より1つ前で帰るつもりにしてましたので家に着いたのは22時半頃でした。

炎天下での移動などもしましたけど、体調は今回も問題なかったです。

長野辺りの車窓はなかなか楽しめまして写真もちょこちょこ撮りましたが、気が向いたら載せるかも。

あ、そうそう南木曽駅で特急待ちをしている白人観光客が15人以上いたのを見かけたんだけど、欧米人のバカンス期間中で長期に休んでるんだろうから今の時期だけの光景かもしれんけど、どこに滞在してたんだろうかと気になりました。

葛飾北斎と3つの信濃 ―小布施・諏訪・松本― @長野県立美術館

今回のメインイベント北斎の展覧会です。タイトルは 「葛飾北斎と3つの信濃―小布施・諏訪・松本―(信濃毎日新聞創刊150周年記念特別展)」でやっぱり長い。

長野県立美術館は善光寺本堂の真東に隣接してまして、入口も善光寺側にあるので移動に時間は掛かりません。この時点で15時前だったのでコレクション展等も見ないといけませんが2時間持ち時間が残りました。

長野県立美術館
長野県立美術館
北斎の展覧会ですが、天井画が北斎作の小布施町上町祭屋台が初めて北斎館から外に出るということで話題になっていますが、普段はお隣小布施の北斎館にいけばいいのでめちゃめちゃ貴重な機会ってほどではありません。

で、その祭屋台のある1階の展示室が北斎の天井画も含め撮影可になっています。

展覧会の撮影可エリア
展覧会の撮影可エリア
この写真はインスタにも載せちゃってますが。

新発見の北斎と弟子との合作の肉筆画や見たことの無かった作品も結構あったので見に来て良かったです。まぁでも北斎目的だとしても展覧会やってるこの時期に合わせて行かずに小布施に行くだけでもそんなに問題ないとは思いました。

で、コレクション展と東山魁夷館も見ときました。コレクション展は馴染みのない日本人の作品が多かったですが、池田満寿夫のプチ企画になってました。北斎の作品もあったので見といて良かったです。

東山魁夷館は旅のスケッチ的な作品が多かったですけど点数が多くて見応えはありました。

ってことで、全部見るのに1時間半もかからなかったのでわりと時間が余ってしまいました。コレクション展と東山魁夷館でどれくらい時間が掛かるのかは見積もれてなかったんでまぁこんなもん。滞在中はゲリラ豪雨で雷とかも凄かったんで閉館の17時のちょっと前まで美術館内でぼーっとしてました。

で、善光寺の境内に戻って、大門前から長野駅方向に向かい、途中で権堂のアーケード商店街をぼちぼち歩きました。

旅先では食にあまりこだわらなかったりすることも多い私ですが、とりあえずそばくらいは食っとこうかなと思ってお婆さんがやってるカウンターだけの蕎麦屋で山菜そば食いました。出汁の味を確認したかったので。インスタの方に載せてます。お漬物が最初に出てきたのは載せてませんけど。手打ちのそばで太さがバラバラでしたけど、やっぱ出しが濃いね。味そのものは悪くはなかったです。

で、晩飯も食いまして、金掛ける食事をするつもりがないのでサイゼリアにしました。安く上げるつもりがエスカルゴとか食っちゃうんだけど。

ホテルも駅近くの安ホテル(ホテル自彊館)にしましたが、空調がやたらうるさいのでこれで寝れるんだろうかと思っていたら換気扇がうるさいだけでエアコンは問題なかったので換気扇切って寝ました。わりとちゃんと寝れました。やっぱりカプセルよりはよっぽど快適ですな。

今日は朝の新大阪でどうなるかと思いましたが、予定していた場所には行けたので結果オーライでした。

善光寺

今日明日と泊まりで長野旅行です。青春18使うと初日は何もできないのと、青春18のために3日掛けるのは嫌なので初日は惜しげもなく特急を利用しました。

で、当初は8時半頃に家を出て9時6分の新幹線に乗って10時発の特急しなのに乗り、12時59分に長野駅に着くという計画だったんだけど、名古屋での乗り換えが5分なので新幹線が遅れるリスクもちょっと考えて新幹線を1本早めようとちょっとだけ早めに家を出たんだけど、ちょっと早めに出た程度では挽回できない問題発生。新大阪に着いて新幹線乗り換え口に行ったら人で埋まってました。

元々自由席で行くつもりだったのと、新幹線自体は運行開始しているとのことだったんで乗り換え口に溜まってる人の様子は気にせず、ささっと改札機を通り、すぐに出るのぞみのホームに向かったら指定席の車両には潜り込めまして、のぞみはすぐに出発しました。

この時点ではまだ9時になってなかったので良かったと思ったのもつかの間、京都駅手前で前が詰まってるということで何度も停止し、京都駅に着くのに30分以上掛かってしまいました。この時点で名古屋10時は断念。結局10時10分過ぎに名古屋着。特急しなのは1時間に1本なので11時発のに乗ることになり1時間遅れとなってしまいました。行きたい美術館は17時までなので余裕はないけどまぁ大丈夫とは思って長野へ。

長野駅でバスに乗り善光寺大門バス停から歩いて善光寺へ。ちなみに前回の失業中に来ているので2回目。

資料館に試作の小さい仏像があったので気づいたんやけど(看板の説明読んでりゃわかったんだけど読む根性がなかった)、仁王門の4体の仏像は高村光雲作(米原雲海との合作)なのね。

善光寺仁王門
善光寺仁王門
これも見れて良かったです。

わりと賑やかです。

善光寺山門
善光寺山門
これは山門ですが、登れる共通チケットを買いまして、登りました。山門というと上には釈迦如来像に十六羅漢像が並んでるイメージですが、ここは違ってて文殊菩薩でした。

ってことで美術館での時間に余裕が欲しかったのでささっと次行きます。

次は経蔵。

善光寺経蔵
善光寺経蔵
中に輪蔵があって、一周回すと中の一切経を全部読んだことになると言うことで1周回しました。前で回してる人が靴がつるつるみたいで滑りまくっていたので途中から私が参加。前の人が離脱した後は私一人で回しましたけど、一人じゃかなり重いね。女性一人で回すのはしんどいかも。

次は日本忠霊殿。資料館が併設されています。

日本忠霊殿
日本忠霊殿
ちなみにここの本尊は善光寺式阿弥陀三尊なのでお前立ちが開帳されてない今の時期でも善光寺本尊がどういうスタイルなのかが確認できます。

併設されてる資料館はそんなに広くもなかったし、エアコンがなくて暑かったりしたのでささっと離脱。平安期の仏像などもありましたし、他ではあまり見たことない大きい懸仏が印象的でしたので来た甲斐はありました。

で、最後に本堂。

善光寺本堂
善光寺本堂
戒壇巡りは時間掛かりそうだったのでしませんでした。前回はやってるんでまあええかと。

ちなみに本堂は、幅より奥行きの方が長いです。これは長野県立美術館から撮った写真ですけど。

善光寺本堂
善光寺本堂
これで善光寺滞在終了。長野県立美術館に向かいます。

北欧デザイン展 ていねいに美しく暮らす @高島屋大阪店グランドホール

今日はなんば高島屋へ展覧会を見に出かけました。北欧デザイン展です。

高島屋大阪店グランドホール
高島屋大阪店グランドホール
アサヒメイトで無料だったのでとりあえず見とこうかなと。遠かったら行ってないと思います。

今大阪中之島美術館でやってる民芸展の北欧版みたいなもんです。展示されているのは食器や家具(主に椅子)が大半ですが。

入場料1000円するんだけどわりと客がいました。ちゃんとチケット買ってた人も見かけたので全員が私みたいな人ではなさそう。

北欧デザイン展の様子
北欧デザイン展の様子
写真はビデオ映像以外は撮り放題でした。

座れる椅子もいくつか用意されてました。一応一通り座りましたが、クッション性があまり無い椅子がほとんどなので座る心地最高って感じのものは特になし。

無料なので40分ほどでさらっと見ちゃいましたが、展示数はかなり多いので丁寧に見てると結構時間掛かると思いますが、食器とかもシンプルなものが多いのでそんなにじっくり見るようなもんでもないと思うけど。

なら燈花会&東大寺大仏殿夜間参拝

今日は奈良へ「なら燈花会」と東大寺大仏殿夜間参拝に行ってきました。なら燈花会は8/5~14で、大仏殿の夜間参拝は今日明日なので両方とも明日もやってるので元々は平日の明日にしようと思ってたんだけど、明日は雨になりそうだったので今日行くことにしました(結果オーライで燈花会は14日は中止だったそうな)。

ってことで、19時前に現地着。興福寺五重塔は改修工事がついに着手で近寄れなくなりました。以前の状態に戻るのは7年半後くらいです。

興福寺五重塔
興福寺五重塔
ってことで、なら燈花会の会場を巡ります。

見栄えの良い写真はインスタに貼りましたのでそっち見てください。

他に1枚だけ貼っときます。

浅茅ヶ原園地
浅茅ヶ原園地

春日大社の参道は露店がずらっと並んでいて凄い人出。

春日大社参道
春日大社参道
東大寺大仏殿の夜間参拝は13,14日は無料拝観なので普段は通れない中門から入れます。
東大寺中門
東大寺中門
並んでましたがそんなに待たなかったです。並んでるときが20時頃だったのですが、毎日20時に鳴らされる鐘の音が聞こえてました。東大寺の鐘は除夜の鐘で間近で聞いたことありますが、こういう感じで聞いたのは初めてかもしれない。

インスタにも貼りましたけど、大仏さんの顔がちゃんとわかる写真を貼っときます。

東大寺大仏殿
東大寺大仏殿

大仏殿夜間拝観は何度か来てますが、私は5年ぶりでした。もうそんなに経つのかって感じ。心筋梗塞に気づいてなかった頃の2020年2月には観相窓が開いている状態の大仏殿は中門の外から眺められたんだけどその時からももう3年半経ってるんだなぁ。

これ書いてるのは14日夜ですが、毎年8月15日は万灯供養会で有料ですが夜間拝観があるんですけど、今年は台風の影響で一般拝観は中止だそうな。

熊野三山巡り

今日はいつか行こうとずっと思っていた熊野三山巡りをしてきました。今回も別々のエントリにするのは面倒なのでまとめて。長いし写真も多いです。

熊野三山は熊野速玉大社以外の2箇所は移動が面倒な場所にあるのでバスの時刻表とにらめっこするより楽なツアーを考えていました。路線バス使って全部自力で行っても安くないしね。

最初は青春18切符を使って初日にアドベンチャーワールドに行って1泊で次の日に現地ツアーで廻ろうと考えてたんだけど、大阪から日帰りのツアーが現地ツアーと比べても大して高くない(昼飯付きで10300円でした)ことがわかったのでそれならアドベンチャーワールドは別に考えることにしてツアーを申し込みました。ラド観光のツアーです。

ってことで新大阪駅7時20分集合でしたので早起きしました。大阪駅だともっと楽なんだけどコスト掛かるんでしょうかね。今回のツアー参加者33名。外人女性も混じってましたがガイドさんは気にせず日本語だけ喋ってました。

働き方改革でバス移動は2時間毎に休憩が入ってました。

予定より10分ほど遅れた11時20分頃に熊野本宮大社着。

熊野本宮大社 神門
熊野本宮大社 神門
この神門から先は撮影は可だけどSNSなどにはアップせんといてねってなっていました。

今回は熊野古道ツアーではなかったので熊野古道を歩く機会はほとんど無かったのですが、熊野本宮大社の境内に向かう階段の横に狭い階段があって、これも熊野古道ということで下りはこっち使いました。雨降った後だったので石が濡れてて滑りやすかったですが。

熊野本宮大社の熊野古道の階段
熊野本宮大社の熊野古道の階段
↑この地図リンクの場所はわりと正確です。

明治22年に熊野本宮大社が洪水で流されるまで本殿があった大斎原にも行く時間はありました。結構忙しかったですが。

大斎原の鳥居
大斎原の鳥居
巨大な鳥居なので有名ですな。

本殿があった場所には明治の水害で移転できなかった神様を奉ったお社があります。

大斎原
大斎原
ここにはお参りに来れないかもと思ってたのでよかったです。ここから熊野川の河原までいけましたが、時間がなくて行けませんでした。時間の調整が難しいですな。

このツアー、予定より遅れてても観光場所での滞在時間を短くして遅れを挽回しようということはしませんで、滞在時間は予定の分をきっちり確保してくれる代わりにちょっとずつ遅れていきます。

ってことでバスでランチをいただくドライブイン、「瀞峡めぐりの里 熊野川」に移動。15分遅れの12時30分くらい。

瀞峡めぐりの里 熊野川
瀞峡めぐりの里 熊野川
この写真の左端にモニュメントが映ってます。ほぼ見切れちゃってますが。2011年の洪水の時にはこの一番上のカーブ状の所まで氾濫したんだそうな。なのでこのドライブインは水害後の再建なんだそうで。

ランチ。

ツアーのすき焼きランチ
ツアーのすき焼きランチ
すき焼きは熊野牛だそうな。思ったよりちゃんとしたランチで、十分満足できました。

このドライブインから河原に降りれたので降りてみました。

熊野川
熊野川
写真の右上に見えるのがドライブインですが、大水害の時はこの屋根の所まで氾濫したってんだから凄すぎて想像することも難しいですな。

川の水量が多かったので河原の大半はコンクリートでしたけど、とりあえず熊野川の水の冷たさは実感できました。

ってことで熊野川沿いをバスが走りますが、こういう崖が突如現れたり景色見てるだけでも楽しいです。

熊野川沿いの景色
熊野川沿いの景色
バスが左の窓側だったので色々楽しめました。往路の移動中は眩しかったけど。右側でも途中の滝とかが見やすいのでわりと楽しめるかと。

ってことで次は熊野速玉大社。新宮の街中にあります。

熊野速玉大社
熊野速玉大社
こっちは特に注意事項が見当たらなかったので載せちゃいます。

神宝館にも入っときました。

熊野神宝館
熊野神宝館
熊野速玉大社の宝物は1000点以上がどっさりまとめて国宝に指定されていまして、そのうちのいくつかが展示されています。入館料500円。滞在時間が長くないのでささっと見ただけですけど。

熊野速玉大社の近くには速玉大社の摂社の神倉神社があります。熊野の神様が最初に降りたったとされる巨岩がご神体と言う有名な神社ですが、寄ってる時間がないのでバスから眺めるだけです。

バスの中から撮った神倉神社
バスの中から撮った神倉神社
もっと早く出発して神倉神社にも行けるツアーがあるようですが、今はやってないっぽい。

次は那智の滝。若い頃に初日の出を潮岬まで見に行ったことがあって、その帰りに寄った記憶がありますが、熊野那智大社に寄った記憶がありません。

滝自体が飛瀧神社のご神体です。飛瀧神社は熊野那智大社の摂社となっています。

那智の滝
那智の滝
普段は水量が少なくてがっかりされがちだそうですが、今日は水量が多くて迫力がありました。

この写真は上の写真を撮った場所から振り返った状態。滝へは道から下りますので帰りが上りになります。

那智の滝の階段
那智の滝の階段

そんなにサイズが大きくないので動画も貼っときます。

300円払うともうちょっと近くまで寄れますので払っときました。

いったんバスに戻って別の駐車場に移動し、そこから改めて熊野那智大社&青岸渡寺へ。1箇所拠点でもいいんちゃうんと思いましたが、過去にトラブルでもあって今の形になったのかな。

この階段からスタートです。階段の段数が多くて時間が掛かる人を想定してたからかここの滞在時間が結構長かったです。

熊野那智大社への階段
熊野那智大社への階段
鹿がいました。
鹿
鹿
熊野那智大社です。これは拝殿でこの裏に本殿が並んでますが、本殿は青岸渡寺の手前で塀の隙間から覗けます。
熊野那智大社
熊野那智大社
青岸渡寺はこの真裏と言うか斜め横というかに隣接しています。明治の廃仏毀釈以前は一体だったのですな。

こっちの宝物殿にも入っときました。

熊野那智大社宝物殿
熊野那智大社宝物殿
こっちは重文クラスはありますが国宝はないです。

眺めは素晴らしい。

熊野那智大社からの眺め
熊野那智大社からの眺め
ってことで青岸渡寺。西国三十三所の一番札所です。明治の廃仏毀釈では神仏分離令で寺か神社かどっちかにしろと迫られて片方はお取り潰しになったところが多かったわけですが、ここは一番札所という重要な場所だったので寺も潰されずに残れたそうな。
青岸渡寺
青岸渡寺
元々一つだったとは言え建物自体は熊野那智大社とちょっとは離れてるのかなと思ってたんだけど、くっついてると言っていいレベルで隣接しています。

ってことで、三重塔に向かいましたが、16時ギリギリで入れず。近代の建物なので上まで上がれて那智の滝の滝壺が見えるそうですが。

青岸渡寺 三重塔
青岸渡寺 三重塔
そう言えば若い頃ここには来たような気がする。でも熊野那智大社とかにはお参りしてない気がする。あの時は初日の出が目的だったので帰りについでに寄っただけだったからなぁ。

で、することもなくなったので駐車場に戻ったのですが、下っていく途中にこういう中華風のお寺がありました。

那智山瀧見寺
那智山瀧見寺
調べてみると初期仮面ライダーのロケ地で使われたらしい。
那智山瀧見寺の門
那智山瀧見寺の門
ちなみに道路からだとこの本体は見えませんで、この門が見えるだけで後ろのコンクリートの建造物の上に本体があります。

で、集合時間を30分間違っていて30分早く戻ってきちゃいまして、那智の滝に戻ってちょっと滝を眺めてからバスに戻りまして本日の予定終了。16時で三重塔が閉まっちゃうのは教えといてほしかったな。先に行ってれば間に合ってたのに。ま、大した不満ではないけど。

遅れてたので30分遅れの16時45分集合だったのですが、16時過ぎるとできることがかなりなくなっちゃうのでもうちょっと考える必要がありますな。那智の滝の前に那智大社の方がいいのではないかと思いました。

ってことで4時間掛けて大阪に戻ります。

帰りは有料道路に入るまでは海沿いを走るのですが、バスの席が左の窓側だったこともあり橋杭岩も綺麗に写真に収められました。

橋杭岩
橋杭岩
ってことで、途中多少渋滞があったり2回休憩したりしたので大阪駅に着いたのが21時10分頃。35分遅れでの終了でした。

バス移動はちょっとお尻が痛かったりしましたがなんとか大丈夫でした。ちなみに隣には私と年が近そうな西国三十三所の巡礼2週目というおっちゃんが座ってましたが、わりと仲良くなりました。ま、名前とかも聞いてないので二度と会うこともないんでしょうけど。

以上、だいぶ前から行きたいと思ってたところに日帰りでまとめて廻れたのでかなり満足です。

四天王寺 万灯供養 2023

(最新の万灯供養のエントリはこちらから)

今年も四天王寺の万灯供養に行ってきました。京都から家には帰らず京阪で天満橋経由の谷町線で。

本来なら9日10日は千日詣りなのですが、今年春から3年間の予定で六時堂が工事になっているそうで千日詣りが聖霊院で行われていて(これは去年もそうだったようです)、私が行った19時頃には聖霊院には入れなくなっていたので私個人としては千日詣りできず。昼間に来るとなると万灯供養とで2度来ないといけない。面倒だなぁってことで、六時堂に戻ってくるまでは万灯供養だけにしときます。過去の千日詣りは毎年行ってたので日数のストックはまだ切れてないかもしれんしw まぁ信心深いわけでもないんでそこまでこだわっているわけでもなかったりするので計算する気もないけど。

19時前に着いたのでまだちょっと明るいです。

四天王寺石鳥居
四天王寺石鳥居
この石鳥居は900年以上前のもので重要文化財。柱だけ石造りです。寺に鳥居があるのは明治の廃仏毀釈以前の神仏集合の名残ですが、珍しいと言うほどではないです。

ってことで万灯供養。今年もコロナ禍以前には戻りませんが、去年よりは動けるようになってます。(お知らせの画像データへのリンク)

とりあえず文字部分の要点だけ抜き出し。

①万灯ローソクへの霊名のご記入は、ご自身でお書きいただきます。
②万灯ローソクの点灯場所について「指定するエリア」と「指定しないエリア」で別れます。※個別での指定はできません
(以下略)
③万灯供養法要にて行進(練り歩き)をいたします。

③はようやく復活です。なので伽藍の中は歩けるようになったので写真も撮りやすくなりました。金堂、講堂、五重塔にはまだ入れません。

ちなみに15日だけ21時までで、それ以外は20時までで終了ですのでこれも完全には戻ってません。

ってことで写真を3枚ほど。インスタだと複数枚投稿すると全部正方形になっちゃうのでこっちに。

四天王寺金堂と五重塔とハルカス
四天王寺金堂と五重塔とハルカス
四天王寺金堂と五重塔
四天王寺金堂と五重塔
四天王寺金堂と五重塔
四天王寺金堂と五重塔
私が行ったときはいつものハルカスバックのアングルはロウソクがあまり並んでなかったのでちょっと残念でした。来年くらい元に戻ってほしいと思ってるので去年みたいなきれいにロウソクが並んでる写真を撮れるのはもう無いかも知れないけど、でもそれの方がいいよね。

帰りは久々に夕食が外食。上六のサイゼリアだけど。店員が足りないからか席が空いてるのにちょっと待たされました。店員少ない分効率良い作業をしようと心がけてる感じがしましたが、その弊害で客を余計に待たせてる感じになってたので気をつけてほしいと思いましたが我慢できないほど待たされたわけでもないので黙ってました。

京都へ

今日は京都へ行ってきました。京博で病草紙が2点展示されているのを知ってしまったので。

昼からぼちぼち出かけました。雨降ったりしたので酷暑ではなかったです。湿度は高くて暑かったのは暑かったけど。

京都国立博物館
京都国立博物館
今日展示されてた病草紙は「痔瘻の男」と「小舌の男」で、小舌の男を見れたのでこれで国宝9点コンプリートできました。京博所蔵の以外のが12点あって見れてないのがまだ5点ほどあったと記憶してますが、見れるチャンスはあるのだろうか。ちなみにその5点の内2点は所蔵先不明だそうな。とにかく国宝9点コンプリートできたのは嬉しい。満足です。

京博の平成知新館は広いので特別展が行われてない今のような時期は丸ごと常設展示になるので色々見どころがあります。報恩寺の厨子入木造千躰地蔵菩薩像とか。11年前に見て以来だと思ってたんだけど、報恩寺には同様のが3つあるそうなので同じかどうかはわかりません。とにかく来といて良かったです。本館の工事が完了したら平成知新館はずっと常設展示になると思うんだけどいつになることやら。

ってことでぼちぼち歩いて久々に六波羅蜜寺へ。

六波羅蜜寺
六波羅蜜寺
ここも西国三十三ヵ所の札所ですが、やはり本尊は秘仏ですけど、この写真の黒い観音さんがレプリカです。本物の国宝本尊は金箔が残ってるのでこんなに真っ黒ではないですけど。

最近新築された令和館。

令和館
令和館
有名な空也上人像があります。久々に拝めました。

ってことで次に近くの六道珍皇寺へ。

六道珍皇寺
六道珍皇寺
7日から10日まで六道まいりってのをやっていてニュースになるくらい有名な行事なのですが、お金がちょっと掛かるのと、鐘を突くのに行列ができてたりしてたのでお参りは遠慮しときました。

次は清水三年坂美術館へ。

清水三年坂美術館
清水三年坂美術館
「超細密工芸」と言うタイトルの展覧会をやってます。

その名の通り超細密なものばかりでルーペが設置されている作品もいくつかありますが、単眼鏡がないと凄さはわかりにくいと思います。ここは単眼鏡の貸し出しとかやってたと思いますが、この展覧会でも特定の日だけ貸し出したりしていたようですけど、コロナ禍以降単眼鏡は常時は借りれないようです。

ってことでパピリオは大活躍しました。おばさん二人連れに貸してあげたりしましてめっちゃ感謝されました。

帰りはぼちぼち歩きました。とりあえず八阪神社にお参り。

八阪神社
八阪神社
そのまま祇園から三条京阪まで歩いて三条から京阪で大阪へ。