バロックの巨匠たち @姫路市立美術館

今日は姫路へ行ってきました。会期末が近づいてる展覧会に行く気になったので。姫路だと往復3000円近く掛かるんでハードルが高いのよね。

ってことで、金券屋で昼得を買いましたが、片道で5枚も。昼得は大阪~三宮だけで残りは回数券。値段的には想定内で阪神~山陽電鉄経由と同じくらい。そっちだと新快速よりだいぶ遅いしね。

鶴橋から姫路までの切符
鶴橋から姫路までの切符
目的地の姫路市立美術館は姫路城の東に隣接していますので姫路城に向かいまして、入口手前で右へ。で、途中護国神社の前を通ったのでとりあえずお参り。
護国神社 @姫路
護国神社 @姫路
で、姫路市立美術館着。駅から徒歩だと結構掛かりますが、バスに乗るほどではありません。
姫路市立美術館
姫路市立美術館
展示室はそう広くないので展示数44点と小さな展覧会です。44点中34点がポーランドのヨハネ・パウロ2世美術館の所蔵、プラハ国立美術館からピーテル・ブリューゲル(子)の作品2点を含む3枚、残り7点がフランスのシャルトル会修道院美術館となっております。それぞれの美術家の関係性は不明。

集められた絵は全て16~17世紀のヨーロッパ絵画となっておりまして、私はフランドル絵画が好きなので見に来ることにしました。

展覧会の正式名は「ブリューゲル、レンブラント、ルーベンス バロックの巨匠たち」ですが、ブリューゲルと言ってもピーテル・ブリューゲル(父)の作品は展示されてないので(息子による模写はあるんだけど)、こういう名前にするのはいかがなものかと思いますな。

ベラスケスの絵があったのが収穫。自画像ですが。ベラスケスって日本じゃなかなか見れないんでねぇ。

期間が28日までの会期末ってことでわりと混んでいました。

常設展も当然見ました。個人のコレクションだったのを展示しています。油彩は常時展示。モネ、Courbet、コロー、マティスなどなど著名な画家の作品がかなりあります。こりゃ凄いってのはありませんが。

私はコローが好きなんだけど、大規模な展覧会をどっかやってくれんもんか。

帰りは姫路城の門だけくぐりまして写真だけ撮りました。天守閣は一度登ってるし、白くなったのは外観だけなので写真だけ撮っとこうと。最終入場間近な時間でしたがかなり賑やかでした。

姫路城
姫路城
ってことで、サクッと帰還。

日本橋ストリートフェスタ2017

最新のレポはこっちからどうぞ。大して画像とかないですけど。

今年も行ってきました。

今年も凄い人出でした。この写真は南の端に近いので周りは余裕ありますが、もっと北の方は人が詰まってました。

堺筋
堺筋
今年はちょっと早めに行ったのでパレードから見れました。先頭は吉村大阪市長。コスプレしてます。
ストフェスのパレード(先頭は吉村市長)
ストフェスのパレード(先頭は吉村市長)
今年もいましたリアルアンパンマン軍団。子供をがち泣きさせてましたが、その子の親含めみんな笑ってまして、なまはげみたいなもんですな。今年はバタコさんが新登場。軍団の集合写真は撮れず。
リアルアンパンマン軍団
リアルアンパンマン軍団
去年の参加証はリストバンドでしたが、今年レイヤー-向けと撮影者向けが分かれて撮影者向けはネックストラップになってたのでわかりやすくてよかったかな。でも2000円は高いなぁ。
堺筋のホコ天は3時で終了なのでその後は人がオタロードに集中してしまうのでこんな感じに。びっちりです。
オタロード
オタロード
やっぱ11時くらいからにして堺筋を4時半くらいまでにしてオタロードのイベントも同時に終了ってのがよいと思うなぁ。更衣室混むんだろうけど。

写真は撮りまくりましたが、パス。

森の宮遺跡展示室 一般公開

今日は森の宮遺跡展示室の一般公開に行ってきました。無料。年に2-3回公開しているんだっけ?

展示室はピロティホールの地下にあります。

ピロティホール
ピロティホール
11時ちょっと前に着いたらもう開いていて、中に入りました。

教育委員会の人が説明してくれました。40分くらいじっくりと。

森の宮遺跡展示室
森の宮遺跡展示室
ピロティホールの建物自体には建築用語としてのいわゆるピロティはありませんが、元々はフランス語で杭(くい)のことだそうで、ピロティホールはこの遺跡をできるだけ守るためにがっつり基礎を作るんではなくて杭を打ち込んだ上に建てたのでそれにちなんで付けられたそうな。

この人骨はレプリカではなく本物です。貝塚のおかげで土壌がアルカリ化して骨が残ったんだそうです。

縄文時代の人骨
縄文時代の人骨
豊臣時代の金箔瓦とかも展示されていました。縄文時代から江戸時代まで各時代の遺物が出てくるのでこういう遺跡は関東とかにはないんだそうな。

なかなか勉強になりました。よかったです。

三津寺 仏像群特別公開 2017

今日は難波の三津寺に行ってきました。去年も見た仏像群の特別公開です。仏像4体が修理したばかりと言うことと電車賃掛からんし100円だしってことで。

三津寺
三津寺
内容は去年と同じなので去年のエントリを見ていただくとしまして、3時頃に行ったら解説の時間でした。なかなかおもしろかったです。生玉さんや住吉大社って廃仏毀釈以前はお寺だったそうで(神仏習合の時代なので神社としても当然ありましたが)。で、三津寺の仏像の内2体が生玉さんの寺にあったのが確認できたんだそうです。

公開は明日までです。

あ、そうそう、上の写真ですが、右側のお堂が半分ぶった切られてる形になってるのがかなり気になりましたが、どういういきさつでああなったのかは帰り際だったので聞けませんでした。ちなみに隣のビルにくっついてるように見えましたがよくよく見ると独立した壁でぶった切ったって感じになってました。

NMB48「誰かのために」プロジェクトin京セラドーム

今日は京セラドームでのNMB48のチャリティーイベントに行ってきました。無料ってことで。

正午開始の6時間の長丁場でして、ちょっと出遅れて正午過ぎに現地着。

スタンド側に向いたライブ用のステージと、このステージにくっついた背中合わせのステージと、外野席側に小さな小ネタ用スペースが2箇所あってそれぞれが同時に進行したりしているので来場者はその中から好きなのを見るって感じでした。ライブで踊ってる最中に麻雀の叫び声が聞こえてきたりしてシュールな感じもおもしろかったです。

京セラドーム
京セラドーム
グランドには飲食屋台も出ていました。そんなのやっていいのね。

ってことで、ライブあり、芝居あり、麻雀あり、競馬予想あり、その他諸々のカオスなイベントでしたが、非常に楽しめました。無料イベントなのにネタもいろいろ準備されてて頑張ってるなぁって感じでした。NMBオタなら1万円くらいは余裕で出せるんじゃないかと思わせる十分金取れる内容だなと思いました。結局最後までいました。

募金額がどうだったかはわかりませんが、グッズ売り場や飲食屋台もずっと行列できてたんで経費もある程度は回収できたでしょうから成功だったのかなと。

チャリティーイベントなので多少は金使わんといかんなってことで飲み食いは結構しました。当然募金もね。グッズは欲しいのがなかったのでパス。

NMB劇場の公演は一度は見てみたいなと思ったりしますが、極小さい箱なのでさすがに濃いファン向けだよね。

特別展「台北 國立故宮博物院―北宋汝窯青磁水仙盆」@大阪市立東洋陶磁美術館

今日は東洋陶磁美術館に行ってきました。汝窯の青磁水仙盆展示と言うことで。去年から開催されていますが、行かんとこかなとも思ったりしましたが、とりあえず行っとこかってことで行ってきました。アサヒメイトで200円引き。他にもOsakaPiTaPaとか同じ割引が受けられるカードがいくつかありました。

汝窯の青磁水仙盆は焼き物としては最高ランクに位置づけられるものだそうで、蒋介石が中国からどっさり持ってきたなかの一つで台湾でもトップクラスのお宝となっております。煽り文句が「人類史上最高の焼きもの」ですが、そこまで言っていいもんだろうか。

東洋陶磁美術館
東洋陶磁美術館
汝窯の青磁水仙盆は世界に6点しかなく、そのうちの1点は東洋陶磁美術館が持っていまして、残り5点のうち4点が故宮博物院が持っていてそれが全部来日しています。で、後は景徳鎮のコピーもの(それでも300年近く前のもの)が1点の合計4件だけ来日していて、特別展としては小さい一部屋だけ。ここまで規模の小さい特別展は初めてかも。それくらいこのの汝窯青磁がお宝だってことですが。

ってことで3/26まで。

第63回日本伝統工芸展 @大阪高島屋

今日は会社帰りに展覧会を見てきました。日本伝統工芸展です。アサヒメイトで無料ってことで。

大阪高島屋
大阪高島屋
こういう現役作家の展覧会は普段見ないので、螺鈿細工などがつるつるピカピカなのはかなり新鮮でした。レベル高くてこりゃ凄いってのも結構ありました。短時間しかいませんでしたが、見れてよかったです。

拝啓 ルノワール先生 -梅原龍三郎が出会った西洋美術 @あべのハルカス美術館

次はあべのハルカス美術館での梅原龍三郎の展覧会です。アサヒメイトで半額の700円。

あべのハルカス美術館
あべのハルカス美術館
梅原龍三郎がずっと所有していたルノワールなどの作品や梅原龍三郎本人の作品などが展示されています。

三菱一号館美術館の企画らしいので、三菱一号館美術館持っている梅原龍三郎が持ってたのとは直接関係が無い作品も一部展示されています。

梅原龍三郎が著書に書いた文章の一部がいろいろ紹介されていてそれがなかなかおもしろかったです。

クラーナハ展 @国立国際美術館

今日は美術展を2箇所見てきました。まずは国立国際美術館でのクラーナハ展。

クラーナハ展
クラーナハ展
上の写真は顔の部分が外れるようになっていて顔を入れて記念撮影するために設置されています。この絵が首服されたばっかりでかなり綺麗です。私がウィーンに行ったときに見た記憶が無いので修復中だったんでしょうな。

クラーナハ(ルーカス・クラーナハ(父))はダビンチと同時代のルネサンス期のドイツの画家です。だいたい500年前に活躍した人です。

ってことで上の写真のユディトなど宗教画(ユディトは旧約聖書に載ってる)が多いのですが、風俗画もあったりしてなかなかおもしろいです。赤ちゃんがいろんなポーズを取ってる絵がおもしろかったな。

思ったより本人作の絵が多くて見応えありました。なかなかお奨め。4月16日までです。

ちなみに地下2階でも展覧会やってましたが、別料金だったので入れず。なかなか珍しい。

若草山 山焼き 2017

今年も若草山の山焼きを見てきました。

今年も奈良博にちょろっと寄って、特集展示の方だけ10分ほどさらっと見てから現地へ。

奈良公園の春日野国際フォーラムの前辺りに人が溜まっているわけですが、ここにいる人たちは若草山そのものに行けると言うことを知らない人がかなり多そうなので、外国人にちょろっと声かけたりしました。

で、始まっても見にくそうな場所に中国人の家族連れが座っていたので、もっと近くに行けるから行きましょうと若草山まで連れてってあげました。

ってことで、18時15分に花火開始。今年はいつになく豪華だった気がする。

で、花火の火の粉から引火したようで、点火予定の10分くらい前から一部が燃えちゃってましたが、一気に燃え広がることはなかったです。でもこういうのは初めて見たな。

既に燃えているからか、花火が終わった瞬間にラッパの合図で正式に点火。

若草山 山焼き
若草山 山焼き
動画も撮りましたが、かなり酷い出来だったのでパス。花火の動画はアクションカムで撮ったのでわりとまともなので今後上げるかも。

今年は当日までに雨も降らなかったのでよく燃えていましたが、風が山から吹き下ろす方向に強く吹いていたので一気には燃え広がらずに今年はわりと長く燃えていました。燃えかすもかなりいっぱい飛んできたなぁ。

近くで見れるというのになかなか気づかなかった人たちがピークが過ぎてからもぞろぞろと若草山まで登ってきていました。こういうのは今年が初めてだなぁ。

で、かなり人が多かったのを嫌がったのか鹿の姿はほとんど無く、東大寺南大門南側の露店の並ぶところ辺りはいつも鹿が結構いるんだけど今年はほとんどいませんでした。で、1頭だけいましたが、供給過剰でせんべい残ってる状態でした。

お腹いっぱいです。
お腹いっぱいです。
私も鹿せんべい買ったのですが、別の場所で休んでる鹿に無理矢理食ってもらったりしました。数頭いても食ってくれたの1頭だけだったり。

ってことで、この日は普段ガラガラの店も混んでる状態なのでサクッと帰宅。